SEUSをIntelHDGraphicsで

影MODを動かすのに必要な「シェーダーパック」の中で、一番人気なのは「Sonic Ether's Unbelievable Shaders」、通称SEUS。太陽光の表現などがとても綺麗です。でも、ノートPCのIntel HD Graphicsが古かった場合、そのままでは動きません... そこで、今回はオンボード(グラボ無し)でSEUSを無理やり動かす方法を解説します。

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今回導入する「SEUS」ってどんなシェーダーパック?

ようこそSEUSの世界へ

みなさんこんばんは、綺麗なナポアンです。いや、綺麗なのは後ろの森でしょ。ということで、綺麗を追求した大人気、ド定番のシェーダーパック「SEUS」で遊んでみましょう。それではスクショを何枚かどうぞ。

森の中の池
夜のサバンナ
水辺の朝

いやぁ、綺麗ですねぇ。SEUS特有の太陽の光と水面の反射がたまりません。こんなに綺麗なんじゃ、お使いのPCで動くかどうか不安な方も多いことでしょう。でも大丈夫。このスクショはIntel HD Graphics 4000、つまりグラフィックボード無しのノーパソで撮影しました。30fps前後で快適に動くんです! ...とある方法を使えばね。


ドライバーを更新するだけでちゃんと動く場合もあります

正常に動かないならドライバーを更新

影MODの動作を左右するのは、グラフィックボード、それが無ければIntel HD Graphicsなどのグラフィック機能です。そしてそれを司るのが"ドライバー"。ドライバーのソフトをアップデートするだけでSEUSが完璧に動く場合もあります。(更新しても動かないならドライバーの更新に加えてSEUSの改造が必要)

Intel HD Graphicsのドライバーのダウンロードページ
http://downloadcenter.intel.com/ja/
▲検索欄でCPU名から検索したり、OSから絞り込んだりできます。

必ずお使いのPCに搭載されているHD Graphicsの数字を確認しましょう。「4000~6200」だとか、最近だと「520」だとか三桁になっています。OSの種類も注意しましょう。


前提となる影MODを導入しよう。1.8/1.8.8のOptifineは影を同梱!

前提となる影MODを導入しよう

シェーダーパック「SEUS」を入れるためには、影MOD(ShadersMod)が必要です。しかし、マイクラのバージョン1.8/1.8.8用の最新版Optifineには、直接シェーダーパックを入れられるんです。

  • 他のMODと一緒に使いたい場合: 「Optifine」と「ShadersMod」をForgeに入れる
  • 1.8/1.8.8でOptifineと影だけ使いたい場合: Optifineの最新版をインストールする

ForgeのMODと一緒に使いたいならShadersModをダウンロード

バージョン1.8のForgeを導入していて(導入方法はこちら)、既存のMODと一緒に影MODを使いたい場合は、ShadersModの1.8版をForgeに導入する必要があります。

ShadersModの1.8版をダウンロード
ShadersModをダウンロード
http://shadersmod.net/version-1-8/
OotpfineとShadersModをmodsに入れる

「ShadersMod」を、ランチャーでGamde Directoryに設定したフォルダのmodsに入れましょう。「そんな設定した覚えは無いぞ!」って方はこちらの記事を参考にForgeを導入しなおして下さい。


1.8 / 1.8.8以降の最新の環境で影だけ使いたいならOptifineをインストール

Optifine最新版は影MODと合体したんです

バージョン1.8/1.8.8/1.8.9の最新のOptifineなら、なんとOptifineだけでシェーダーパックを読み込めるようになりました! つまりForgeが無くても影を存分に楽しめるんです。

Forge/ShadersMod不要の影MOD導入方法の解説記事
Forge/ShadersMod不要の影MOD導入方法の解説記事
optifine-integrated-shadersmod/

▲ForgeやShadersMod不要の影MOD導入方法(v1.8~)は上記記事で解説しております。限りなくバニラに近い環境で、安定した影MODでのプレイを楽しみたい方は是非こちらの方法をお使い下さい!


FastRenderをOFFに

Optifineを導入している場合、「ビデオ設定」→「Performance...」→「Fast Render」と、「Quality...」→「Anisotropic Filtering(異方性フィルタリング)」「Antialiasing(アンチエイリアス)」をOFFにしないとシェーダーパックを使えません。


「SEUS」のバージョン10.1 Standard版をダウンロード

それでは、信じられないほど美麗な「SEUS v10.1」のうち「Standard」をダウンロードします。他のシェーダーパックと違って、ダウンロード方法がちょっとややこしいんです...
http://www.minecraftforum.net/forums/mapping-and-modding/minecraft-mods/1280299-sonic-ethers-unbelievable-shaders-v10-1
▲まずこちらの公式フォーラムにアクセスしましょう。

SEUSの公式フォーラムのページ

▲下の方に「SEUS v10.1 Standard」のダウンロードリンクがあります。クリックしてAdf.lyへ。

利用規約を読んでからダウンロード

▲Adf.lyからこんなページに飛びます。利用規約を読んでチェックしてからDOWNLOADを押しましょう。 ...私の環境では、何故かChromeでエラーが返されます。Firefoxなら正常にダウンロードできました。

shaderpacksフォルダにzipを入れる

ダウンロードしたSEUS v10.1 Standardのzipを、ランチャーでGame Directoryに設定したフォルダの「shaderpacks」フォルダに入れて下さい。さあ、存分に影を楽しみま...

そのままSEUSを導入したらこうなる

ファッ!? PCにグラボを積んでいる方は関係ない話ですが、ノートPCなどの「Intel HD Graphics」の古いモデルではSEUSが正常に動かないんです。「やっぱりノーパソでSEUSは厳しいでしょ!」 ...いいえ、解決策があります。

※Intel HD Graphics 4200以上をお使いの方は、ドライバーを更新済みならこの時点で正しく動いていると思います。もしドライバーを更新したのに動かない方は、次のステップに進んで下さい。


正常に動かない方はSEUSの中身を改造すれば動きます

▲古いIntel HD GraphicsでなんとかSEUSを動かす方法を探していた所、こちらの動画を見つけました。とても分かりやすく解決方法が解説されています。lybxlpsvさん、役立つ動画をありがとうございます!

SEUSのzipを展開

まず、先ほどshaderpacksに置いたSEUSのzipを展開してしまいましょう。

shadersフォルダを開きます

すると「SEUS-v10.1-Standard」という名前のフォルダが出てくるので、中の「shaders」を開きます。

これらのファイルを削除します

中には大量の重要そうなファイルが入っています。勇気を出して以下の4つを削除しましょう!

  • gbuffers_entities.fsh
  • gbuffers_entities.vsh
  • gbuffers_terrain.fsh
  • gbuffers_terrain.vsh

削除できたら、フォルダはそのままにしておいてください。圧縮する必要はありません。


zipが付いていない方を選択する

ShadersModの場合は「設定」→「Shaders...」、Optifine単体の場合は「ビデオ設定」→「Shaders」からシェーダーパックを選択します。今回は展開して中身を弄ったので「.zip」が付いていない方を選びます

処理優先でも木を綺麗にするテクニック

SEUSを改造してしまったので草木は揺れませんが、最低限木漏れ日は楽しみたいですよね。「処理優先」でも木を綺麗にするには、「ビデオ設定」→「Details...」→「Trees:」を「Fancy」にします。

ブロックやMobの影には不具合があります

先ほど一部のファイルを削除したので、当然どこか不完全な箇所があります。エンティティの影やブロックの影がおかしいのは妥協して下さい... 美しい太陽の光が拝めるだけで満足ですよね。


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