日本ハムのドラフト1位・吉田輝星投手(18)が11日、1軍デビューとなる広島戦先発を翌日に控えて札幌ドームで調整した。試合前練習に参加し「緊張はない。初めてのチームにどこまで通用するのか楽しみ」とワクワクした表情を浮かべた。
甲子園から合流したため本拠地で練習をするのは初めて。「やっぱ広いなという感じ。マウンドの感じも確かめられた。投げやすかった」。初登板のイメージを膨らませながらキャッチボールやランニングで汗を流した。
セ・リーグ3連覇中の広島相手にプロ入り後まだ出ていない150キロの直球が出るか注目も集まる。「調子も上がってきているので球場の熱気でいつも以上の力を出せれば、そういう球が出るかも。精いっぱい投げたい」と意気込みを語った。 (土屋善文)