挿絵表示切替ボタン
▼配色







▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる
そのおっさん、異世界で二周目プレイを満喫中 作者:月夜 涙(るい)

八章:おっさんはたどり着く

しおりの位置情報を変更しました
エラーが発生しました
174/174

第十話:おっさんは神竜と決着をつける

 神竜フェルグラントとの戦いもいよいよクライマックスだ。

 目論見どおり、氷盾竜の首だけ残したことで立ち回りやすくなっている。

 しかし、防御力が向上しているのは厄介だ。

 長期戦の様相を見せている。


 もともと、何日もダンジョンで泊まって疲れがたまっている。ここに来る前には地獄のマラソンをした。非常に貴重な薬を使って体調を整えたとはいえ、ベストコンディションには程遠い。

 そんな中での長期戦は厳しい。

 それでもみんな良くやってくれている。


「セレネ、ここから【城壁】は使用禁止だ」

「ええ、わかったわ」


 守りの要である【城壁】ではあるが、クールタイムが長い。

 奴の切り札に備えるためには、温存しておく必要がある。

 乱戦であり、ダメージ計算がかなり雑になっているが、おそらくそろそろくるはずだ。


「きゅいっ!!」


 神竜の氷を纒った体当たり、それをエルリクの【スタンブレス】が止める。

 神竜とエルリクのサイズ差は大人と子供ほどある。だがエルリクの【スタンブレス】は発生確率こそ低いが、耐性無視で問答無用で止める非常に強力なスキル。

 数ある使い魔の中でも、あたりと言われる最大の理由がこれだ。


「んっ、エルリク。よくやった」


 そして、スタンで完全な隙を作れば、ルーナは確実に【アサシンエッジ】を叩き込む。

 クリティカル音が鳴り響く。

 もちろん、動いているのはルーナだけじゃない。

 俺やティルなどのアタッカー陣もだ。


「【バッシュ】!」

「【神雷】!」


 剣閃と雷、エルフ姉妹の矢が降り注ぎ、一気にダメージを稼ぐ。


「GYUOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOONNNNNNNNNNNN!」


 悲鳴が響き渡る。

 ただの悲鳴じゃない。

 そこに怒りと殺意が交じっている。

 いよいよ来るか。


「全員、備えろ!」


 俺の叫びで、専用のフォーメーションを作る。

 奴の切り札に対抗するためだけに練習をしたもの。

 奴の体が黄金に輝く。

 そして、さらなる咆哮。


「くっ」


 次の咆哮はスキル、【神竜の咆哮】。

 おまけの効果だけでエルリクの【スタンブレス】の完全上位互換。

 効果範囲はさらに広がり、部屋の全域で回避不可能。

 全員が強制的に三秒、奪われる。

 しかし、それはおまけに過ぎない。奴の咆哮は竜を呼ぶ。


 信じられない光景が目の前に広がった。

 ゛四体゛の竜が目の前にいる。

 小さくなった黄金の竜を囲むように、炎帝竜、氷盾竜、雷轟竜、の揃い踏みだ。

 三首形態に戻ったのではなく、三竜召喚。


 これこそが奴の切り札。

 取り込んだ力を開放することで三竜たちを召喚する。首を落としたはずの炎と雷すらも体内に残った残骸から作り出してしまう。

 しかも呼び出された三竜たちは発狂状態。


 そして、それらは見掛け倒しじゃない。すべての竜が本来の力を持っている。

 これに比べたら三首状態のほうがまだマシ。

 もっとも巨大な氷盾竜が前にでて、小さくなった黄金竜を隠してしまい、その両隣には炎帝竜、雷轟竜。

 絶望的な光景だ。


 四体の竜が一斉に咆哮し、やっと俺たちのスタンが解ける。

 神竜だけじゃなく五人がかりでようやく勝てた竜が三体並び、しかも三竜はすべて発狂状態。まともにやって勝てるはずがない。

 あの三竜は神竜がいる限り無限に復活するおまけつき。

 やるべきことはただ一つ。

 神竜を倒す。

 今の奴は三竜の力を体外に排出したことで生命力はほとんどない。

 一撃いいのを当てれば倒せる。

 それはむろん、三竜をかいくぐればの話だが。

 初見では無理だろう。

 しかし、対策はある。なにせ、この四竜が最初に行う攻撃パターンは固定なのだから。

 その固定パターンに対応するフォーメーションが今の陣形、セレネを先頭、俺がその後ろ、両隣にフィルとティル、最後尾にルーナというように逆十字を描くようになっている。

 逆十字陣形。

 スタンが解けた。そして、このタイミングこそが奴らの攻撃開始タイミング。

 ……さあ、来る!


