『涼宮ハルヒの分裂』で、『天蓋領域』が来た方角とされた『北高の北』繋がりで、今までのコジツケをばんばんまとめています。
以前、青木さんに見せて頂いた『ウルトラQ』劇場版『星の伝説』(1990)で、『Q→九』で、『九曜さん繋がり』になるな、と思っていたので、ここで使えて良かったです。
知人のムネさんの車で青木さんと旧但馬、丹波、若狭の辺りを回ったので、ロケ地と重なっていてネタ出しになりました。
『消失』劇場版が公開決定したので、映画ネタでコジツケ連鎖しておくのも良いかと思いました。
調子に乗って
『隠し砦の三悪人』(1958)
『ウルトラ6兄弟vs怪獣軍団』(1974)
『スターウォーズepisodeⅣ』(1977)
までコジツケしてしまいました。
『星の伝説』には、無理すれば『瓢箪型』に見えなくもない『宇宙船』が登場するので、
『鶴屋山』の『ひょうたん石』→『涼宮ハルヒの陰謀』(2005)繋がり
『御伽草子』の『七夕の御本地』の天に登る道具『一夜杓』→『七夕』繋がり
といった『瓢箪』コジツケ連鎖からの連想に連鎖。
更に、『涼宮ハルヒの陰謀』でキョンが宇宙旅行や古代の宇宙船について考えていること、
私が勝手に谷川さんのライバルと考えている機本伸司の『僕たちの終末』が宇宙船で地球脱出しようとするネタだったことから、谷川さんがリスペクトしそうだなあ、と考えたことから前の更新で振っておいた、
中国神話版『ノアの箱舟』=『伏義・女媧』の『瓢箪』
にも繋がりました。
前に引用した、金久与市『古代海部氏の系図』(学生社1999の2004新版)に、ロケ地の近所の『籠神社』の別名『匏宮』の『匏=瓢箪』とあったので、
これまたコジツケに加えました。
『2012年地球滅亡』ネタの一つ、『太陽黒点異常』ネタは、『僕たちの終末』にも使われてますが、
以前、引用したエイドリアンギルバートの『マヤ人は死者が出入りするスターゲイトが天頂にあると考えていた』というトンデモネタで、
スターゲイトの有る『射手座』の近所に『蛇使い座』『天秤座』『乙女座』があることから、
『にょろ』繋がりで『鶴屋さんー蛇使い座』とコジツケた上に、それこそ蛇足で『鶴屋さん=乙女座=天秤座→アスタレア』と詰め込んでおいたのですが、
ここで『ウルトラQ』と繋がりました。
キョンたちが争ってると『九曜さん』は瓢箪で天に帰ってしまう?
前回のコジツケだと、『鶴屋さん』も『九曜さん』と関係してそうですから、鶴屋さんが天に帰ってしまうかも?
『星の伝説』の批判する『観光地化』は、環境破壊を伴うレベルのものなので、『聖地巡礼』は含まれないかもしれませんが、
『西宮市』が『涼宮ハルヒで町興し』というのは難しいかもしれません。
『星の伝説』の舞台から『天蓋領域』を登場させることで、『佐々木守』の主張を意識させるのが谷川さんの意図だったのではないか?
と勝手に考えています。
だから『佐々木』という名前まで出して、注意を喚起しているとか?
青木さんから頂いた原田実『幻想の古代王朝』(批評社1998)の『あとがきにかえて』に、『皇国史観』に反対するならどんな珍説でも支持する、という佐々木の文が紹介されています。
『先代旧事本紀』『マヤの終末予言』『出口王仁三郎の型の思考』などなど、『偽史』『宗教』ネタに踏み込んでコジツケしてる最近のネタ出しに偶然にも関連して面白いですね。
以前、
『統合思念体とTFEI』の元ネタは、『西宮の傀儡子』ではないか?というコジツケをして、
傀儡子のリーダー『百太夫』から『傀儡子』が自立したせいで傀儡子はいなくなった?
→これを元ネタにして、谷川さんは、『驚愕』以降で、喜緑さんや長門が自律進化のために統合思念体に反乱し、独立しようとする展開をさせるのではないか?
という勝手な思い付きを書きました。
『百太夫=道祖神』→『道祖神=猿田彦』→『百太夫=猿田彦』?
『猿田彦=鼻が長い』→『ガネーシャ=聖天=象頭=鼻が長い』
→『ガネーシャ=猿田彦』?
『ガネーシャ=胞衣荒神=天蓋』→『天蓋領域=ガネーシャ』?
というコジツケ連鎖してましたので、
『天蓋領域=猿田彦』ということになってしまうはずですが、
思いつきで振った割りに『猿』ネタは意外と長距離連鎖し続けていた訳です。
『神』という字の中に『申=猿』が含まれてる、なんて言葉遊びもしてましたが。
今回、青木さんから高橋昌明『酒呑童子の誕生』(中公新書1992の2005中興文庫版)を頂き、
『天蓋領域』の来た方角は『酒呑童子』伝説の舞台でもあるとコジツケ。
『比叡山』を譲ったという伝説繋がりで『酒呑童子=猿田彦』
『白猿』が『比叡山』を運んできたという伝承から、『ラーマーヤナ』の『猿の王=ハヌマーン=酒呑童子=猿田彦』
原田実は、偽書『富士文書(宮下文書)』は『ラーマーヤナ』に影響を受けていて
『猿田彦=ハヌマーン』の対応関係だと指摘してますし、
記憶はあやふやですが、偽書『秀真伝』にも『猿が山を造る』モチーフが有った気がするので、鎌倉室町辺りから幕末・明治にかけて『猿田彦=ハヌマーン』というのは神話でっち上げのときに人気の対応だった様ですね。
『ハヌマーン=天蓋領域』?
『神=佐々木』が橘京子さんの主張ですし、
前のコジツケで、
『天蓋領域=胞衣荒神=墳墓の神』→『墓=陵=ささき→佐々木』で、
『九曜さん=佐々木の守護神?』
というコジツケ連鎖しときましたので、
高橋説『孫悟空=酒呑童子=ハヌマーン』から『孫悟空』姿の佐々木さんを描きました。
またまた登場の『出口王仁三郎』ですが、『鬼』は善なるものであるから節分で払うべきではない、と主張してたそうで、
『涼宮ハルヒの陰謀』p54で、ハルヒが『鬼は外』禁止してたのに繋がります。
谷川さん、徹底して『大本教』『出口王仁三郎』を絡めてらっしゃるようですね?
『酒呑童子=鬼』ですから、鬼を払わない立場は『酒呑童子』との共存の立場な訳ですね。
『酒呑童子=ハヌマーン』との協力というと、さっき引用した『ウルトラ』繋がりで、
『ウルトラ6兄弟vs怪獣軍団』の『ハヌマーン』と『ウルトラ兄弟』の共闘ですね。
『泣いた赤鬼』繋がりで『鬼=朝倉』説は『陰謀』発売の2005年から有る訳ですが、
今回、『猿』コジツケ連鎖から、『鬼』との共生を、『ウルトラマン』ネタで繋げてみました。
三舟隆之『浦島太郎の日本史』(吉川弘文館歴史文化ライブラリー285、2009)を青木さんに頂いたのですが、
『日本書紀』では『浦島』は『竜宮』ではなく『蓬莱山』に着いた、ということなので、コジツケ連鎖。
『西宮』聖地巡礼のときに『涼宮ハルヒの分裂』22pに、喜緑さんが『百合のような芳香』をさせていた、という文があるのは、
武庫川支流『仁川』の『百合野橋』を暗示してるのではないか?と勝手に妄想して、
歩いたところ近所に『蓬莱橋』が。
そして、武庫川上流『蓬莱峡』は黒澤明の『隠し砦の三悪人』(1958)のロケ地だと知り、
これは『天蓋領域』の来た方角、『北高の北』ですから、面白いコジツケ連鎖になってきました。
ヒロインが『雪姫』だというので、
三悪人の中に『喜緑さん』『長門』が含まれるのではないか?というコジツケ。
以前、『九曜さんと喜緑さんはグル』というネタを振っておきましたので、改めて天蓋領域vsTFEIは『茶番』に見えてきました。
『長門』が、『消失』の失態で降格されて『喜緑さん』の支配下に入っているのではないか?
という妄想も現実味を帯びてきました。
喜緑さんが独立したくて、茶番で戦争を起こす気なのか?
前に振った『チェルノブイリ』ネタのように、情報爆発の人為的発生、観測が狙いなのか?
は断定できませんが。複数キャラが勝手な思惑で暗躍した結果、佐々木団が黒幕のように見えてるだけ、というオチなら、単一の陰謀ではないでしょう。
『隠し砦の三悪人』は『スターウォーズepisodeⅣ』(1977)がパクってるので、コジツケ連鎖。
77で七夕繋がりでもありますし。
『雪山症候群』302pの長門のうわ言『よん』が『Ⅳ』にコジツケできますね。
…そういえば2006年からコジツケ連鎖していて、始めて歴史を推理したりしている方からのトラックバックがあって、喜んでおります。
私は長文メール、長文コメントばかりしていて、空気の読めない粘着厨人種ですので、誰かのサイトにコメントを寄せたりメールしたりしないようにしているので、読みに行ってるだけですが。
munyuという『物部氏』研究を熱心にやっておられる方のサイト『天の神倉も樹梯のままに』は面白いですね。
丹念に資料を読み込み、現地を歩いておられて、『コジツケ』の隠れ蓑に隠れて、語呂合わせやコジツケ、自由連想で勝手なことを言ってるだけでなく、たまには脳を使わないとイカンなぁ、という気分にさせられます。
munyuさんの『吾屋惶城根尊と矢田部公望』という論を読んで、言い訳したくなりました。
前のコジツケのときに、京アニ社長『八田陽子』とコジツケするために、旧事紀は『物部敏久』『矢田部公望』が偽作したと軽率に断言していました。
まず結論ありきでコジツケするために強引にやりました。
一応、攻撃を避ける為に、権威付けを兼ねた予防線は張っていて、青木さんから頂いた、安本美典・編『奇書「先代旧事本紀」の謎をさぐる』(批評社2007)所収の、御巫清直『先代旧事本紀析疑』現代語訳の、
本文は『物部敏久』が書いた(前掲247p)
序文は『矢田部公望』が書いた(前掲249p)
という箇所を根拠にして『御巫清直によれば』と逃げを打ってあります。言い訳します。
本当は、『誰が書いたか断定できない』が正直な結論でしょう。
『物部敏久』『矢田部公望』が『書いた』と言っても証拠がありませんし、
『書いてない』と言っても、その証拠がありません。
決定的新資料が見つかるまで、
『書いたと断定できる証拠もなければ、書いていないと断定できる証拠もない』
という状態でしょう。
『八田陽子』にコジツケしたいので、目的合理的に『書いた』という立場をとる御巫説が好都合なので引用しました。
『新証拠』が出る可能性は低いと思うので、永遠の『水掛け論』で、『迷宮入り』かも。
munyuさんは承平の日本紀講のときに、矢田部公望が
『面足尊は吾屋惶根尊ではない』
と主張したのは、
『旧事本紀』の
『青橿城根尊=面足尊』
『妹吾屋惶城根尊=惶根尊』
『「青橿城根尊」と「吾屋惶城根尊」は別の神』
という立場を否定しているから、矢田部公望は旧事本紀の作者ではありえない、と主張しておられますが、
確かに、矢田部公望が、
『「青橿城根尊」=「吾屋惶城根尊」』
と主張した場合には、
『公望が旧事紀を否定した』
と言えますね。
矢田部公望の
『面足尊は吾屋惶根尊ではない』
という主張は、
『青橿城根尊=面足尊』
『妹吾屋惶城根尊=惶根尊』
『「青橿城根尊」と「吾屋惶城根尊」は別の神』
という旧事紀の立場と両立する主張で、
『「青橿城根尊」=「吾屋惶城根尊」』
までは言っていないと思うので、
旧事紀を否定したから作者ではありえないとする根拠には使えないのではないかな?と感じます。
頭を使ったので、同人紹介は、今回本文長めなので、比較的短い12月21日更新分の後に追加しました。歴史改竄。
以前、青木さんに見せて頂いた『ウルトラQ』劇場版『星の伝説』(1990)で、『Q→九』で、『九曜さん繋がり』になるな、と思っていたので、ここで使えて良かったです。
知人のムネさんの車で青木さんと旧但馬、丹波、若狭の辺りを回ったので、ロケ地と重なっていてネタ出しになりました。
『消失』劇場版が公開決定したので、映画ネタでコジツケ連鎖しておくのも良いかと思いました。
調子に乗って
『隠し砦の三悪人』(1958)
『ウルトラ6兄弟vs怪獣軍団』(1974)
『スターウォーズepisodeⅣ』(1977)
までコジツケしてしまいました。
『星の伝説』には、無理すれば『瓢箪型』に見えなくもない『宇宙船』が登場するので、
『鶴屋山』の『ひょうたん石』→『涼宮ハルヒの陰謀』(2005)繋がり
『御伽草子』の『七夕の御本地』の天に登る道具『一夜杓』→『七夕』繋がり
といった『瓢箪』コジツケ連鎖からの連想に連鎖。
更に、『涼宮ハルヒの陰謀』でキョンが宇宙旅行や古代の宇宙船について考えていること、
私が勝手に谷川さんのライバルと考えている機本伸司の『僕たちの終末』が宇宙船で地球脱出しようとするネタだったことから、谷川さんがリスペクトしそうだなあ、と考えたことから前の更新で振っておいた、
中国神話版『ノアの箱舟』=『伏義・女媧』の『瓢箪』
にも繋がりました。
前に引用した、金久与市『古代海部氏の系図』(学生社1999の2004新版)に、ロケ地の近所の『籠神社』の別名『匏宮』の『匏=瓢箪』とあったので、
これまたコジツケに加えました。
『2012年地球滅亡』ネタの一つ、『太陽黒点異常』ネタは、『僕たちの終末』にも使われてますが、
以前、引用したエイドリアンギルバートの『マヤ人は死者が出入りするスターゲイトが天頂にあると考えていた』というトンデモネタで、
スターゲイトの有る『射手座』の近所に『蛇使い座』『天秤座』『乙女座』があることから、
『にょろ』繋がりで『鶴屋さんー蛇使い座』とコジツケた上に、それこそ蛇足で『鶴屋さん=乙女座=天秤座→アスタレア』と詰め込んでおいたのですが、
ここで『ウルトラQ』と繋がりました。
キョンたちが争ってると『九曜さん』は瓢箪で天に帰ってしまう?
前回のコジツケだと、『鶴屋さん』も『九曜さん』と関係してそうですから、鶴屋さんが天に帰ってしまうかも?
『星の伝説』の批判する『観光地化』は、環境破壊を伴うレベルのものなので、『聖地巡礼』は含まれないかもしれませんが、
『西宮市』が『涼宮ハルヒで町興し』というのは難しいかもしれません。
『星の伝説』の舞台から『天蓋領域』を登場させることで、『佐々木守』の主張を意識させるのが谷川さんの意図だったのではないか?
と勝手に考えています。
だから『佐々木』という名前まで出して、注意を喚起しているとか?
青木さんから頂いた原田実『幻想の古代王朝』(批評社1998)の『あとがきにかえて』に、『皇国史観』に反対するならどんな珍説でも支持する、という佐々木の文が紹介されています。
『先代旧事本紀』『マヤの終末予言』『出口王仁三郎の型の思考』などなど、『偽史』『宗教』ネタに踏み込んでコジツケしてる最近のネタ出しに偶然にも関連して面白いですね。
以前、
『統合思念体とTFEI』の元ネタは、『西宮の傀儡子』ではないか?というコジツケをして、
傀儡子のリーダー『百太夫』から『傀儡子』が自立したせいで傀儡子はいなくなった?
→これを元ネタにして、谷川さんは、『驚愕』以降で、喜緑さんや長門が自律進化のために統合思念体に反乱し、独立しようとする展開をさせるのではないか?
という勝手な思い付きを書きました。
『百太夫=道祖神』→『道祖神=猿田彦』→『百太夫=猿田彦』?
『猿田彦=鼻が長い』→『ガネーシャ=聖天=象頭=鼻が長い』
→『ガネーシャ=猿田彦』?
『ガネーシャ=胞衣荒神=天蓋』→『天蓋領域=ガネーシャ』?
というコジツケ連鎖してましたので、
『天蓋領域=猿田彦』ということになってしまうはずですが、
思いつきで振った割りに『猿』ネタは意外と長距離連鎖し続けていた訳です。
『神』という字の中に『申=猿』が含まれてる、なんて言葉遊びもしてましたが。
今回、青木さんから高橋昌明『酒呑童子の誕生』(中公新書1992の2005中興文庫版)を頂き、
『天蓋領域』の来た方角は『酒呑童子』伝説の舞台でもあるとコジツケ。
『比叡山』を譲ったという伝説繋がりで『酒呑童子=猿田彦』
『白猿』が『比叡山』を運んできたという伝承から、『ラーマーヤナ』の『猿の王=ハヌマーン=酒呑童子=猿田彦』
原田実は、偽書『富士文書(宮下文書)』は『ラーマーヤナ』に影響を受けていて
『猿田彦=ハヌマーン』の対応関係だと指摘してますし、
記憶はあやふやですが、偽書『秀真伝』にも『猿が山を造る』モチーフが有った気がするので、鎌倉室町辺りから幕末・明治にかけて『猿田彦=ハヌマーン』というのは神話でっち上げのときに人気の対応だった様ですね。
『ハヌマーン=天蓋領域』?
『神=佐々木』が橘京子さんの主張ですし、
前のコジツケで、
『天蓋領域=胞衣荒神=墳墓の神』→『墓=陵=ささき→佐々木』で、
『九曜さん=佐々木の守護神?』
というコジツケ連鎖しときましたので、
高橋説『孫悟空=酒呑童子=ハヌマーン』から『孫悟空』姿の佐々木さんを描きました。
またまた登場の『出口王仁三郎』ですが、『鬼』は善なるものであるから節分で払うべきではない、と主張してたそうで、
『涼宮ハルヒの陰謀』p54で、ハルヒが『鬼は外』禁止してたのに繋がります。
谷川さん、徹底して『大本教』『出口王仁三郎』を絡めてらっしゃるようですね?
『酒呑童子=鬼』ですから、鬼を払わない立場は『酒呑童子』との共存の立場な訳ですね。
『酒呑童子=ハヌマーン』との協力というと、さっき引用した『ウルトラ』繋がりで、
『ウルトラ6兄弟vs怪獣軍団』の『ハヌマーン』と『ウルトラ兄弟』の共闘ですね。
『泣いた赤鬼』繋がりで『鬼=朝倉』説は『陰謀』発売の2005年から有る訳ですが、
今回、『猿』コジツケ連鎖から、『鬼』との共生を、『ウルトラマン』ネタで繋げてみました。
三舟隆之『浦島太郎の日本史』(吉川弘文館歴史文化ライブラリー285、2009)を青木さんに頂いたのですが、
『日本書紀』では『浦島』は『竜宮』ではなく『蓬莱山』に着いた、ということなので、コジツケ連鎖。
『西宮』聖地巡礼のときに『涼宮ハルヒの分裂』22pに、喜緑さんが『百合のような芳香』をさせていた、という文があるのは、
武庫川支流『仁川』の『百合野橋』を暗示してるのではないか?と勝手に妄想して、
歩いたところ近所に『蓬莱橋』が。
そして、武庫川上流『蓬莱峡』は黒澤明の『隠し砦の三悪人』(1958)のロケ地だと知り、
これは『天蓋領域』の来た方角、『北高の北』ですから、面白いコジツケ連鎖になってきました。
ヒロインが『雪姫』だというので、
三悪人の中に『喜緑さん』『長門』が含まれるのではないか?というコジツケ。
以前、『九曜さんと喜緑さんはグル』というネタを振っておきましたので、改めて天蓋領域vsTFEIは『茶番』に見えてきました。
『長門』が、『消失』の失態で降格されて『喜緑さん』の支配下に入っているのではないか?
という妄想も現実味を帯びてきました。
喜緑さんが独立したくて、茶番で戦争を起こす気なのか?
前に振った『チェルノブイリ』ネタのように、情報爆発の人為的発生、観測が狙いなのか?
は断定できませんが。複数キャラが勝手な思惑で暗躍した結果、佐々木団が黒幕のように見えてるだけ、というオチなら、単一の陰謀ではないでしょう。
『隠し砦の三悪人』は『スターウォーズepisodeⅣ』(1977)がパクってるので、コジツケ連鎖。
77で七夕繋がりでもありますし。
『雪山症候群』302pの長門のうわ言『よん』が『Ⅳ』にコジツケできますね。
…そういえば2006年からコジツケ連鎖していて、始めて歴史を推理したりしている方からのトラックバックがあって、喜んでおります。
私は長文メール、長文コメントばかりしていて、空気の読めない粘着厨人種ですので、誰かのサイトにコメントを寄せたりメールしたりしないようにしているので、読みに行ってるだけですが。
munyuという『物部氏』研究を熱心にやっておられる方のサイト『天の神倉も樹梯のままに』は面白いですね。
丹念に資料を読み込み、現地を歩いておられて、『コジツケ』の隠れ蓑に隠れて、語呂合わせやコジツケ、自由連想で勝手なことを言ってるだけでなく、たまには脳を使わないとイカンなぁ、という気分にさせられます。
munyuさんの『吾屋惶城根尊と矢田部公望』という論を読んで、言い訳したくなりました。
前のコジツケのときに、京アニ社長『八田陽子』とコジツケするために、旧事紀は『物部敏久』『矢田部公望』が偽作したと軽率に断言していました。
まず結論ありきでコジツケするために強引にやりました。
一応、攻撃を避ける為に、権威付けを兼ねた予防線は張っていて、青木さんから頂いた、安本美典・編『奇書「先代旧事本紀」の謎をさぐる』(批評社2007)所収の、御巫清直『先代旧事本紀析疑』現代語訳の、
本文は『物部敏久』が書いた(前掲247p)
序文は『矢田部公望』が書いた(前掲249p)
という箇所を根拠にして『御巫清直によれば』と逃げを打ってあります。言い訳します。
本当は、『誰が書いたか断定できない』が正直な結論でしょう。
『物部敏久』『矢田部公望』が『書いた』と言っても証拠がありませんし、
『書いてない』と言っても、その証拠がありません。
決定的新資料が見つかるまで、
『書いたと断定できる証拠もなければ、書いていないと断定できる証拠もない』
という状態でしょう。
『八田陽子』にコジツケしたいので、目的合理的に『書いた』という立場をとる御巫説が好都合なので引用しました。
『新証拠』が出る可能性は低いと思うので、永遠の『水掛け論』で、『迷宮入り』かも。
munyuさんは承平の日本紀講のときに、矢田部公望が
『面足尊は吾屋惶根尊ではない』
と主張したのは、
『旧事本紀』の
『青橿城根尊=面足尊』
『妹吾屋惶城根尊=惶根尊』
『「青橿城根尊」と「吾屋惶城根尊」は別の神』
という立場を否定しているから、矢田部公望は旧事本紀の作者ではありえない、と主張しておられますが、
確かに、矢田部公望が、
『「青橿城根尊」=「吾屋惶城根尊」』
と主張した場合には、
『公望が旧事紀を否定した』
と言えますね。
矢田部公望の
『面足尊は吾屋惶根尊ではない』
という主張は、
『青橿城根尊=面足尊』
『妹吾屋惶城根尊=惶根尊』
『「青橿城根尊」と「吾屋惶城根尊」は別の神』
という旧事紀の立場と両立する主張で、
『「青橿城根尊」=「吾屋惶城根尊」』
までは言っていないと思うので、
旧事紀を否定したから作者ではありえないとする根拠には使えないのではないかな?と感じます。
頭を使ったので、同人紹介は、今回本文長めなので、比較的短い12月21日更新分の後に追加しました。歴史改竄。
前に振っておいたコジツケが、口から出任せの割りに、どんどん長距離連鎖しつつある今日この頃です。
『涼宮ハルヒの分裂』226pで長門が『天蓋領域』の来た方角を『北』と指定してるので、地図上で延長すると厳密には舞鶴辺りになりますが、それでは面白くないので、漠然と地図上で西宮の上の辺り、という曲解をしております。
邪馬台国畿内説は、『南=東』ですから、90度違って西宮の西でも構わないくらいですけど、そこまでは心苦しいですね。
纏向遺跡が邪馬台国なら、魏志の方位の記述が90度くらい誤差があるということで、それはそれで面白いですけど。
『史記』は『魏志』より古い訳ですから、もっと面白いことになりますね。
厳密に考えなければ、『大本教』の聖地『綾部』『亀岡』あたりも天蓋領域の来た方角に入れられるので、尚面白いかと。むろん、大本教の聖地『沓島』『冠島』も入ります。
しかし、折角、『羽衣伝説』や『浦島伝説』の伝わる『丹後半島』があるのですから、これをコジツケに使わないのは勿体無いです。
山本ひろ子先生によれば、『丹後国風土記逸文』も『神道五部書』(『倭姫世記』はその内の一冊)も、鎌倉時代の偽書だそうで(佐伯修は、これを自己主張の論拠にしていた度会行忠が書いたのではないかと推定)、
当時の日本人が、中国やインドの古典に矛盾しないように日本の神話や伝説を『上書き』していたという証拠です。
1052年から『末法』に突入したと、当時は信じられていて、天台・真言等の既成の宗教権威が無力化したと思われたらしいので、時代に応じた『神話』が求められていた、だから捏造した、という『需給関係』の結果だとも言えます。
谷川さんは『上書き』を、思考実験の課題にしている様ですから、こういう先駆者の業績が隣の県にあり、
その内のいくつかが、『如意尼』を通じて『西宮』に関連しているという事実は、ネタにしたくなるのではないか?と勝手に推測しております。
『羿』の太陽撃墜の話は、以前『ヘラクレス』が太陽を撃墜しようとした話と似てるとコジツケしておいたもの。
『ヘラクレス』の『十二の功業』が『御伽草子』の『七夕の御本地』の『天稚彦』話が似ている、というコジツケした記憶があります。
マヤ神話の『ポポルブフ』の『フンアプフが「偽の太陽=ブクブカキシュ」を撃墜して「射手座の太陽」になる』話と、
『ヘラクレスがプロメテウスを苦しめる鷲を撃墜して鷲座が生まれた』
という神話が、
『鶴屋山』のモデルになった『甲山』の開山伝承の『鷲』退治の話
に似ているというコジツケもしました。
『射手座の太陽→射手座の日』
『七夕→七夕ラプソディ』
『プロメテウス→エンドレスエイトで蝉を逃がすときの「パンドラの箱」の比喩』『甲山→アニメのエンドレスエイトで蝉を逃がした山』
繋がり。
ロバートダーントンの『猫の大虐殺』で『「ルソー」に始まる近代小説家=人類に火をもたらすプロメテウスに喩えられる』という主張があったのにもコジツケしてました。
『猫→シャミセン』
『ルソー→ワンダリングシャドウの阪中の飼い犬』
『プロメテウス』
『小説→編集長☆一直線』
繋がり。
『マヤ神話』から『2012年世界滅亡』ネタまで谷川さんはネタにしてるかと思っていましたが、
『2012』と関連してると私が勝手に考えていたいた『エンドレスエイト』の『ループ回数=15498回』をアニメでは修正していたので、もう『2012』ネタはやらないのかもしれません。
『羽衣伝説』と『七夕』が結合したのが『七夕の御本地』ですが、今回、『羽衣伝説』を掘り下げられました。
『籠神社』宮司、海部穀定は、『トヨウケ大神』は宇宙の最高神『天御中主』と同一であって、『羽衣天女=トヨウカノメ』とは別、と主張してますが、
これって伊勢の外宮の神官・度会氏が、外宮の祭神『トヨウケ』と内宮の祭神『天照』が対等だと主張するために、でっち上げた説明らしいですね。
度会が鎌倉時代の裁判では敗訴しています。
でも、国学院大学の支援を受けた籠神社宮司が、20世紀においても、鎌倉時代の偽書を根拠に、『トヨウケ』は『天照』と対等かそれ以上、という論陣を張れるのですから、
『古史古伝』を信じる人が後を絶たないのも当然なのだと思います。
2000年経ったら、情報の風化で『嘘』が『本当』になってる可能性もゼロではないですから。
それはともかく、『トヨウカノメ』の特技が『酒造り』というので、
前に振っておいた
『秦氏の先祖=酒公』
『秦氏の神・松尾神=大山咋神=酒造の神』
『秦河勝=大酒明神』
というネタや、
『西宮市は酒造業が盛ん』
という『ご当地ネタ』に連鎖しました。
青木さんから頂いた佐藤任『密教の神々』(1979の本を2009に平凡社ライブラリーで復刊)で、
古代インドでは『月=水の精=不死の霊薬ソーマ=アムリタ』という同一視があった、とあるので、
『トヨウカノメ』が『月天』から来たという度会神道の偽書は、このインド神話が元ネタだろうと思うことにしました。
『酒』は『ソーマ』の翻案なのだろうと思います。
『羿』とも繋がりましたし。コジツケ連鎖としては上出来。
『姮娥』が月で『カエル』になったというので、『エンドレスエイト』で『カエルの着ぐるみ』をゲットしたというのに繋がりました。
これで、『月にいる動物』繋がりで『バニーガール』だったのだということが判明しました。
『涼宮ハルヒの憂鬱』からネタが仕込んであったということですか。
『涼宮ハルヒの陰謀』で『朝比奈さん=かぐや姫』という感想をキョンが持ちますが、『バニー+カエル』で『朝比奈さん=未来人』が『月世界人』?というトンデモは悪乗りですね。
そんなことを言い出したら、『涼宮ハルヒの溜息』で、朝比奈さんに『酒』を飲ませた『鶴屋さん』が『酒』繋がりで『トヨウカノメ=羽衣天女=姮娥』ということになってしまいますから。
もっとも、アニメ版『涼宮ハルヒの溜息』で、『鶴屋邸』のロケ地は『辰馬酒造』のような気もするので、京アニはそのつもりなのかもしれませんが。
『酒=』が『九』繋がりだから、『九曜さん=酒繋がり』というコジツケを前に振っておいたのが役に立ちましたね。
『トヨウカノメ=羽衣天女』と『天蓋領域』は関係がある!?
『酒の隠語=ささ→笹』で『佐々木さん』と『九曜さん』を『酒繋がり』でコジツケしておいた記憶もありますが、
『酒』繋がりで、鶴屋さんと天蓋領域がグル、という可能性も出てきました。
前に振っておいた『鶴屋さん黒幕説』がぶり返してきますね。
『月にいる動物』ネタは『化物語』でもやってましたし、『豪邸』のロケ地が『造り酒屋』というのは『サマーウォーズ』も同じなので、同時代性ってやつですか?
『浦島太郎』は『ウラシマ効果』の元ネタですから、ネタに使えて良かったです。
『浦島』の子孫『日下部氏』の紋が『九曜紋』で『九曜さん繋がり』というのは有り難い偶然ですね。
どうせ、みんな『SF』『物理学』から攻めるでしょうから、一人くらい『文系』から攻めても良かろうと思い、『浦島』を『伝承』や『儀式』から攻めて見ました。
出雲大社の『亀太夫神事』について、原田実さんは『幻想の古代王朝』(批評社1998)で『神魂神社神主』が『亀太夫』に扮する、としていますが、ここでは『出雲大社由緒略記』(出雲大社社務所発行1928の2003版)の記述に従い『熊野大社の社人』としました。
『火』を人間にもたらす存在、ということで『亀太夫=プロメテウス』とコジツケ。
『プロメテウス』繋がりで、『パンドラ=乙姫』『パンドラの箱=玉手箱』というトンデモ。ちゃっかり『パンドラの箱』から『エンドレスエイト』に連鎖してます。
プロメテウスに不死の能力を譲った『ケイロン』が『射手座』になったということで『射手座の日』繋がりになったのが良い感じですね。
『小説』書くことで『自我形成』というネタを『編集長☆一直線』ネタで振っておきましたが、
前述の『近代小説家=プロメテウス』ということで、『編集長☆一直線』で小説書いた『長門』が『プロメテウス=亀太夫=浦島』役ということで。
『浦島の子孫が九曜紋使う』ということから、『九曜さん=長門の子孫』?
