【芸能・社会】お帰りランちゃん「歌うことを選んでよかった」 41年ぶりコンサート、17曲を熱唱2019年6月11日 22時6分
伝説のアイドルグループ、キャンディーズの元メンバーで女優の伊藤蘭(64)が11日、東京・文京の東京ドームシティホールでソロデビューコンサート行い、41年ぶりに歌手としてステージ復帰した。ソロデビューアルバム「My Bouquet(マイ ブーケ)」(5月29日発売)に合わせたコンサート。2500人のファンが駆けつけた中、伊藤は新曲や「春一番」などキャンディーズのヒット曲もたっぷりと熱唱。帰って来たランちゃんをファンは大歓声で迎えた。 全17曲を歌った伊藤は「再び歌うことは勇気が必要でしたが、みなさんと一緒に楽しい時間を過ごせて幸せです。歌うことを選んで良かった!」と感激に浸った。 伊藤、故田中好子さん、藤村美樹さん(63)の3人がメンバーだったキャンディーズは1973年にデビュー。数々のヒット曲で国民的なアイドルとして人気を呼んだが78年に惜しまれつつ解散。その後、伊藤は女優業に専念してきたが、ファンやスタッフからの長年の復帰コールに応えて歌手復帰を決意した。 会場は、1978年4月4日にキャンディーズが解散コンサートを行った、後楽園球場跡に建つホール。ゆかりの場所での復帰ステージで伊藤はソロアルバム収録曲の「walking in the cherry」から歌い出した。白いドレス姿。アイドル時代と変わらぬスタイルと懐かしい歌声にファンは大興奮。「ランちゃん!」の大コールと拍手が送られた。 伊藤は「緊張してます。最後までおおらかな気持ちで見守ってください」などとあいさつ。震える声で初々しくあいさつした伊藤にファンからは「頑張れ!」の声援が飛んだ。 アルバム収録曲を中心に、後半では「春一番」「その気にさせないで」「ハートのエースが出てこない」「年下の男の子」などキャンディーズのヒットナンバー6曲を熱唱。振り付けも当時のままに再現してファンを喜ばせた。伊藤は報道陣に「1人で歌うのはやっぱり寂しい。両隣にいて欲しかった」とも話した。コンサートは12日も同所で。
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