「【城壁】!」


 先頭のセレネが最硬のスキルを発動させる。

 さらに【プロテクト】で防御を強化。


 氷盾竜の後ろから黄金に輝く神竜が飛翔し、ブレスを放つ。

 放たれたブレスは、本来は三竜の力を複合させることのみによって放たれる、ありとあらゆる耐性を無視する神属性のブレスだった。


 横に避けたいところだが、それはできない。

 なにせ、俺たちから見て両側の床が白く光り、神竜までの道のように光が伸びている。

 これは雷轟竜の雷が降り注ぐ前兆。しかも発狂時の強化版だ。雷耐性装備なしに受ければ即死。

 だから、正面からくる黄金のブレスを受けるしか無く、神属性を受けるには純然たる防御力の高さが必要。


 レベル50で挑むのであれば、【城壁】のような強力なスキルが必須。

 それだけじゃない、炎帝竜が頭上から、これもまた発狂時のみに放たれる、温度が極限まで高まり、赤から青にさらには白く変わった超高温の炎、それも爆発型のものを連射してくる。


「私達の仕事だね」

「一発でも撃ち漏らしたら全滅ですよ」


 そう、相手は四体いる。順番に攻撃なんて温くない。

 雷で回避を封じられ、正面からは神属性のブレス、さらには上からは爆発する炎ブレスが降り注ぐという飽和攻撃。

 黄金のブレスが盾とぶつかり激しく光り、頭上で次々と炎のブレスが矢に当たると同時に爆発して轟音と衝撃。

 目も耳も塞がれてしまう。

 そんななかで俺は詠唱を始める。


「お姉ちゃん、もう、これ」

「できます。やりなさい」


 その状態ですら、フィルとティルは確実に炎ブレスを迎撃し、歯を食いしばりながらセレネは黄金のブレスを受けきってくれた。


 ようやく光が収まる。

 すると目の前には、氷山、いやそう表現するしかない三竜最大の巨躯を持つ氷盾竜がせまってきていた。

 黄金のブレスと炎の爆発を目隠しに突っ込んできていたのだ。

 超質量の突撃は躱すスペースはなく、【城壁】を使ったあとのセレネに受けることはできない。

 だから、俺の仕事だ。

 詠唱をしていた魔法は、中級火炎魔法【炎嵐】カスタム。

 吹き荒れる炎を、手のひらを覆うまでに超圧縮して威力を引き出した、俺の十八番。

 その名を……。


「【爆熱神掌】!」


 セレネの後ろから飛び出した俺は、奴の鼻先に極限の炎を叩き込む。

 止められないなら、止めない。

 奴の鼻先は弱点であり、炎属性で大ダメージを与えるとノックバックする。

 氷の突進と超炎熱がぶつかり、悲鳴と共に氷盾竜が後退する、それと同時に白く光っていた両サイドの床に雷が落ちてくる。


 もし、あのブレスや突進を横に躱していれば、雷の餌食だった。

 俺の肩に軽い衝撃、ルーナが俺の肩を踏み台にして跳び、氷盾竜の巨躯に飛び乗り、その上を駆け抜けていく。

 目指すのは、氷盾竜の巨躯に隠れた神竜。

 ルーナ以外四人の役割は竜たちの攻撃をしのぎ、道を作ること。

 これは最初で最後のチャンス。


 最初のみ行動パターンが固定だからこそ、四竜の同時攻撃に対応できた。

 だが、ここから先はランダムだ。

 いくら俺たちでも、パターンがわからない四竜の同時攻撃なんて防げるわけがない。

 尻尾をたなびかせて走るルーナを見つめる。

 四竜すべてが、大技を使ったゆえの硬直をしている。

 ルーナは氷盾竜の体を走りきり、跳ぶ。

 ルーナの構える短刀が神竜の放つ黄金の気を受けてきらめく。


「もらった」


 ルーナの空中突き、しかしぎりぎりで神竜の硬直が溶けて、羽ばたいて回避。


「っ、まだ!!」


 しかし、ルーナは空中を蹴り、追いすがる。

 ここで二段ジャンプが生きた。

 そして、その刃が……


「GYUAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAA!!」


 突き刺さり、神竜が悲鳴をあげた。

 その一刀で神竜が青い粒子になっていき、それに呼応するように三竜の体が薄れていく。

 からんっと音がなる。

 ドロップアイテムが落ちた音。

 四竜がすべて消えた。


「……かてた?」


 半信半疑でルーナがつぶやく。


「ああ、勝てたな。神竜を凌駕した」

「……んっ。やった、やった!!」