前の更新で、『涼宮ハルヒの陰謀』で、『鶴屋山』から発掘された金属片の成分『チタニウムの原子番号22』が、
『ミステリックサイン』ラストでキョンが『SOS』を『ZOZ』に修正したのとコジツケて、『22→ZOZ』に形が似ている、という妄想を主張しておきましたが、
『日本書紀』で『浦島』は『22』繋がりの男です。
『第22代天皇雄略』の
『在位22年』に出発してます。
(現在の皇統譜では21代ですが、江戸時代以前には神功皇后を1代と数えて雄略が22代になる説が有ったようで、籠神社蔵倭姫世記はこの立場のようです。面白い説の方を採るのがコジツケですので)
帰還が『7月7日→七夕』というのが凄いですね。
面白いのは、浦島が出発した年に『籠神社』祭神『トヨウケ』が伊勢外宮に移動して、
浦島が帰還したときの『淳和天皇』の皇妃が『籠神社』神主の娘だということです。
『淳和天皇在位4年』に浦島帰還、
『如意尼』は『第4皇妃』
で、今度は『4』繋がり。『22→2+2→2×2』で『4』でしょうかね。
『雪山症候群』の長門のうわ言『よん』にコジツケしても良いかも。
『大本教』だけでなく、こうした『神社伝承』等を谷川さんが元ネタにしているのはコジツケ開始時から判りましたが、
青木さんから『角川源義全集2巻』(角川書店1987)を頂いて、『角川書店初代・角川源義』も、『口承文芸』の成立について論文を書いていることを知ったので、
谷川さんは単に原田実さんに触発されて『偽史』を書いたり、『出口王仁三郎』の『型の思考』を実践するために『谷川版・霊界物語』を構想したり、對馬路人に影響されて『矢野祐太郎』のような『宇宙史』を書こうとしたりしているだけでなく、
『伝説』を素材にして『現代の神話』を書くことで『ハルヒ』を発表する場である『角川書店』の初代のパロディをしているのではないか?などと妄想を膨らませております。
ハルヒ同人紹介
DeepPineapple『ツンデレ有希ちゃん6』:ツンデレというよりは「積極的」になりつつある長門を造形する朧さんの個人誌。今回はゲームを作ったりプレイしたり。
SOS団でゲーム作るというのはオフィシャルのゲーム版にもありましたが、「キョン育成ゲームでSOS団三人娘の母性が開眼」だなんて、朧さん公式超!
ドラえもん秘密道具とか、声優繋がりネタとか、細かい作り込みが良いですね。
「シミュレーションするとキョンがホームレス」は笑いました。
田尻智が、「ゲームがユーザーの生活のどこに位置づけられるか」を考えてポケモンを造ったのを想い出させられる展開でした。
勝手にモデルにされて怒る朝倉さんと適当にあしらう長門が笑いました。
朝倉さんの作ったゲームでキョンが犠牲者ネタから、必然的なオチにまとめるのが、上手いなあと思いました。
役アリのオセロで宇宙人対決、というネタは、結構燃えました。強制罰ゲーム展開というのが萌えました。
竜騎士さんがカードゲームで、自分の担当キャラだけ、単なるバトルだけでなく、脱衣要素を組み合わせて「攻略」要素のある新たな駆け引きを入れていたのを想い出しました。
餅は餅屋と言いますけど、後書きでゲーム好きと仰っておられるだけあって、こういうゲームで熱い展開になるところの組み立てが上手いですね。
ゲームの面白いところが分かった上で、物語上で再現している訳で、「ツンデレ有希」設定も朧さんの面白いと感じる「ハルヒ世界」を漫画にしていると言う点で共通していると思います。
ハルヒの「ネットで見た」は笑いました。
これは「射手座の日」を超えてるかも?
私はハルヒ劇場の「RPG」編「宇宙戦争」編読んだときよりは盛り上がりました。
ぼくらに出来ること!『nagato?』:トケタミかんさんの初個人誌だそうで。前書でアナログ原稿作成にえらく苦労なさっているのに、表紙カラー原稿は達者で、近年の主流、「デジタルカラー一枚絵作家から漫画へ」パターンでしょうか?
主線が鉛筆描きスキャン取り込みなら、アナログのベテランのデジタル移行かもしれませんが。
鉛筆ツールでやってるとしても、キレイな線を描かれる方ですね。私は鉛筆描きでは消しゴムの方を多く使うタイプなので、羨ましいですね。
冒頭の、無表情のまま嫌いなおかずをキョンに食べさせちゃう長門が笑いました。
「二人っきりでコンビニ弁当で食卓囲む」ところがマニアックに良いですね。
竹熊健太郎が、「属性」はわからんが「仕草萌え」はわからんでもない、と言ってたのを想い出します。
裏表紙もコスプレですが、ラキスタネタ、メイド服ネタと、結構コスプレネタが多いです。
無表情なままなので外見の激変だけが内面の変化を伝えるチャンネルになるため、キョンの立場では「長門どうした!?」という感になって、第三者的にはそれが面白い。
「制服の下にメイド服」ってどうするつもりだったのか?とか想い出し笑いしたり。
「他人設定」「いつのまにか敵」は笑いました。こういうの「ハルヒちゃん」でやってくれると良いですね。観てない回でやってるのか!?
ラスト「カーテン」ネタは、私が同人読んでて驚かされる「原作超え」ネタですね。良い話でした。
じつは「妖怪研究家ヨシムラ」の「沼御前」の誘い方と同じなのが良いですね。
前に紹介した同人でも、今のキョンが可能なことで、長門を喜ばせることができるシンプルなアイディアをネタにしておられる方がいましたが、今回も同様。
キョンが長門の生活に変化を望むなら、こういう小さなことからコツコツと実践したら幸せかと。
実はたくさん持ってる、というのが笑いました。
まだまだ続きます。
『涼宮ハルヒの分裂』226pで長門が『天蓋領域』の来た方角を『北』と指定してるので、地図上で延長すると厳密には舞鶴辺りになりますが、それでは面白くないので、漠然と地図上で西宮の上の辺り、という曲解をしております。
邪馬台国畿内説は、『南=東』ですから、90度違って西宮の西でも構わないくらいですけど、そこまでは心苦しいですね。
纏向遺跡が邪馬台国なら、魏志の方位の記述が90度くらい誤差があるということで、それはそれで面白いですけど。
『史記』は『魏志』より古い訳ですから、もっと面白いことになりますね。
厳密に考えなければ、『大本教』の聖地『綾部』『亀岡』あたりも天蓋領域の来た方角に入れられるので、尚面白いかと。むろん、大本教の聖地『沓島』『冠島』も入ります。
しかし、折角、『羽衣伝説』や『浦島伝説』の伝わる『丹後半島』があるのですから、これをコジツケに使わないのは勿体無いです。
山本ひろ子先生によれば、『丹後国風土記逸文』も『神道五部書』(『倭姫世記』はその内の一冊)も、鎌倉時代の偽書だそうで(佐伯修は、これを自己主張の論拠にしていた度会行忠が書いたのではないかと推定)、
当時の日本人が、中国やインドの古典に矛盾しないように日本の神話や伝説を『上書き』していたという証拠です。
1052年から『末法』に突入したと、当時は信じられていて、天台・真言等の既成の宗教権威が無力化したと思われたらしいので、時代に応じた『神話』が求められていた、だから捏造した、という『需給関係』の結果だとも言えます。
谷川さんは『上書き』を、思考実験の課題にしている様ですから、こういう先駆者の業績が隣の県にあり、
その内のいくつかが、『如意尼』を通じて『西宮』に関連しているという事実は、ネタにしたくなるのではないか?と勝手に推測しております。
『羿』の太陽撃墜の話は、以前『ヘラクレス』が太陽を撃墜しようとした話と似てるとコジツケしておいたもの。
『ヘラクレス』の『十二の功業』が『御伽草子』の『七夕の御本地』の『天稚彦』話が似ている、というコジツケした記憶があります。
マヤ神話の『ポポルブフ』の『フンアプフが「偽の太陽=ブクブカキシュ」を撃墜して「射手座の太陽」になる』話と、
『ヘラクレスがプロメテウスを苦しめる鷲を撃墜して鷲座が生まれた』
という神話が、
『鶴屋山』のモデルになった『甲山』の開山伝承の『鷲』退治の話
に似ているというコジツケもしました。
『射手座の太陽→射手座の日』
『七夕→七夕ラプソディ』
『プロメテウス→エンドレスエイトで蝉を逃がすときの「パンドラの箱」の比喩』『甲山→アニメのエンドレスエイトで蝉を逃がした山』
繋がり。
ロバートダーントンの『猫の大虐殺』で『「ルソー」に始まる近代小説家=人類に火をもたらすプロメテウスに喩えられる』という主張があったのにもコジツケしてました。
『猫→シャミセン』
『ルソー→ワンダリングシャドウの阪中の飼い犬』
『プロメテウス』
『小説→編集長☆一直線』
繋がり。
『マヤ神話』から『2012年世界滅亡』ネタまで谷川さんはネタにしてるかと思っていましたが、
『2012』と関連してると私が勝手に考えていたいた『エンドレスエイト』の『ループ回数=15498回』をアニメでは修正していたので、もう『2012』ネタはやらないのかもしれません。
『羽衣伝説』と『七夕』が結合したのが『七夕の御本地』ですが、今回、『羽衣伝説』を掘り下げられました。
『籠神社』宮司、海部穀定は、『トヨウケ大神』は宇宙の最高神『天御中主』と同一であって、『羽衣天女=トヨウカノメ』とは別、と主張してますが、
これって伊勢の外宮の神官・度会氏が、外宮の祭神『トヨウケ』と内宮の祭神『天照』が対等だと主張するために、でっち上げた説明らしいですね。
度会が鎌倉時代の裁判では敗訴しています。
でも、国学院大学の支援を受けた籠神社宮司が、20世紀においても、鎌倉時代の偽書を根拠に、『トヨウケ』は『天照』と対等かそれ以上、という論陣を張れるのですから、
『古史古伝』を信じる人が後を絶たないのも当然なのだと思います。
2000年経ったら、情報の風化で『嘘』が『本当』になってる可能性もゼロではないですから。
それはともかく、『トヨウカノメ』の特技が『酒造り』というので、
前に振っておいた
『秦氏の先祖=酒公』
『秦氏の神・松尾神=大山咋神=酒造の神』
『秦河勝=大酒明神』
というネタや、
『西宮市は酒造業が盛ん』
という『ご当地ネタ』に連鎖しました。
青木さんから頂いた佐藤任『密教の神々』(1979の本を2009に平凡社ライブラリーで復刊)で、
古代インドでは『月=水の精=不死の霊薬ソーマ=アムリタ』という同一視があった、とあるので、
『トヨウカノメ』が『月天』から来たという度会神道の偽書は、このインド神話が元ネタだろうと思うことにしました。
『酒』は『ソーマ』の翻案なのだろうと思います。
『羿』とも繋がりましたし。コジツケ連鎖としては上出来。
『姮娥』が月で『カエル』になったというので、『エンドレスエイト』で『カエルの着ぐるみ』をゲットしたというのに繋がりました。
これで、『月にいる動物』繋がりで『バニーガール』だったのだということが判明しました。
『涼宮ハルヒの憂鬱』からネタが仕込んであったということですか。
『涼宮ハルヒの陰謀』で『朝比奈さん=かぐや姫』という感想をキョンが持ちますが、『バニー+カエル』で『朝比奈さん=未来人』が『月世界人』?というトンデモは悪乗りですね。
そんなことを言い出したら、『涼宮ハルヒの溜息』で、朝比奈さんに『酒』を飲ませた『鶴屋さん』が『酒』繋がりで『トヨウカノメ=羽衣天女=姮娥』ということになってしまいますから。
もっとも、アニメ版『涼宮ハルヒの溜息』で、『鶴屋邸』のロケ地は『辰馬酒造』のような気もするので、京アニはそのつもりなのかもしれませんが。
『酒=』が『九』繋がりだから、『九曜さん=酒繋がり』というコジツケを前に振っておいたのが役に立ちましたね。
『トヨウカノメ=羽衣天女』と『天蓋領域』は関係がある!?
『酒の隠語=ささ→笹』で『佐々木さん』と『九曜さん』を『酒繋がり』でコジツケしておいた記憶もありますが、
『酒』繋がりで、鶴屋さんと天蓋領域がグル、という可能性も出てきました。
前に振っておいた『鶴屋さん黒幕説』がぶり返してきますね。
『月にいる動物』ネタは『化物語』でもやってましたし、『豪邸』のロケ地が『造り酒屋』というのは『サマーウォーズ』も同じなので、同時代性ってやつですか?
『浦島太郎』は『ウラシマ効果』の元ネタですから、ネタに使えて良かったです。
『浦島』の子孫『日下部氏』の紋が『九曜紋』で『九曜さん繋がり』というのは有り難い偶然ですね。
どうせ、みんな『SF』『物理学』から攻めるでしょうから、一人くらい『文系』から攻めても良かろうと思い、『浦島』を『伝承』や『儀式』から攻めて見ました。
出雲大社の『亀太夫神事』について、原田実さんは『幻想の古代王朝』(批評社1998)で『神魂神社神主』が『亀太夫』に扮する、としていますが、ここでは『出雲大社由緒略記』(出雲大社社務所発行1928の2003版)の記述に従い『熊野大社の社人』としました。
『火』を人間にもたらす存在、ということで『亀太夫=プロメテウス』とコジツケ。
『プロメテウス』繋がりで、『パンドラ=乙姫』『パンドラの箱=玉手箱』というトンデモ。ちゃっかり『パンドラの箱』から『エンドレスエイト』に連鎖してます。
プロメテウスに不死の能力を譲った『ケイロン』が『射手座』になったということで『射手座の日』繋がりになったのが良い感じですね。
『小説』書くことで『自我形成』というネタを『編集長☆一直線』ネタで振っておきましたが、
前述の『近代小説家=プロメテウス』ということで、『編集長☆一直線』で小説書いた『長門』が『プロメテウス=亀太夫=浦島』役ということで。
『浦島の子孫が九曜紋使う』ということから、『九曜さん=長門の子孫』?
前の更新で、『涼宮ハルヒの陰謀』で、『鶴屋山』から発掘された金属片の成分『チタニウムの原子番号22』が、
『ミステリックサイン』ラストでキョンが『SOS』を『ZOZ』に修正したのとコジツケて、『22→ZOZ』に形が似ている、という妄想を主張しておきましたが、
『日本書紀』で『浦島』は『22』繋がりの男です。
『第22代天皇雄略』の
『在位22年』に出発してます。
(現在の皇統譜では21代ですが、江戸時代以前には神功皇后を1代と数えて雄略が22代になる説が有ったようで、籠神社蔵倭姫世記はこの立場のようです。面白い説の方を採るのがコジツケですので)
帰還が『7月7日→七夕』というのが凄いですね。
面白いのは、浦島が出発した年に『籠神社』祭神『トヨウケ』が伊勢外宮に移動して、
浦島が帰還したときの『淳和天皇』の皇妃が『籠神社』神主の娘だということです。
『淳和天皇在位4年』に浦島帰還、
『如意尼』は『第4皇妃』
で、今度は『4』繋がり。『22→2+2→2×2』で『4』でしょうかね。
『雪山症候群』の長門のうわ言『よん』にコジツケしても良いかも。
『大本教』だけでなく、こうした『神社伝承』等を谷川さんが元ネタにしているのはコジツケ開始時から判りましたが、
青木さんから『角川源義全集2巻』(角川書店1987)を頂いて、『角川書店初代・角川源義』も、『口承文芸』の成立について論文を書いていることを知ったので、
谷川さんは単に原田実さんに触発されて『偽史』を書いたり、『出口王仁三郎』の『型の思考』を実践するために『谷川版・霊界物語』を構想したり、對馬路人に影響されて『矢野祐太郎』のような『宇宙史』を書こうとしたりしているだけでなく、
『伝説』を素材にして『現代の神話』を書くことで『ハルヒ』を発表する場である『角川書店』の初代のパロディをしているのではないか?などと妄想を膨らませております。
ハルヒ同人紹介
DeepPineapple『ツンデレ有希ちゃん6』:ツンデレというよりは「積極的」になりつつある長門を造形する朧さんの個人誌。今回はゲームを作ったりプレイしたり。
SOS団でゲーム作るというのはオフィシャルのゲーム版にもありましたが、「キョン育成ゲームでSOS団三人娘の母性が開眼」だなんて、朧さん公式超!
ドラえもん秘密道具とか、声優繋がりネタとか、細かい作り込みが良いですね。
「シミュレーションするとキョンがホームレス」は笑いました。
田尻智が、「ゲームがユーザーの生活のどこに位置づけられるか」を考えてポケモンを造ったのを想い出させられる展開でした。
勝手にモデルにされて怒る朝倉さんと適当にあしらう長門が笑いました。
朝倉さんの作ったゲームでキョンが犠牲者ネタから、必然的なオチにまとめるのが、上手いなあと思いました。
役アリのオセロで宇宙人対決、というネタは、結構燃えました。強制罰ゲーム展開というのが萌えました。
竜騎士さんがカードゲームで、自分の担当キャラだけ、単なるバトルだけでなく、脱衣要素を組み合わせて「攻略」要素のある新たな駆け引きを入れていたのを想い出しました。
餅は餅屋と言いますけど、後書きでゲーム好きと仰っておられるだけあって、こういうゲームで熱い展開になるところの組み立てが上手いですね。
ゲームの面白いところが分かった上で、物語上で再現している訳で、「ツンデレ有希」設定も朧さんの面白いと感じる「ハルヒ世界」を漫画にしていると言う点で共通していると思います。
ハルヒの「ネットで見た」は笑いました。
これは「射手座の日」を超えてるかも?
私はハルヒ劇場の「RPG」編「宇宙戦争」編読んだときよりは盛り上がりました。
ぼくらに出来ること!『nagato?』:トケタミかんさんの初個人誌だそうで。前書でアナログ原稿作成にえらく苦労なさっているのに、表紙カラー原稿は達者で、近年の主流、「デジタルカラー一枚絵作家から漫画へ」パターンでしょうか?
主線が鉛筆描きスキャン取り込みなら、アナログのベテランのデジタル移行かもしれませんが。
鉛筆ツールでやってるとしても、キレイな線を描かれる方ですね。私は鉛筆描きでは消しゴムの方を多く使うタイプなので、羨ましいですね。
冒頭の、無表情のまま嫌いなおかずをキョンに食べさせちゃう長門が笑いました。
「二人っきりでコンビニ弁当で食卓囲む」ところがマニアックに良いですね。
竹熊健太郎が、「属性」はわからんが「仕草萌え」はわからんでもない、と言ってたのを想い出します。
裏表紙もコスプレですが、ラキスタネタ、メイド服ネタと、結構コスプレネタが多いです。
無表情なままなので外見の激変だけが内面の変化を伝えるチャンネルになるため、キョンの立場では「長門どうした!?」という感になって、第三者的にはそれが面白い。
「制服の下にメイド服」ってどうするつもりだったのか?とか想い出し笑いしたり。
「他人設定」「いつのまにか敵」は笑いました。こういうの「ハルヒちゃん」でやってくれると良いですね。観てない回でやってるのか!?
ラスト「カーテン」ネタは、私が同人読んでて驚かされる「原作超え」ネタですね。良い話でした。
じつは「妖怪研究家ヨシムラ」の「沼御前」の誘い方と同じなのが良いですね。
前に紹介した同人でも、今のキョンが可能なことで、長門を喜ばせることができるシンプルなアイディアをネタにしておられる方がいましたが、今回も同様。
キョンが長門の生活に変化を望むなら、こういう小さなことからコツコツと実践したら幸せかと。
実はたくさん持ってる、というのが笑いました。
まだまだ続きます。
新刊表紙。『貞本義行』さんの『サマーウォーズ』の『ポスター』ではなく、『中村佑介』の『BAYSIDE JAM』のスプーンを持った女の子のポーズをパクったものです。
中村さんの絵と貞本さんの絵、
左右反対ですが、『片手を腰に当てた少女が、反対側の手に長い物体を持っている』というモチーフが共通してるのが面白い偶然ですので、元ネタにしました。
今年は『サマーウォーズ』公開の年なので、冬コミがタイムリミットです。
『今年のネタ』か『去年のネタ』は大違いだと思いますので。
こういう偶然の一致を楽しむのが、『涼宮ハルヒ』やってる意義だと思います。
中村さんの絵と貞本さんの絵、
左右反対ですが、『片手を腰に当てた少女が、反対側の手に長い物体を持っている』というモチーフが共通してるのが面白い偶然ですので、元ネタにしました。
今年は『サマーウォーズ』公開の年なので、冬コミがタイムリミットです。
『今年のネタ』か『去年のネタ』は大違いだと思いますので。
こういう偶然の一致を楽しむのが、『涼宮ハルヒ』やってる意義だと思います。
『下手な鉄砲数撃ちゃ当る』式で、当てずっぽうにグダグダ書いてますが、
『ハルヒの名前の由来』
に到達したので、『偶然の一致』とはいえ『一区切り』の気分ですね。
『大本教』繋がりネタは
『涼宮ハルヒの陰謀』(2005)~『涼宮ハルヒの分裂』(2007)
くらいの展開に詰まったテコ入れネタかと思ってましたが、
『ハルヒ』の由来が
『出口王仁三郎』の玄孫『春日(ハルヒ)』
だとしたら、
『涼宮ハルヒの憂鬱』(2003)以来のネタ→途中からの思いつきでなく計画的だった、
ということになりそうです。
『型』の思考を谷川さんが使うなら、『分裂』→『驚愕』の展開で、
『分裂した大本教』を救って王仁三郎の未完の『世直し』でもする気でしょうか?(勝手な妄想です。すいません)
商業のハルヒ謎本『超読解』は西宮を聖地巡礼して『ハルヒはいなかった』と書くことから始めてますが、いるところにはいるようで。
ハルヒの熱心なファンを『ハルヒ信者』と呼ぶのが洒落にならなくなってしまいました。
大本教の追放された4代目教主『出口直美』の孫が『ハルヒ』ですから、
『ハルヒ信者』は『直美』を推戴する『信徒連合会』の会員を指すことに?
『アンチ』は、
『信徒連合会』以外の『大本』分派、
『大本(出口紅を支持する執行部派)』『愛善苑』構成員か、
『大本教に批判的な他の宗教信者』ということに。
そんなことを言い出したら、大本教教祖『出口なお』は
『神と学問が相撲をとって神が勝つ時代になった』
と託宣していて、(まあ、神に代弁させた『学歴コンプレックス』なのかもしれませんが)
私もよく自分を『バカ』と書いてますが、こういう『自分はバカ』という学歴コンプレックス自己アピールは、
大本教の開祖の主張に合致してる、ということになってしまいます。
まあ、大本教批判する人で
『当時の一流の知識人は批判していた』
と
『オマエも一流に認められたかったら大本否定しろ』
と無意識の『学歴コンプレックス』の叫びに忠実に書いてる場合がありますから、
『学問否定』と同じ穴の狢ですが。
なんで一流は戦争を止められなかったか、あるいは勝利させられなかったか、
は空気を読んで問いませんが。
東大卒の大川隆法を信じるものは宇宙人の子孫で、疑うのはサルの子孫、
という幸福の科学だかの主張を思い出しますし(うろ覚えですが)、
宮台真司さんが『日本の難点』(幻冬社新書2009)で
『東大生のトップクラスは利他的』
と書くことで
『オマエも東大生のトップと同じカテゴリーに分類されたかったら、エゴは捨てろ』
と学歴コンプレックスを利用して読者を利他主義へと追い立てようとしてるのを思い出しました。
流行の思考パターンなんですか?
久米田康治先生の『絶望先生』の『高学歴ギャグ』嘲笑ネタの方が
(今年風邪引いたときに読んだ、太宰治『パンドラの匣』ではないですが)
『かろみ』があって一枚上手だと思います。
…脱線しました。
前回コジツケした、『武田崇元』は、『愛善苑』の姻族ですから、
武田崇元が影響力行使に『ハルヒ』利用、というほど事は単純でもなさそうです。
(この話はフィクションであり、登場する人物団体名は全て架空のものです)
王仁三郎の代表作『霊界物語』巻80に
『谷川流』
という文字列があって、
これが谷川さんのPNの由来かなあ、などと不謹慎なことを考えてしまいます。
これにコジツケ連鎖したことも『一区切り』を感じさせますね。
『谷口』
が、元大本信者で『生長の家』創始者
『谷口雅春』
が元ネタだったり?とか不謹慎なコジツケしてみたりして。
『幸福の科学』の『大川隆法』は、生長の家から影響を受けてるそうですから、
『幸福実現党』
にまでリンクしてしまうのですね。
『佐々木団』のメンバー全員、『大本教』繋がりでコジツケられるんですよね。
『未来人・藤原さん』→王仁三郎の先祖『藤原鎌足』
『宇宙人・九曜さん』→大本教の『十曜紋』(一曜足りないのはカンベン)
『超能力者・橘さん』→元大本信者で西宮出身の『半田晴久=深見東洲(青山)』の経営するのが『たちばな出版』
『佐々木さん』→『青山=墳墓の地=陵(ささき)』で、『深見青山』がモデル?
深見青山といえば、『ワールドメイト』の指導者でありまして、
『佐々木団=ワールドメイト』?
…『晴久=ハルヒサ』で、『ハルヒ』も入ってるのが偶然は面白い。
ハルヒの商品展開は『市場と芸術』について論文を書いた『深見青山』・『ワールドメイト』が入れ知恵してるとか?
王仁三郎の先祖には
『円山応挙』
もいるそうで、応挙は『幽霊絵』で有名。
『幽霊』といえば、『涼宮ハルヒの憤慨』の長門の小説『無題1』の
『自分は幽霊だ、という少女』。
『ゾロアスター』ネタも、
『救世主思想』が仏教の『弥勒』信仰に影響したというラインから、
『出口王仁三郎=五六七(みろく)』ネタ
に繋がりますし、
『先代旧事本紀』ネタも、『饒速日』『十種神宝』から『王仁=饒速日』『十種神宝=大本の十曜紋旗』と『大本』ネタに収斂しちゃいます
(ワールドメイトネタを大本ネタに含めてます)。
谷川さんは、宗教ネタをギャグのつもりで振ってるだけで、特定の宗教宣伝の意図は全く無いのだとは思いたいですが。
やっぱり、角川が『遊びでそーゆーネタ振るな!』と書き直し命じてるのかもしれませんねえ。
地味に、『東洲』繋がりで、
『東洲斎写楽』→『穂瑞沙羅華』の元ネタ?
というコジツケから、
機本伸司『神様のパズル』に、『深見東洲』がコジツケ連鎖して、
『パズルの軌跡』のいかがわしい陰謀論的展開に妙に符合して面白い偶然です。
ハルキ文庫ですからねえ。
青木さんに頂いた『別冊歴史読本特別増刊「古史古伝」論争』(新人物往来社1993)は、
谷川さんが関西学院大学卒業頃の本ですが、
その中に
関西学院大学教授・對馬路人『謎の教団・天津教と神聖龍神会』
という論文が収められてます。
師匠(?)に『大本教』や『古史古伝』の研究者が居られたのですね。
1993年の本なら、ハルヒ書くときには資料に使えます。
『神聖龍神会』の『矢野祐太郎』は、西洋近代に対抗すべく、
宇宙の起源から説き起こす『宇宙史』スケールの『神話』を構想しようとして、
素材に『竹内文書』を使ったらしいのですが…
『宇宙の起源から説き起こす』所に『ハルヒ』へのアイディア転用を見たいところですね。
勝手なコジツケなんですけど。
『竹内文書』が影響力を持ったのは、
竹内巨麿が、自分では解釈しないで、他人に解釈を任せたからだ、という説が書かれていて、
エヴァブームのときの謎解きブームを先取りする文ですね。
谷川さんが、謎を放置して3年間、続編=解決編を書かないのは、對馬先生の論文を実践しようとしてるからかもしれません。
幸福実現党が、不況を利用すればナチスのように政権取れるだろうと衆議院選挙に打って出た結果に明らかなように、
電話を掛けた事のある人間が少なかった時代の話を、
インターネットの時代に当て嵌めるのは難しいとは思いますが。
『半田(ハンダ)』が『秦河勝』繋がりなんじゃないか?
ということなんですが、
出口王仁三郎も『旧事紀』重視する一方、『潮音』という茶碗作ってて、
『潮音』は『旧事本紀大成経』の関係者で、『大成経』の編者は『秦河勝』という仮託ですから、これまた『秦』繋がり。
大本教本部のある亀岡は、徒然草236段で『ハタが支配する土地』とされてるのと繋がります。
京アニの社長『八田陽子』が『秦』繋がりじゃないか?という前に振っていたネタとコジツケ連鎖します。
気になるのは、『饒速日』と同一視される『天照御魂』について、梅原猛は、
朝鮮系住民に崇拝される『天照』と関連がある
と『翁と河勝』(角川学芸出版2008)で推定していて、
『在日』と、『先代旧事本紀』と、『秦河勝』と、『大本教』がコジツケ連鎖することになります。
差別の歴史が有る以上、ヤマカンと八田の対立も、根っこには、何気ないハルヒ関連の古代史推理ネタ発言が、
『ルーツ』や『信仰』への『差別発言』
と勘違いされた可能性もあるなあ、とか妄想したりします。
『佐々木=深見青山』『ハルヒ=出口春日』コジツケは、ある意味、コジツケの極限だと思いますので、ここまで来れたのは幸せです。
面白いハルヒ同人紹介
ぽじてぃぶカンパニー『きょこたんが少し知的になったようです』:橘京子さんを一押しな煉瓦さんの橘京子中心本。ゲストも充実。
ストーリー4コマ、「知的」というより、谷口みたいな「悪友」になった感じですね。これはこれでキョンも退屈しないかも?
口は悪くても、これくらい可愛ければ、却って「萌え」でしょう!
キョンの「陰謀」要約が端折り過ぎで佐々木さんが不愉快になる、というネタが笑いました。
藤原もキョンloveな設定ですので、唇争奪戦、という展開が良かったですね。妙に原作の本質を衝いてる気がします。
巻末の「パンツ」漫画、橘、「腐」ですか?笑ってしまいました。
ゲストの犬居なぎさん、藤原の命知らず発言(未来派!?)で「佐々木団、貧乳蜂起!?」ネタ。藤原が巨乳担当ってのが爆笑。ジジイ、ジジイ過ぎます。
原作の雰囲気を残した導入で終わってみれば原作跡形もなし、の犬居色の世界。こういうパロディ作家になりたいです。
八十重さん、ツインテールじゃないと認識されない京子さんネタ(きょこたんらしい薄幸っぷり!)。虐待されても可愛らしいですね。
確かにキョンの周りに一人も居ないですよね、ポニテ。
ろーとさん、「幹部」の争い、実は、設立者は橘さんなので「下剋上」になっちゃってるんですよね。
橘さんの「分裂」の仕方が「非美少女的」でツボにはまりました。グロ!!笑いました。
しかし、「小物」も、これくらい可愛ければ「小動物的」「愛玩動物的」でよろし!
あかこっこさん、「佐々木さんが神にふさわしいことを橘さんが証明しようとする」連作4コマ。小ネタ連打で大ネタを深めてゆくのが理想的。
橘さん主人公なのに佐々木さんの引き立て役展開、でもそこが「らしい」。「まだまだー」に爆笑。
piyoproject『ナガトダラケ』:羽鳥ぴよこさんの個人サークルらしいです。印象的長門表紙の「長門中心本」オマケに下敷き付きという豪華。ゲストも充実。
ぴよこさんの鶏肉が好き過ぎのコメントが面白。
「遠まわしの両想い」ネタみたいなネタ振れるのに、朝倉精神的に虐待ネタをさらりと振れる芸の幅が凄い。ソ連女性兵士ネタは勉強になりました。
桜の木の下で読書ネタは確かにショートストーリー向きですし、小ネタは4コマ連打向きですから、ネタの展開にふさわしい尺を与えてると思いますね。
桜の木下ネタ、太ももとか、残り香とか、ぞわぞわさせられますね。すっきりした線で可愛らしいキャラ描くので、良い雰囲気になるんですね。
転売屋長門にショックなキョンは笑いました。
Goodjobネタは、そうきたか!という感じ。これは別ジャンルでも使えますね。
ゲスト、じょにーさん、「筋力アピール長門」、普段のクールさが一転、必死さが可愛らしい!
