台湾での取材を機に東アジアの未来を語りながら、
全くノーマークで恥ずかしい限りでしたが、
香港が今、大変なことになっています。
「逃亡犯条例」改正案が20日にも可決する見込みがあり、
明日12日から香港ではゼネストに近い大規模なストが企画され、休業を表明する会社は賞賛されています。
さらには先の日曜の100万人デモを上回る規模のデモが行われる可能性があります。
(香港の人口の7人に1人が参加した計算になります。ちなみに日曜には警官隊との衝突もありました)
(香港の人口の7人に1人が参加した計算になります。ちなみに日曜には警官隊との衝突もありました)
すでに学生たちは座り込みを開始し、まもなく0時(日本時間1時)から文化人も巻き込むハンガーストライキが決行されます。
なぜ、香港の人々がここまで抵抗するのか?
この法案が可決されれば、一般的な刑事事件の容疑者だけではなく、
政治犯の香港、台湾から中国への送還が事実上可能になる恐れがあるからです。
中国返還から22年、一国二制度として、大陸とは異なる高度な自治を保ってきた香港ですが、
薄皮を一枚ずつ剥がされるように中国政府から民主主義を奪われる流れのなか、
今回のことがその決定的な一手になる、一国二制度を崩壊させる始まりになるとの危機感を持っているのです。
ある香港出身の学生はTwitterにこう書いています。
「私の故郷である香港はとっても美しいの町です。
風景と食べ物だけではなく、この自由な空気とここにいる人たちはもっとも美しいです。
この世代で最後にしたくありません」
なぜ大袈裟太郎が取材に行くのか?
この法案が可決されれば、同時に香港だけではなく、台湾内で民主化活動する市民も中国に送還される可能性が強まり、
台湾の自治までも中国が浸食する危険性が危惧されます。
これから経済、文化、両面で発展していく東アジア全体の未来に影を落とすことになりかねません。
また、台湾と中国の緊張関係が高まれば、
日本の一部の人々は、沖縄、八重山、先島、琉球弧への軍備強化を叫ぶことでしょう。
必要以上の危機を煽り、税金を食い物にする軍産複合体を活性化させることになってしまいます。
一刻も早い基地負担の軽減を望み、辺野古新基地の中止を訴える沖縄の人々、
天安門事件から30年を迎えた6月4日、台湾総統の蔡英文はインスタグラムにこう投稿しました。
「自由は空気みたいなものだから窒息した時その存在にはじめて気づく 六四(天安門事件)を忘れないで」
私、大袈裟太郎は、
個人の自由が国家の都合により侵害されることに何よりも抵抗します。
そして、今、それに抵抗し行動する香港の人々のありのままを、
世界に発信する必要があると感じています。
急遽ですが、広く支援を呼びかけたいと思います。
それが徒手空拳の私の翼になり、屋根になり、ひらめきに血に変わります。
支援の対価は写真、映像、文章、による可視化です。
リアルタイムで生配信します。
カメラ4台体制です。
リアルタイムで生配信します。
カメラ4台体制です。
ご理解の上、幅広い協力と拡散をお願いいたします。
=============大袈裟太郎香港取材支援先================
ゆうちょ銀行 10110 89355771
ゆうちょ以外から【店番】018 普通【口座番号】8935577
イノマタトウゴ
または、
三菱UFJ銀行 笹塚支店
普通 0004738
イノマタトウゴ
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さらに、
https://twitter.com/oogesatarou
よろしくお願いします!
大袈裟太郎