「ついに勝ったよ! つっよ、馬鹿じゃないの!! 明らかに強すぎるよ! ユーヤ兄さんに聞いてたのより百倍強いよ!」

「えげつなかったわね。……さすがにもうこれ以上のボスはいないわよね」

「正直、これ以上となったらもう戦いたくないです」


 あまりにも強すぎて、セレネやフィルなどは喜びよりも安堵が勝っているようだ。

 全員、緊張の糸が切れてその場に座り込む。

 あのフィルですらそうだ。


「少し休んだらドロップアイテムを拾って帰ろう。……それに、そろそろだな」


 ゲームのときから難易度に相応しい報酬があった。

 この理不尽なまでに強い神竜を倒した報酬は破格。

 それはドロップアイテムがいいだけじゃない。

 アレが得られるのが楽しみで仕方なかった。


いつも応援ありがとうございます! 「面白い」「続きが気になる」と思っていただけなたら、画面下部から評価をしていただけると嬉しいです!

Mノベルス様から1/30に三巻が発売されます!
三巻はフィルが仲間になる三章を中心に加筆修正+書き下ろし、彼女の意外な一面が見られます
↓の画像をクリックで詳細情報をゲット!
ISBN978-4-575-24151-8.jpg

評価や感想は作者の原動力となります。
読了後の評価にご協力をお願いします。 ⇒評価システムについて

文法・文章評価


物語(ストーリー)評価
※評価するにはログインしてください。
感想を書く場合はログインしてください。
お薦めレビューを書く場合はログインしてください。
+注意+
特に記載なき場合、掲載されている小説はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている小説の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による小説の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この小説はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この小説はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。
小説の読了時間は毎分500文字を読むと想定した場合の時間です。目安にして下さい。

この小説をブックマークしている人はこんな小説も読んでいます!

賢者の孫

 あらゆる魔法を極め、幾度も人類を災禍から救い、世界中から『賢者』と呼ばれる老人に拾われた、前世の記憶を持つ少年シン。  世俗を離れ隠居生活を送っていた賢者に孫//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全140部分)
  • 34855 user
  • 最終掲載日:2019/06/11 08:46
異世界のんびり農家

●KADOKAWA/エンターブレイン様より書籍化されました。  【書籍五巻 2019/04/05 発売中!】 ●コミックウォーカー様、ドラゴンエイジ様でコミカラ//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全546部分)
  • 33328 user
  • 最終掲載日:2019/06/09 00:31
失格紋の最強賢者 ~世界最強の賢者が更に強くなるために転生しました~

とある世界に魔法戦闘を極め、『賢者』とまで呼ばれた者がいた。 彼は最強の戦術を求め、世界に存在するあらゆる魔法、戦術を研究し尽くした。  そうして導き出された//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全292部分)
  • 40348 user
  • 最終掲載日:2019/06/12 19:00
レジェンド

東北の田舎町に住んでいた佐伯玲二は夏休み中に事故によりその命を散らす。……だが、気が付くと白い世界に存在しており、目の前には得体の知れない光球が。その光球は異世//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全2125部分)
  • 30533 user
  • 最終掲載日:2019/06/12 18:00
(´・ω・`)最強勇者はお払い箱→魔王になったらずっと俺の無双ターン