Swさん、BL長門ネタ、確かにキョンは、長門ならかなりの痛さでも許容してしまうかも。「キョン父親・長門娘」というネタを同人でよく見かけるのもこういう空気を原作から感じ取ってるのかも。
連作4コマを利用して「拷問死刑全書」ネタで引っ張ったのは正解。反復、エスカレートの笑いってありますから。「ジャンプ腹に仕込むキョン」爆笑です。
長くなりましたので、又の機会に。
『ハルヒの名前の由来』
に到達したので、『偶然の一致』とはいえ『一区切り』の気分ですね。
『大本教』繋がりネタは
『涼宮ハルヒの陰謀』(2005)~『涼宮ハルヒの分裂』(2007)
くらいの展開に詰まったテコ入れネタかと思ってましたが、
『ハルヒ』の由来が
『出口王仁三郎』の玄孫『春日(ハルヒ)』
だとしたら、
『涼宮ハルヒの憂鬱』(2003)以来のネタ→途中からの思いつきでなく計画的だった、
ということになりそうです。
『型』の思考を谷川さんが使うなら、『分裂』→『驚愕』の展開で、
『分裂した大本教』を救って王仁三郎の未完の『世直し』でもする気でしょうか?(勝手な妄想です。すいません)
商業のハルヒ謎本『超読解』は西宮を聖地巡礼して『ハルヒはいなかった』と書くことから始めてますが、いるところにはいるようで。
ハルヒの熱心なファンを『ハルヒ信者』と呼ぶのが洒落にならなくなってしまいました。
大本教の追放された4代目教主『出口直美』の孫が『ハルヒ』ですから、
『ハルヒ信者』は『直美』を推戴する『信徒連合会』の会員を指すことに?
『アンチ』は、
『信徒連合会』以外の『大本』分派、
『大本(出口紅を支持する執行部派)』『愛善苑』構成員か、
『大本教に批判的な他の宗教信者』ということに。
そんなことを言い出したら、大本教教祖『出口なお』は
『神と学問が相撲をとって神が勝つ時代になった』
と託宣していて、(まあ、神に代弁させた『学歴コンプレックス』なのかもしれませんが)
私もよく自分を『バカ』と書いてますが、こういう『自分はバカ』という学歴コンプレックス自己アピールは、
大本教の開祖の主張に合致してる、ということになってしまいます。
まあ、大本教批判する人で
『当時の一流の知識人は批判していた』
と
『オマエも一流に認められたかったら大本否定しろ』
と無意識の『学歴コンプレックス』の叫びに忠実に書いてる場合がありますから、
『学問否定』と同じ穴の狢ですが。
なんで一流は戦争を止められなかったか、あるいは勝利させられなかったか、
は空気を読んで問いませんが。
東大卒の大川隆法を信じるものは宇宙人の子孫で、疑うのはサルの子孫、
という幸福の科学だかの主張を思い出しますし(うろ覚えですが)、
宮台真司さんが『日本の難点』(幻冬社新書2009)で
『東大生のトップクラスは利他的』
と書くことで
『オマエも東大生のトップと同じカテゴリーに分類されたかったら、エゴは捨てろ』
と学歴コンプレックスを利用して読者を利他主義へと追い立てようとしてるのを思い出しました。
流行の思考パターンなんですか?
久米田康治先生の『絶望先生』の『高学歴ギャグ』嘲笑ネタの方が
(今年風邪引いたときに読んだ、太宰治『パンドラの匣』ではないですが)
『かろみ』があって一枚上手だと思います。
…脱線しました。
前回コジツケした、『武田崇元』は、『愛善苑』の姻族ですから、
武田崇元が影響力行使に『ハルヒ』利用、というほど事は単純でもなさそうです。
(この話はフィクションであり、登場する人物団体名は全て架空のものです)
王仁三郎の代表作『霊界物語』巻80に
『谷川流』
という文字列があって、
これが谷川さんのPNの由来かなあ、などと不謹慎なことを考えてしまいます。
これにコジツケ連鎖したことも『一区切り』を感じさせますね。
『谷口』
が、元大本信者で『生長の家』創始者
『谷口雅春』
が元ネタだったり?とか不謹慎なコジツケしてみたりして。
『幸福の科学』の『大川隆法』は、生長の家から影響を受けてるそうですから、
『幸福実現党』
にまでリンクしてしまうのですね。
『佐々木団』のメンバー全員、『大本教』繋がりでコジツケられるんですよね。
『未来人・藤原さん』→王仁三郎の先祖『藤原鎌足』
『宇宙人・九曜さん』→大本教の『十曜紋』(一曜足りないのはカンベン)
『超能力者・橘さん』→元大本信者で西宮出身の『半田晴久=深見東洲(青山)』の経営するのが『たちばな出版』
『佐々木さん』→『青山=墳墓の地=陵(ささき)』で、『深見青山』がモデル?
深見青山といえば、『ワールドメイト』の指導者でありまして、
『佐々木団=ワールドメイト』?
…『晴久=ハルヒサ』で、『ハルヒ』も入ってるのが偶然は面白い。
ハルヒの商品展開は『市場と芸術』について論文を書いた『深見青山』・『ワールドメイト』が入れ知恵してるとか?
王仁三郎の先祖には
『円山応挙』
もいるそうで、応挙は『幽霊絵』で有名。
『幽霊』といえば、『涼宮ハルヒの憤慨』の長門の小説『無題1』の
『自分は幽霊だ、という少女』。
『ゾロアスター』ネタも、
『救世主思想』が仏教の『弥勒』信仰に影響したというラインから、
『出口王仁三郎=五六七(みろく)』ネタ
に繋がりますし、
『先代旧事本紀』ネタも、『饒速日』『十種神宝』から『王仁=饒速日』『十種神宝=大本の十曜紋旗』と『大本』ネタに収斂しちゃいます
(ワールドメイトネタを大本ネタに含めてます)。
谷川さんは、宗教ネタをギャグのつもりで振ってるだけで、特定の宗教宣伝の意図は全く無いのだとは思いたいですが。
やっぱり、角川が『遊びでそーゆーネタ振るな!』と書き直し命じてるのかもしれませんねえ。
地味に、『東洲』繋がりで、
『東洲斎写楽』→『穂瑞沙羅華』の元ネタ?
というコジツケから、
機本伸司『神様のパズル』に、『深見東洲』がコジツケ連鎖して、
『パズルの軌跡』のいかがわしい陰謀論的展開に妙に符合して面白い偶然です。
ハルキ文庫ですからねえ。
青木さんに頂いた『別冊歴史読本特別増刊「古史古伝」論争』(新人物往来社1993)は、
谷川さんが関西学院大学卒業頃の本ですが、
その中に
関西学院大学教授・對馬路人『謎の教団・天津教と神聖龍神会』
という論文が収められてます。
師匠(?)に『大本教』や『古史古伝』の研究者が居られたのですね。
1993年の本なら、ハルヒ書くときには資料に使えます。
『神聖龍神会』の『矢野祐太郎』は、西洋近代に対抗すべく、
宇宙の起源から説き起こす『宇宙史』スケールの『神話』を構想しようとして、
素材に『竹内文書』を使ったらしいのですが…
『宇宙の起源から説き起こす』所に『ハルヒ』へのアイディア転用を見たいところですね。
勝手なコジツケなんですけど。
『竹内文書』が影響力を持ったのは、
竹内巨麿が、自分では解釈しないで、他人に解釈を任せたからだ、という説が書かれていて、
エヴァブームのときの謎解きブームを先取りする文ですね。
谷川さんが、謎を放置して3年間、続編=解決編を書かないのは、對馬先生の論文を実践しようとしてるからかもしれません。
幸福実現党が、不況を利用すればナチスのように政権取れるだろうと衆議院選挙に打って出た結果に明らかなように、
電話を掛けた事のある人間が少なかった時代の話を、
インターネットの時代に当て嵌めるのは難しいとは思いますが。
『半田(ハンダ)』が『秦河勝』繋がりなんじゃないか?
ということなんですが、
出口王仁三郎も『旧事紀』重視する一方、『潮音』という茶碗作ってて、
『潮音』は『旧事本紀大成経』の関係者で、『大成経』の編者は『秦河勝』という仮託ですから、これまた『秦』繋がり。
大本教本部のある亀岡は、徒然草236段で『ハタが支配する土地』とされてるのと繋がります。
京アニの社長『八田陽子』が『秦』繋がりじゃないか?という前に振っていたネタとコジツケ連鎖します。
気になるのは、『饒速日』と同一視される『天照御魂』について、梅原猛は、
朝鮮系住民に崇拝される『天照』と関連がある
と『翁と河勝』(角川学芸出版2008)で推定していて、
『在日』と、『先代旧事本紀』と、『秦河勝』と、『大本教』がコジツケ連鎖することになります。
差別の歴史が有る以上、ヤマカンと八田の対立も、根っこには、何気ないハルヒ関連の古代史推理ネタ発言が、
『ルーツ』や『信仰』への『差別発言』
と勘違いされた可能性もあるなあ、とか妄想したりします。
『佐々木=深見青山』『ハルヒ=出口春日』コジツケは、ある意味、コジツケの極限だと思いますので、ここまで来れたのは幸せです。
面白いハルヒ同人紹介
ぽじてぃぶカンパニー『きょこたんが少し知的になったようです』:橘京子さんを一押しな煉瓦さんの橘京子中心本。ゲストも充実。
ストーリー4コマ、「知的」というより、谷口みたいな「悪友」になった感じですね。これはこれでキョンも退屈しないかも?
口は悪くても、これくらい可愛ければ、却って「萌え」でしょう!
キョンの「陰謀」要約が端折り過ぎで佐々木さんが不愉快になる、というネタが笑いました。
藤原もキョンloveな設定ですので、唇争奪戦、という展開が良かったですね。妙に原作の本質を衝いてる気がします。
巻末の「パンツ」漫画、橘、「腐」ですか?笑ってしまいました。
ゲストの犬居なぎさん、藤原の命知らず発言(未来派!?)で「佐々木団、貧乳蜂起!?」ネタ。藤原が巨乳担当ってのが爆笑。ジジイ、ジジイ過ぎます。
原作の雰囲気を残した導入で終わってみれば原作跡形もなし、の犬居色の世界。こういうパロディ作家になりたいです。
八十重さん、ツインテールじゃないと認識されない京子さんネタ(きょこたんらしい薄幸っぷり!)。虐待されても可愛らしいですね。
確かにキョンの周りに一人も居ないですよね、ポニテ。
ろーとさん、「幹部」の争い、実は、設立者は橘さんなので「下剋上」になっちゃってるんですよね。
橘さんの「分裂」の仕方が「非美少女的」でツボにはまりました。グロ!!笑いました。
しかし、「小物」も、これくらい可愛ければ「小動物的」「愛玩動物的」でよろし!
あかこっこさん、「佐々木さんが神にふさわしいことを橘さんが証明しようとする」連作4コマ。小ネタ連打で大ネタを深めてゆくのが理想的。
橘さん主人公なのに佐々木さんの引き立て役展開、でもそこが「らしい」。「まだまだー」に爆笑。
piyoproject『ナガトダラケ』:羽鳥ぴよこさんの個人サークルらしいです。印象的長門表紙の「長門中心本」オマケに下敷き付きという豪華。ゲストも充実。
ぴよこさんの鶏肉が好き過ぎのコメントが面白。
「遠まわしの両想い」ネタみたいなネタ振れるのに、朝倉精神的に虐待ネタをさらりと振れる芸の幅が凄い。ソ連女性兵士ネタは勉強になりました。
桜の木の下で読書ネタは確かにショートストーリー向きですし、小ネタは4コマ連打向きですから、ネタの展開にふさわしい尺を与えてると思いますね。
桜の木下ネタ、太ももとか、残り香とか、ぞわぞわさせられますね。すっきりした線で可愛らしいキャラ描くので、良い雰囲気になるんですね。
転売屋長門にショックなキョンは笑いました。
Goodjobネタは、そうきたか!という感じ。これは別ジャンルでも使えますね。
ゲスト、じょにーさん、「筋力アピール長門」、普段のクールさが一転、必死さが可愛らしい!
Swさん、BL長門ネタ、確かにキョンは、長門ならかなりの痛さでも許容してしまうかも。「キョン父親・長門娘」というネタを同人でよく見かけるのもこういう空気を原作から感じ取ってるのかも。
連作4コマを利用して「拷問死刑全書」ネタで引っ張ったのは正解。反復、エスカレートの笑いってありますから。「ジャンプ腹に仕込むキョン」爆笑です。
長くなりましたので、又の機会に。
前に振っておいたコジツケがどんどん連鎖しています。下手な鉄砲数撃ちゃ当る!
先日、青木さんに見せて頂いたアニメ版『絶望先生』で、『不必要に難解なことを言い立てて、「頭良いんだぞ」とアピールする作品』は、『「面白い」と言わないと、一段劣った人間に見られそうだから、詰まらないと思っても「面白い」と言わざるを得なくする卑怯なやり方』だというネタがあって、『流石、久米田康治先生』と感心する一方、『耳が痛いなぁ』と苦笑。
今、やってることが、全くそのまんまですからね。生きた『痛い』見本ということで。
宮澤正典先生は別冊歴史読本特別増刊『「古史古伝」論争』(新人物往来社1993)所収『日猷同祖論と古史古伝』で、
客観的に実証できないで「…ではないだろうか」といった『仮定法』を積み重ねて、結論はちゃっかり断定してしまう『古史古伝信者』の論法を批判しております。
まず結論ありきで、それに合う材料のみでコジツケするゲームにすぎない、というわけです。
コジツケ連鎖ですから、全く問題無いと開き直っておきます。
以前、聖地巡礼で、『鶴屋山』のモデルになったかもしれない『甲山』を開山したのが『如意尼』という女性だったことはネタにしておりましたが、
青木さんと旧但馬、丹後半島、若狭湾沿岸の神社を廻った折に、『籠神社』の『御由緒略記』に『如意尼』のことが書いてあって、偶然の一致にびっくりしました。
籠神社神官の娘だったとは!
ここでネタにできて良かったです。
『御由緒略記』に『甲山=摩尼峰』とあって、『籠神社』の旧社地『真名井原』の『マナイ』と『マニ』が関係有るのかもしれないと思ったりしましたが、
『広辞苑』に、梵語で『摩尼=如意・如意宝珠』とあって、聖地巡礼の折『神功皇后』が『甲山』に『如意宝珠』を埋めたという伝説があることを教わったので、
『如意尼』の名前の由来と併せて、『日本書紀』巻八『仲哀紀』の『神功皇后』が穴門国豊浦で得た『如意珠』に関連付けてしまおうと。
前に、『甲山』の名前の由来は『神功皇后』が『武器』を埋めたから、という伝説があることはネタにしておりましたので。
『隋書俀国伝』に『如意宝珠有り』と書かれていることは知っていたので、コジツケしてしまいました。
籠神社の宝物、国宝『海部氏勘注系図』については、金久与市『古代海部氏の系図』(学生社1999)という本を青木さんから頂いたので、ネタに。
前に更新したネタで触れましたが、『天火明』は、偽書『先代旧事本紀』で『饒速日』と同一にされた神で、勘注系図を読む限り、籠神社宮司の先祖が、偽書を信用して、家宝の系図を書き直したことが分かります。
家系を権威付けるために改竄が必要だったのは同情しますが、貴重な平安時代以前の歴史資料だったはずが、平安時代以降の精神史資料に使えるかな?くらいのモノに成り果ててしまったのは残念ですが、コジツケ連鎖できたので、まあ良し。
『息津嶋』の崩壊の伝承は、『バベルの塔』と『アトランティス』を混ぜたような話だなあ、と感じてました。『ムー』も似てますけど。
アニメ2期『エンドレスエイト』DVDタイトルの142857の数字謎解きネタからコジツケしておいた『原子番号71=Lutetium』の語源、パリの古名『Luteia』の語源『lutum=泥』が使えて嬉しいです。
『Paris』の嘘語源、海に沈んだ都『Is』、が『息津嶋』ネタにコジツケできた上に、『泥=水+尼』という悪乗りから『弁財天』を『如意尼』は信仰していたという『御由緒略記』ネタにコジツケできるとは。偶然の一致は面白いですね。
前の更新で、『ワンダリングシャドウ』の『寄生生命体』の一種が『人間の精神』なのではないか?というネタを振っておきましたが、
『如意尼』の伝説は、『息津嶋』に降りて帰還できなくなった『精神生命体』が人間に寄生して、
『甲山』までやってきて肉体を捨てて『精神生命体』だけ宇宙に帰還したと解釈できるのではないか?
というコジツケ連鎖。『鶴屋山』に帰還するカラクリがあるのでしょう。
『ザ・スニーカー』2009年10月号で、谷川さんが、精神だけの時間移動なら『タイムパラドックス』は起きない?という思考実験をなさっていて、
『精神』が『肉体』から分離するという現象が、『佐々木』に関わって来るのだろうと思いました。やっぱり『死者』ですか?
上書きされる世界の人間は反抗する権利がある、と谷川さんは仰ってますが、『悪い習慣』の公文さんの思考実験、キャラの反逆!?展開予想が原作者の意図を見事に洞察していたことが分かりますね。同人はたいしたものです。
『ソフィーの世界』のラストの様に、キャラが作者に反逆するという展開になるのでしょうか?
青木さんに教わったところ、『息津嶋』の残骸、『沓島』『冠島』は、『大本教』の聖地でもあります。
地上の真の支配者『艮金神』が幽閉されていたという、まるで『プロメテウス』のようなお話。
人類の創造主『プロメテウス』の拘束については、『鷲座』の起源や『長門』の封印と絡めたりして、前にネタ振りしておきましたが、『如意尼』ネタ、『大本教』ネタで連鎖するとは。
おまけに、ハルヒの舞台となっている『兵庫県』に、艮金神の妻『坤金神』が隠居した『上島』があって、これまた『大本教』の聖地になってるそうで。
谷川さんは『ご当地ネタ』をハルヒに仕込んでいらっしゃるようですので、『兵庫県』のネタである以上、この神話がハルヒに使われている可能性は有ります。
『真の神が封印されている』というのは『橘京子』の世界観に近いのではないでしょうか?コジツケれば何でも言えますけど。
またまた『出口王仁三郎』ネタ。谷川さん、『大本教』をモデルにした高橋克己『邪宗門』をリスペクトするつもりなのでしょうか?
王仁三郎の作った茶碗に『真奈井』『如意宝珠』があるのはドキリとさせられました。
『大本教』と『如意尼』『籠神社』『甲山神呪寺』が繋がります。
『潮音』もあって、『先代旧事本紀大成経』ネタで、僧『潮音』が処罰されたことは振っておきましたから、これまた偶然の一致は面白いと思いました。
『潮音=みくる』説を振っておいたので、未来人も『大本教』に繋がってしまいました。
『如意宝珠』が『長門国』で得られた、ということと、『封印』繋がりで、『長門=宇宙人』も大本教繋がりだとして、
古泉と機関が、『大本教』の『型の思考』を応用してるのではないか?というネタは振ってあるので、『超能力者』は既に『大本教』繋がり。
『大本教』は、女性が『教主』で、男性が補佐する体制なので、『ハルヒ&キョン』も『大本教』繋がりにコジツケできてしまいます。
『涼宮ハルヒの驚愕』の展開も『出口王仁三郎』の言行を応用している?
『憂鬱』~『分裂』のドンデン返しがあるとしたら、『古事記』等の古典は自由に組み替えて読めると考えていた『王仁三郎』の発想を応用した形で為されるのではないか?
トンデモ好きなので、想像するとワクワクしてきますね。
…『結論』先にありきのコジツケですから、どんな事でも言えてしまいますが。
『出口王仁三郎』の『世界革命』を引き継ごうとした『武田崇元』は『王仁三郎』の子孫と結婚したそうで、『八幡書房』社主・学研『ムー』の指導者が『大本教』と結んで、カウンターカルチャーに手を伸ばしてくるのではないか?と妄想してしまいます。
王仁三郎は『映画』も活用したそうですから、ハルヒに似てますね。
『大本』は『漫画』も活用したそうですから、武田さんが『ラノベ』や『漫画』『アニメ』『ゲーム』に侵食してくる可能性は十分あると思います。
いや、もう始まっていると見た方が良いでしょうか?
『大本教』教義の、出口なおは『内面は男、外面は女の変性男子』で、出口王仁三郎へ『内面は女、外面は男の変性女子』という説明は、『佐々木』さんの男言葉に通じるものがあると思います。
『キョンコ』『性転換ハルヒ』ネタを最初に開始した同人作家は遊びだったのでしょうが、谷川さんが『大本ネタ』やってたとすると、偶然の一致に驚かれたことと思います。
青木さんに頂いた、ナンシー・ストーカー『出口王仁三郎』(原書房2008)を読むと、明治政府は『国に喜んで財産と生命を差し出して文句は言わない、近代国家という建物を作るレンガ』に日本人を改造する為、『神社神道』を『国家神道』へ再編して、今までの宗教伝統の生命力を切り捨てたそうですが、
その『官僚製の新しいニセ伝統の押し付け』に反抗して、『切り捨てられた宗教伝統』を時代に合う様に再生したのが王仁三郎だったという解釈もあるようです。
徳川家康も、明治政府も、公的には宗教論争を規制したそうで、神道と仏教各宗派は300年近く、仲良しの振りをしてきただけなんですね。
1776年独立のアメリカや1949年建国の中華人民共和国の歴史より長い規制な訳ですから、十分『伝統』です。
今まで『何でも宗教は寛容に受け入れる日本人』に見えたのは、政府の規制の方が信仰より大切だったからなんですね。
敗戦とマッカーサーの圧力で論争OKになっちゃったわけで、あなたの家の戸をカルトが叩いたり、駅前でしつこくカルトに言い寄られるのはアメリカの方が天皇より300年の伝統より偉かったと日本人が認めてる証拠なんですね。
『神社』が古くて、『カルト』が新しいと決め付けるのは、敗戦までの政府の政策を知らない偏見なのかもしれませんね。
ライトノベルで美少女キャラに出口王仁三郎ネタをやらせる方が、日本の伝統に忠実かもしれない!
谷川さん、頑張ってください。…生きるために宗教ネタ封印で書き直してるかもしれませんが。
そういえば、兵庫県出身SF作家で、角川書店のライバル、ハルキ文庫で戦っている点で、谷川流のライバルなんじゃないかと私が勝手に思っている『機本伸司』の新作『パズルの軌跡』(2009)で、
旧作『神様のパズル』で登場していたカルト『ソウルオリジン』の正式名称が、
『ソウルオリジンサービス=SOS』
と知ってびっくり。『SOS団』を全く意識してない、と思えないです。
『パズル』から『軌跡』の間に、いろいろ問題を起こして『分裂』したという設定ですが、業界裏情報でこういう設定にしたのでないことを祈ります。
やはり『SOS団=谷川流』、『ZOZ団=佐々木団=機本伸司』ですか?
面白いハルヒ同人紹介
カオティック乙女工房『ナガト100式完全版』:イトウヂンさんが原作、T彦さんが作画の二人サークル。抱腹絶倒もシリアスもやれる実力派。きちんと描けるからこそ可能な画面構成、アクションでぐいぐい読ませます。
総集編に、収録既刊のカラー表紙全部カラー頁にして再録…凄すぎます。
言い訳をさせてください。引越しの荷物に紛れて、原作者殺し「ハルヒの恐竜」完結編が出て来ないので、こっちの紹介となります。発見次第、紹介します。
キミドリ108式編、クヨウMKⅡ編、あいかわらずの画力で押す色気と暴力。凄いです。
いきなりクサナギネタが笑いました。
喜緑さんがハルヒの忠実なトレス、という「ハルヒ設定」に古泉が首をかしげるところが笑える。こういうバカなハルヒが可愛い。
長門の習字ネタ、もう挨拶代わり、キョンの跳び蹴りも見事です。朝比奈さんが慣れて来てるのが笑いました。
朝倉さんの登場早々のブルマサービスの強引さも有り難い。ナイスです。
其々、バカやってるのに妙にそのキャラらしい行動に見えるのが踏まえてると思いますね。つかみはばっちり。
巧い作家さんには本題に入る前から笑わされますね。落語のマクラから面白いのと似てると思います。
落語は滅んだ芸だから参考にできない、と思っておられる方がおられましたら、カオティック乙女工房読んで勉強すると良いと思います。
で、本編、喜緑さんみたいな知的で上品な雰囲気のキャラが、いきなり強引な男子トイレ乱入でキョンと口論、シュールすぎ爆笑。
ハルヒをトレスしてるとキョンも同意しないのが良い。反復ギャグ。
朝倉登場→大声でまくしたてるがちゃっかり半脱ぎ→キョン固め技(結構大技)、のお約束の応酬も、何回やられても笑ってしまいます。
喜緑、朝倉、と登場して、長門がうまく登場できないのが笑えます。巧い「脱線」。
三人目でボケるのは伝統芸。やっぱりここは押さえないと!
「デルタアタック」、手品とかと同じで、何かやるなと分かっていても、何度もひっかかっちゃいますね。やっぱり!という笑い。
谷口登場もキレイな引き。時には定型が大事です。
佐々木団ネタ、TFEI三人娘が引っ掻き回します。結局、キョンの少女相手にはありえない折檻が爆笑。喜緑さん、攻撃を免れてるのが地味に「らしい」です。
オチは原作者こそ読んでください。
このサークルは4コマも面白いです。耳かき刺しネタ、ダウジングを長門が指で制するネタ、キョン宅の秘密の本を長門が発見ネタ、が特に爆笑。
無駄が無い面白い総集編です。こういうサークルが盛り上げていたからハルヒジャンルはもったんだと改めて実感します。どこのジャンルに行っても新刊が楽しみなサークルですね。
KHYS『One'sdailylife』:コピー本ながら、遊び紙入り、丁寧な作り。姐子さん中心で、ゲスト漫画・小粋なウーパールーパーさん(打ってて、これでOKなのかと思えてきます)、イラスト参加ゲストあり、の合同誌的同人。
佐々木本は貴重なので、紹介しておかないと。
冒頭、「佐々木団ネタ(九曜さん中心?)」+「キョンコ×佐々木」4コマ。
九曜さんの奇行、地味に表情がナイス(動揺するキョンの表情も)。佐々木さんの異常放置っぷりもいかにもで、この系統の佐々木団ネタは転がせばもっと広がると思うので、また描いて下さい。
橘さんのデフォルメも良い味ですので、九曜暴走ネタを振って、橘さんを壊す展開も良いと思います。
裏表紙のデフォルメ佐々木団が良い感じですから、こういうSDキャラが活躍するネタもどんどん振って良いと思います。
キョンコネタは、入浴シーンネタ。よく考えたら、「弟ちゃん」なんですね。そりゃ赤面だ。姉弟ネタは好きなのでこういうノリの作品をもっと描いていただきたいですね。
つまり「佐々木君」な訳で、キョンコの怒りももっともですが、笑えます。
原作を巧く改変してると思いますので、もっとキョンコにセクハラしても良いかと。2本だけ、は勿体無い。
こういう4コマ連作で連打していただきたいですね。
ショートストーリーは、ある日佐々木さんが訪ねてきて、という本のタイトルを展開した作品。
キョンはSOS団の「空気」を楽しんでるところがありますが、「分裂」読む限り、佐々木さんにも「空気」の良さが有った様ですから、こういう「雰囲気」が「驚愕」で見たいものですけど…頁の制約があるから、同人がフォローするしかないですかね。
佐々木・妹ちゃん・キョンの関係は、「分裂」で描かれていますが、「驚愕」が出ないため、原作がどうなるか不明。ここを押さえてくるのが同人の存在価値だと思いますね。妹ちゃん、もっと絡んできても面白いかも。
妹ちゃんの不手際は、原作でもありそうです。事件の謎解きの焦点になるかも。
後書きの4角押さえたのに大敗というオチは、「ジャガー」ネタと2重パロですが、面白いので、本編に近接して置いても良かったかもしれません。
ゲスト漫画、原作読まないで、これだけ押さえてれば十分です。京アニと同人が、いかに原作のエッセンスを巧く抽出・映像化してるかが分かります。
見開きで「勝手な妄想」を展開するところは、私のバランスの好みですね。やはり、「思春期の少女の妄想」は商品価値がある「大量破壊兵器」ですから、作品内比率も多目にとるべきかと。
恥ずかしい表情を攻められるようですから、どんどん恥ずかしい作品を描いて下さい!
長くなったのでまた次回。
先日、青木さんに見せて頂いたアニメ版『絶望先生』で、『不必要に難解なことを言い立てて、「頭良いんだぞ」とアピールする作品』は、『「面白い」と言わないと、一段劣った人間に見られそうだから、詰まらないと思っても「面白い」と言わざるを得なくする卑怯なやり方』だというネタがあって、『流石、久米田康治先生』と感心する一方、『耳が痛いなぁ』と苦笑。
今、やってることが、全くそのまんまですからね。生きた『痛い』見本ということで。
宮澤正典先生は別冊歴史読本特別増刊『「古史古伝」論争』(新人物往来社1993)所収『日猷同祖論と古史古伝』で、
客観的に実証できないで「…ではないだろうか」といった『仮定法』を積み重ねて、結論はちゃっかり断定してしまう『古史古伝信者』の論法を批判しております。
まず結論ありきで、それに合う材料のみでコジツケするゲームにすぎない、というわけです。
コジツケ連鎖ですから、全く問題無いと開き直っておきます。
以前、聖地巡礼で、『鶴屋山』のモデルになったかもしれない『甲山』を開山したのが『如意尼』という女性だったことはネタにしておりましたが、
青木さんと旧但馬、丹後半島、若狭湾沿岸の神社を廻った折に、『籠神社』の『御由緒略記』に『如意尼』のことが書いてあって、偶然の一致にびっくりしました。
籠神社神官の娘だったとは!
ここでネタにできて良かったです。
『御由緒略記』に『甲山=摩尼峰』とあって、『籠神社』の旧社地『真名井原』の『マナイ』と『マニ』が関係有るのかもしれないと思ったりしましたが、
『広辞苑』に、梵語で『摩尼=如意・如意宝珠』とあって、聖地巡礼の折『神功皇后』が『甲山』に『如意宝珠』を埋めたという伝説があることを教わったので、
『如意尼』の名前の由来と併せて、『日本書紀』巻八『仲哀紀』の『神功皇后』が穴門国豊浦で得た『如意珠』に関連付けてしまおうと。
前に、『甲山』の名前の由来は『神功皇后』が『武器』を埋めたから、という伝説があることはネタにしておりましたので。
『隋書俀国伝』に『如意宝珠有り』と書かれていることは知っていたので、コジツケしてしまいました。
籠神社の宝物、国宝『海部氏勘注系図』については、金久与市『古代海部氏の系図』(学生社1999)という本を青木さんから頂いたので、ネタに。
前に更新したネタで触れましたが、『天火明』は、偽書『先代旧事本紀』で『饒速日』と同一にされた神で、勘注系図を読む限り、籠神社宮司の先祖が、偽書を信用して、家宝の系図を書き直したことが分かります。
家系を権威付けるために改竄が必要だったのは同情しますが、貴重な平安時代以前の歴史資料だったはずが、平安時代以降の精神史資料に使えるかな?くらいのモノに成り果ててしまったのは残念ですが、コジツケ連鎖できたので、まあ良し。
『息津嶋』の崩壊の伝承は、『バベルの塔』と『アトランティス』を混ぜたような話だなあ、と感じてました。『ムー』も似てますけど。
アニメ2期『エンドレスエイト』DVDタイトルの142857の数字謎解きネタからコジツケしておいた『原子番号71=Lutetium』の語源、パリの古名『Luteia』の語源『lutum=泥』が使えて嬉しいです。
『Paris』の嘘語源、海に沈んだ都『Is』、が『息津嶋』ネタにコジツケできた上に、『泥=水+尼』という悪乗りから『弁財天』を『如意尼』は信仰していたという『御由緒略記』ネタにコジツケできるとは。偶然の一致は面白いですね。
前の更新で、『ワンダリングシャドウ』の『寄生生命体』の一種が『人間の精神』なのではないか?というネタを振っておきましたが、
『如意尼』の伝説は、『息津嶋』に降りて帰還できなくなった『精神生命体』が人間に寄生して、
『甲山』までやってきて肉体を捨てて『精神生命体』だけ宇宙に帰還したと解釈できるのではないか?
というコジツケ連鎖。『鶴屋山』に帰還するカラクリがあるのでしょう。
『ザ・スニーカー』2009年10月号で、谷川さんが、精神だけの時間移動なら『タイムパラドックス』は起きない?という思考実験をなさっていて、
『精神』が『肉体』から分離するという現象が、『佐々木』に関わって来るのだろうと思いました。やっぱり『死者』ですか?
