続きです。FBで先行して画像をあげてますが、こちらには具体的に書きましょう 初期症状としては真菌のみが付着しているだけのような感じです。 しかし、このカビはまず日本で入手できるあらゆる薬品で除菌できません。 一時的にはメチレンブルーでおちても、翌日には倍の勢いで増えます。 それと同時に新型穴あき病ににた感じの症状もでてきます。その患部は、カビがついてない場合もあるので、真菌と細菌の二つが作用しているような症状です。 これと似た症状で、バイオレットスネークによく見られる真菌が非常に有名ですが、 あの症状との違いは、ボルネオの真菌の方が極めて強烈で、侵されるスピードが違いすぎます。 更に、ボルネオスネークの症状の末期には、患部が石のように硬い腫瘍のようになってきます。 ただし、ここまで進行するには、多少時間が必要で、見られるケースとしては成魚クラスのスタミナのある魚のみです。 幼魚はその前に落ちてしまいますので。 明らかに高水温時により活発になるので、 新型穴あき病のAeromonas Salmonicida ではありません。 溶ける患部は体以外にはヒレと口先なのですが、尾びれはなせが下半側だけに見られます。まるまる溶けるわけでないです。 例をあげておきます。 因みに、前回はうちの魚にうつりましたが、ヒレが溶けた状態でなんとかストップできました。 真菌の塊はカマンガ酸カリウムで落ちるケースもありますが、高水温では効かないです。 二日前に、水温の関連性を確かめる為にエアコンルームと、ノン空調ルームに魚をわけて置いていたのですが、どちらも95%落ちました。 現時点で、100ほどきた魚は7-8匹だけしか残ってません。 この病気の件で、マレーシア、インドネシアの数名の輸入者とも情報を互いに共有してます。 こちらがマレーシアで袋から出した時の写真。これでも生きてたみたいです。 輸送のストレスと袋の高水温により、ぱっと見が普通の個体でも、二日ほどでこのような末期を迎えるのです。 インドからくるバイオレットはここまで酷くなりませんから、それとはまた違う真菌と細菌であろうと思います。 ボルネオのストックは一旦空にさせて、日光で干してまた一からスタートさせてます。 また次が来るまでまるひと月はかかると思うので、さっそく空けた水槽を満たすために、話題のキングトレンガヌを輸入します。オリジナルの販売者とかなり時間をかけて話をして、買うことにしました。 他の丸秘部隊もぼちぼち進めていきます。 とりあえず、キングトレンガヌは1発目のロットを押さえてます 笑 |
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