車の整備ネタ。ワコーズ・レックス WAKO'S RECS を自分で施工してみました。

一年半ほど前に、ガソリンスタンドでやって貰ったことがある、
エンジン内部強力洗浄剤、ワコーズ・レックス (WAKO'S RECS)。

あの時、私が支払った価格は、ジャスト1万円だったと思います。

その後知ったのですが、その価格は高過ぎで、もっとずっと安く
施工してくれる店舗が、私の住まいからすぐに行ける場所に
あることを知り、、、、、(ーー;).....な私でした。

あれから、既に4万キロほど走行。
再びエンジン内部にはかなり汚れが溜まっている筈。

毎回他人にやって貰うのではなく、自分で出来る事は
自分でやってみたい。そして、効果を実感したい。

そう強く思った私は、材料を仕入れまして、



●ワコーズ・レックス (WAKO'S RECS)1リットル入り缶
  ジャスト¥10,000ほど

  ウチの車は1,300CCのエンジンで、
  一回の施工で使用するワコーズ・レックスの薬液は、
  130CC~150CC程度。

  つまり、7回施工分の薬液量があるのです。
  7回分で¥10,000ならば、一回当たり¥1,400ほど。
  安いです。
  コレは絶対自分でやった方が良いと思います。


●注入器セット(点滴セットみたいなもの)
  3千円ほど

  使い捨てではなく、何度でも使えます。




今回、自分で愛車のエンジンに
ワコーズ・レックス を施工してみることと致しました(^^ゞ

結論から言いますと、簡単、そして無事に成功です~ヾ(@^▽^@)ノ






ワコーズ・レックス WAKO'S RECSの1リットル缶。
値段はジャスト¥10,000といったところ。

自分の車のエンジンの排気量だと、7回施工分の量がある。

●1回目---150 CC使用
●2回目---150 CC使用
●3回目---140 CC使用
●4回目---140 CC使用
●5回目---140 CC使用
●6回目---140 CC使用
●7回目---140 CC使用

これで合計1000 CC(1リットル)

7回分で¥10,000の出費なら安い。

カーショップに依頼すると、
安いお店でも一回の施工費は¥6,000ぐらい。
場合によっては¥10,000以上の金額を取られてしまう。






早速始めたいと思う。

車種名は伏せさせていただくが、
この車はTOYOTAで、1300 CCのエンジンを積んでいる。

エンジンの型式は 2SZ-FE というものである。






エンジンの排気量が1300 CCなので、
マニュアル通りに施工するならば、
使用する薬液の量は、排気量の10分の1、
つまり130 CCである。

しかし、私の車は、走行距離が14万キロを超えている。

一年半前にガソリンスタンドで
ワコーズ・レックスを施工して貰ってからだと、4万キロも
走っている勘定になる。

エンジン内部が相当汚れているかも知れないと思い、
使用する薬液の量は、少し増やして150 CCにすることにした。

ワコーズ・レックスの缶から、150 CCを注入器のボトルに入れる。






ボンネットカバーに、注入器のボトルを
ご覧の様に吊り下げる。


まさに「点滴」状態である。






さて、ここからが問題である。

ネットで検索すると、
この 2SZ-FE という1300 CCのエンジンに、
ワコーズのレックスを施工したというカーショップのブログ等がヒットする。

しかし、注入器のチューブの先端を、
エンジンルーム内のどこに接続すれば良いのかは、
巧妙に伏せられている
 (掲載されている画像でハッキリとわかるようになっていない)。

カーショップが、どこに接続するのかを明示してしまうと、
儲けの大きな仕事をみすみす失うようなものだからだろう。

私は、他メーカーの車の施工中の写真も色々拝見し、
最近になってようやく「どこに接続すれば良いのか」を見切った。

私のブログでは、ケチケチせず、
大きなサイズの画像で、ハッキリと、明確に、
ワコーズ・レックスの注入器のチューブを、
エンジンルーム内のどこに接続をすれば良いのかを
明らかにさせていただきたいと思う!(^^ゞ