上書きされる世界の人間は反抗する権利がある、と谷川さんは仰ってますが、『悪い習慣』の公文さんの思考実験、キャラの反逆!?展開予想が原作者の意図を見事に洞察していたことが分かりますね。同人はたいしたものです。
『ソフィーの世界』のラストの様に、キャラが作者に反逆するという展開になるのでしょうか?
青木さんに教わったところ、『息津嶋』の残骸、『沓島』『冠島』は、『大本教』の聖地でもあります。
地上の真の支配者『艮金神』が幽閉されていたという、まるで『プロメテウス』のようなお話。
人類の創造主『プロメテウス』の拘束については、『鷲座』の起源や『長門』の封印と絡めたりして、前にネタ振りしておきましたが、『如意尼』ネタ、『大本教』ネタで連鎖するとは。
おまけに、ハルヒの舞台となっている『兵庫県』に、艮金神の妻『坤金神』が隠居した『上島』があって、これまた『大本教』の聖地になってるそうで。
谷川さんは『ご当地ネタ』をハルヒに仕込んでいらっしゃるようですので、『兵庫県』のネタである以上、この神話がハルヒに使われている可能性は有ります。
『真の神が封印されている』というのは『橘京子』の世界観に近いのではないでしょうか?コジツケれば何でも言えますけど。
またまた『出口王仁三郎』ネタ。谷川さん、『大本教』をモデルにした高橋克己『邪宗門』をリスペクトするつもりなのでしょうか?
王仁三郎の作った茶碗に『真奈井』『如意宝珠』があるのはドキリとさせられました。
『大本教』と『如意尼』『籠神社』『甲山神呪寺』が繋がります。
『潮音』もあって、『先代旧事本紀大成経』ネタで、僧『潮音』が処罰されたことは振っておきましたから、これまた偶然の一致は面白いと思いました。
『潮音=みくる』説を振っておいたので、未来人も『大本教』に繋がってしまいました。
『如意宝珠』が『長門国』で得られた、ということと、『封印』繋がりで、『長門=宇宙人』も大本教繋がりだとして、
古泉と機関が、『大本教』の『型の思考』を応用してるのではないか?というネタは振ってあるので、『超能力者』は既に『大本教』繋がり。
『大本教』は、女性が『教主』で、男性が補佐する体制なので、『ハルヒ&キョン』も『大本教』繋がりにコジツケできてしまいます。
『涼宮ハルヒの驚愕』の展開も『出口王仁三郎』の言行を応用している?
『憂鬱』~『分裂』のドンデン返しがあるとしたら、『古事記』等の古典は自由に組み替えて読めると考えていた『王仁三郎』の発想を応用した形で為されるのではないか?
トンデモ好きなので、想像するとワクワクしてきますね。
…『結論』先にありきのコジツケですから、どんな事でも言えてしまいますが。
『出口王仁三郎』の『世界革命』を引き継ごうとした『武田崇元』は『王仁三郎』の子孫と結婚したそうで、『八幡書房』社主・学研『ムー』の指導者が『大本教』と結んで、カウンターカルチャーに手を伸ばしてくるのではないか?と妄想してしまいます。
王仁三郎は『映画』も活用したそうですから、ハルヒに似てますね。
『大本』は『漫画』も活用したそうですから、武田さんが『ラノベ』や『漫画』『アニメ』『ゲーム』に侵食してくる可能性は十分あると思います。
いや、もう始まっていると見た方が良いでしょうか?
『大本教』教義の、出口なおは『内面は男、外面は女の変性男子』で、出口王仁三郎へ『内面は女、外面は男の変性女子』という説明は、『佐々木』さんの男言葉に通じるものがあると思います。
『キョンコ』『性転換ハルヒ』ネタを最初に開始した同人作家は遊びだったのでしょうが、谷川さんが『大本ネタ』やってたとすると、偶然の一致に驚かれたことと思います。
青木さんに頂いた、ナンシー・ストーカー『出口王仁三郎』(原書房2008)を読むと、明治政府は『国に喜んで財産と生命を差し出して文句は言わない、近代国家という建物を作るレンガ』に日本人を改造する為、『神社神道』を『国家神道』へ再編して、今までの宗教伝統の生命力を切り捨てたそうですが、
その『官僚製の新しいニセ伝統の押し付け』に反抗して、『切り捨てられた宗教伝統』を時代に合う様に再生したのが王仁三郎だったという解釈もあるようです。
徳川家康も、明治政府も、公的には宗教論争を規制したそうで、神道と仏教各宗派は300年近く、仲良しの振りをしてきただけなんですね。
1776年独立のアメリカや1949年建国の中華人民共和国の歴史より長い規制な訳ですから、十分『伝統』です。
今まで『何でも宗教は寛容に受け入れる日本人』に見えたのは、政府の規制の方が信仰より大切だったからなんですね。
敗戦とマッカーサーの圧力で論争OKになっちゃったわけで、あなたの家の戸をカルトが叩いたり、駅前でしつこくカルトに言い寄られるのはアメリカの方が天皇より300年の伝統より偉かったと日本人が認めてる証拠なんですね。
『神社』が古くて、『カルト』が新しいと決め付けるのは、敗戦までの政府の政策を知らない偏見なのかもしれませんね。
ライトノベルで美少女キャラに出口王仁三郎ネタをやらせる方が、日本の伝統に忠実かもしれない!
谷川さん、頑張ってください。…生きるために宗教ネタ封印で書き直してるかもしれませんが。
そういえば、兵庫県出身SF作家で、角川書店のライバル、ハルキ文庫で戦っている点で、谷川流のライバルなんじゃないかと私が勝手に思っている『機本伸司』の新作『パズルの軌跡』(2009)で、
旧作『神様のパズル』で登場していたカルト『ソウルオリジン』の正式名称が、
『ソウルオリジンサービス=SOS』
と知ってびっくり。『SOS団』を全く意識してない、と思えないです。
『パズル』から『軌跡』の間に、いろいろ問題を起こして『分裂』したという設定ですが、業界裏情報でこういう設定にしたのでないことを祈ります。
やはり『SOS団=谷川流』、『ZOZ団=佐々木団=機本伸司』ですか?
面白いハルヒ同人紹介
カオティック乙女工房『ナガト100式完全版』:イトウヂンさんが原作、T彦さんが作画の二人サークル。抱腹絶倒もシリアスもやれる実力派。きちんと描けるからこそ可能な画面構成、アクションでぐいぐい読ませます。
総集編に、収録既刊のカラー表紙全部カラー頁にして再録…凄すぎます。
言い訳をさせてください。引越しの荷物に紛れて、原作者殺し「ハルヒの恐竜」完結編が出て来ないので、こっちの紹介となります。発見次第、紹介します。
キミドリ108式編、クヨウMKⅡ編、あいかわらずの画力で押す色気と暴力。凄いです。
いきなりクサナギネタが笑いました。
喜緑さんがハルヒの忠実なトレス、という「ハルヒ設定」に古泉が首をかしげるところが笑える。こういうバカなハルヒが可愛い。
長門の習字ネタ、もう挨拶代わり、キョンの跳び蹴りも見事です。朝比奈さんが慣れて来てるのが笑いました。
朝倉さんの登場早々のブルマサービスの強引さも有り難い。ナイスです。
其々、バカやってるのに妙にそのキャラらしい行動に見えるのが踏まえてると思いますね。つかみはばっちり。
巧い作家さんには本題に入る前から笑わされますね。落語のマクラから面白いのと似てると思います。
落語は滅んだ芸だから参考にできない、と思っておられる方がおられましたら、カオティック乙女工房読んで勉強すると良いと思います。
で、本編、喜緑さんみたいな知的で上品な雰囲気のキャラが、いきなり強引な男子トイレ乱入でキョンと口論、シュールすぎ爆笑。
ハルヒをトレスしてるとキョンも同意しないのが良い。反復ギャグ。
朝倉登場→大声でまくしたてるがちゃっかり半脱ぎ→キョン固め技(結構大技)、のお約束の応酬も、何回やられても笑ってしまいます。
喜緑、朝倉、と登場して、長門がうまく登場できないのが笑えます。巧い「脱線」。
三人目でボケるのは伝統芸。やっぱりここは押さえないと!
「デルタアタック」、手品とかと同じで、何かやるなと分かっていても、何度もひっかかっちゃいますね。やっぱり!という笑い。
谷口登場もキレイな引き。時には定型が大事です。
佐々木団ネタ、TFEI三人娘が引っ掻き回します。結局、キョンの少女相手にはありえない折檻が爆笑。喜緑さん、攻撃を免れてるのが地味に「らしい」です。
オチは原作者こそ読んでください。
このサークルは4コマも面白いです。耳かき刺しネタ、ダウジングを長門が指で制するネタ、キョン宅の秘密の本を長門が発見ネタ、が特に爆笑。
無駄が無い面白い総集編です。こういうサークルが盛り上げていたからハルヒジャンルはもったんだと改めて実感します。どこのジャンルに行っても新刊が楽しみなサークルですね。
KHYS『One'sdailylife』:コピー本ながら、遊び紙入り、丁寧な作り。姐子さん中心で、ゲスト漫画・小粋なウーパールーパーさん(打ってて、これでOKなのかと思えてきます)、イラスト参加ゲストあり、の合同誌的同人。
佐々木本は貴重なので、紹介しておかないと。
冒頭、「佐々木団ネタ(九曜さん中心?)」+「キョンコ×佐々木」4コマ。
九曜さんの奇行、地味に表情がナイス(動揺するキョンの表情も)。佐々木さんの異常放置っぷりもいかにもで、この系統の佐々木団ネタは転がせばもっと広がると思うので、また描いて下さい。
橘さんのデフォルメも良い味ですので、九曜暴走ネタを振って、橘さんを壊す展開も良いと思います。
裏表紙のデフォルメ佐々木団が良い感じですから、こういうSDキャラが活躍するネタもどんどん振って良いと思います。
キョンコネタは、入浴シーンネタ。よく考えたら、「弟ちゃん」なんですね。そりゃ赤面だ。姉弟ネタは好きなのでこういうノリの作品をもっと描いていただきたいですね。
つまり「佐々木君」な訳で、キョンコの怒りももっともですが、笑えます。
原作を巧く改変してると思いますので、もっとキョンコにセクハラしても良いかと。2本だけ、は勿体無い。
こういう4コマ連作で連打していただきたいですね。
ショートストーリーは、ある日佐々木さんが訪ねてきて、という本のタイトルを展開した作品。
キョンはSOS団の「空気」を楽しんでるところがありますが、「分裂」読む限り、佐々木さんにも「空気」の良さが有った様ですから、こういう「雰囲気」が「驚愕」で見たいものですけど…頁の制約があるから、同人がフォローするしかないですかね。
佐々木・妹ちゃん・キョンの関係は、「分裂」で描かれていますが、「驚愕」が出ないため、原作がどうなるか不明。ここを押さえてくるのが同人の存在価値だと思いますね。妹ちゃん、もっと絡んできても面白いかも。
妹ちゃんの不手際は、原作でもありそうです。事件の謎解きの焦点になるかも。
後書きの4角押さえたのに大敗というオチは、「ジャガー」ネタと2重パロですが、面白いので、本編に近接して置いても良かったかもしれません。
ゲスト漫画、原作読まないで、これだけ押さえてれば十分です。京アニと同人が、いかに原作のエッセンスを巧く抽出・映像化してるかが分かります。
見開きで「勝手な妄想」を展開するところは、私のバランスの好みですね。やはり、「思春期の少女の妄想」は商品価値がある「大量破壊兵器」ですから、作品内比率も多目にとるべきかと。
恥ずかしい表情を攻められるようですから、どんどん恥ずかしい作品を描いて下さい!
長くなったのでまた次回。
前に振っておいたコジツケが、びしばし繋がってくる最近。
『朝比奈さん=未来人』の『上書き』は、『先代旧事本紀』の『古事記』『日本書紀』上書きや、『大成経』による『旧事紀』上書きを谷川さんが参考にしたのではないか?というコジツケをしておきましたが、
今回は『ハルヒ』世界の原点、『七夕』に連鎖させてみました。
以前、『織姫』は『琴座』で『オルフェウス』の竪琴に由来し、『彦星』は『鷲座』で『プロメテウス』の罰のための『鷲』を『ヘラクレス』が射落としたことに由来する、というところから、
『雪山症候群』でキョンは古泉が『竪琴』持ってた記憶を持っている
→『オルフェウス=古泉』?
『オルフェウス』も『ヘラクレス』も『アルゴー船』の乗組員だった
→『涼宮ハルヒの陰謀』でキョンが『古代の沈没船』について思いをめぐらしている。
→『鶴屋山』のモデル『甲山』の俗称に『ビスマルク山』があり、『ビスマルク』は戦艦の名前で、『舟』繋がり
→『長門』『周防』も『舟』繋がり
『御伽草子』の『七夕の御本地』で『天稚彦』と『ヘラクレスの12の功業』が混じったような展開になっている
→『七夕の御本地』で天に登るのに『ひょうたん』を使っている
→『涼宮ハルヒの陰謀』の『鶴屋山のひょうたん石』にコジツケ
『鷲の撃墜』モチーフは『マヤ神話』の『ポポルヴフ』の『ブグブカキシュ』の撃墜にも、『甲山神呪寺』の縁起の『鷲に化けた麁乱大荒神』の調伏の話にも通じる
→2012年12月22日マヤ終末予言を谷川さんは参考にしていた?だから『涼宮ハルヒの消失』でキョンが目覚めるのが『12月21日』に設定された?
…などと『七夕』からギリシャ神話などにコジツケてたのですが、改めて、
今回は、『先代旧事本紀大成経』の仮託された選者=『秦河勝』
→『秦河勝を祀る神社=大酒神社』『秦河勝の父=酒』『酒造の神=松尾神社=秦氏が建立』
→『酒神=ディオニソス』は『オルフェウス』殺害の黒幕
→『アポロン崇拝のオルフェウス教=古泉の機関』?『アポロン=ハルヒ』?
→『酒の隠語=笹(ささ)』で『ささ=佐々木』で『佐々木=ディオニソス』?
→『マイナス=ディオニソスの巫女』は『橘京子』?
と『ギリシャ神話』に連鎖。
『ハルヒ劇場・RPG編』がスニーカーに載ったので、『古泉=オルフェウス』?の根拠も『RPG編』から引っ張れるようになりました。
前の更新で、『麁乱大荒神=胞衣荒神=天蓋→天蓋領域=九曜さん』?
→『胞衣荒神=死者の墳墓の神』
→『墓=陵(ササギ)→佐々木』?『佐々木』は死者?
という『天蓋領域』と『佐々木』のコジツケを振っておきましたが、
『秦河勝=三宝荒神=胞衣=天蓋=九曜さん』?で、
今回、『秦河勝=酒神=佐々木』?と連鎖したので、
『佐々木=九曜さん』になってしまいそうです。
梅原猛は西洋哲学者なので、ニーチェの『太陽神アポロンVS酒神ディオニソス』説を『秦河勝=酒神』説に当て嵌めてますが、『河勝=バッカス』説がハルヒに使えて幸運です。
梅原猛『翁と河勝』は2008年の本で、『ハルヒ』が先ですが、梅原さんは角川のWebマガジンでこのネタを連載しておられたようですし、『河勝』探求ネタの連載は2006年7月開始ですので、2007年4月の『分裂』には十分間に合います。谷川さん、読んでおられたかもしれませんね。
前の更新で、『ニーチェ』は『佐々木=代理母出産の救世主(サオシュヤント)?』コジツケや、『ループ=ニーチェの永劫回帰?』コジツケの『ゾロアスター(ツァラトゥストラ)』ネタ、
ハルヒの映画制作繋がりの映画ネタ→『2001年宇宙の旅』の挿入曲、リヒャルトシュトラウス『ツァラトゥストラはかく語りき』コジツケ、
で使っておりましたが、改めて『秦河勝』繋がりからコジツケ連鎖しました。
『ハルヒVS佐々木』に『太陽VS酒』を当て嵌めることで、またまた『酒』繋がりから『西宮は酒造業が盛ん』というご当地ネタに繋げられるのも良いですね。
『オルフェウス』神話が『死者を蘇生させようとして失敗する話』なのが『佐々木=死者』?説と対応して面白いですね。
『オルフェウス=古泉』とすると、『ディオニソスの狂信者マイナス=橘さん』に殺されるという展開になるかもしれないのが、ドキドキしますね。
前回、『忠臣蔵』の討ち入りの年が、『涼宮ハルヒの陰謀』で鶴屋さんの先祖が鶴屋山に金属片を埋めた年だった、というコジツケから、
『涼宮ハルヒの分裂』ネタ繋がりで、『涼宮ハルヒの驚愕』では『長門の仇と誤解された九曜さんへの仇討』が起きるのではないか?(真犯人は『喜緑さん』?)
と勝手な妄想をしておきましたが、
『橘京子が古泉殺害の犯人として仇討の対象になる』というのもスリリングかも。
(真犯人は『森さん』?)
前回の更新で、『大成経』刊行で処罰された『潮音』の号が『南牧樵人』だということから、
OZの『ブリキの樵』=朝比奈さん?という前に振ったコジツケと連鎖させて、
『朝比奈さんは上書きが違法とされて流罪になる?』というコジツケしておきましたが、
これも、『藤原が罠にはめた』と誤解されて『仇討』になってゆくかも。(もちろん真犯人は『大人みくる』)
まあ、2重ドンデン返しで、『真の原因はキョンの過失』なら、大団円も可能だと思いますが。
前の更新でネタにしたように、大団円を求めて、各人が『青鬼』を演じようとしたりするのでしょうから、字面だけ追ったらドンデン返しされて大変だと思います。
能戸さんに『エンドレスエイト』や『ループ』の話をしたところ、『スターゲイト』に『オルフェウスとタイムマシンとループの三題噺』があるとの話で、『ハルヒ』の世界に合うなあ、と感じました。
以前、ザ・スニーカーで『アメリカのテレビドラマの設定を日本の作家はパクったら良いと思う』と書いておられる方がいらっしゃったので、
実践した谷川さんが『スターゲイト』をリスペクトしてる可能性も有るなあ、と思い、ここで振っておきました。
『涼宮ハルヒの消失』でキョンは一度死んでるんじゃないか?というのは青木さんのアイディアです。確かにこの位の『驚愕』はあっても良かろうということでネタに。
『涼宮ハルヒの消失』劇場版が2010年2月6日公開だそうで、市内に上映館があるので良かったです。
角川の中の誰かが、キャリアの傷にならないように、少しでもヒットしてる印象を与えたいのかもしれませんが…もしそうなら、博打の負けを取り戻そうとして、職場の金を横領して更に損するサラリーマンみたいな性格の方ですね。
博打には向かないので、転職するか配置転換していただいたらよいのではないでしょうか。
面白いハルヒ同人紹介
天使司書『嘘吐き』:賭博ネタで怪作を作っておられるのですが、今回は鶴屋さんと妹ちゃんの7並べ対決。表紙から劇画のノリです。きちんと可愛らしい少女も描けるので大したものです。
博打漫画の緊張感を出せる芸風なので、こういうネタが好きなのもプラスだと思いますね。萌え漫画描きたいのに絵柄が萌えでないとか、そういうミスマッチはストレスが溜まりますから。
赤松健先生ですら、ネギまがバトル展開になると読者アンケートの人気順位が低下するそうで、ミスマッチは技術だけでカバーできない様ですね。
妹ちゃんのキレっぷりが入念に描かれてるのがグッド。これが描けるならこういうシーンを描かなければ。
よく、コマ毎にキャラが違ってしまうという悩みをもっておられる作家さんのはなしを聞きますが、
キャラを設定通りに枠にはめる事より、「場面」を盛り上げるために原型を破壊してまで展開に奉仕させる事の方が大事な場合も有るという実例だと思います。
ひぐらしのレナは「あんなに怖い必要は無い」という位壊れてました。アレが出来るなら、勝ったも同然だと思います。
「このゲームに暴力禁止のルールは?」からの鶴屋さんの切り替えし→解決、が爽快。またもやカモは生かす、という冷酷締めもよろし。
何気にハルヒがザコ扱いなのがすごい。
次回作が楽しみなサークルさんですね。
千山屋『あったよ山荘がッでかした!!』:コピー本。米さんとやすひとさんの合同誌。
米さんのカードバトルネタ、衝撃のラスト。すっかりだまされてました。構成の勝利というか、思いついたが勝ち。笑って驚いて、短いながら満足です。
偶然にも、またハルヒでカードゲームネタ。
やすひとさんのTFEI三人娘焼肉ネタ。私小説?少女が会話してるだけで事件ですから、これでOK。
元が男であろうと、ネタを「作品」にする上で大切なのは「作品にする意義のある映像」を並べること、素材の上澄みを集めて映像化するという事ですから。
キョンコが創作意欲を刺激してたわけですね。
短編ながら、お二方とも構図は工夫しようとしていらっしゃるのが偉いです。こういう細部の詰めが大事です。
ぶるぅらいん『かえして!TFEI』:SSでも活動しておられるあおさんの漫画本。夏だ夏服だ海だ水着だと踏まえた作品。良いですね。
小ネタ連打ですが、旅行に行って帰って、というストーリーを展開していて、1ページ漫画連作、ストーリー4コマ(変則4コマ連作)。必要に応じて最適なコマ割が自由に選択されるべきだと思っているので、これは好判断だと思いますね。
折角の変形4コマで、見せ場に大コマをとれる訳ですから、1コマ目のハルヒの伸ばした両手の手首から先が切れてしまってるのは、そこまで描いてあげたほうが伸び伸びして良かったかも。
ノーパン朝倉を喜緑さんがスカートめくりの場面が、画面内に太もも~頭まで詰めるために、人物が小さ目になってしまって、折角のサービスシーンの迫力が削がれて勿体無いです。
これは大コマが却って小さい画面になってしまうという携帯DL漫画と同様の問題なのですが、画面の広さでは携帯画面より広い長所があるのですから、見せ場の面積を死守して、他のコマを圧縮すれば良いかと思います。
九曜が朝倉の胸の重さと釣り合ってる、スーツケースに縛り朝倉詰めれられてる、は、この大きさでも大丈夫です。笑いました。
百物語とか九曜と朝倉の連携が良くなってるのが良いですね。「ペット」としたら人馬一体の活躍!?
後書きの、「朝倉にしか懐かない長門」「キョン=父親・朝倉=母親・長門=娘」という人物相関の骨格を踏まえて読み返すと、なるほどと思うネタがあります。
原作では孤独かもしれない九曜に帰る所があるのが作ってあるのは、長門の擬似家族と、天蓋領域が対称になるからだと思います。擬似家族が居る、だからホッとして読み終えることが出来ます。
この本のラストは、九曜が長門の「対照」とされてる「分裂」段階での「原作」では出てこないアイディアだと思います。
谷川さんは、ドライなのが好きなのかもしれませんから、こういうしっとりした部分を同人がフォローすべきなのでしょう。
「化物語」アニメを観て、西尾維新さんは2002年デビューだそうですが、漫画やアニメも文字ネタの成果を吸収して、20世紀の文字・絵分裂から、融合へ動いてるのだなあ、と思いました。あおさんは文字と絵の両方に足を掛けておられるのですから、文字と漫画の間をどんどん攻めて行っていただきたいですね。
長くなりましたので、紹介はまだまだ続きます。
『朝比奈さん=未来人』の『上書き』は、『先代旧事本紀』の『古事記』『日本書紀』上書きや、『大成経』による『旧事紀』上書きを谷川さんが参考にしたのではないか?というコジツケをしておきましたが、
今回は『ハルヒ』世界の原点、『七夕』に連鎖させてみました。
以前、『織姫』は『琴座』で『オルフェウス』の竪琴に由来し、『彦星』は『鷲座』で『プロメテウス』の罰のための『鷲』を『ヘラクレス』が射落としたことに由来する、というところから、
『雪山症候群』でキョンは古泉が『竪琴』持ってた記憶を持っている
→『オルフェウス=古泉』?
『オルフェウス』も『ヘラクレス』も『アルゴー船』の乗組員だった
→『涼宮ハルヒの陰謀』でキョンが『古代の沈没船』について思いをめぐらしている。
→『鶴屋山』のモデル『甲山』の俗称に『ビスマルク山』があり、『ビスマルク』は戦艦の名前で、『舟』繋がり
→『長門』『周防』も『舟』繋がり
『御伽草子』の『七夕の御本地』で『天稚彦』と『ヘラクレスの12の功業』が混じったような展開になっている
→『七夕の御本地』で天に登るのに『ひょうたん』を使っている
→『涼宮ハルヒの陰謀』の『鶴屋山のひょうたん石』にコジツケ
『鷲の撃墜』モチーフは『マヤ神話』の『ポポルヴフ』の『ブグブカキシュ』の撃墜にも、『甲山神呪寺』の縁起の『鷲に化けた麁乱大荒神』の調伏の話にも通じる
→2012年12月22日マヤ終末予言を谷川さんは参考にしていた?だから『涼宮ハルヒの消失』でキョンが目覚めるのが『12月21日』に設定された?
…などと『七夕』からギリシャ神話などにコジツケてたのですが、改めて、
今回は、『先代旧事本紀大成経』の仮託された選者=『秦河勝』
→『秦河勝を祀る神社=大酒神社』『秦河勝の父=酒』『酒造の神=松尾神社=秦氏が建立』
→『酒神=ディオニソス』は『オルフェウス』殺害の黒幕
→『アポロン崇拝のオルフェウス教=古泉の機関』?『アポロン=ハルヒ』?
→『酒の隠語=笹(ささ)』で『ささ=佐々木』で『佐々木=ディオニソス』?
→『マイナス=ディオニソスの巫女』は『橘京子』?
と『ギリシャ神話』に連鎖。
『ハルヒ劇場・RPG編』がスニーカーに載ったので、『古泉=オルフェウス』?の根拠も『RPG編』から引っ張れるようになりました。
前の更新で、『麁乱大荒神=胞衣荒神=天蓋→天蓋領域=九曜さん』?
→『胞衣荒神=死者の墳墓の神』
→『墓=陵(ササギ)→佐々木』?『佐々木』は死者?
という『天蓋領域』と『佐々木』のコジツケを振っておきましたが、
『秦河勝=三宝荒神=胞衣=天蓋=九曜さん』?で、
今回、『秦河勝=酒神=佐々木』?と連鎖したので、
『佐々木=九曜さん』になってしまいそうです。
梅原猛は西洋哲学者なので、ニーチェの『太陽神アポロンVS酒神ディオニソス』説を『秦河勝=酒神』説に当て嵌めてますが、『河勝=バッカス』説がハルヒに使えて幸運です。
梅原猛『翁と河勝』は2008年の本で、『ハルヒ』が先ですが、梅原さんは角川のWebマガジンでこのネタを連載しておられたようですし、『河勝』探求ネタの連載は2006年7月開始ですので、2007年4月の『分裂』には十分間に合います。谷川さん、読んでおられたかもしれませんね。
前の更新で、『ニーチェ』は『佐々木=代理母出産の救世主(サオシュヤント)?』コジツケや、『ループ=ニーチェの永劫回帰?』コジツケの『ゾロアスター(ツァラトゥストラ)』ネタ、
ハルヒの映画制作繋がりの映画ネタ→『2001年宇宙の旅』の挿入曲、リヒャルトシュトラウス『ツァラトゥストラはかく語りき』コジツケ、
で使っておりましたが、改めて『秦河勝』繋がりからコジツケ連鎖しました。
『ハルヒVS佐々木』に『太陽VS酒』を当て嵌めることで、またまた『酒』繋がりから『西宮は酒造業が盛ん』というご当地ネタに繋げられるのも良いですね。
『オルフェウス』神話が『死者を蘇生させようとして失敗する話』なのが『佐々木=死者』?説と対応して面白いですね。
『オルフェウス=古泉』とすると、『ディオニソスの狂信者マイナス=橘さん』に殺されるという展開になるかもしれないのが、ドキドキしますね。
前回、『忠臣蔵』の討ち入りの年が、『涼宮ハルヒの陰謀』で鶴屋さんの先祖が鶴屋山に金属片を埋めた年だった、というコジツケから、
『涼宮ハルヒの分裂』ネタ繋がりで、『涼宮ハルヒの驚愕』では『長門の仇と誤解された九曜さんへの仇討』が起きるのではないか?(真犯人は『喜緑さん』?)
と勝手な妄想をしておきましたが、
『橘京子が古泉殺害の犯人として仇討の対象になる』というのもスリリングかも。
(真犯人は『森さん』?)
前回の更新で、『大成経』刊行で処罰された『潮音』の号が『南牧樵人』だということから、
OZの『ブリキの樵』=朝比奈さん?という前に振ったコジツケと連鎖させて、
『朝比奈さんは上書きが違法とされて流罪になる?』というコジツケしておきましたが、
これも、『藤原が罠にはめた』と誤解されて『仇討』になってゆくかも。(もちろん真犯人は『大人みくる』)
まあ、2重ドンデン返しで、『真の原因はキョンの過失』なら、大団円も可能だと思いますが。
前の更新でネタにしたように、大団円を求めて、各人が『青鬼』を演じようとしたりするのでしょうから、字面だけ追ったらドンデン返しされて大変だと思います。
能戸さんに『エンドレスエイト』や『ループ』の話をしたところ、『スターゲイト』に『オルフェウスとタイムマシンとループの三題噺』があるとの話で、『ハルヒ』の世界に合うなあ、と感じました。
以前、ザ・スニーカーで『アメリカのテレビドラマの設定を日本の作家はパクったら良いと思う』と書いておられる方がいらっしゃったので、
実践した谷川さんが『スターゲイト』をリスペクトしてる可能性も有るなあ、と思い、ここで振っておきました。
『涼宮ハルヒの消失』でキョンは一度死んでるんじゃないか?というのは青木さんのアイディアです。確かにこの位の『驚愕』はあっても良かろうということでネタに。
『涼宮ハルヒの消失』劇場版が2010年2月6日公開だそうで、市内に上映館があるので良かったです。
角川の中の誰かが、キャリアの傷にならないように、少しでもヒットしてる印象を与えたいのかもしれませんが…もしそうなら、博打の負けを取り戻そうとして、職場の金を横領して更に損するサラリーマンみたいな性格の方ですね。
博打には向かないので、転職するか配置転換していただいたらよいのではないでしょうか。
面白いハルヒ同人紹介
天使司書『嘘吐き』:賭博ネタで怪作を作っておられるのですが、今回は鶴屋さんと妹ちゃんの7並べ対決。表紙から劇画のノリです。きちんと可愛らしい少女も描けるので大したものです。
博打漫画の緊張感を出せる芸風なので、こういうネタが好きなのもプラスだと思いますね。萌え漫画描きたいのに絵柄が萌えでないとか、そういうミスマッチはストレスが溜まりますから。
赤松健先生ですら、ネギまがバトル展開になると読者アンケートの人気順位が低下するそうで、ミスマッチは技術だけでカバーできない様ですね。
妹ちゃんのキレっぷりが入念に描かれてるのがグッド。これが描けるならこういうシーンを描かなければ。
よく、コマ毎にキャラが違ってしまうという悩みをもっておられる作家さんのはなしを聞きますが、
キャラを設定通りに枠にはめる事より、「場面」を盛り上げるために原型を破壊してまで展開に奉仕させる事の方が大事な場合も有るという実例だと思います。
ひぐらしのレナは「あんなに怖い必要は無い」という位壊れてました。アレが出来るなら、勝ったも同然だと思います。
「このゲームに暴力禁止のルールは?」からの鶴屋さんの切り替えし→解決、が爽快。またもやカモは生かす、という冷酷締めもよろし。
何気にハルヒがザコ扱いなのがすごい。
次回作が楽しみなサークルさんですね。
千山屋『あったよ山荘がッでかした!!』:コピー本。米さんとやすひとさんの合同誌。
米さんのカードバトルネタ、衝撃のラスト。すっかりだまされてました。構成の勝利というか、思いついたが勝ち。笑って驚いて、短いながら満足です。
偶然にも、またハルヒでカードゲームネタ。
やすひとさんのTFEI三人娘焼肉ネタ。私小説?少女が会話してるだけで事件ですから、これでOK。
元が男であろうと、ネタを「作品」にする上で大切なのは「作品にする意義のある映像」を並べること、素材の上澄みを集めて映像化するという事ですから。
キョンコが創作意欲を刺激してたわけですね。
短編ながら、お二方とも構図は工夫しようとしていらっしゃるのが偉いです。こういう細部の詰めが大事です。
ぶるぅらいん『かえして!TFEI』:SSでも活動しておられるあおさんの漫画本。夏だ夏服だ海だ水着だと踏まえた作品。良いですね。
小ネタ連打ですが、旅行に行って帰って、というストーリーを展開していて、1ページ漫画連作、ストーリー4コマ(変則4コマ連作)。必要に応じて最適なコマ割が自由に選択されるべきだと思っているので、これは好判断だと思いますね。
折角の変形4コマで、見せ場に大コマをとれる訳ですから、1コマ目のハルヒの伸ばした両手の手首から先が切れてしまってるのは、そこまで描いてあげたほうが伸び伸びして良かったかも。
ノーパン朝倉を喜緑さんがスカートめくりの場面が、画面内に太もも~頭まで詰めるために、人物が小さ目になってしまって、折角のサービスシーンの迫力が削がれて勿体無いです。
これは大コマが却って小さい画面になってしまうという携帯DL漫画と同様の問題なのですが、画面の広さでは携帯画面より広い長所があるのですから、見せ場の面積を死守して、他のコマを圧縮すれば良いかと思います。
九曜が朝倉の胸の重さと釣り合ってる、スーツケースに縛り朝倉詰めれられてる、は、この大きさでも大丈夫です。笑いました。
百物語とか九曜と朝倉の連携が良くなってるのが良いですね。「ペット」としたら人馬一体の活躍!?
