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ホタル 元気に輝け 児童 餌のカワニナ放流

カワニナを水の中に放す子どもたち=富山市ファミリーパークで

写真

ファミリーパーク

 ホタルの幼虫の餌となる巻き貝カワニナの放流が十一日、富山市古沢の動物園「市ファミリーパーク」であった。地元住民などでつくる「呉羽丘陵にホタルを呼ぶ会」が企画し、古沢小学校の児童十四人が参加。カワニナ数百匹を川に放した。(柘原由紀)

 会は、子どもたちにホタルを見せてあげたいと、地元古沢の住民が園と協力して二〇〇六年に発足。ホタルが生息できるよう園内の用水を「ホタルのおやど」として整備し、毎年カワニナの放流や環境美化を続けている。

 子どもたちは校区内の水田などで採集したカワニナを水の中に放った。

 四年の高林蓮華(れんか)さん(10)は「ちゃんと光ってちゃんと飛べるように元気なホタルに育ってほしい」と話していた。

 同園では今年既にゲンジボタルを確認。今月二十二、二十三、二十九日の三日間は午後九時までの夜間開園があり、天気次第で百匹以上のホタル観測が期待できる。

 

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