※書籍版3巻は3/29発売です! コミック1巻は4/12ですよろしくね!※  至高の恩恵(ギフト)を授かり、勇者となった男がいた。彼は魔王を倒し、人の世に平穏//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全115部分)
  • 29899 user
  • 最終掲載日:2019/04/12 12:12
とんでもスキルで異世界放浪メシ

《オーバーラップノベルス様より書籍6巻まで発売中です。本編コミックは3巻まで、外伝コミック「スイの大冒険」は1巻が発売中です。》 異世界召喚に巻き込まれた俺、向//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全474部分)
  • 44145 user
  • 最終掲載日:2019/06/10 22:14
蜘蛛ですが、なにか?

勇者と魔王が争い続ける世界。勇者と魔王の壮絶な魔法は、世界を超えてとある高校の教室で爆発してしまう。その爆発で死んでしまった生徒たちは、異世界で転生することにな//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全555部分)
  • 32393 user
  • 最終掲載日:2018/11/25 01:03
転生賢者の異世界ライフ ~第二の職業を得て、世界最強になりました~

 ブラック企業に酷使された男が転生したのは、ステータスやスキルのある世界。  その世界で彼は、冒険者になることさえ難しい不遇職『テイマー』になってしまう。 //

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全139部分)
  • 33463 user
  • 最終掲載日:2019/06/10 19:00
ありふれた職業で世界最強

クラスごと異世界に召喚され、他のクラスメイトがチートなスペックと“天職”を有する中、一人平凡を地で行く主人公南雲ハジメ。彼の“天職”は“錬成師”、言い換えればた//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全354部分)
  • 41353 user
  • 最終掲載日:2019/05/11 18:00
八男って、それはないでしょう! 

平凡な若手商社員である一宮信吾二十五歳は、明日も仕事だと思いながらベッドに入る。だが、目が覚めるとそこは自宅マンションの寝室ではなくて……。僻地に領地を持つ貧乏//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 完結済(全205部分)
  • 33771 user
  • 最終掲載日:2017/03/25 10:00
レベル1だけどユニークスキルで最強です

コミカライズ連載中!(ニコニコ漫画・水曜日のシリウス内) ブラック企業で過労死した佐藤亮太は異世界に転移して、レベルが1に固定される不遇を背負わされてしまう。//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全471部分)
  • 29594 user
  • 最終掲載日:2019/06/12 18:00
デスマーチからはじまる異世界狂想曲( web版 )

◆カドカワBOOKSより、書籍版16巻+EX巻、コミカライズ版8+EX巻発売中! アニメBDは6巻まで発売中。 【【【書籍版およびアニメ版の感想は活動報告の方に//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全631部分)
  • 42427 user
  • 最終掲載日:2019/06/09 18:00
盾の勇者の成り上がり

《アニメ公式サイト》http://shieldhero-anime.jp/ ※WEB版と書籍版、アニメ版では内容に差異があります。 盾の勇者として異世界に召還さ//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全937部分)
  • 30866 user
  • 最終掲載日:2019/06/11 10:00
望まぬ不死の冒険者

辺境で万年銅級冒険者をしていた主人公、レント。彼は運悪く、迷宮の奥で強大な魔物に出会い、敗北し、そして気づくと骨人《スケルトン》になっていた。このままで街にすら//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全551部分)
  • 30572 user
  • 最終掲載日:2019/06/12 18:00
真の仲間じゃないと勇者のパーティーを追い出されたので、辺境でスローライフすることにしました

 勇者の加護を持つ少女と魔王が戦うファンタジー世界。その世界で、初期レベルだけが高い『導き手』の加護を持つレッドは、妹である勇者の初期パーティーとして戦ってきた//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全143部分)
  • 32773 user
  • 最終掲載日:2019/04/26 19:09
無職転生 - 異世界行ったら本気だす -

34歳職歴無し住所不定無職童貞のニートは、ある日家を追い出され、人生を後悔している間にトラックに轢かれて死んでしまう。目覚めた時、彼は赤ん坊になっていた。どうや//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 完結済(全286部分)
  • 32752 user
  • 最終掲載日:2015/04/03 23:00
回復術士のやり直し~即死魔法とスキルコピーの超越ヒール~