後書きの、「朝倉にしか懐かない長門」「キョン=父親・朝倉=母親・長門=娘」という人物相関の骨格を踏まえて読み返すと、なるほどと思うネタがあります。
原作では孤独かもしれない九曜に帰る所があるのが作ってあるのは、長門の擬似家族と、天蓋領域が対称になるからだと思います。擬似家族が居る、だからホッとして読み終えることが出来ます。
この本のラストは、九曜が長門の「対照」とされてる「分裂」段階での「原作」では出てこないアイディアだと思います。
谷川さんは、ドライなのが好きなのかもしれませんから、こういうしっとりした部分を同人がフォローすべきなのでしょう。
「化物語」アニメを観て、西尾維新さんは2002年デビューだそうですが、漫画やアニメも文字ネタの成果を吸収して、20世紀の文字・絵分裂から、融合へ動いてるのだなあ、と思いました。あおさんは文字と絵の両方に足を掛けておられるのですから、文字と漫画の間をどんどん攻めて行っていただきたいですね。
長くなりましたので、紹介はまだまだ続きます。
前の更新で引用した『先代旧事本紀』は平安時代の偽書で、
安本美典先生は『奈良時代から平安時代初期に成立した歴史文献は(略)十指に満たない。「先代旧事本紀」は、その十指に入る』
と書いておられるように、本文中の独自記事を確実に偽書と否定する材料が少ない為、研究者の中には自分に好都合な部分だけ『偽書でない』と勝手に定義を変更して引用しまくるのが1960年代以降の流れのようです。
1990年代、政治ネタ系老舗サークルのオウム真理教批判同人誌で、
『キリスト教、イスラム教、仏教を統一しようという麻原の主張は不可能である…理由は「宗教学」が無理だと言ってるから』という『尊師』が『学』に置き換わっただけの内容のものを読んだ記憶がありますが、
文系の学は足腰が弱いのですかね。安心して勝手にコジツケして行けるから良いですが。
江戸時代に刊行されて事件になった『先代旧事本紀大成経』は、
『平安時代の「旧事本紀」はダイジェスト版だった、「大成経」は完全版だ』
という触れ込みで偽作者が自分の主張を付け足したものでした。
『上書き』の『上書き』。SFみたいですね。
前回の更新でコジツケておいた、
『朝比奈さんの上書き=「先代旧事本紀」式』ネタ
も、『大成経』を踏まえて一歩進める必要がありますので、文字ばかりですがこのネタを振りました。
前回、『旧事紀』作者『矢田部公望』の『矢田部』が京アニ社長『八田陽子』さんの『八田』と関係してるのではないか?とコジツケましたが、
実は、『大成経』の方が、よりコジツケし易くて、仮託された作者『秦河勝』ですから『秦』・『八田』で、音はより近くなっています。
梅原猛さんは『八田』『矢田』は『秦』の子孫だと主張しておられますし、『大成経』までネタにしないと、京アニネタが不完全になってしまいます。
『「君が代」は「大成経」の「詠歌本紀」が出典』という本が出ておりまして、確かに『大成経』は5代将軍綱吉の頃の偽書ですから、
幕末までに『薩摩琵琶』の曲に入って、『国歌』になってしまうのもアリかと思います。
『古今集・賀歌』343が出典だとよく言われますが、『わが君は』が歌い出しです。
『大成経』で確認したわけでは有りませんが、私の読んだ『君が代擁護本』によれば、『大成経』ではより近い歌詞に直っているそうです。
偽書であっても、ホンモノと信じられて、端戸信騎『戸隠権現鎮座考』によれば長野県の戸隠神社の祭神が『手力男』になったり、『手力男』の父が『思兼神』になったりする典拠とされるなど、社会的に影響を与えた本だそうですから、
古今集→偽書→琵琶曲→国歌であっても別に恥じることも無いと思います。勝手な想像ですが。
歴史書としては偽書でも、神道の聖典としては、一部勢力が担いでいるそうですので、内容は良いのかもしれません。
ウソでも、内容に共鳴した人を動かして社会に影響を与える…『大成経』の姿は、妄想を売る立場の人間の理想の一つかもしれません。
谷川さんが、『大成経』のそういう部分を『ハルヒ』という作品で再現しようとしていてもおかしくないと勝手に思っております。
偽作に関与した疑いがある人に
『佐々木氏郷(澤田源内のP・N)』がいて、
『大成経』派生本に、
『沙沙貴(ササキ)神社』蔵書由来という『鷦鷯(ササキ)本』
が有る、という原田実さんの文を読んだとき、これは『涼宮ハルヒの分裂』の『佐々木さん』にコジツケられると思いました。
『佐々木』という名前にするときに、谷川さんは『大成経』も意識したのではないか?と妄想は膨らみます。
『秦』『八田』の偶然の一致なんか、トンデモ好きなら、面白がると思いますし。
アニメ版1期が『旧事紀』、2期が『大成経』、という訳でもないでしょうが。前に妄想した神道系カルトの暗躍も勝手な妄想にすぎません。
前の更新で、
喜緑江美里さんの『エミリ』は『OZの魔法使い』の『エメラルドシティ』に関係しているのではないか?
『ミステリックサイン』の『ZOZ』の『OZ』は『オズ』に繋がるのではないか?
とかコジツケして、
『SOS団』の登場順(長門・朝比奈・古泉)と『案山子・ブリキの樵・臆病なライオン』を比較して、『朝比奈=ブリキの樵』?というネタを振っておきましたが、
『大成経』繋がりで、
刊行に協力した『潮音』の号が『南牧樵人』だと知って、偶然の一致で幸せです。
朝比奈さんの『童話』で、朝比奈さんは『人魚姫』でしたが、『潮音』と『海』繋がり。
そして、『樵』繋がり。
『朝比奈さんの「上書き」=先代旧事本紀式?』という口から出任せが、意外にも『OZ』ネタや『涼宮ハルヒの憤慨』に連鎖してしまいました。
上書きに関与して処罰された『潮音』=『朝比奈さん』という連鎖が、朝比奈さんの今後を暗示してたら可愛そうですね。まあ、潮音は綱吉の母『桂昌院』に減刑してもらったので、そんな暗い晩年でもないでしょうが。
『桂昌院』が『エンドレスエイト』で蝉を逃がす舞台となった『甲山神呪寺』を再建した人、という『西宮』繋がりも、前に振っておいたネタですが、『大成経』繋がりで連鎖してきました。
2期で『神呪寺』が聖地巡礼コース入りしなかったら、『関係無い物に無理なコジツケしてバカだなあ』と自分ツッコミするところですね。
この辺りまで含めて、谷川さん、『先代旧事本紀』『大成経』を踏まえてるんじゃないか?と妄想してしまうわけです。
ヤングキングOUR's11月号の石黒正数『それでも町は廻っている』で、『うつほ舟』漂着を踏まえたネタが振られていて、偶然の一致は恐ろしいと思いました。
山本ひろ子先生の『異神』第三章で『秦河勝』が『うつほ舟』で播磨国に漂着し、『三宝荒神』になる話を読んで、『播磨=兵庫県』ネタでハルヒに使えると思っていました。
『西宮』は旧『摂津国』なんですけど、『兵庫県』というくくりだと一緒になってしまうんですね。
谷川さんが『ご当地ネタ』使ってるんじゃないか?という前に書いていた妄想の応用。
前の更新で山本ひろ子先生の『麁乱神=三宝荒神=胞衣荒神=天蓋』説から、
『神呪寺』の地主神(?)『麁乱大荒神=天蓋領域=九曜周防』?というコジツケをしておきましたが、
今回は、梅原猛先生の『翁と河勝』を青木さんから頂いたので、そちらから『秦河勝=三宝荒神=九曜周防』と連鎖。
『先代旧事本紀』で『朝比奈さん』『橘京子』、『大成経』で『佐々木さん』『九曜さん』が繋がりました。
『大避神社→大酒神社』という梅原説が『酒=』が『九曜』さんと『九』繋がりという連鎖を可能にして、『西宮は酒どころ』という『ご当地ネタ』に繋がりました。
前に、『九曜さんが酒を出してくれる』というネタを振りましたが、単なる思い付きが、こんな所で長距離連鎖しました。
以前、『分裂』ネタで、
『わたぁし→矢切の渡し→細川たかし→肥後細川家の家紋は「九曜星」』というコジツケで『九曜』と『細川』をコジツケしてましたが、
梅原によれば、『大避神社』に『歌舟』を寄進したのが300諸侯中、『細川家』で、『九曜星』に繋がってしまいました。
2007年4月から『九曜さんは歌で会話する』という自分設定を勝手に作っていましたが、何故か、2009年11月になって『歌舟』と『歌』繋がり連鎖というのも長距離連鎖コジツケの凄さですね。偶然は恐ろしい。
梅原によれば、河勝の墓がある『生島』の木を切った祟りで『松の廊下』は起きたという伝承があるようで、
『忠臣蔵』ネタは、
『涼宮ハルヒの陰謀』で鶴屋さんの先祖が『鶴屋山』に『金属片』を埋めた『元禄十五年』が『討ち入りの年』、
『鶴屋』繋がりで、『鶴屋南北の「四谷怪談」は「忠臣蔵」の裏話』、
『忠臣蔵』の起きた時代は『徳川綱吉』の治世で、『神呪寺』を再建した『桂昌院』は『綱吉の母』である、
といったコジツケを振っておいたのですが、『旧事紀』『秦河勝』繋がりからでも『忠臣蔵』に辿り着いてしまいました。
『赤穂浪士』の中で、『細川藩邸』で切腹した16人中に『大石内臓助』と『矢田五郎右衛門』がいます。
前の更新の、『エンドレスエイト』DVDの『142857』ネタ『14=石』繋がり『大石』。
『矢田部公望=旧事紀作者?』『秦河勝と同族=「矢田」姓→京アニ社長の姓「八田」も?』ネタ繋がりの『矢田』。
偶然は美しい。
そして『忠臣蔵』といえば、『仇討』の『仇』が『九曜』さんと『九』繋がり、というのが面白い。
前の更新で、
『九の鳥=鳩』なら平和の象徴だが、九曜さんは『人』の姿で登場したので『仇』になりかねない、というコジツケを振っておきましたが、
まあ、こんな所で生きてきましたね。『分裂』で長門が倒れたのは九曜さんのせいだと思い込んだキョンが九曜さんを仇だと勘違いして大変なことに、みたいな展開?
長門が倒れた原因は、キョンが原因、九曜さんは冤罪、くらいが大団円向きでしょうが。
面白いハルヒ同人紹介
路地裏トリップ『FreshFlavor』:天さんとリサリサさんの合同誌。こういうサークルさんがいらしたからこその放映終了後のハルヒジャンルの延命もあったわけで、このサークルさんがハルヒを見捨てる時が同人のハルヒジャンルの分水嶺だと思っております。
後回しになってしまっておりましたが、ここで紹介できて幸いであります。
「騒音測定器ネタ」、ラストのドンデン返しが素晴らしいです。キョンと同時に真相を知らされました。見事です。
床を拭いてしまうキョンが爆笑。でかい男だけに、弱さが際立ちますね(古泉は尚更ですが…)
長門が協力を拒否するところが良いですね。『陰謀』のときの長門の踏みにじられようを見る限り、この位の拒絶は当然だと思いますね。結局「図書館」デート(?)条件で協力してくれるところも良いですね(悪い男に引っかかるタイプ!?)。
長門の、消えそうな硬い表情にほっと抜けたところが表れるところが可愛らしい。なにやらじんと来ます。
ハルヒの赤面が可愛らしい!フラグクラッシャー・キョンは、失礼にも素直に喜んでませんが…
キョンが「一般人」=「それほど悪人ではない」という原作設定の原点が生きて、結果、平和裏に(?)キョンが二股かけることができた訳で、キョンにとっては良かったのかもしれません。
こういう「2人ヒロイン」で、にっちもさっちも行かなさそうな事件を起こせて、キレイにまとめてるのを拝見すると、漫画が巧いなあと思います。
一応、「みくる裸エプロン」がしっかり描かれていて、喜ばしいですね。もっと大コマでも良いと思います。
「BLネタ」、SOS団3人娘が男のいない部室で一緒に読む、という妙にリアルな展開が良いですね!こういう「女社会」が原作でも出来つつあるようですし。
「音読」、流石です。ハルヒは剛の者。
長門がちゃんと知識面で会話に参加してくるのが良いですね。結構、無関心でないところが「編集長☆一直線」とか「朝比奈みくるの憂鬱」のときの「見殺し」に通じて、原作の雰囲気を踏まえてると思います。
バイなら大丈夫という結論がいかにもで良いですね。長門の「非生産的」発言は爆笑。
古泉が妙に冷静に諭すのが笑いました。何気にキョンがガチ前提になってるのが流石。これは古泉は殴られても文句の言えないところですが、忍耐するキョン、成長したな!という感じです。
右終わりのオチの見開きの穴埋めとして、突如、朝倉さんの「日焼け+半ケツ」イラストが乱入してるのがナイスなのに笑ってしまいました。このくらいの腰~尻ラインの肉付きを描くのも良いと思いました。
筋肉を踏まえたら、次は皮下脂肪ですからね。自分が描く場合を考えるのが、こういう文を書く理由でも有ります。
長くなりましたので、続きは又の機会に。
安本美典先生は『奈良時代から平安時代初期に成立した歴史文献は(略)十指に満たない。「先代旧事本紀」は、その十指に入る』
と書いておられるように、本文中の独自記事を確実に偽書と否定する材料が少ない為、研究者の中には自分に好都合な部分だけ『偽書でない』と勝手に定義を変更して引用しまくるのが1960年代以降の流れのようです。
1990年代、政治ネタ系老舗サークルのオウム真理教批判同人誌で、
『キリスト教、イスラム教、仏教を統一しようという麻原の主張は不可能である…理由は「宗教学」が無理だと言ってるから』という『尊師』が『学』に置き換わっただけの内容のものを読んだ記憶がありますが、
文系の学は足腰が弱いのですかね。安心して勝手にコジツケして行けるから良いですが。
江戸時代に刊行されて事件になった『先代旧事本紀大成経』は、
『平安時代の「旧事本紀」はダイジェスト版だった、「大成経」は完全版だ』
という触れ込みで偽作者が自分の主張を付け足したものでした。
『上書き』の『上書き』。SFみたいですね。
前回の更新でコジツケておいた、
『朝比奈さんの上書き=「先代旧事本紀」式』ネタ
も、『大成経』を踏まえて一歩進める必要がありますので、文字ばかりですがこのネタを振りました。
前回、『旧事紀』作者『矢田部公望』の『矢田部』が京アニ社長『八田陽子』さんの『八田』と関係してるのではないか?とコジツケましたが、
実は、『大成経』の方が、よりコジツケし易くて、仮託された作者『秦河勝』ですから『秦』・『八田』で、音はより近くなっています。
梅原猛さんは『八田』『矢田』は『秦』の子孫だと主張しておられますし、『大成経』までネタにしないと、京アニネタが不完全になってしまいます。
『「君が代」は「大成経」の「詠歌本紀」が出典』という本が出ておりまして、確かに『大成経』は5代将軍綱吉の頃の偽書ですから、
幕末までに『薩摩琵琶』の曲に入って、『国歌』になってしまうのもアリかと思います。
『古今集・賀歌』343が出典だとよく言われますが、『わが君は』が歌い出しです。
『大成経』で確認したわけでは有りませんが、私の読んだ『君が代擁護本』によれば、『大成経』ではより近い歌詞に直っているそうです。
偽書であっても、ホンモノと信じられて、端戸信騎『戸隠権現鎮座考』によれば長野県の戸隠神社の祭神が『手力男』になったり、『手力男』の父が『思兼神』になったりする典拠とされるなど、社会的に影響を与えた本だそうですから、
古今集→偽書→琵琶曲→国歌であっても別に恥じることも無いと思います。勝手な想像ですが。
歴史書としては偽書でも、神道の聖典としては、一部勢力が担いでいるそうですので、内容は良いのかもしれません。
ウソでも、内容に共鳴した人を動かして社会に影響を与える…『大成経』の姿は、妄想を売る立場の人間の理想の一つかもしれません。
谷川さんが、『大成経』のそういう部分を『ハルヒ』という作品で再現しようとしていてもおかしくないと勝手に思っております。
偽作に関与した疑いがある人に
『佐々木氏郷(澤田源内のP・N)』がいて、
『大成経』派生本に、
『沙沙貴(ササキ)神社』蔵書由来という『鷦鷯(ササキ)本』
が有る、という原田実さんの文を読んだとき、これは『涼宮ハルヒの分裂』の『佐々木さん』にコジツケられると思いました。
『佐々木』という名前にするときに、谷川さんは『大成経』も意識したのではないか?と妄想は膨らみます。
『秦』『八田』の偶然の一致なんか、トンデモ好きなら、面白がると思いますし。
アニメ版1期が『旧事紀』、2期が『大成経』、という訳でもないでしょうが。前に妄想した神道系カルトの暗躍も勝手な妄想にすぎません。
前の更新で、
喜緑江美里さんの『エミリ』は『OZの魔法使い』の『エメラルドシティ』に関係しているのではないか?
『ミステリックサイン』の『ZOZ』の『OZ』は『オズ』に繋がるのではないか?
とかコジツケして、
『SOS団』の登場順(長門・朝比奈・古泉)と『案山子・ブリキの樵・臆病なライオン』を比較して、『朝比奈=ブリキの樵』?というネタを振っておきましたが、
『大成経』繋がりで、
刊行に協力した『潮音』の号が『南牧樵人』だと知って、偶然の一致で幸せです。
朝比奈さんの『童話』で、朝比奈さんは『人魚姫』でしたが、『潮音』と『海』繋がり。
そして、『樵』繋がり。
『朝比奈さんの「上書き」=先代旧事本紀式?』という口から出任せが、意外にも『OZ』ネタや『涼宮ハルヒの憤慨』に連鎖してしまいました。
上書きに関与して処罰された『潮音』=『朝比奈さん』という連鎖が、朝比奈さんの今後を暗示してたら可愛そうですね。まあ、潮音は綱吉の母『桂昌院』に減刑してもらったので、そんな暗い晩年でもないでしょうが。
『桂昌院』が『エンドレスエイト』で蝉を逃がす舞台となった『甲山神呪寺』を再建した人、という『西宮』繋がりも、前に振っておいたネタですが、『大成経』繋がりで連鎖してきました。
2期で『神呪寺』が聖地巡礼コース入りしなかったら、『関係無い物に無理なコジツケしてバカだなあ』と自分ツッコミするところですね。
この辺りまで含めて、谷川さん、『先代旧事本紀』『大成経』を踏まえてるんじゃないか?と妄想してしまうわけです。
ヤングキングOUR's11月号の石黒正数『それでも町は廻っている』で、『うつほ舟』漂着を踏まえたネタが振られていて、偶然の一致は恐ろしいと思いました。
山本ひろ子先生の『異神』第三章で『秦河勝』が『うつほ舟』で播磨国に漂着し、『三宝荒神』になる話を読んで、『播磨=兵庫県』ネタでハルヒに使えると思っていました。
『西宮』は旧『摂津国』なんですけど、『兵庫県』というくくりだと一緒になってしまうんですね。
谷川さんが『ご当地ネタ』使ってるんじゃないか?という前に書いていた妄想の応用。
前の更新で山本ひろ子先生の『麁乱神=三宝荒神=胞衣荒神=天蓋』説から、
『神呪寺』の地主神(?)『麁乱大荒神=天蓋領域=九曜周防』?というコジツケをしておきましたが、
今回は、梅原猛先生の『翁と河勝』を青木さんから頂いたので、そちらから『秦河勝=三宝荒神=九曜周防』と連鎖。
『先代旧事本紀』で『朝比奈さん』『橘京子』、『大成経』で『佐々木さん』『九曜さん』が繋がりました。
『大避神社→大酒神社』という梅原説が『酒=』が『九曜』さんと『九』繋がりという連鎖を可能にして、『西宮は酒どころ』という『ご当地ネタ』に繋がりました。
前に、『九曜さんが酒を出してくれる』というネタを振りましたが、単なる思い付きが、こんな所で長距離連鎖しました。
以前、『分裂』ネタで、
『わたぁし→矢切の渡し→細川たかし→肥後細川家の家紋は「九曜星」』というコジツケで『九曜』と『細川』をコジツケしてましたが、
梅原によれば、『大避神社』に『歌舟』を寄進したのが300諸侯中、『細川家』で、『九曜星』に繋がってしまいました。
2007年4月から『九曜さんは歌で会話する』という自分設定を勝手に作っていましたが、何故か、2009年11月になって『歌舟』と『歌』繋がり連鎖というのも長距離連鎖コジツケの凄さですね。偶然は恐ろしい。
梅原によれば、河勝の墓がある『生島』の木を切った祟りで『松の廊下』は起きたという伝承があるようで、
『忠臣蔵』ネタは、
『涼宮ハルヒの陰謀』で鶴屋さんの先祖が『鶴屋山』に『金属片』を埋めた『元禄十五年』が『討ち入りの年』、
『鶴屋』繋がりで、『鶴屋南北の「四谷怪談」は「忠臣蔵」の裏話』、
『忠臣蔵』の起きた時代は『徳川綱吉』の治世で、『神呪寺』を再建した『桂昌院』は『綱吉の母』である、
といったコジツケを振っておいたのですが、『旧事紀』『秦河勝』繋がりからでも『忠臣蔵』に辿り着いてしまいました。
『赤穂浪士』の中で、『細川藩邸』で切腹した16人中に『大石内臓助』と『矢田五郎右衛門』がいます。
前の更新の、『エンドレスエイト』DVDの『142857』ネタ『14=石』繋がり『大石』。
『矢田部公望=旧事紀作者?』『秦河勝と同族=「矢田」姓→京アニ社長の姓「八田」も?』ネタ繋がりの『矢田』。
偶然は美しい。
そして『忠臣蔵』といえば、『仇討』の『仇』が『九曜』さんと『九』繋がり、というのが面白い。
前の更新で、
『九の鳥=鳩』なら平和の象徴だが、九曜さんは『人』の姿で登場したので『仇』になりかねない、というコジツケを振っておきましたが、
まあ、こんな所で生きてきましたね。『分裂』で長門が倒れたのは九曜さんのせいだと思い込んだキョンが九曜さんを仇だと勘違いして大変なことに、みたいな展開?
長門が倒れた原因は、キョンが原因、九曜さんは冤罪、くらいが大団円向きでしょうが。
面白いハルヒ同人紹介
路地裏トリップ『FreshFlavor』:天さんとリサリサさんの合同誌。こういうサークルさんがいらしたからこその放映終了後のハルヒジャンルの延命もあったわけで、このサークルさんがハルヒを見捨てる時が同人のハルヒジャンルの分水嶺だと思っております。
後回しになってしまっておりましたが、ここで紹介できて幸いであります。
「騒音測定器ネタ」、ラストのドンデン返しが素晴らしいです。キョンと同時に真相を知らされました。見事です。
床を拭いてしまうキョンが爆笑。でかい男だけに、弱さが際立ちますね(古泉は尚更ですが…)
長門が協力を拒否するところが良いですね。『陰謀』のときの長門の踏みにじられようを見る限り、この位の拒絶は当然だと思いますね。結局「図書館」デート(?)条件で協力してくれるところも良いですね(悪い男に引っかかるタイプ!?)。
長門の、消えそうな硬い表情にほっと抜けたところが表れるところが可愛らしい。なにやらじんと来ます。
ハルヒの赤面が可愛らしい!フラグクラッシャー・キョンは、失礼にも素直に喜んでませんが…
キョンが「一般人」=「それほど悪人ではない」という原作設定の原点が生きて、結果、平和裏に(?)キョンが二股かけることができた訳で、キョンにとっては良かったのかもしれません。
こういう「2人ヒロイン」で、にっちもさっちも行かなさそうな事件を起こせて、キレイにまとめてるのを拝見すると、漫画が巧いなあと思います。
一応、「みくる裸エプロン」がしっかり描かれていて、喜ばしいですね。もっと大コマでも良いと思います。
「BLネタ」、SOS団3人娘が男のいない部室で一緒に読む、という妙にリアルな展開が良いですね!こういう「女社会」が原作でも出来つつあるようですし。
「音読」、流石です。ハルヒは剛の者。
長門がちゃんと知識面で会話に参加してくるのが良いですね。結構、無関心でないところが「編集長☆一直線」とか「朝比奈みくるの憂鬱」のときの「見殺し」に通じて、原作の雰囲気を踏まえてると思います。
バイなら大丈夫という結論がいかにもで良いですね。長門の「非生産的」発言は爆笑。
古泉が妙に冷静に諭すのが笑いました。何気にキョンがガチ前提になってるのが流石。これは古泉は殴られても文句の言えないところですが、忍耐するキョン、成長したな!という感じです。
右終わりのオチの見開きの穴埋めとして、突如、朝倉さんの「日焼け+半ケツ」イラストが乱入してるのがナイスなのに笑ってしまいました。このくらいの腰~尻ラインの肉付きを描くのも良いと思いました。
筋肉を踏まえたら、次は皮下脂肪ですからね。自分が描く場合を考えるのが、こういう文を書く理由でも有ります。
長くなりましたので、続きは又の機会に。
久々の更新です。以前の更新で、古泉は『出口王仁三郎』の『型の思考』を応用して、『コスプレ演劇』『ロープレ』を通じて未来改変をしようとしているのではないか?
『憂鬱』で『人間原理宇宙論』を説いていたのは、『型の思考』の『SF考証』だったのではないか?
という思いつきを振っておきました。
『神』の『時空改変』
『未来人』の『上書き』
『宇宙人』の『情報操作』
『超能力者』の『型の思考』
で、相互に『上書き』の武器が揃った、ということでしたが…
青木さんから『別冊歴史読本2008年11月号』『同12月号』の『歴史検証「先代旧事本紀」』を頂いて、
平安時代の『偽書』、『先代旧事本紀』では、『蛭子』が2回、『天照・月読・素戔烏』が3回誕生する、という事を知り、『エンドレスエイト』を思い出しました。
ネタに引用した『御巫清直』は、『先代旧事本紀は聖徳太子が書いた』という『序』は後補の偽作だが、本文内容は『古事記』『日本書紀』『古語拾遺』の引用と『古伝』を引用したもので『偽書』とは断定できない、という立場。
藤原明『日本の偽書』(文春新書379)では、その『古伝』も、デッチ上げ、作者の空想である可能性は否定できない、と指摘しています。
ただ、『古伝』の残ったものか、作者のデッチ上げか、断定するに足る証拠が発見されるまでは確定は不可能でしょう。
個人的には、『先行文献からの引用部分』+『作者のデッチ上げ部分』で出来てるというのは、私の『ハルヒの謎解き』ネタ漫画と同じだなあ、と思います。
『三貴子の三回の誕生』について、歴史読本で松本直樹先生は『三度の誕生を同時に認めることなど出来ようもない』と書いておられますが、『シュレディンガーの猫』的な『重ね合わせ状態』と解釈すれば可能ではないかと。
『ループ』や『平行宇宙』、『上書き』の思考実験を当て嵌めれば『三度の誕生』を同時に認めることは十分可能だと思います。
誕生過程は『不確定』でも『三貴子誕生』は動かないので、『「規定事項」以外は違うこともある』(『涼宮ハルヒの陰謀』258p)という朝比奈さんの発言と『先代旧事本紀』の世界観は似ていると思いました。これはコジツケのチャンスです。
物部氏の先祖を、単なる『天神』から、天皇家の先祖である『天孫』と結び付けようという『上書き』は、佐々木を『神』にしようとする橘京子さんの努力と重なるとコジツケられますし。
先代旧事本紀を偽書説から擁護した『橘守部』が『橘』繋がりでコジツケられるのも、うれしい偶然ですね。
『矢田部公望』と京アニ社長の『八田陽子』さんが同族だったら更に面白い偶然だと勝手に妄想しております。(『八田』は『秦氏』の同族でも面白い偶然になるのですが…)
アニメ版『エンドレスエイト』の『間違い探し』は『規定事項以外は違うこともある』という朝比奈発言の実例の映像化だと言えますし、『先代旧事本紀』の世界観の応用でもあるとコジツケられますから。
原田実さんも『先代旧事本紀』は、後の『古史古伝』に影響を与えた本だと推定しておられますが、
谷川さんがそのことを知っておられるなら、『涼宮ハルヒの陰謀』51pで『古典の重要性』を云々した以上、
『陰謀』405pで鶴屋さんが『鶴屋山出土の謎の金属片』について『超古代文明』云々の『トンデモ・偽史』的発言をする展開を書くに当って、日本のトンデモ本・偽史の源流の『先代旧事本紀』の構造を踏まえていてもおかしくないと勝手に思っております。
『陰謀』以降の展開で、『先代旧事本紀』式を導入していてもおかしくないのではないか?と勝手に思っております。ハルヒ世界の『ループ』『上書き』は先代旧事本紀の『重複』のSF考証、可能となる方法の模索、思考実験とも看做しうるかと。
最近の『ザ・スニーカー』で谷川さんが『特別寄稿』とやらで『タイムパラドックスの起こらないタイムトラベル方法』やら『上書きに異世界人がムカつくのではないか』云々の話を書いておられましたが、
現時点では『先代旧事本紀』式を放棄した訳でもなさそうです。
『ハルヒが神である』ということを朝比奈さんが『規定事項』だと断言していないので、
『憂鬱』~『分裂』の『過去の事件の真相解明=ドンデン返し』の思考実験も、『驚愕』以降の『展開予想』も『先代旧事本紀』式に、『可能性の束』『平行宇宙の重ね合わせ』として、かなり自由に『両立しない展開の併記』をしても構わないのではないかと思っております。勝手な話ですが。
グダグダな思いつきの垂れ流しにも根拠あり、ということで。
面白いハルヒ同人紹介
esuhachi『NOTE#2』:貴重な佐々木、藤原登場の当麻さんの個人誌。古×キョンの匂いがする変則4コマ(1頁漫画?)。2期ネタでもハルヒ本を出したいとありますが、出したのでしょうか…
女性作家の得意なキョンに痛めつけられる古泉が基調なわけですが、冒頭から「僕は繊細なので急なツンデレは困りますね」で爆笑。見掛けによらずタフガイだな古泉!
「苦渋に染まった顔で代金を払うあなたに僕がある種の興奮を」云々も爆笑。もう、水が流れるように自然です。
藤原の「禁則事項」にキョンがイラっとするのも、鋭い着眼点ですね。
学園祭ネタ、長門の恐ろしい「予言」ネタで、長門の「…冗談?」がナイス。嘘だといってくれ!という杉田voが聞こえそう。
ラスト、猫のウインクネタ、長門単体なら微笑ましいのでしょうが、背後霊が!キョンの「何の宗教だ?」が良いですね。笑いました。
「おまけ」漫画、ハルヒの何気ない時空改変で獣耳ネタ、というところまでは普通ですが、オチのシャミセンの耳増殖が非凡。
思いついた者勝ち。映像化して大正解ですね。
GABALLSCREEN『キョン子の憂鬱2』:表紙、裏表紙で「縞」と「白」を両方押さえる「よく分かっている」ゆきうさぎさんのキョン子本(性転換本というべきか)。スカート無し、ポイント高です。
華がある絵柄なので、伝統的4コマ+1枚絵が合ってますね。イラストと漫画の間を攻めたら長所が生きる芸風だと思いますので、「シャワーシーン」とか「ブルマ」とか、サービスシーンは変則4コマでガンガン大コマにしちゃっても良いとオヤジは思います。
胸を大きくする為の長門(男)の秘策が機械任せで笑えます。セクハラが流してもらえる男になるとは、長門、かなり油断のならないキャラかもしれません。
ハルヒコと長門の争いが妙に、好きな人にはたまらない拘りを踏まえてるのが良いですね。
キョン子の時は、朝比奈さんも地味に「攻」のことが多いのですが、期待を裏切りません。ランドセルがキョン子専用拷問器具に超進化!