トヨタの2SZ-FEというエンジンの場合、
ボンネットを開けたら、左の奥の暗がりに注目して貰いたい。






ブレーキオイルが入っているタンクの、右下の方である。

コレ。

画像中に矢印で指し示した、このゴムホースの
接続を外すのである。






このように。

金属のクリップをつまみ、ホースを手前に引っ張れば
ホースの接続が外れる。






そして、このゴムホースの先端に、






ワコーズ・レックスの注入器のチューブの先端を接続する。

これで準備はOKである。






吊り下げられたボトルと、そこから伸びたチューブ。
そして、チューブの先端の接続風景。

こういう、非常にわかりやすい鮮明な画像を掲載している人間は、
日本広しと言えど、おそらく私ただ一人である。


さあ、エンジンを始動しよう。






本当に、病院で点滴を受けているみたいな光景ですよね。


エンジンはふかしません。
アイドリングの状態を維持します。






RECS施工中(注入中)の動画です。


微速前進で薬液はエンジン内部に入っていきますので、
150 CCであっても、注入が完了するまでには
非常に時間がかかります。

忍耐力が必要です。







一時間半程かかって、
(正確に測ってはいませんが、完全に1時間はオーバー)
ようやく薬液の注入が完了( ̄Д ̄;;

ふう~、立ちっぱなしで車を見張っているのは
疲れますな~(;´Д`A ```






ワコーズ・レックスの薬液注入が終わったら、
とりあえず一旦エンジンを切ります。

そして、注入器やボトルを撤去し、
エンジンルーム内の、
接続を外していたゴムホースも元通りに接続し直します。






ボンネットカバーも閉めて
(何故なら、この後、エンジンをふかすので
 音が大きくなるから)、
エンジンを再始動!


アクセルを踏み込み、まずは2000回転(ぐらい)に
エンジンの回転をキープします。

すると、車のマフラー(排気筒)から
白い煙りがモクモクモクモク、
凄まじい量が吹き出して来ます。

エンジンの回転数を、3000回転(ぐらい)キープに上げ、
白い煙が殆ど出なくなるまで(キープを)続けます。


白い煙がほぼ出て来なくなって来たら、
ウオン!ウオン!
と何度かエンジンをさらなる高回転にふかして、
 (エンジン音がかなり煩いです。
  ご近所迷惑にならないようにご注意!)
その後は徐々にアクセルを緩め、
そして足をアクセルペダルから放し、
エンジンをアイドリング状態にして様子を見ます。

アイドリングが暴れることなく、落ち着いていれば、OK。
作業終了です(^^ゞ


ちなみに、白い煙は、
エンジン内の汚れが燃えて出て来た排気ガスなのではなく、
 (勘違いしている人が多い)
エンジンの燃焼室内に流れ込んで来たワコーズ・レックスの
薬液が燃えた際に出た煙。


ただ、エンジン内部からワコーズ・レックスが消えてしまった
わけではありません。
ちゃんと内部に残っているのです。

施工後、約500km程度の走行の間、
ワコーズ・レックスの薬液は、
エンジン内部の汚れに張り付き、汚れを少しづつ溶かしながら落とし、
燃焼室内で、落とした汚れと共に燃えて消えて行きます。


本日から500km程度走行した後、
エンジンオイルとオイルフィルターの交換が推奨されておりますので、
 (エンジンオイルに、落ちた汚れが溶け込み、オイルが非常に汚れるとのこと)
コレも自分でやろうと思っています。






そしてもう一点。

ワコーズ・レックスを施工したら、直後にガソリンタンクに、
ガソリン添加剤のフューエル・ワンを1本投入です。






ご覧の様に。

ガソリンの給油口を開け、フューエル・ワンを直接投入します。


ワコーズ・レックスを施工したら、直後にフューエル・ワンを。
これが合い言葉です。

これで、より効率的に、
これからドンドン剥落して来るエンジン内部の汚れを、
燃焼室内で燃やし切ってくれるというわけです(^^ゞ



さあ、この後暫くは経過観察です。
エンジンの調子は絶好調になって行くのでしょうか~?^^







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