※ヤングエースアップ様にてコミカライズがスタート。無料で掲載されています ――世界そのものを回復《ヒール》してやり直す。 回復術士は一人では戦えない。そんな常識//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全176部分)
  • 30026 user
  • 最終掲載日:2019/06/09 18:04
聖者無双 ~サラリーマン、異世界で生き残るために歩む道~

地球の運命神と異世界ガルダルディアの主神が、ある日、賭け事をした。 運命神は賭けに負け、十の凡庸な魂を見繕い、異世界ガルダルディアの主神へ渡した。 その凡庸な魂//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全373部分)
  • 31307 user
  • 最終掲載日:2019/04/11 22:00
転生したらスライムだった件

突然路上で通り魔に刺されて死んでしまった、37歳のナイスガイ。意識が戻って自分の身体を確かめたら、スライムになっていた! え?…え?何でスライムなんだよ!!!な//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 完結済(全303部分)
  • 41273 user
  • 最終掲載日:2016/01/01 00:00
二度目の人生を異世界で

唐突に現れた神様を名乗る幼女に告げられた一言。 「功刀 蓮弥さん、貴方はお亡くなりになりました!。」 これは、どうも前の人生はきっちり大往生したらしい主人公が、//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全404部分)
  • 30675 user
  • 最終掲載日:2018/05/21 12:00
私、能力は平均値でって言ったよね!

アスカム子爵家長女、アデル・フォン・アスカムは、10歳になったある日、強烈な頭痛と共に全てを思い出した。  自分が以前、栗原海里(くりはらみさと)という名の18//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全388部分)
  • 32318 user
  • 最終掲載日:2019/06/11 00:00
ここは俺に任せて先に行けと言ってから10年がたったら伝説になっていた。

【コミカライズも決定!】 第2巻が5月13日から発売開始です! 勇者パーティーは強力な魔神の大群におそわれた。このままでは全滅必至。  パーティーの一人、最強//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全255部分)
  • 30225 user
  • 最終掲載日:2019/06/07 18:00
転生貴族の異世界冒険録~自重を知らない神々の使徒~

◆◇ノベルス5巻 5月15日 & コミック2巻 5月31日より発売予定です◇◆ 通り魔から幼馴染の妹をかばうために刺され死んでしまった主人公、椎名和也はカイン//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全189部分)
  • 30572 user
  • 最終掲載日:2019/06/02 07:00
異世界転移で女神様から祝福を! ~いえ、手持ちの異能があるので結構です~

 放課後の学校に残っていた人がまとめて異世界に転移することになった。  呼び出されたのは王宮で、魔王を倒してほしいと言われる。転移の際に1人1つギフトを貰い勇者//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全256部分)
  • 34845 user
  • 最終掲載日:2019/06/10 00:00
陰の実力者になりたくて!

【書籍2巻発売中!】  どこにでもいる普通の少年が――実は最強。  そんな『陰の実力者』に憧れた少年が異世界に転生する。  実力を隠して学園に入学し……誘//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全194部分)
  • 34462 user
  • 最終掲載日:2019/06/09 00:00
魔王様の街づくり!~最強のダンジョンは近代都市~

 書籍化決定しました。GAノベル様から三巻まで発売中!  魔王は自らが生み出した迷宮に人を誘い込みその絶望を食らい糧とする  だが、創造の魔王プロケルは絶望では//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全223部分)
  • 34868 user
  • 最終掲載日:2018/03/30 19:25
異世界迷宮で奴隷ハーレムを

ゲームだと思っていたら異世界に飛び込んでしまった男の物語。迷宮のあるゲーム的な世界でチートな設定を使ってがんばります。そこは、身分差があり、奴隷もいる社会。とな//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全222部分)
  • 30023 user
  • 最終掲載日:2018/10/24 20:00
アラフォー賢者の異世界生活日記

 VRRPG『ソード・アンド・ソーサリス』をプレイしていた大迫聡は、そのゲーム内に封印されていた邪神を倒してしまい、呪詛を受けて死亡する。  そんな彼が目覚めた//

  • ローファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全186部分)
  • 31682 user
  • 最終掲載日:2019/06/11 12:00