イラストを見ると、結局やらされたようで。
漫画もイラストもどんどん生産してゆきたい様ですので、頑張ってください。
まだまだ紹介続きます。
『憂鬱』で『人間原理宇宙論』を説いていたのは、『型の思考』の『SF考証』だったのではないか?
という思いつきを振っておきました。
『神』の『時空改変』
『未来人』の『上書き』
『宇宙人』の『情報操作』
『超能力者』の『型の思考』
で、相互に『上書き』の武器が揃った、ということでしたが…
青木さんから『別冊歴史読本2008年11月号』『同12月号』の『歴史検証「先代旧事本紀」』を頂いて、
平安時代の『偽書』、『先代旧事本紀』では、『蛭子』が2回、『天照・月読・素戔烏』が3回誕生する、という事を知り、『エンドレスエイト』を思い出しました。
ネタに引用した『御巫清直』は、『先代旧事本紀は聖徳太子が書いた』という『序』は後補の偽作だが、本文内容は『古事記』『日本書紀』『古語拾遺』の引用と『古伝』を引用したもので『偽書』とは断定できない、という立場。
藤原明『日本の偽書』(文春新書379)では、その『古伝』も、デッチ上げ、作者の空想である可能性は否定できない、と指摘しています。
ただ、『古伝』の残ったものか、作者のデッチ上げか、断定するに足る証拠が発見されるまでは確定は不可能でしょう。
個人的には、『先行文献からの引用部分』+『作者のデッチ上げ部分』で出来てるというのは、私の『ハルヒの謎解き』ネタ漫画と同じだなあ、と思います。
『三貴子の三回の誕生』について、歴史読本で松本直樹先生は『三度の誕生を同時に認めることなど出来ようもない』と書いておられますが、『シュレディンガーの猫』的な『重ね合わせ状態』と解釈すれば可能ではないかと。
『ループ』や『平行宇宙』、『上書き』の思考実験を当て嵌めれば『三度の誕生』を同時に認めることは十分可能だと思います。
誕生過程は『不確定』でも『三貴子誕生』は動かないので、『「規定事項」以外は違うこともある』(『涼宮ハルヒの陰謀』258p)という朝比奈さんの発言と『先代旧事本紀』の世界観は似ていると思いました。これはコジツケのチャンスです。
物部氏の先祖を、単なる『天神』から、天皇家の先祖である『天孫』と結び付けようという『上書き』は、佐々木を『神』にしようとする橘京子さんの努力と重なるとコジツケられますし。
先代旧事本紀を偽書説から擁護した『橘守部』が『橘』繋がりでコジツケられるのも、うれしい偶然ですね。
『矢田部公望』と京アニ社長の『八田陽子』さんが同族だったら更に面白い偶然だと勝手に妄想しております。(『八田』は『秦氏』の同族でも面白い偶然になるのですが…)
アニメ版『エンドレスエイト』の『間違い探し』は『規定事項以外は違うこともある』という朝比奈発言の実例の映像化だと言えますし、『先代旧事本紀』の世界観の応用でもあるとコジツケられますから。
原田実さんも『先代旧事本紀』は、後の『古史古伝』に影響を与えた本だと推定しておられますが、
谷川さんがそのことを知っておられるなら、『涼宮ハルヒの陰謀』51pで『古典の重要性』を云々した以上、
『陰謀』405pで鶴屋さんが『鶴屋山出土の謎の金属片』について『超古代文明』云々の『トンデモ・偽史』的発言をする展開を書くに当って、日本のトンデモ本・偽史の源流の『先代旧事本紀』の構造を踏まえていてもおかしくないと勝手に思っております。
『陰謀』以降の展開で、『先代旧事本紀』式を導入していてもおかしくないのではないか?と勝手に思っております。ハルヒ世界の『ループ』『上書き』は先代旧事本紀の『重複』のSF考証、可能となる方法の模索、思考実験とも看做しうるかと。
最近の『ザ・スニーカー』で谷川さんが『特別寄稿』とやらで『タイムパラドックスの起こらないタイムトラベル方法』やら『上書きに異世界人がムカつくのではないか』云々の話を書いておられましたが、
現時点では『先代旧事本紀』式を放棄した訳でもなさそうです。
『ハルヒが神である』ということを朝比奈さんが『規定事項』だと断言していないので、
『憂鬱』~『分裂』の『過去の事件の真相解明=ドンデン返し』の思考実験も、『驚愕』以降の『展開予想』も『先代旧事本紀』式に、『可能性の束』『平行宇宙の重ね合わせ』として、かなり自由に『両立しない展開の併記』をしても構わないのではないかと思っております。勝手な話ですが。
グダグダな思いつきの垂れ流しにも根拠あり、ということで。
面白いハルヒ同人紹介
esuhachi『NOTE#2』:貴重な佐々木、藤原登場の当麻さんの個人誌。古×キョンの匂いがする変則4コマ(1頁漫画?)。2期ネタでもハルヒ本を出したいとありますが、出したのでしょうか…
女性作家の得意なキョンに痛めつけられる古泉が基調なわけですが、冒頭から「僕は繊細なので急なツンデレは困りますね」で爆笑。見掛けによらずタフガイだな古泉!
「苦渋に染まった顔で代金を払うあなたに僕がある種の興奮を」云々も爆笑。もう、水が流れるように自然です。
藤原の「禁則事項」にキョンがイラっとするのも、鋭い着眼点ですね。
学園祭ネタ、長門の恐ろしい「予言」ネタで、長門の「…冗談?」がナイス。嘘だといってくれ!という杉田voが聞こえそう。
ラスト、猫のウインクネタ、長門単体なら微笑ましいのでしょうが、背後霊が!キョンの「何の宗教だ?」が良いですね。笑いました。
「おまけ」漫画、ハルヒの何気ない時空改変で獣耳ネタ、というところまでは普通ですが、オチのシャミセンの耳増殖が非凡。
思いついた者勝ち。映像化して大正解ですね。
GABALLSCREEN『キョン子の憂鬱2』:表紙、裏表紙で「縞」と「白」を両方押さえる「よく分かっている」ゆきうさぎさんのキョン子本(性転換本というべきか)。スカート無し、ポイント高です。
華がある絵柄なので、伝統的4コマ+1枚絵が合ってますね。イラストと漫画の間を攻めたら長所が生きる芸風だと思いますので、「シャワーシーン」とか「ブルマ」とか、サービスシーンは変則4コマでガンガン大コマにしちゃっても良いとオヤジは思います。
胸を大きくする為の長門(男)の秘策が機械任せで笑えます。セクハラが流してもらえる男になるとは、長門、かなり油断のならないキャラかもしれません。
ハルヒコと長門の争いが妙に、好きな人にはたまらない拘りを踏まえてるのが良いですね。
キョン子の時は、朝比奈さんも地味に「攻」のことが多いのですが、期待を裏切りません。ランドセルがキョン子専用拷問器具に超進化!
イラストを見ると、結局やらされたようで。
漫画もイラストもどんどん生産してゆきたい様ですので、頑張ってください。
まだまだ紹介続きます。
アニメ2期DVDタイトルの『5.142857』から、『28』を元素周期表に当て嵌めて、『原子番号28=Ni(ニッケル)→「山の悪霊」』とコジツケました。
アニメ2期『エンドレスエイト』で折角『甲山』や『神呪寺』が『聖地巡礼コース』に入ったのですから、それ繋がりのコジツケが良かろうという事で『山の悪霊=麁乱大荒神』。
『麁乱大荒神』は、『如意尼』が『甲山神呪寺』を開山するときに邪魔した神です。
『無極庵』さんに質問しても判らなかった神で、『三宝荒神』と同体であるということは『鷲林寺』の解説板で読んではいたのですが、
青木さんから山本ひろ子『異神』を頂き、読んだところ、『麁乱神』という名前が。
『麁乱神=荒神』だというので、まあ、これが『麁乱大荒神』の正体であろうと推測。
しかも、『麁乱神=歓喜天=ガネーシャ』!
前の更新で、『神呪寺』に『聖天像』があることは触れておりましたが、いきなりコジツケ連鎖が繋がりました。
更に、『麁乱神=胞衣荒神=天蓋』!!
なんと、『天蓋領域=周防九曜』にコジツケ連鎖可能な状況になりました。
以前の更新で、『天蓋花=死人花=彼岸花』のコジツケで『佐々木=ササギ=陵』というネタを振っておきましたが、
『胞衣荒神=守護する人が死んだ後に「塚神」となる』…『塚=陵=ササギ→佐々木』!!
またまた別の道から、『佐々木=死者』説へ辿り着きました。
『天蓋領域』の正体についても、商業のハルヒの謎本の議論とは別に、トンデモではありますが、いろいろ派生できそうな存在を拾ってきました。『神仏習合』の実際は凄いですね。
山本ひろ子先生は和光大学に研究室を持っておられるそうで、噂が本当なら、ここでもちょくちょく引用している久米田康治先生が和光大学のOBという話ですから、これまた不思議な縁を感じます。
『異神』は1998年に平凡社から出され、2003年にちくま学芸文庫版が出ています。1998年版はハルヒ発表前ですので、谷川さんが資料に使うのは可能です。
山本さんは、神の『設定資料』より、『儀式の実際』を探求なさっている方で、谷川さんにこの姿勢が影響を与えているとしたら、前の更新で指摘した『出口王仁三郎の「型」の思考=コスプレ劇で未来をコントロール』を実践する舞台として『ライトノベル』を選んだのではないか?などと想像してしまいます。
『ハレハレダンス』の流行の辺りまでは、『儀式』は順調だったと思います。
山本の研究によれば、『荒神=ガネーシャ』は大変強力な『邪神』ですから、谷川さんの儀式は、中世以前だったら、『呪詛』として罪に問われたかもしれません。
角川内部のゴタゴタ+京アニ内部のゴタゴタで儀式は中途半端に続行されつつありますが、世の中には鳩山由紀夫首相の夫人のような『オトナ』も居られますから、儀式の失敗が単なる商業的失敗に留まらなくなるのではないか?などと陰謀論好きな私は勝手に妄想逞しくしております。
中世なら、生殺しの『ハルヒ』が『怨霊』になるなんて展開だったでしょう。
面白いハルヒ同人紹介
センチメンタルクリエイション『涼宮ハルヒの小規模な憂鬱』:ユーキチさんの個人誌。やる事は済ましちゃってるハルヒとキョンのウッカリ、という、コレが若さなのか?を地で行く、可愛らしい絵柄でただれたギャグ。笑えます。
絵が肉感的でないので、「キスマークを隠し通す」などという妙に生々しいネタもさらりと描き流せていて、得だと思いますね。
表情の演技付けが上手いので、必死のハルヒと他キャラのやり取りが笑えます。「親バレ」が爆笑。ハルヒ母、原作には未登場ですが、こういうキャラっぽい!キョン、観念しろ。
恥ずかしがるハルヒ、怒るハルヒ、もう可愛らしい。鶴屋さんと谷口、長門とみくるの対比が期待を裏切りません。踏まえてます。
ラストの一コマ、オチが良かったですね。そしてまた振り出しに戻る!
…バカップルめ。ごちそうさまでした。
つちのこ『ながとあさくら2』:土ノ子さんの個人誌。「憂鬱」前~「消失」前の間の長門の心の流れを、「ともだち」「やくそく」「ごめんね」の3本ショート連作で展開。
この方も、絵柄が可愛らしいのと、漫画演出がソフトなので、かなり痛い展開を重点から脱線させずに読ませます。
「喫茶店」「眼鏡」等、「場所」、「小物」、「仕草」に本編との対応が散りばめてあって、よく練ってあると思います。「小指でぎゅっ」をさらりと使ってくるのも凄い。
「会長」と「喜緑さん」のなれそめ(?)がちょろっと描かれてるのが芸が細かい!
宮崎駿の批判する「過剰表現主義」なら、「キモさ」で笑いとるとかは容易でしょうが、こうは行かないでしょう。適材適所ですね。
「人間らしく振舞おう」という朝倉さんが、こういう展開に陥るという残酷さをきちんと押さえた上で、播いた種が「涙」となって長門から流れ出るというオチが凄い。
普通、長門に感情与える作家は「笑顔」を与えるところですが、「涙」で答えますか。非凡。
米澤嘉博が「涙には共同体に属しているという一体感を与える効果がある」と書いていたのを思い出しました。1本目の「ともだち」というタイトルから始めて「涙」で落とす、しかも、この後に「消失」が控えていると読者は判っているという…胸が詰まる気分で読みました。
先が読めるから、思わず朝倉さんから跳び退る、というシーンが他で見ない場面を切り取っておられて、この方はよく原作を生かして、それ以上を作っているなあと思わされました。
「痛み」を「痛み」で終わらせないという、ひねくれてない所が、サマーウォーズを作るに当っての細田監督の問題意識と重なっていて、同時代性だと思いますね。
嫌韓流の後にこういう雰囲気が出てきたということでしょうか。
以前、風邪引きで読んだ太宰治の文に、そういう理想主義的な部分があったのを思い出しました。あれは戦前の作文でしたが。
悪い習慣『ForBeautifulHumanLife』:ハルヒへの洞察の鋭い公文さんの個人誌。前半・「キョンと妹ちゃん」漫画、中盤・「機関で可愛がられる古泉」ネタ(会長・喜緑さん4コマ付き)、終盤・「閉鎖空間に慣れてなかった古泉」ネタ。
ギャグからシリアスまで。芸が広い。会長と喜緑さんのリバーシブルSMネタが爆笑です。
「憂鬱」ラストの「閉鎖空間」から帰還したキョンが、最初に出会った人間が「妹ちゃん」であるというのは、良い着眼点ですね。
ホッとしたことでしょうし、改めて怖くなったかもしれません。そういう色々が妹ちゃんの表情の見えない横顔をキョンが見ているシーンに凝縮されていて、上手いなあ、と思いました。
コメントが相変わらず鋭いですね。キョンが「妹」のために閉鎖空間を拒否したのではないか?それが、「ハルヒ」という作品自体に「ソフィーの世界」的なオチを帰結するのではないか?という「憂鬱」~「驚愕」を貫通する「推測」は、なかなか鋭いかと思います。
佐々木さんの「家族」に注意を喚起させる発言から「妹」に照準を合わせるという推理の持ってき方は手堅いと思います。
1期を見る限り、京アニにも「みくる=妹ちゃん」説のスタッフが居たようですし、谷川さんが駄目出ししてないところを見ると、ミスリードを狙ってるのでなければ、キーパーゾンが「妹ちゃん」てのはアリでしょう。
古泉が機関の弟キャラとしてモテモテというネタも微笑ましい。「お姉ちゃん」と呼ばせる森さんが可愛らしく、笑えます。
ジジイキラー、凄すぎます。新川さんの「おばちゃん」が爆笑。
「閉鎖空間」ネタで初めて、原作の古泉自身が「怖い思いをした」という閉鎖空間に慣れてなかった頃を描いた作品で締めてるのが、巧い構成だと思いました。
アニメ2期『エンドレスエイト』で折角『甲山』や『神呪寺』が『聖地巡礼コース』に入ったのですから、それ繋がりのコジツケが良かろうという事で『山の悪霊=麁乱大荒神』。
『麁乱大荒神』は、『如意尼』が『甲山神呪寺』を開山するときに邪魔した神です。
『無極庵』さんに質問しても判らなかった神で、『三宝荒神』と同体であるということは『鷲林寺』の解説板で読んではいたのですが、
青木さんから山本ひろ子『異神』を頂き、読んだところ、『麁乱神』という名前が。
『麁乱神=荒神』だというので、まあ、これが『麁乱大荒神』の正体であろうと推測。
しかも、『麁乱神=歓喜天=ガネーシャ』!
前の更新で、『神呪寺』に『聖天像』があることは触れておりましたが、いきなりコジツケ連鎖が繋がりました。
更に、『麁乱神=胞衣荒神=天蓋』!!
なんと、『天蓋領域=周防九曜』にコジツケ連鎖可能な状況になりました。
以前の更新で、『天蓋花=死人花=彼岸花』のコジツケで『佐々木=ササギ=陵』というネタを振っておきましたが、
『胞衣荒神=守護する人が死んだ後に「塚神」となる』…『塚=陵=ササギ→佐々木』!!
またまた別の道から、『佐々木=死者』説へ辿り着きました。
『天蓋領域』の正体についても、商業のハルヒの謎本の議論とは別に、トンデモではありますが、いろいろ派生できそうな存在を拾ってきました。『神仏習合』の実際は凄いですね。
山本ひろ子先生は和光大学に研究室を持っておられるそうで、噂が本当なら、ここでもちょくちょく引用している久米田康治先生が和光大学のOBという話ですから、これまた不思議な縁を感じます。
『異神』は1998年に平凡社から出され、2003年にちくま学芸文庫版が出ています。1998年版はハルヒ発表前ですので、谷川さんが資料に使うのは可能です。
山本さんは、神の『設定資料』より、『儀式の実際』を探求なさっている方で、谷川さんにこの姿勢が影響を与えているとしたら、前の更新で指摘した『出口王仁三郎の「型」の思考=コスプレ劇で未来をコントロール』を実践する舞台として『ライトノベル』を選んだのではないか?などと想像してしまいます。
『ハレハレダンス』の流行の辺りまでは、『儀式』は順調だったと思います。
山本の研究によれば、『荒神=ガネーシャ』は大変強力な『邪神』ですから、谷川さんの儀式は、中世以前だったら、『呪詛』として罪に問われたかもしれません。
角川内部のゴタゴタ+京アニ内部のゴタゴタで儀式は中途半端に続行されつつありますが、世の中には鳩山由紀夫首相の夫人のような『オトナ』も居られますから、儀式の失敗が単なる商業的失敗に留まらなくなるのではないか?などと陰謀論好きな私は勝手に妄想逞しくしております。
中世なら、生殺しの『ハルヒ』が『怨霊』になるなんて展開だったでしょう。
面白いハルヒ同人紹介
センチメンタルクリエイション『涼宮ハルヒの小規模な憂鬱』:ユーキチさんの個人誌。やる事は済ましちゃってるハルヒとキョンのウッカリ、という、コレが若さなのか?を地で行く、可愛らしい絵柄でただれたギャグ。笑えます。
絵が肉感的でないので、「キスマークを隠し通す」などという妙に生々しいネタもさらりと描き流せていて、得だと思いますね。
表情の演技付けが上手いので、必死のハルヒと他キャラのやり取りが笑えます。「親バレ」が爆笑。ハルヒ母、原作には未登場ですが、こういうキャラっぽい!キョン、観念しろ。
恥ずかしがるハルヒ、怒るハルヒ、もう可愛らしい。鶴屋さんと谷口、長門とみくるの対比が期待を裏切りません。踏まえてます。
ラストの一コマ、オチが良かったですね。そしてまた振り出しに戻る!
…バカップルめ。ごちそうさまでした。
つちのこ『ながとあさくら2』:土ノ子さんの個人誌。「憂鬱」前~「消失」前の間の長門の心の流れを、「ともだち」「やくそく」「ごめんね」の3本ショート連作で展開。
この方も、絵柄が可愛らしいのと、漫画演出がソフトなので、かなり痛い展開を重点から脱線させずに読ませます。
「喫茶店」「眼鏡」等、「場所」、「小物」、「仕草」に本編との対応が散りばめてあって、よく練ってあると思います。「小指でぎゅっ」をさらりと使ってくるのも凄い。
「会長」と「喜緑さん」のなれそめ(?)がちょろっと描かれてるのが芸が細かい!
宮崎駿の批判する「過剰表現主義」なら、「キモさ」で笑いとるとかは容易でしょうが、こうは行かないでしょう。適材適所ですね。
「人間らしく振舞おう」という朝倉さんが、こういう展開に陥るという残酷さをきちんと押さえた上で、播いた種が「涙」となって長門から流れ出るというオチが凄い。
普通、長門に感情与える作家は「笑顔」を与えるところですが、「涙」で答えますか。非凡。
米澤嘉博が「涙には共同体に属しているという一体感を与える効果がある」と書いていたのを思い出しました。1本目の「ともだち」というタイトルから始めて「涙」で落とす、しかも、この後に「消失」が控えていると読者は判っているという…胸が詰まる気分で読みました。
先が読めるから、思わず朝倉さんから跳び退る、というシーンが他で見ない場面を切り取っておられて、この方はよく原作を生かして、それ以上を作っているなあと思わされました。
「痛み」を「痛み」で終わらせないという、ひねくれてない所が、サマーウォーズを作るに当っての細田監督の問題意識と重なっていて、同時代性だと思いますね。
嫌韓流の後にこういう雰囲気が出てきたということでしょうか。
以前、風邪引きで読んだ太宰治の文に、そういう理想主義的な部分があったのを思い出しました。あれは戦前の作文でしたが。
悪い習慣『ForBeautifulHumanLife』:ハルヒへの洞察の鋭い公文さんの個人誌。前半・「キョンと妹ちゃん」漫画、中盤・「機関で可愛がられる古泉」ネタ(会長・喜緑さん4コマ付き)、終盤・「閉鎖空間に慣れてなかった古泉」ネタ。
ギャグからシリアスまで。芸が広い。会長と喜緑さんのリバーシブルSMネタが爆笑です。
「憂鬱」ラストの「閉鎖空間」から帰還したキョンが、最初に出会った人間が「妹ちゃん」であるというのは、良い着眼点ですね。
ホッとしたことでしょうし、改めて怖くなったかもしれません。そういう色々が妹ちゃんの表情の見えない横顔をキョンが見ているシーンに凝縮されていて、上手いなあ、と思いました。
コメントが相変わらず鋭いですね。キョンが「妹」のために閉鎖空間を拒否したのではないか?それが、「ハルヒ」という作品自体に「ソフィーの世界」的なオチを帰結するのではないか?という「憂鬱」~「驚愕」を貫通する「推測」は、なかなか鋭いかと思います。
佐々木さんの「家族」に注意を喚起させる発言から「妹」に照準を合わせるという推理の持ってき方は手堅いと思います。
1期を見る限り、京アニにも「みくる=妹ちゃん」説のスタッフが居たようですし、谷川さんが駄目出ししてないところを見ると、ミスリードを狙ってるのでなければ、キーパーゾンが「妹ちゃん」てのはアリでしょう。
古泉が機関の弟キャラとしてモテモテというネタも微笑ましい。「お姉ちゃん」と呼ばせる森さんが可愛らしく、笑えます。
ジジイキラー、凄すぎます。新川さんの「おばちゃん」が爆笑。
「閉鎖空間」ネタで初めて、原作の古泉自身が「怖い思いをした」という閉鎖空間に慣れてなかった頃を描いた作品で締めてるのが、巧い構成だと思いました。
前回更新でアニメ2期DVDタイトルの
『5.142857』
をいろいろひねり回して、出てきた数字
『14,28,57』
『71,42,85』
について、
『14,28,57』
の原子番号当て嵌めコジツケまでやったので、今回は
『42,71,85』
の元素周期表当て嵌めコジツケ。
42+71+85=198=99×2
→原子番号99=アインスタイニウム→語源Einstein→『石』
『×2』ということで、物語展開に絡む石は2個!?
…たしかに、小説版で目立ってる石は(『白石みのる』はアニメ版ですし)、
『涼宮ハルヒの陰謀』登場の『鶴屋山のひょうたん石』
『涼宮ハルヒの憤慨』登場の『隕石』(寄生生命体付)
の『2個』ですか。
偶然の一致って大したものですね。
京アニ版ハルヒのアニメ2期DVDのタイトルに
『エンドレスエイト』が『陰謀』『憤慨』の展開の伏線になっている
という暗示が含まれてることになっちゃいますからね。
そこまでの場外乱闘は角川もやらないだろうとは思いますね…?
『原子番号42=Mo(モリブデン)→語源:ギリシャ語molybdos=鉛』
『鉛』=日本の古語で『青金』→『涼宮ハルヒの陰謀』で節分のときにハルヒが言ってた『泣いた赤鬼』の『青鬼』に『青』繋がりでコジツケ連鎖?
しかも
『原子番号71=Lu(ルテチウム)→語源:ラテン語Lutetia=パリの古名』
で、
『パリ』繋がりで『青』といえば
『仏国旗の青=自由』。
『泣いた赤鬼』繋がりで『赤』もコジツケると
『仏国旗の赤=友愛・博愛』
小説版の
『青鬼』=『朝倉涼子』
という推理は、朝倉ファンの共同幻想だと思いますので、
『朝倉と長門有希の友情』
を連想させる
『友愛』
がコジツケられたことは幸運です。
『朝倉=急進派』
で、フランス革命にもコジツケ連鎖しそうですしね。
隕石生命体に寄生された『犬のルソー』
の
『ルソー』
も
『フランス革命』
『パリ』
に関係してきそうな単語ですし。
前に引用した『ロバート・ダーントン』も
『フランス革命前夜の社会』
の研究してましたから、うれしい偶然の一致ですね!
前からやたら言及してる『機本伸司』さんが
『宝塚』出身
なので、
谷川流=SOS団=『西宮』とすると、
ライバルの機本伸司=佐々木団=ZOZ団は『宝塚』と絡んでくるだろうとイベント等で言ってましたが、
『フランス革命』
は
『宝塚』と『ベルサイユのばら』でコジツケ連鎖できます。
『涼宮ハルヒの陰謀』で橘京子さんが『女優』について言及してたことにコジツケられます。
前の更新で触れておいた、出口王仁三郎の
『型の思考』=『コスプレ劇で未来改変』→自称超能力者の未来人・宇宙人への対抗手段、
という思いつきにも『演劇繋がり』でコジツケできて、下手な鉄砲数撃ちゃ当るの実証だと思いますね!
モリブデンの主要産地がアメリカの
『クライマックス鉱山』
だなんて、本当に有難い偶然だと思いますね。
『クライマックス』
という単語を一連のコジツケ連鎖に導入できますから、ぐっと『展開予想』と称するトンデモコジツケがやり易くなった気がします。
『隕石』と『鶴屋山のひょうたん石』は『クライマックス』に絡む?
『涼宮ハルヒの溜息』がアニメ化されたので、小説版読まない人にも『演技の現実侵食』は共有されたと思いますので改めて書きますが、
『出口王仁三郎』の『演技で現実改変』をSF仕立てでやってるようにも見えますよね?
『涼宮ハルヒの分裂』でもハルヒは映画を作ろうとしてるわけで、『予告編』までは作っています。
これが現実侵食してきてるんじゃないか?というのが『驚愕』以降の展開予想の留意点の一つだと勝手に思ってるわけです。
『泣いた赤鬼』の『青鬼』の大暴れが『演技』だった様に、
『革命』騒ぎも、『演技』であり『現実改変』でもある(出口の『型の思考』!)という展開ですか。
昔、坂田靖子の漫画で
『Paris=「海に沈んだIsという都市に等しい」という意味』
という語源説話を読んだので、折角だからここで使います。
原田実が『平家物語』の『傍系説話』の分析をしていた話を前の更新で使いましたが、
パリの古名についての『傍系説話』。嘘語源らしいですが。
『洪水伝説』は色々な社会の神話に見られるそうですが、今までの謎解きでネタにした、
『ノアの箱舟』(『鳩』→『九』繋がりで『九曜』コジツケ)
『マヤ・アステカ神話の太陽の交代』(佐々木とハルヒの交代にコジツケ)
を引用。
青木さんが、
『「瓢箪」といえば伏羲・女媧の洪水説話だろう』
と指摘しておられたのをどこかで使おうと思っていたので、
『水没した都市・Is』繋がりで『伏羲・女媧』が『瓢箪』に乗って洪水を逃れた話を引用。
Parisの嘘語源は、水没後の新秩序の話ですので『洪水後の世界の暗示』
(世界中の洪水神話は『洪水後の世界に我々が生きてる』という『新秩序』の話ですし)
『鶴屋山のひょうたん石』が『救命ボート・脱出用カプセル』の暗示にコジツケられることになったのは幸運。
『原子番号85=At(アスタチン)→語源:ギリシャ語astatos=不安定』
…42繋がりで『フランス革命』、
71繋がりで『洪水伝説』
で、もう『不安定』にコジツケられそうな単語は出ております。
折角2通り出ているので、
『涼宮ハルヒの分裂』の『α・β』の並列
に繋げられそうな方向で進めてみました。
原子番号99=Es(アインスタイニウム)
→水爆の死の灰から発見→『人類滅亡の災厄』→『脱出カプセル=瓢箪→ひょうたん石』繋がり?
→語源『Einstein』→『一石=モノリス』→『2001年宇宙の旅』→『宇宙の旅→隕石』繋がり?
ハルヒ同人紹介
mogmoga『ずっと遠くで叫んでる』:ヤマダさんの個人誌。珍しく橘さんが登場しているので紹介します。
「分裂」の裏話というか、前話。
キョンと古泉が些細なことで喧嘩して仲直りする、という展開を、キョンが古泉の爪を切る話、橘と古泉がエレベーター内で対話する話、古泉が屋上から転落しそうになる話、という3場面に分けて描いたショート連作。
爪切りで揉めただけで痕が残るほど殴るなんて、キョン、大人になれ。
古泉が橘の組織との関係が平行線なのを、キョンと「機関の工作員としての古泉」の表層的関係を重ね合わせて鬱になってる、というところをはっきりと描かないで、それとなく匂わせてるのが凄い。
「友人とケンカした」と敵に打ち明ける時点で、古泉、かなりいっぱいいっぱいだと。「エレベータートーク」成功ではないでしょうか?
「キョンとのうわべだけの付き合い」の屈折が橘への「かわいそう」という発言に反映されてる、という解釈で、実は橘たちを悪く言うのは「自嘲」であるという…
こういう「分裂」のセリフや表情の深読みをしてもらえたら、谷川さんも満足だろうと思います。
そこで破滅に持ってゆかないで、ハルヒ能力発動による「事故」を契機に、キョンと古泉の関係は修復します。こういう「力」の使い方も有るのですね。
細田監督が、ドロドロの話の方が「日本映画っぽい」と語っていて、敢えて、現状を肯定する展開を努力したそうですが、同時代性を感じますね。
前に、三島由紀夫の問題意識に、「肉体に精神が閉じ込められていて、他人と直接触れ合えない」という断絶感をどうするか?ということが有ったと書きましたが、
この話もそのバリエーション。
最近、ハンマーフォールさんと同じ問題で雑談したことがあるのですが、男は「三島の緊縛写真」にしか眼が行かないが、女性作家は、こういう深い問題を共有したり、深く考えたりしているし、ネタにするのも上手いという結論に。
ヤマダさんは、平行線の解決に、「事故」で古泉が死にかける、という経験をさせることで、キョンと古泉に普通のコミュニケーションでは到達できない、「共有意識」を芽生えさせて、ディスコミュニケーションを解消しています。
「死の恐怖」が「理解」を助ける、という三島の主張が、ヤマダさんの「夏の超新星とトンネルエフェクト」にさらりと応用されていて、ハンマーフォールさんとの会話を思い出した次第。凄いですね。
石川忠司の「一緒にいるという事実が、議論の対立を超越して、人を結びつける」というのが「現代小説によく見られる共同性回復の思考実験」だという主張を思い出しました。同時代性。
(石川の「雑居小説」の議論が、Typemoonの新作の「同居ネタ」の元ネタではないかと最近思っておりますが)
4サークル分、紹介文書いたのに、ミスして消去してしまったのがショックでかいので、次の更新に回します。「つちのこ」「センチメンタルクリエイション」等。
『5.142857』
をいろいろひねり回して、出てきた数字
『14,28,57』
『71,42,85』
について、
『14,28,57』
の原子番号当て嵌めコジツケまでやったので、今回は
『42,71,85』
の元素周期表当て嵌めコジツケ。
42+71+85=198=99×2
→原子番号99=アインスタイニウム→語源Einstein→『石』
『×2』ということで、物語展開に絡む石は2個!?
