ザ・カセットテープ・ミュージック

番組詳細

2018年11月04日放送

第27回「日本アイドル史概論」

カセットテープ時代の邦楽を語る上で欠かせない「アイドルソング」の歴史を、マキタスポーツ・スージー鈴木が辿ります。
南沙織、松田聖子、おニャン子クラブ、小泉今日子・・・時代を彩った珠玉のアイドルソングを聴きながら、番組オリジナルの「アイドル史年表」を作成します。
当時大好きだったアイドルのヒット曲を改めて音楽理論的にも分析!
イントロやアレンジ、バックの演奏など音楽的な仕掛けも侮れません。
大好きだったキョンキョン、早見優の曲に、音楽ずきおじさん大興奮!

【出演】マキタスポーツ、スージー鈴木、外岡えりか


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今日はアイドルソングの歴史を特集!
今日はアイドルソングの歴史を特集!

80年代頃のアイドルシーンを、マキタ・スージーオリジナル年表を作りながら振り返ります。

南沙織「17才」
南沙織「17才」

「ティーンの歌手がティーンの異性に対して歌う」「外見重視」という今のアイドル市場の始まりとなった一曲。

キャンディーズ「アン・ドゥ・トロワ」
キャンディーズ「アン・ドゥ・トロワ」

作曲・吉田拓郎らしい、独特なコードが印象的。
当時フォーク界のプリンスが芸能界の真ん中にいるアイドルを手を組むという異色の組み合わせ。音楽性と大衆性の両立したこの曲は「吉田拓郎の変」。

松田聖子「裸足の季節」
松田聖子「裸足の季節」

ちょっと陰鬱な70年代が終わり、松田聖子の明るく貼りのあるこの声で一気に80年代が始まった!
時代の扉を開けたこの年、1980年は「松田聖子 声革命」

1980年からの元号は「TOKIO」
1980年からの元号は「TOKIO」

ジュリー「TOKIO」が発売されたのは、1980年1月1日。この年を、TOKIO元年とします。

早見優「夏色のナンシー」
早見優「夏色のナンシー」

改めて聴くとエレクトロ・ポップ風のキラキラしたアレンジが見事!スージーさん曰く「世界で一番美しい生き物」

おニャン子クラブ「セーラー服を脱がさないで」
おニャン子クラブ「セーラー服を脱がさないで」

テレビ局側主導の「内輪うけ」を狙ったアイドル。グループでまとめて見せるエンターテインメントの走り。
「おニャン子クラブ」の大ヒットが、のちの渋谷系につながった?

新田恵利「冬のオペラグラス」
新田恵利「冬のオペラグラス」

ポップスとして非常に優れた一曲。
イントロの「E E A B7」は、ザ・ロネッツ「Be My Baby」と同じ魔法のコード進行。

森高千里「17才」
森高千里「17才」

1曲目の南沙織さんの名曲をはやりのユーロビートで異色のカバー。
名曲に解釈を加え、自ら「アイドル」を演じるという、批評性が極めて高い一曲。

安室奈美恵 with SUPER MONKEY'S「PARADISE TRAIN」
安室奈美恵 with SUPER MONKEY'S「PARADISE TRAIN」

94年、時代はカラオケ全盛期。
カラオケでいかに気持ちよく歌えるかが、ヒットの秘訣となる。


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放送ラインナップ


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