…たしかに、小説版で目立ってる石は(『白石みのる』はアニメ版ですし)、
『涼宮ハルヒの陰謀』登場の『鶴屋山のひょうたん石』
『涼宮ハルヒの憤慨』登場の『隕石』(寄生生命体付)
の『2個』ですか。
偶然の一致って大したものですね。
京アニ版ハルヒのアニメ2期DVDのタイトルに
『エンドレスエイト』が『陰謀』『憤慨』の展開の伏線になっている
という暗示が含まれてることになっちゃいますからね。
そこまでの場外乱闘は角川もやらないだろうとは思いますね…?
『原子番号42=Mo(モリブデン)→語源:ギリシャ語molybdos=鉛』
『鉛』=日本の古語で『青金』→『涼宮ハルヒの陰謀』で節分のときにハルヒが言ってた『泣いた赤鬼』の『青鬼』に『青』繋がりでコジツケ連鎖?
しかも
『原子番号71=Lu(ルテチウム)→語源:ラテン語Lutetia=パリの古名』
で、
『パリ』繋がりで『青』といえば
『仏国旗の青=自由』。
『泣いた赤鬼』繋がりで『赤』もコジツケると
『仏国旗の赤=友愛・博愛』
小説版の
『青鬼』=『朝倉涼子』
という推理は、朝倉ファンの共同幻想だと思いますので、
『朝倉と長門有希の友情』
を連想させる
『友愛』
がコジツケられたことは幸運です。
『朝倉=急進派』
で、フランス革命にもコジツケ連鎖しそうですしね。
隕石生命体に寄生された『犬のルソー』
の
『ルソー』
も
『フランス革命』
『パリ』
に関係してきそうな単語ですし。
前に引用した『ロバート・ダーントン』も
『フランス革命前夜の社会』
の研究してましたから、うれしい偶然の一致ですね!
前からやたら言及してる『機本伸司』さんが
『宝塚』出身
なので、
谷川流=SOS団=『西宮』とすると、
ライバルの機本伸司=佐々木団=ZOZ団は『宝塚』と絡んでくるだろうとイベント等で言ってましたが、
『フランス革命』
は
『宝塚』と『ベルサイユのばら』でコジツケ連鎖できます。
『涼宮ハルヒの陰謀』で橘京子さんが『女優』について言及してたことにコジツケられます。
前の更新で触れておいた、出口王仁三郎の
『型の思考』=『コスプレ劇で未来改変』→自称超能力者の未来人・宇宙人への対抗手段、
という思いつきにも『演劇繋がり』でコジツケできて、下手な鉄砲数撃ちゃ当るの実証だと思いますね!
モリブデンの主要産地がアメリカの
『クライマックス鉱山』
だなんて、本当に有難い偶然だと思いますね。
『クライマックス』
という単語を一連のコジツケ連鎖に導入できますから、ぐっと『展開予想』と称するトンデモコジツケがやり易くなった気がします。
『隕石』と『鶴屋山のひょうたん石』は『クライマックス』に絡む?
『涼宮ハルヒの溜息』がアニメ化されたので、小説版読まない人にも『演技の現実侵食』は共有されたと思いますので改めて書きますが、
『出口王仁三郎』の『演技で現実改変』をSF仕立てでやってるようにも見えますよね?
『涼宮ハルヒの分裂』でもハルヒは映画を作ろうとしてるわけで、『予告編』までは作っています。
これが現実侵食してきてるんじゃないか?というのが『驚愕』以降の展開予想の留意点の一つだと勝手に思ってるわけです。
『泣いた赤鬼』の『青鬼』の大暴れが『演技』だった様に、
『革命』騒ぎも、『演技』であり『現実改変』でもある(出口の『型の思考』!)という展開ですか。
昔、坂田靖子の漫画で
『Paris=「海に沈んだIsという都市に等しい」という意味』
という語源説話を読んだので、折角だからここで使います。
原田実が『平家物語』の『傍系説話』の分析をしていた話を前の更新で使いましたが、
パリの古名についての『傍系説話』。嘘語源らしいですが。
『洪水伝説』は色々な社会の神話に見られるそうですが、今までの謎解きでネタにした、
『ノアの箱舟』(『鳩』→『九』繋がりで『九曜』コジツケ)
『マヤ・アステカ神話の太陽の交代』(佐々木とハルヒの交代にコジツケ)
を引用。
青木さんが、
『「瓢箪」といえば伏羲・女媧の洪水説話だろう』
と指摘しておられたのをどこかで使おうと思っていたので、
『水没した都市・Is』繋がりで『伏羲・女媧』が『瓢箪』に乗って洪水を逃れた話を引用。
Parisの嘘語源は、水没後の新秩序の話ですので『洪水後の世界の暗示』
(世界中の洪水神話は『洪水後の世界に我々が生きてる』という『新秩序』の話ですし)
『鶴屋山のひょうたん石』が『救命ボート・脱出用カプセル』の暗示にコジツケられることになったのは幸運。
『原子番号85=At(アスタチン)→語源:ギリシャ語astatos=不安定』
…42繋がりで『フランス革命』、
71繋がりで『洪水伝説』
で、もう『不安定』にコジツケられそうな単語は出ております。
折角2通り出ているので、
『涼宮ハルヒの分裂』の『α・β』の並列
に繋げられそうな方向で進めてみました。
原子番号99=Es(アインスタイニウム)
→水爆の死の灰から発見→『人類滅亡の災厄』→『脱出カプセル=瓢箪→ひょうたん石』繋がり?
→語源『Einstein』→『一石=モノリス』→『2001年宇宙の旅』→『宇宙の旅→隕石』繋がり?
ハルヒ同人紹介
mogmoga『ずっと遠くで叫んでる』:ヤマダさんの個人誌。珍しく橘さんが登場しているので紹介します。
「分裂」の裏話というか、前話。
キョンと古泉が些細なことで喧嘩して仲直りする、という展開を、キョンが古泉の爪を切る話、橘と古泉がエレベーター内で対話する話、古泉が屋上から転落しそうになる話、という3場面に分けて描いたショート連作。
爪切りで揉めただけで痕が残るほど殴るなんて、キョン、大人になれ。
古泉が橘の組織との関係が平行線なのを、キョンと「機関の工作員としての古泉」の表層的関係を重ね合わせて鬱になってる、というところをはっきりと描かないで、それとなく匂わせてるのが凄い。
「友人とケンカした」と敵に打ち明ける時点で、古泉、かなりいっぱいいっぱいだと。「エレベータートーク」成功ではないでしょうか?
「キョンとのうわべだけの付き合い」の屈折が橘への「かわいそう」という発言に反映されてる、という解釈で、実は橘たちを悪く言うのは「自嘲」であるという…
こういう「分裂」のセリフや表情の深読みをしてもらえたら、谷川さんも満足だろうと思います。
そこで破滅に持ってゆかないで、ハルヒ能力発動による「事故」を契機に、キョンと古泉の関係は修復します。こういう「力」の使い方も有るのですね。
細田監督が、ドロドロの話の方が「日本映画っぽい」と語っていて、敢えて、現状を肯定する展開を努力したそうですが、同時代性を感じますね。
前に、三島由紀夫の問題意識に、「肉体に精神が閉じ込められていて、他人と直接触れ合えない」という断絶感をどうするか?ということが有ったと書きましたが、
この話もそのバリエーション。
最近、ハンマーフォールさんと同じ問題で雑談したことがあるのですが、男は「三島の緊縛写真」にしか眼が行かないが、女性作家は、こういう深い問題を共有したり、深く考えたりしているし、ネタにするのも上手いという結論に。
ヤマダさんは、平行線の解決に、「事故」で古泉が死にかける、という経験をさせることで、キョンと古泉に普通のコミュニケーションでは到達できない、「共有意識」を芽生えさせて、ディスコミュニケーションを解消しています。
「死の恐怖」が「理解」を助ける、という三島の主張が、ヤマダさんの「夏の超新星とトンネルエフェクト」にさらりと応用されていて、ハンマーフォールさんとの会話を思い出した次第。凄いですね。
石川忠司の「一緒にいるという事実が、議論の対立を超越して、人を結びつける」というのが「現代小説によく見られる共同性回復の思考実験」だという主張を思い出しました。同時代性。
(石川の「雑居小説」の議論が、Typemoonの新作の「同居ネタ」の元ネタではないかと最近思っておりますが)
4サークル分、紹介文書いたのに、ミスして消去してしまったのがショックでかいので、次の更新に回します。「つちのこ」「センチメンタルクリエイション」等。
私のやってるのは『異端』だという自覚はあります。あいかわらず字ばかりです。
Newtype2009年9月号、エンドレスエイト完結記念大特集に涼宮ハルヒアニメ二期DVDの広告が載ってますが、
タイトルに
『5.142857』
という数字が。
とりあえず、『1,2,3,4…』を順に掛けてみると、
×1= 5.142857
×2=10.285714
×3=15.428571
×4=20.571428
×5=25.714285
×6=30.857142
×7=35.999999
で、×6までは小数点以下が
『1、2、4、5、7、8』
で出来てると判明。
京アニのアニメ版エンドレスエイトは『ループ8回』で『∞』と掛け合わせてたのだから、
『7』とは面白い数字で断絶するなあ、と。
ただ、賀東昭二さんが脚本のときバイトしてるハルヒが『69』という数字が胸に入った服を着ていて、
コレが『×7』のときの『999999→6個の9』に繋がるんじゃないか?と思いました。
やっぱり。賀東さん、かなり谷川さんと話して、今後の展開とか教わっていて、
それをちょろっと暗示して下さっているのじゃないか?等と勝手に思ってしまいます。感謝ですね。
もちろん、本当は、『わーいシックスナインだー』と修学旅行の夜の中学生の様に『下ネタ』で単に喜んでただけですけど?私は。
前の更新で、私が勝手に『周防九曜』のモデルの一人と思い込んでる『周防内侍』が『百人一首』の『69番』だったことはネタにしておいたので、
『下手な鉄砲数撃ちゃ当たる』は本当だなあ、と改めて思いました。偶然の一致は嬉しいですね。
見ただけですぐ気付くことですが、小数点以下が、
×1のとき『14、28、57』
×2のとき『28、57、14』
×4のとき『57、14、28』
で、『14』『28』『57』というペアで出来てるのが見て取れます。
同様に、
×3のとき『42、85、71』
×5のとき『71、42、85』
×6のとき『85、71、42』
で『42』『71』『85』というペアで出来てることがわかります。
結城浩『数学ガール』でミルカさんが主人公に指摘していた
『∑=サム』記号
が、アニメ版『エンドレスエイト』のキョンが着てる服の胸に描いてあったのが気になってはいたので、
『∑=summation=和』の意味だそうですので、試しに足してみることに。
14+28+57=99
42+71+85=198=99×2
…キレイですね。『黒幕』からの贈り物でしょうか?
さらに、『14、28、57』の組み合わせで『42、85、71』が表現できないか試してみると、ビンゴ。
14+28=42
14+57=71
28+57=85
さらに、この2組のペアを足してみると…
14+85=99
28+71=99
57+42=99
で、
14+28+57=99×1
+ + + +
85+71+42=99×2
= = = +
99+99+99=99×3
=
99×6=6×9×11
…6×9→『69』??またお会いしました。ワーイシックスナインダァー
『11』は、今までの更新でも
『2012年人類滅亡?古代マヤ予言』ネタで『太陽黒点周期11.1年』とか
『鶴屋山のモデルになった甲山の神呪寺開山邪魔した麁乱大荒神が封じられた桜から十一面観音が彫られた』とか
『ミヨキチの名前の美を分解すると十一が含まれてる』とか
ト
ンデモコジツケしてきた懐かしい数字ですので、今は深入りしません。
有名な循環小数をさらりと持ち出す辺り、ますます、
結城浩『数学ガール』
を谷川さんか、賀東さんか、米田さんか、その辺りが愛読してるような気分になってきました。
最近コミカライズもされたので、それで読んだかもしれませんが…
前の更新で、『涼宮ハルヒの陰謀』で
『鶴屋山から発見された謎の金属片の成分がチタニウムとセシウム』
という原作の記述から、
チタンの原子番号22、
セシウムの原子番号55
→『22、55』は電卓液晶画面数字表現だと鏡像関係になる?
とかいうコジツケしてから、数字は『元素周期表』に当てはめてみる私ですので、
14=Si珪素
28=Niニッケル
57=Laランタン
と当てはめ。桜井弘さんの『元素111の新知識』によると、
Siの語源はラテン語silex=『硬い石』
Niの語源はドイツ語nickel=『山の悪霊ニック』
Laの語源はギリシャ語lanthanein=『隠れる』
だそうで、いかにもコジツケられそうな単語ばかりです。偶然の一致は良いですね。
『山の悪霊』が『隠れる』ような『石』
は、『涼宮ハルヒの陰謀』登場の
『鶴屋山のひょうたん石』
がまず連想されるので、ネタに。
甲山周辺では、
『一石五輪塔』
という石造物をよく見かけます。モノによっては『ひょうたん』に見えなくも無い形の物もあるので、
谷川さんがそれを見て『瓢箪』を連想したかもしれない、などと勝手に思っております。
『99』
も
原子番号99=Esアインスタイニウム
で、アインシュタインといえば
『相対性理論』
、京アニのアニメ版『笹の葉ラプソディ』でも『相対性理論』の話は出てましたよね。
原田実ネタで『傍系説話』からの解読ネタを前の更新で振っておきましたが、今回もそういう展開。
しかも、原作では
ベガまで地球から『約25光年』
アルタイルまで『16光年』
とあって、なにやら繋がりそうな数値です。
25=5×5
16=4×4
…5×5→55、4×4→44、と無理矢理捻じ曲げれば、
『55+44=99』
…とりあえず、何故『99』が出てくるか?の一つの謎解きではあります。
『笹の葉ラプソディ』は伏線カットしてると思ってましたが、
『エンドレスエイト』のDVDのタイトルで、
『笹の葉』と『エンドレス』が繋がってる
と暗示してきましたか?
まあ、『99』には別系列のコジツケ連鎖もあって、
原子番号99・アインスタイニウムは1952年の水爆実験の死の灰から発見されたそうで…
またまたアニメ版『エンドレスエイト』謎解きで振っておいた、
『入道雲』→『ムクリコクリの雲=原爆のキノコ雲』→『戦艦長門は水爆実験で沈没』
『蝉を逃がすときにパンドラの箱の比喩』→『原子力=パンドラの箱?』
といった連想に繋げてみました。
更に、別系統のコジツケ連鎖もあって、
『Einstein→一個の石→モノリス』
だとコジツケれば、
キューブリック『2001年宇宙の旅』
に繋がって、『映画』繋がりで、
『溜息』での映画制作の暗示になるという…
むろん、『涼宮ハルヒの分裂』でもハルヒは映画2作目を製作中ですから、『分裂』以降まで射程がある伏線かもしれません。
『2001年宇宙の旅』
では
リヒャルト・シュトラウス『ツァラトゥストラはかく語りき』
が使われてましたから、
『ゾロアスター』
登場。
原作に無関係の『ゾロアスター』ネタを前の更新で振っておきましたが、偶然とは恐ろしいもので、ここでリンクしちゃいました。
(なーんて、一応、『消失』で『ゾロアスター』は言及されてるんですけどね!)
まさに『下手な鉄砲数撃ちゃ当たる』ですね!どんな嘘八百言っててもなんとか繋がってしまう…
『69』が『周防』繋がりで、
『ゾロアスター』が『佐々木さん』に繋げられるなら、
先日放送した『溜息』で古泉が対立組織について語ったのが『橘さん』を暗示するなら、
前の更新で心配していたように、『分裂』が無かったことになってるわけでもないのかも。
『驚愕』が書き直しになるなら、それに沿って大幅に伏線回収も変更、ということも有り得るのですが。
面白いハルヒ同人紹介
O.D.Y『フロイト先生も爆笑だっぜッ!』:表紙は普通に元気なハルヒなのですが、中身は冒頭から女装古泉に長門が暴力、という「渡りに船」さんの個人誌です。
原稿はサイトの転用だそうで、頁毎に見せ場、笑い所が有るのが発表形式の性質の反映だとしたら、ギャグには、web漫画形式は合ってるかもしれません。
爆笑から赤面まで、連打で一気に読ませます。
長門がキョンにキス→ハルヒにもキスで間接キス成立、
身体測定→キョンの方からデートの申し入れ
身体測定→搾乳→谷口崩壊
ハルヒおままごと提唱→有希肩車で凄い笑顔
…展開を要約してみて一目瞭然ですが、先が読めない展開で、構成の勝利だと思います。
コマの一つ一つでも、パースを極端に取った構図に、可愛らしく描けるキャラに喜怒哀楽に富んだ崩し顔をさせるという豊かな表現力で見せ場を盛り上げてますね。
特に、照れてる表情が巧いかと。こういうほのぼのからドキドキ辺りを描けるから暴力ネタも軽く流せて素直に笑えます。
コマとコマの断絶を利用して空気が切り替わる様に展開するテンポが私好みです。ネタも、「人の股間から顔を出すな」という凄技から、「タバコじゃなくてシガレット」という考えオチもツボです(突っ込みに根性焼きで返し技、という小技も切れて爆笑)
後書きの日常漫画(?)「僕と朝倉」も爆笑。着眼点の鋭さが、粒揃いのネタ出しの秘密かと思います。どのジャンルに行っても必ずいるんですよね、どんな対象についても切り取るところが違う作家さんが。本人が面白い、といっても不思議ちゃんの手前の天然系というか…これは天の与えた才能なので、羨んでも仕方ないですが。
大凡風邪薬『RENTAL-レンタル-』:表紙がSF小説の表紙のようで、見れば見るほど色々想像を掻き立てられる長門の一枚絵で、迷わずゲット。
本文の背景処理を見ても、現実をキャラの存在する次元まで変形して組み合わせようとする感じで、手描きですが押さえるところだけ押さえて精密に描き込み、不要な所はザックリカットするという匙加減が絶妙。
これ、巧くやれるならギャグもシリアスも思いのままですね。ちびキャラのデフォルメの攻め方とか見ると、デザインを修行なさってるなあ、と感じます。それが本全体に出ています。
ハルヒの期待通りの「忍ぶれど色に出にけり」と長門の忍ぶ恋という対照がもう良い感じ。
キャラの会話で押してゆきますが、鶴屋さんの絡め方とか、無駄が無いですね。脇役と主役もしっかり分業してるので、同人漫画を参考にするのではなく、商業の漫画や映画のストーリーを研究しておられるのかも。
表紙も扉絵も伏線だったと読み進めてわかる構成が巧い。本全体が一本の物語の表現なワケで、練ってあります(扉が喜緑さん、オチが生徒会長、てのも上手いですね)
というより、これが思いつきでやれるなら、羨ましい!
次の紹介は、mogmogaさんの珍しい『橘さん登場』漫画です。
Newtype2009年9月号、エンドレスエイト完結記念大特集に涼宮ハルヒアニメ二期DVDの広告が載ってますが、
タイトルに
『5.142857』
という数字が。
とりあえず、『1,2,3,4…』を順に掛けてみると、
×1= 5.142857
×2=10.285714
×3=15.428571
×4=20.571428
×5=25.714285
×6=30.857142
×7=35.999999
で、×6までは小数点以下が
『1、2、4、5、7、8』
で出来てると判明。
京アニのアニメ版エンドレスエイトは『ループ8回』で『∞』と掛け合わせてたのだから、
『7』とは面白い数字で断絶するなあ、と。
ただ、賀東昭二さんが脚本のときバイトしてるハルヒが『69』という数字が胸に入った服を着ていて、
コレが『×7』のときの『999999→6個の9』に繋がるんじゃないか?と思いました。
やっぱり。賀東さん、かなり谷川さんと話して、今後の展開とか教わっていて、
それをちょろっと暗示して下さっているのじゃないか?等と勝手に思ってしまいます。感謝ですね。
もちろん、本当は、『わーいシックスナインだー』と修学旅行の夜の中学生の様に『下ネタ』で単に喜んでただけですけど?私は。
前の更新で、私が勝手に『周防九曜』のモデルの一人と思い込んでる『周防内侍』が『百人一首』の『69番』だったことはネタにしておいたので、
『下手な鉄砲数撃ちゃ当たる』は本当だなあ、と改めて思いました。偶然の一致は嬉しいですね。
見ただけですぐ気付くことですが、小数点以下が、
×1のとき『14、28、57』
×2のとき『28、57、14』
×4のとき『57、14、28』
で、『14』『28』『57』というペアで出来てるのが見て取れます。
同様に、
×3のとき『42、85、71』
×5のとき『71、42、85』
×6のとき『85、71、42』
で『42』『71』『85』というペアで出来てることがわかります。
結城浩『数学ガール』でミルカさんが主人公に指摘していた
『∑=サム』記号
が、アニメ版『エンドレスエイト』のキョンが着てる服の胸に描いてあったのが気になってはいたので、
『∑=summation=和』の意味だそうですので、試しに足してみることに。
14+28+57=99
42+71+85=198=99×2
…キレイですね。『黒幕』からの贈り物でしょうか?
さらに、『14、28、57』の組み合わせで『42、85、71』が表現できないか試してみると、ビンゴ。
14+28=42
14+57=71
28+57=85
さらに、この2組のペアを足してみると…
14+85=99
28+71=99
57+42=99
で、
14+28+57=99×1
+ + + +
85+71+42=99×2
= = = +
99+99+99=99×3
=
99×6=6×9×11
…6×9→『69』??またお会いしました。ワーイシックスナインダァー
『11』は、今までの更新でも
『2012年人類滅亡?古代マヤ予言』ネタで『太陽黒点周期11.1年』とか
『鶴屋山のモデルになった甲山の神呪寺開山邪魔した麁乱大荒神が封じられた桜から十一面観音が彫られた』とか
『ミヨキチの名前の美を分解すると十一が含まれてる』とか
ト
ンデモコジツケしてきた懐かしい数字ですので、今は深入りしません。
有名な循環小数をさらりと持ち出す辺り、ますます、
結城浩『数学ガール』
を谷川さんか、賀東さんか、米田さんか、その辺りが愛読してるような気分になってきました。
最近コミカライズもされたので、それで読んだかもしれませんが…
前の更新で、『涼宮ハルヒの陰謀』で
『鶴屋山から発見された謎の金属片の成分がチタニウムとセシウム』
という原作の記述から、
チタンの原子番号22、
セシウムの原子番号55
→『22、55』は電卓液晶画面数字表現だと鏡像関係になる?
とかいうコジツケしてから、数字は『元素周期表』に当てはめてみる私ですので、
14=Si珪素
28=Niニッケル
57=Laランタン
と当てはめ。桜井弘さんの『元素111の新知識』によると、
Siの語源はラテン語silex=『硬い石』
Niの語源はドイツ語nickel=『山の悪霊ニック』
Laの語源はギリシャ語lanthanein=『隠れる』
だそうで、いかにもコジツケられそうな単語ばかりです。偶然の一致は良いですね。
『山の悪霊』が『隠れる』ような『石』
は、『涼宮ハルヒの陰謀』登場の
『鶴屋山のひょうたん石』
がまず連想されるので、ネタに。
甲山周辺では、
『一石五輪塔』
という石造物をよく見かけます。モノによっては『ひょうたん』に見えなくも無い形の物もあるので、
谷川さんがそれを見て『瓢箪』を連想したかもしれない、などと勝手に思っております。
『99』
も
原子番号99=Esアインスタイニウム
で、アインシュタインといえば
『相対性理論』
、京アニのアニメ版『笹の葉ラプソディ』でも『相対性理論』の話は出てましたよね。
原田実ネタで『傍系説話』からの解読ネタを前の更新で振っておきましたが、今回もそういう展開。
しかも、原作では
ベガまで地球から『約25光年』
アルタイルまで『16光年』
とあって、なにやら繋がりそうな数値です。
25=5×5
16=4×4
…5×5→55、4×4→44、と無理矢理捻じ曲げれば、
『55+44=99』
…とりあえず、何故『99』が出てくるか?の一つの謎解きではあります。
『笹の葉ラプソディ』は伏線カットしてると思ってましたが、
『エンドレスエイト』のDVDのタイトルで、
『笹の葉』と『エンドレス』が繋がってる
と暗示してきましたか?
まあ、『99』には別系列のコジツケ連鎖もあって、
原子番号99・アインスタイニウムは1952年の水爆実験の死の灰から発見されたそうで…
またまたアニメ版『エンドレスエイト』謎解きで振っておいた、
『入道雲』→『ムクリコクリの雲=原爆のキノコ雲』→『戦艦長門は水爆実験で沈没』
『蝉を逃がすときにパンドラの箱の比喩』→『原子力=パンドラの箱?』
といった連想に繋げてみました。
更に、別系統のコジツケ連鎖もあって、
『Einstein→一個の石→モノリス』
だとコジツケれば、
キューブリック『2001年宇宙の旅』
に繋がって、『映画』繋がりで、
『溜息』での映画制作の暗示になるという…
むろん、『涼宮ハルヒの分裂』でもハルヒは映画2作目を製作中ですから、『分裂』以降まで射程がある伏線かもしれません。
『2001年宇宙の旅』
では
リヒャルト・シュトラウス『ツァラトゥストラはかく語りき』
が使われてましたから、
『ゾロアスター』
登場。
原作に無関係の『ゾロアスター』ネタを前の更新で振っておきましたが、偶然とは恐ろしいもので、ここでリンクしちゃいました。
(なーんて、一応、『消失』で『ゾロアスター』は言及されてるんですけどね!)
まさに『下手な鉄砲数撃ちゃ当たる』ですね!どんな嘘八百言っててもなんとか繋がってしまう…
『69』が『周防』繋がりで、
『ゾロアスター』が『佐々木さん』に繋げられるなら、
先日放送した『溜息』で古泉が対立組織について語ったのが『橘さん』を暗示するなら、
前の更新で心配していたように、『分裂』が無かったことになってるわけでもないのかも。
『驚愕』が書き直しになるなら、それに沿って大幅に伏線回収も変更、ということも有り得るのですが。
面白いハルヒ同人紹介
O.D.Y『フロイト先生も爆笑だっぜッ!』:表紙は普通に元気なハルヒなのですが、中身は冒頭から女装古泉に長門が暴力、という「渡りに船」さんの個人誌です。
原稿はサイトの転用だそうで、頁毎に見せ場、笑い所が有るのが発表形式の性質の反映だとしたら、ギャグには、web漫画形式は合ってるかもしれません。
爆笑から赤面まで、連打で一気に読ませます。
長門がキョンにキス→ハルヒにもキスで間接キス成立、
身体測定→キョンの方からデートの申し入れ
身体測定→搾乳→谷口崩壊
ハルヒおままごと提唱→有希肩車で凄い笑顔
…展開を要約してみて一目瞭然ですが、先が読めない展開で、構成の勝利だと思います。
コマの一つ一つでも、パースを極端に取った構図に、可愛らしく描けるキャラに喜怒哀楽に富んだ崩し顔をさせるという豊かな表現力で見せ場を盛り上げてますね。
特に、照れてる表情が巧いかと。こういうほのぼのからドキドキ辺りを描けるから暴力ネタも軽く流せて素直に笑えます。
コマとコマの断絶を利用して空気が切り替わる様に展開するテンポが私好みです。ネタも、「人の股間から顔を出すな」という凄技から、「タバコじゃなくてシガレット」という考えオチもツボです(突っ込みに根性焼きで返し技、という小技も切れて爆笑)
後書きの日常漫画(?)「僕と朝倉」も爆笑。着眼点の鋭さが、粒揃いのネタ出しの秘密かと思います。どのジャンルに行っても必ずいるんですよね、どんな対象についても切り取るところが違う作家さんが。本人が面白い、といっても不思議ちゃんの手前の天然系というか…これは天の与えた才能なので、羨んでも仕方ないですが。
大凡風邪薬『RENTAL-レンタル-』:表紙がSF小説の表紙のようで、見れば見るほど色々想像を掻き立てられる長門の一枚絵で、迷わずゲット。
本文の背景処理を見ても、現実をキャラの存在する次元まで変形して組み合わせようとする感じで、手描きですが押さえるところだけ押さえて精密に描き込み、不要な所はザックリカットするという匙加減が絶妙。
これ、巧くやれるならギャグもシリアスも思いのままですね。ちびキャラのデフォルメの攻め方とか見ると、デザインを修行なさってるなあ、と感じます。それが本全体に出ています。
ハルヒの期待通りの「忍ぶれど色に出にけり」と長門の忍ぶ恋という対照がもう良い感じ。
キャラの会話で押してゆきますが、鶴屋さんの絡め方とか、無駄が無いですね。脇役と主役もしっかり分業してるので、同人漫画を参考にするのではなく、商業の漫画や映画のストーリーを研究しておられるのかも。
表紙も扉絵も伏線だったと読み進めてわかる構成が巧い。本全体が一本の物語の表現なワケで、練ってあります(扉が喜緑さん、オチが生徒会長、てのも上手いですね)
というより、これが思いつきでやれるなら、羨ましい!
次の紹介は、mogmogaさんの珍しい『橘さん登場』漫画です。
ハルヒ2期19話『エンドレスエイト』が8回で終了したのに、今更『謎解き』も無いようなものですが、一種の『まとめ』的な記事として、既に誰かが書いている謎解き、コジツケを屋上屋を重ねてここに書いておきます。
前回の更新でも話題にしましたが、ハルヒ2期15話目=アニメ版『エンドレスエイト』3回目=原作と離れた独自展開2回目=ループ『15513回目』は、
『入道雲』と『グライダー』が繰り返し登場しました。
『違和感の象徴』として、演出の高雄統子さんの入れた拘りらしいですが、
『サマーウォーズ』のパンフで、『夏の入道雲は細田監督作品の定番』という記述があったのを思い出します。
…まあ、同じ時期に放映されるので、全く意識してない方が強い精神力だと思いますね。
『涼宮ハルヒの分裂』116pで鶴屋さんが『百人一首』を暗唱するシーンが有ります。
『長門有希の100冊の85冊目と100冊目は何故読めない本なのか?』の謎解きの時にも書きましたが、谷川さん『和歌』を謎解きに活用したいのではないか?ということで、『85.100』の謎のときは『織田正吉』の『百人一首の暗号』を活用。
今回は、前回の『出雲大社』『出雲國神仏霊場』コジツケからの流れで、『出雲』繋がりで『和歌ネタ』コジツケ。
『和歌』で『出雲』繋がりといえば『スサノオ』の『八雲立つ出雲』の和歌ですよね。『古今和歌集』の『仮名序』で『31文字』の和歌の起源として紹介されております。
高雄さんが『エンドレスエイト』で『雲』を強調してくださらなかったら、ここでコジツケできなかったと思うので、私としては、アニメ版『エンドレスエイト』は意味がありましたね。
そして、『グライダー』。あの形でなく、紙を折って作る普通の『紙飛行機』形だったら『外山滋比古』の『思考の整理学』はコジツケられなかったので、これまた高雄さんに感謝です。
外山滋比古さんは、1980年代末に、入試の論文読解に使われるというので、読まされましたねー。懐かしい!
『グライダー』は風任せで自力で飛べないが、
『飛行機』は動力で自力飛行できる、
という外山さんの解釈で、自力で考えられるか否かの対比に使われた様ですね。
『思考の整理学』は『1986年』(この年を覚えて置いてください!)ちくま文庫に入りましたが、岩手県盛岡市さわや書店店員『松本大介』さんが、『若い頃に読んでおけばよかった!』みたいなポップを書いておいたら、2007年ごろからリバイバルブーム起きたそうで…
でも、外山さんの本を読んで『自分の頭で考える飛行機型にならなきゃだめだ!』と思うのは、意地悪な見方をすれば、全然自分の頭で考えてないですよね?
松本さんのポップは『もっと若い頃から「外山滋比古という風」に乗ってれば良かった』という他力本願じゃないかな~?と。
言行の矛盾に松本さんが気付いていないのが、まあ、自分も気をつけなきゃなあ、と思わされました。
大学生にベストセラーになっちゃってるので、自分だけが矛盾してるわけじゃない、とちょっと『絶望先生』的に安心しましたが…久米田康治先生、改めて凄いですねえ。
外山さんと松本さんの対談も読みましたが、外山さん、この『発言と実践の矛盾』に全然気付いておられないご様子…まあ、宣伝が大事ですからね。
『飛行機型』も、『本当に飛ぶ』と『飛ぶと言ってるだけで飛ばない』を分けるべきなんでしょうね。
脱線しましたが、高雄さん、ベストセラーなのでお読みになって、『コンピュータが「グライダー型」の典型だなんて、ループから抜けられない長門さんにぴったり!』と当て嵌めてみたのかもしれませんね。
『涼宮ハルヒの憤慨』収録『編集長☆一直線!』で文芸部会誌に小説3本書いた『消失後の長門』は、『飛行機型』になってると思います。
春に出した総集編、『陽春白雪』で、『近代自我は小説書くと形成される』という柄谷行人とそれをパクったかもしれない大塚英志の議論をパクったネタを振っておきましたが、ここにコジツケ連鎖させたかったんですよね。
あーここでネタに出来てよかった!エンドレスエイトに感謝!
高校の頃授業で無理矢理読まされた外山滋比古が今頃好きな作品の謎解きに使えるなんて、偶然は面白いですね!
そして、大学1年の頃大学生協書籍部に平置きされてた、『ロバート・ダーントン』の『猫の大虐殺』。
193pに『プロメテウスたる作者』の先駆者として『ルソー』を解釈する記述が。
ハルヒで『ルソー』といえば、『涼宮ハルヒの憤慨』収録『ワンダリング・シャドウ』登場の阪中の飼い犬『ルソー』ですよね。『「意識」は「寄生生命体」ではないのか?』という話。
…てことは、長門さんが『飛行機型』に成れたのではなく、何かが取り付いて『飛行機型』に見えてるだけじゃないのか?というのが私に謎解きネタでここまで更新させてる『不安』『懸念』『強迫観念』です。
『自我と小説を書くことには関係がある』…だから『編集長☆一直線!』と『ワンダリング・シャドウ』は同じ『涼宮ハルヒの憤慨』に収録されなければならなかったんですねえ…
そして、『涼宮ハルヒの分裂』23pで、生徒会長は『猫の寿命は人間より短い』と言ってますし、
49pでは長門が『シャミセン』を心配していました。
174p、αー3ではキョンが『猫族の寿命は永遠なのだといわんばかりの顔をして』とシャミセンを形容しております。
…猫の寿命に関するモチーフがこれだけ出てくると、鈍感な私でも、大学1年の頃知った『猫の大虐殺』を思い出しちゃいます。…『吾輩は猫である』も連想しましたが。
猫の寿命といえば『シュレディンガーの猫』にもつながりますし。昔は、シュレディンガーの猫は科学的思考実験だから、哲学とかに転用できないという思考停止してたこともありましたが、今は『コペンハーゲン解釈』というくらいだから『確定した真理でなく解釈に過ぎない→科学の中でも哲学に近い思索の問題』と考えて、柔軟に対応しています。
『科学の議論だから科学以外に使わない!』なんて思考停止の硬直は却って科学的じゃないですしね!
私の勝手な妄想でなく、本当に、谷川さんはロバート・ダーントンを読んでらっしゃるかもしれませんね。
『分裂』~『驚愕』の謎解きに関わって来るかも!?
そして、岩波から『猫の大虐殺』が出たのは『1986年』!…どこかで見ませんでしたか?この年号…前回は『2005年』が出まくりで、今回は『1986年』が出まくりです。
『プロメテウス』といえば『パンドラ』でありまして、『エンドレスエイト』(『涼宮ハルヒの暴走』43p)で蝉を逃がすときにキョンは『パンドラ』を思い出します。
アニメでもやってましたね。
以前の更新で紹介しておいた、『平家物語』の『傍系説話』には話の先の展開を暗示する効果がある、という原田実の主張を念頭に置くと、
『黒幕』が『パンドラ=全ての賜物を与えられた女』を送り込んでくるという展開があるのではないか?
と考えさせられます。『魅力的な女性』というと…『佐々木』が『パンドラ』?
『1986年』といえば『チェルノブイリ原発4号炉の暴走事故』ですね。
『涼宮ハルヒの暴走』収録『雪山症候群』302pでの長門のうわ言『よん』が『チェルノブイリ4号炉』繋がり?というのは酷いコジツケですが…
『涼宮ハルヒの憤慨』95p『無題3』の『棺桶』とチェルノブイリ4号炉を封じる『石棺』がうまく符合します。
『石棺』に封印されるのが『消失』起こした長門ではないのか?というのも、私の不安の材料です。
『1986年』をこれだけ引っ張るのは、谷川さんは『チェルノブイリ』をハルヒの謎に絡めてるのかもしれませんね。
1986年以降生まれの子は、2003年、『涼宮ハルヒの憂鬱』刊行の頃『高校生』くらいなので、ハルヒ達は、『チェルノブイリ事故』という『パンドラの箱』が開いた以降の世代だということですね。
あの事故の影響で、人類の世代に遺伝的に決定的な断絶が生まれてるのではないか?という意識が谷川さんにはあって、それがハルヒの世界なのかもしれない、などと勝手な妄想を膨らませています。
そして、前回『井伏鱒二』繋がり『モンゴル』繋がりで『エンドレスエイトの入道雲→原爆のキノコ雲(ムクリコクリの雲!)の暗示?』という妄想コジツケを振っておきましたが、
『キノコ雲』と『長門の処分』繋がりと言えば、『ビキニ水爆実験』と『戦艦長門』の沈没です。
『ビキニ水爆』絡みで、長門の未来は暗いのではないか?という予想は、青木さんから頂いた、『涼宮ハルヒの憂鬱』の商業の謎本、タブロイドと愉快な仲間達『超読解涼宮ハルヒ』でも指摘されてたことですけど、
ここで『エンドレスエイト』や『雪山症候群』『編集長☆一直線!』からのコジツケ連鎖でようやく辿り着きました。
そういう悲惨な運命が長門に降りかからないようにと願っております。
面白いハルヒ同人紹介
もうもくのいぬたち『マユつるっ!!』:表情豊かにキャラたちが動き回る、熱血漢さんの個人誌。表紙の眉・鶴の表情も凄く好みです。
巻頭カラー頁!凄すぎる。色気が無い、と心配なさってますが、バニー眉鶴、ナイスですよ?画力あるから、色気もすぐに出せると思います。
詰める鶴屋さんが爆笑。こんなネタはじめて読みました。
「る」抜き鶴屋さんも可笑しい。熱血漢さん、頭が柔らかいですね!
コンタクト方法を学んでいない朝倉さん、全ての悲劇の発端。でも笑いました。学んでなくて「フゥー」だなんて、なんて高性能。じつは伏線(!?)
モノクロ4コマのガム呑み長門も爆笑。
一貫してハルヒと朝倉さんのすれ違いが悲劇を生みます。朝倉虐待ネタ連打。笑ってしまいますが。
ハルヒにしか見えない→奇行にしか見えない、が面白い。風邪引き鶴屋さんが殴りつけるのが笑いました。本能?
「劣化」長門が可愛らしすぎ。朝倉には酷いですが。
ハルヒパワーで朝倉復活、ハルヒと朝倉和解(!?)という展開がホッとします。その前に、一旦お別れという展開が、非常に効果的構成。
これがきちんと描けるからギャグも切れが良いのです。ちゃんと胸が痛かったです。やたら「全裸」もむちむち非常にグッドです!地味に「飛び降り森さん」も萌えました!コレがやれるのが強味。
風邪引き鶴屋が「伏線」というのがヤラレタ!という感じ。「2倍だ!」が爆笑。これは考え付いたが勝ち。
「眉毛のことかあ」は笑いました。朝倉、脱ぎすぎですね!これからもこの調子で!!でも結局虐待…笑っちゃいますが。
感情の篭らない長門の暴力が良すぎです。「キャー」、良すぎ。
こういう夢オチはカオスを増すので許されます。私が許します。
新刊の楽しみなサークルさんですね。がんばってください!オヤジに応援されても困るでしょうが…
まだまだ紹介してゆきます。
前回の更新でも話題にしましたが、ハルヒ2期15話目=アニメ版『エンドレスエイト』3回目=原作と離れた独自展開2回目=ループ『15513回目』は、
『入道雲』と『グライダー』が繰り返し登場しました。
『違和感の象徴』として、演出の高雄統子さんの入れた拘りらしいですが、
『サマーウォーズ』のパンフで、『夏の入道雲は細田監督作品の定番』という記述があったのを思い出します。
…まあ、同じ時期に放映されるので、全く意識してない方が強い精神力だと思いますね。
『涼宮ハルヒの分裂』116pで鶴屋さんが『百人一首』を暗唱するシーンが有ります。
『長門有希の100冊の85冊目と100冊目は何故読めない本なのか?』の謎解きの時にも書きましたが、谷川さん『和歌』を謎解きに活用したいのではないか?ということで、『85.100』の謎のときは『織田正吉』の『百人一首の暗号』を活用。
今回は、前回の『出雲大社』『出雲國神仏霊場』コジツケからの流れで、『出雲』繋がりで『和歌ネタ』コジツケ。
『和歌』で『出雲』繋がりといえば『スサノオ』の『八雲立つ出雲』の和歌ですよね。『古今和歌集』の『仮名序』で『31文字』の和歌の起源として紹介されております。
高雄さんが『エンドレスエイト』で『雲』を強調してくださらなかったら、ここでコジツケできなかったと思うので、私としては、アニメ版『エンドレスエイト』は意味がありましたね。
そして、『グライダー』。あの形でなく、紙を折って作る普通の『紙飛行機』形だったら『外山滋比古』の『思考の整理学』はコジツケられなかったので、これまた高雄さんに感謝です。
外山滋比古さんは、1980年代末に、入試の論文読解に使われるというので、読まされましたねー。懐かしい!
『グライダー』は風任せで自力で飛べないが、
『飛行機』は動力で自力飛行できる、
という外山さんの解釈で、自力で考えられるか否かの対比に使われた様ですね。
『思考の整理学』は『1986年』(この年を覚えて置いてください!)ちくま文庫に入りましたが、岩手県盛岡市さわや書店店員『松本大介』さんが、『若い頃に読んでおけばよかった!』みたいなポップを書いておいたら、2007年ごろからリバイバルブーム起きたそうで…
でも、外山さんの本を読んで『自分の頭で考える飛行機型にならなきゃだめだ!』と思うのは、意地悪な見方をすれば、全然自分の頭で考えてないですよね?
松本さんのポップは『もっと若い頃から「外山滋比古という風」に乗ってれば良かった』という他力本願じゃないかな~?と。
言行の矛盾に松本さんが気付いていないのが、まあ、自分も気をつけなきゃなあ、と思わされました。
大学生にベストセラーになっちゃってるので、自分だけが矛盾してるわけじゃない、とちょっと『絶望先生』的に安心しましたが…久米田康治先生、改めて凄いですねえ。
外山さんと松本さんの対談も読みましたが、外山さん、この『発言と実践の矛盾』に全然気付いておられないご様子…まあ、宣伝が大事ですからね。
『飛行機型』も、『本当に飛ぶ』と『飛ぶと言ってるだけで飛ばない』を分けるべきなんでしょうね。
脱線しましたが、高雄さん、ベストセラーなのでお読みになって、『コンピュータが「グライダー型」の典型だなんて、ループから抜けられない長門さんにぴったり!』と当て嵌めてみたのかもしれませんね。
『涼宮ハルヒの憤慨』収録『編集長☆一直線!』で文芸部会誌に小説3本書いた『消失後の長門』は、『飛行機型』になってると思います。
春に出した総集編、『陽春白雪』で、『近代自我は小説書くと形成される』という柄谷行人とそれをパクったかもしれない大塚英志の議論をパクったネタを振っておきましたが、ここにコジツケ連鎖させたかったんですよね。
あーここでネタに出来てよかった!エンドレスエイトに感謝!
高校の頃授業で無理矢理読まされた外山滋比古が今頃好きな作品の謎解きに使えるなんて、偶然は面白いですね!
そして、大学1年の頃大学生協書籍部に平置きされてた、『ロバート・ダーントン』の『猫の大虐殺』。
193pに『プロメテウスたる作者』の先駆者として『ルソー』を解釈する記述が。
ハルヒで『ルソー』といえば、『涼宮ハルヒの憤慨』収録『ワンダリング・シャドウ』登場の阪中の飼い犬『ルソー』ですよね。『「意識」は「寄生生命体」ではないのか?』という話。
…てことは、長門さんが『飛行機型』に成れたのではなく、何かが取り付いて『飛行機型』に見えてるだけじゃないのか?というのが私に謎解きネタでここまで更新させてる『不安』『懸念』『強迫観念』です。
『自我と小説を書くことには関係がある』…だから『編集長☆一直線!』と『ワンダリング・シャドウ』は同じ『涼宮ハルヒの憤慨』に収録されなければならなかったんですねえ…
そして、『涼宮ハルヒの分裂』23pで、生徒会長は『猫の寿命は人間より短い』と言ってますし、
49pでは長門が『シャミセン』を心配していました。
174p、αー3ではキョンが『猫族の寿命は永遠なのだといわんばかりの顔をして』とシャミセンを形容しております。
…猫の寿命に関するモチーフがこれだけ出てくると、鈍感な私でも、大学1年の頃知った『猫の大虐殺』を思い出しちゃいます。…『吾輩は猫である』も連想しましたが。
猫の寿命といえば『シュレディンガーの猫』にもつながりますし。昔は、シュレディンガーの猫は科学的思考実験だから、哲学とかに転用できないという思考停止してたこともありましたが、今は『コペンハーゲン解釈』というくらいだから『確定した真理でなく解釈に過ぎない→科学の中でも哲学に近い思索の問題』と考えて、柔軟に対応しています。
『科学の議論だから科学以外に使わない!』なんて思考停止の硬直は却って科学的じゃないですしね!
私の勝手な妄想でなく、本当に、谷川さんはロバート・ダーントンを読んでらっしゃるかもしれませんね。
『分裂』~『驚愕』の謎解きに関わって来るかも!?
そして、岩波から『猫の大虐殺』が出たのは『1986年』!…どこかで見ませんでしたか?この年号…前回は『2005年』が出まくりで、今回は『1986年』が出まくりです。
『プロメテウス』といえば『パンドラ』でありまして、『エンドレスエイト』(『涼宮ハルヒの暴走』43p)で蝉を逃がすときにキョンは『パンドラ』を思い出します。
アニメでもやってましたね。
以前の更新で紹介しておいた、『平家物語』の『傍系説話』には話の先の展開を暗示する効果がある、という原田実の主張を念頭に置くと、
『黒幕』が『パンドラ=全ての賜物を与えられた女』を送り込んでくるという展開があるのではないか?
と考えさせられます。『魅力的な女性』というと…『佐々木』が『パンドラ』?
『1986年』といえば『チェルノブイリ原発4号炉の暴走事故』ですね。
『涼宮ハルヒの暴走』収録『雪山症候群』302pでの長門のうわ言『よん』が『チェルノブイリ4号炉』繋がり?というのは酷いコジツケですが…
『涼宮ハルヒの憤慨』95p『無題3』の『棺桶』とチェルノブイリ4号炉を封じる『石棺』がうまく符合します。
『石棺』に封印されるのが『消失』起こした長門ではないのか?というのも、私の不安の材料です。
『1986年』をこれだけ引っ張るのは、谷川さんは『チェルノブイリ』をハルヒの謎に絡めてるのかもしれませんね。
1986年以降生まれの子は、2003年、『涼宮ハルヒの憂鬱』刊行の頃『高校生』くらいなので、ハルヒ達は、『チェルノブイリ事故』という『パンドラの箱』が開いた以降の世代だということですね。
あの事故の影響で、人類の世代に遺伝的に決定的な断絶が生まれてるのではないか?という意識が谷川さんにはあって、それがハルヒの世界なのかもしれない、などと勝手な妄想を膨らませています。
そして、前回『井伏鱒二』繋がり『モンゴル』繋がりで『エンドレスエイトの入道雲→原爆のキノコ雲(ムクリコクリの雲!)の暗示?』という妄想コジツケを振っておきましたが、
『キノコ雲』と『長門の処分』繋がりと言えば、『ビキニ水爆実験』と『戦艦長門』の沈没です。
『ビキニ水爆』絡みで、長門の未来は暗いのではないか?という予想は、青木さんから頂いた、『涼宮ハルヒの憂鬱』の商業の謎本、タブロイドと愉快な仲間達『超読解涼宮ハルヒ』でも指摘されてたことですけど、
ここで『エンドレスエイト』や『雪山症候群』『編集長☆一直線!』からのコジツケ連鎖でようやく辿り着きました。
そういう悲惨な運命が長門に降りかからないようにと願っております。
面白いハルヒ同人紹介
もうもくのいぬたち『マユつるっ!!』:表情豊かにキャラたちが動き回る、熱血漢さんの個人誌。表紙の眉・鶴の表情も凄く好みです。
巻頭カラー頁!凄すぎる。色気が無い、と心配なさってますが、バニー眉鶴、ナイスですよ?画力あるから、色気もすぐに出せると思います。
詰める鶴屋さんが爆笑。こんなネタはじめて読みました。
「る」抜き鶴屋さんも可笑しい。熱血漢さん、頭が柔らかいですね!
コンタクト方法を学んでいない朝倉さん、全ての悲劇の発端。でも笑いました。学んでなくて「フゥー」だなんて、なんて高性能。じつは伏線(!?)
モノクロ4コマのガム呑み長門も爆笑。
一貫してハルヒと朝倉さんのすれ違いが悲劇を生みます。朝倉虐待ネタ連打。笑ってしまいますが。
ハルヒにしか見えない→奇行にしか見えない、が面白い。風邪引き鶴屋さんが殴りつけるのが笑いました。本能?
「劣化」長門が可愛らしすぎ。朝倉には酷いですが。
ハルヒパワーで朝倉復活、ハルヒと朝倉和解(!?)という展開がホッとします。その前に、一旦お別れという展開が、非常に効果的構成。
これがきちんと描けるからギャグも切れが良いのです。ちゃんと胸が痛かったです。やたら「全裸」もむちむち非常にグッドです!地味に「飛び降り森さん」も萌えました!コレがやれるのが強味。
風邪引き鶴屋が「伏線」というのがヤラレタ!という感じ。「2倍だ!」が爆笑。これは考え付いたが勝ち。
「眉毛のことかあ」は笑いました。朝倉、脱ぎすぎですね!これからもこの調子で!!でも結局虐待…笑っちゃいますが。
感情の篭らない長門の暴力が良すぎです。「キャー」、良すぎ。
こういう夢オチはカオスを増すので許されます。私が許します。
新刊の楽しみなサークルさんですね。がんばってください!オヤジに応援されても困るでしょうが…
まだまだ紹介してゆきます。
コミケは暑い中、来ていただいた方々、有り難かったです。
お会いできなかった方が多く、今後のイベントでお会いできればと思います。
『Colombin』というメーカーの菓子の差し入れを頂きまして、
『Colomb』→『鳩』…いつもながら『暗示』的な菓子で気が抜けません。
3日目朝食はこれと利休饅頭でした。
エンドレスエイト終了して、谷川流脚本で『涼宮ハルヒの溜息』に突入したとの話ですね。
エンドレスエイトの放映回数は外しましたが、『33』がマジックナンバーなのではないか?というコジツケは偶然の一致を見ました。
原作のループ回数『15498回』、
アニメの独自展開は『15499回』~『15532回』
『15532=15499+33』
…『33』!!
『観音の変化身33』→『甲山神呪寺の本尊は如意輪観音』→『甲山は鶴屋山のモデル』!?
『鶴屋山』は原作では2005年発売の『涼宮ハルヒの陰謀』で登場しました。
『陰謀』43ページで古泉が『消失』の時間旅行を説明するのに描いたのが『∞』
…
そして、ループ回数に足された数字、
13話:15498=15498+0 → 『0』
14話:15499=15498+1 → 『1』
15話:15513=15499+14 →『14』
16話:15521=15513+8 → 『8』
17話:15524=15521+3 → 『3』
18話:15527=15524+3 → 『3』
19話:15532=15527+5 → 『5』
『0、1、14、8、3、3、5』を電卓液晶画面表記してひっくり返すと、
無理をすれば、『SEE8hIID』と読めます。
『See8hiid』…『∞』の『hiid』を『見ろ』…??
なーんて、私、『ハルヒ』の元ネタに途中から絡めてあると勝手に推測してる、
谷川さんのエロ小説(!?)
『絶望系閉じられた世界』
のキャラに、『熊野イズモ』とか『杵築』というキャラが登場したときに、
コジツケ連鎖できないか『出雲』について調べてみたのでした。
『杵築大社』は『出雲大社』の古名ですし。
『絶望系閉じられた世界』は、『涼宮ハルヒの陰謀』と同じ『2005年』発売。
そして、『2005年』は『出雲國神仏霊場』設立の年。
『出雲國神仏霊場』は『∞』型で『八』『無限』を掛けて『∞』がロゴマークデザインの元…
『2005年』発売の『涼宮ハルヒの陰謀』43頁で古泉が『∞』マーク描いてたわけで…
『2005年』は、谷川流という作家にとって、『出雲』を強力に打ち出した年だったと言えるかもしれない、
と思っていました。もちろん、私の勝手な思い込みです。
『hiid』=『ヒード』はモンゴル語で『寺院』の意味だった記憶があるので、
京アニ版、アニメ『エンドレスエイト』の『アニメ独自展開部分』のループ回数に隠された『暗号』=『see8hiid』は、
『∞の寺院を見ろ』→『「出雲國神仏霊場」を見ろ』
ではないかと、コジツケ連鎖しちゃいます。正気を失ってますね。
谷川さんが新興宗教『出雲大社教』(オオヤシロと読むらしい…)の信者だとは思いませんし、
京アニスタッフに出雲シンパがいるとも思いませんが…
なぜモンゴル語か?については、西宮が『蒙古』と縁のある土地柄だというのがあります。
『広田社』は、三韓征伐のときに協力した神様で、『敵国調伏』のパワーがあります。
『西宮戎』の『エビス』は『異民族』の意味です。
『蒙古襲来』以降、『蒙古』の名は『異民族』の代表として、
『異民族』『お化け』の意味で『ムクリコクリ』という言葉ができたという説があります。
(『コクリ』は蒙古襲来のときに蒙古と連合して攻めてきた『高麗』のことだといわれます)
井伏鱒二の『黒い雨』で『キノコ雲』を『ムクリコクリの雲』と書いていたと記憶していますが、『8』月繋がりですね。
『涼宮ハルヒの憤慨』収録『編集長☆一直線』の長門の小説『無題3』に出てきましたね『お化け』…『ムクリコクリ』!?
以前、『分裂』~『驚愕』展開予想で『チェルノブイリ』ネタを振ってましたが、
アニメ『エンドレスエイト』が『原爆のキノコ雲』に連鎖したので、にわかにコジツケ連鎖が繋がってきました。
『分裂』などで『百人一首』や『和歌』ネタが振られてますが、
『和歌』の原点は、スサノオの『八雲立つ出雲』の歌で、『出雲』繋がりですし。
アニメ版エンドレスエイトでも『雲』がやたら強調されてる回がありましたね。
…谷川さんも褒めてましたが、今年の8月は、『サマーウォーズ』が記憶に残ると思います。2回観ました。
谷川さんは『事前に何の予備知識も無く観た』とわざわざ断ってますが、
そう書きたくなるような、偶然の一致が谷川作品と細田作品の間に見られるようにも思われるので
(バーチャ空間『OZ』とか、敵は『情報生命体』とか、暗号解読したのが『55人』とか、
キングカズマ役の谷村美月が『神様のパズル』のメインヒロインだとか、
『原発がアブナイ』とか、夏希先輩の両親役の声優さんが『谷川・佐々木』だとか…)。
まあ、私の妄想なんですが。
谷川さんもハルヒで『情報生命体』と『バーチャ空間』で『サマーウォーズ』みたいな展開を狙ってて、
細田守に先を越されて、そのままの展開ではやり難くなってたりするのではないか?とか勝手に妄想しております。
『黒幕=神』の着物の裾に触れるくらいは出来てると良いのですけど。
面白いハルヒ同人紹介
シマコヤ『わたしのためのスペースオペラ』:島田しまこさんの個人誌、2007年10月~2008年8月の5冊分の総集編。オフ向きでないかと思いきや、これはこれで良い雰囲気の本になりました。
「あかいものなんだ?」「朗読者」「それはわたしの庭のばら」は入手してましたが、「The beastly Arctic won't freeze.」「海にでるつもりじゃなかった」は持ってなかったのでラッキー。
キョン妹が、「幼い女の子」という、「万能魔法」で古泉の生活にじんわり変化を与えます(当然、キョンは振り回されてます)。
ハルヒの『力』とは違いますが、妹ちゃんに現実改変能力があるというのが良い雰囲気の原因かも。「子供の全能感」「少女の無敵っぷり」は若い人は嫌いだろうし、「永遠の少年少女」には天敵でしょうけど、自分の経験では年を取るとムカつかないし、ほほえましくなってきます。私がジジイってことですね。
短い話は簡単な話ではない、と木村章二が書いてますが、その典型ですね。
誕生日の「おんなじかお」の笑顔、電話の向こうでの妹ちゃんの表情、「星型のクッキー」、とか、
物語の急所が映像として「描かれていない」、
という演出が面白い。
絵を描く人間なので、何でもかんでも「絵に直す」「映像化する」という先人の言い伝えを信じてきましたが、
宮台真司を信じるなら、「自明性がありえない時代」に我々は生きているのですから、
「何でもかんでも絵にすべし」も問い直されることでしょう。
描かれていないことまで描ける方が、描いたことだけ描けるより、表現力が有るような気がしますが。
こういう作品をこれからも描いていって頂きたい方ですね。
まだまだ紹介続きます。
お会いできなかった方が多く、今後のイベントでお会いできればと思います。
『Colombin』というメーカーの菓子の差し入れを頂きまして、
『Colomb』→『鳩』…いつもながら『暗示』的な菓子で気が抜けません。
3日目朝食はこれと利休饅頭でした。
エンドレスエイト終了して、谷川流脚本で『涼宮ハルヒの溜息』に突入したとの話ですね。
エンドレスエイトの放映回数は外しましたが、『33』がマジックナンバーなのではないか?というコジツケは偶然の一致を見ました。
原作のループ回数『15498回』、
アニメの独自展開は『15499回』~『15532回』
『15532=15499+33』
…『33』!!
『観音の変化身33』→『甲山神呪寺の本尊は如意輪観音』→『甲山は鶴屋山のモデル』!?
『鶴屋山』は原作では2005年発売の『涼宮ハルヒの陰謀』で登場しました。
『陰謀』43ページで古泉が『消失』の時間旅行を説明するのに描いたのが『∞』
…
そして、ループ回数に足された数字、
13話:15498=15498+0 → 『0』
14話:15499=15498+1 → 『1』
15話:15513=15499+14 →『14』
16話:15521=15513+8 → 『8』
17話:15524=15521+3 → 『3』
18話:15527=15524+3 → 『3』
19話:15532=15527+5 → 『5』
『0、1、14、8、3、3、5』を電卓液晶画面表記してひっくり返すと、
無理をすれば、『SEE8hIID』と読めます。
『See8hiid』…『∞』の『hiid』を『見ろ』…??
なーんて、私、『ハルヒ』の元ネタに途中から絡めてあると勝手に推測してる、
谷川さんのエロ小説(!?)
『絶望系閉じられた世界』
のキャラに、『熊野イズモ』とか『杵築』というキャラが登場したときに、
コジツケ連鎖できないか『出雲』について調べてみたのでした。
『杵築大社』は『出雲大社』の古名ですし。
『絶望系閉じられた世界』は、『涼宮ハルヒの陰謀』と同じ『2005年』発売。
そして、『2005年』は『出雲國神仏霊場』設立の年。
『出雲國神仏霊場』は『∞』型で『八』『無限』を掛けて『∞』がロゴマークデザインの元…
『2005年』発売の『涼宮ハルヒの陰謀』43頁で古泉が『∞』マーク描いてたわけで…
『2005年』は、谷川流という作家にとって、『出雲』を強力に打ち出した年だったと言えるかもしれない、
と思っていました。もちろん、私の勝手な思い込みです。
『hiid』=『ヒード』はモンゴル語で『寺院』の意味だった記憶があるので、
京アニ版、アニメ『エンドレスエイト』の『アニメ独自展開部分』のループ回数に隠された『暗号』=『see8hiid』は、
『∞の寺院を見ろ』→『「出雲國神仏霊場」を見ろ』
ではないかと、コジツケ連鎖しちゃいます。正気を失ってますね。
谷川さんが新興宗教『出雲大社教』(オオヤシロと読むらしい…)の信者だとは思いませんし、
京アニスタッフに出雲シンパがいるとも思いませんが…
なぜモンゴル語か?については、西宮が『蒙古』と縁のある土地柄だというのがあります。
『広田社』は、三韓征伐のときに協力した神様で、『敵国調伏』のパワーがあります。
『西宮戎』の『エビス』は『異民族』の意味です。
『蒙古襲来』以降、『蒙古』の名は『異民族』の代表として、
『異民族』『お化け』の意味で『ムクリコクリ』という言葉ができたという説があります。
(『コクリ』は蒙古襲来のときに蒙古と連合して攻めてきた『高麗』のことだといわれます)
井伏鱒二の『黒い雨』で『キノコ雲』を『ムクリコクリの雲』と書いていたと記憶していますが、『8』月繋がりですね。
『涼宮ハルヒの憤慨』収録『編集長☆一直線』の長門の小説『無題3』に出てきましたね『お化け』…『ムクリコクリ』!?
以前、『分裂』~『驚愕』展開予想で『チェルノブイリ』ネタを振ってましたが、
アニメ『エンドレスエイト』が『原爆のキノコ雲』に連鎖したので、にわかにコジツケ連鎖が繋がってきました。
『分裂』などで『百人一首』や『和歌』ネタが振られてますが、
『和歌』の原点は、スサノオの『八雲立つ出雲』の歌で、『出雲』繋がりですし。
アニメ版エンドレスエイトでも『雲』がやたら強調されてる回がありましたね。
…谷川さんも褒めてましたが、今年の8月は、『サマーウォーズ』が記憶に残ると思います。2回観ました。
谷川さんは『事前に何の予備知識も無く観た』とわざわざ断ってますが、
そう書きたくなるような、偶然の一致が谷川作品と細田作品の間に見られるようにも思われるので
(バーチャ空間『OZ』とか、敵は『情報生命体』とか、暗号解読したのが『55人』とか、
キングカズマ役の谷村美月が『神様のパズル』のメインヒロインだとか、
『原発がアブナイ』とか、夏希先輩の両親役の声優さんが『谷川・佐々木』だとか…)。
まあ、私の妄想なんですが。
谷川さんもハルヒで『情報生命体』と『バーチャ空間』で『サマーウォーズ』みたいな展開を狙ってて、
細田守に先を越されて、そのままの展開ではやり難くなってたりするのではないか?とか勝手に妄想しております。
『黒幕=神』の着物の裾に触れるくらいは出来てると良いのですけど。
面白いハルヒ同人紹介
シマコヤ『わたしのためのスペースオペラ』:島田しまこさんの個人誌、2007年10月~2008年8月の5冊分の総集編。オフ向きでないかと思いきや、これはこれで良い雰囲気の本になりました。
「あかいものなんだ?」「朗読者」「それはわたしの庭のばら」は入手してましたが、「The beastly Arctic won't freeze.」「海にでるつもりじゃなかった」は持ってなかったのでラッキー。
キョン妹が、「幼い女の子」という、「万能魔法」で古泉の生活にじんわり変化を与えます(当然、キョンは振り回されてます)。
ハルヒの『力』とは違いますが、妹ちゃんに現実改変能力があるというのが良い雰囲気の原因かも。「子供の全能感」「少女の無敵っぷり」は若い人は嫌いだろうし、「永遠の少年少女」には天敵でしょうけど、自分の経験では年を取るとムカつかないし、ほほえましくなってきます。私がジジイってことですね。
短い話は簡単な話ではない、と木村章二が書いてますが、その典型ですね。
誕生日の「おんなじかお」の笑顔、電話の向こうでの妹ちゃんの表情、「星型のクッキー」、とか、
物語の急所が映像として「描かれていない」、
という演出が面白い。
絵を描く人間なので、何でもかんでも「絵に直す」「映像化する」という先人の言い伝えを信じてきましたが、
宮台真司を信じるなら、「自明性がありえない時代」に我々は生きているのですから、
「何でもかんでも絵にすべし」も問い直されることでしょう。
描かれていないことまで描ける方が、描いたことだけ描けるより、表現力が有るような気がしますが。
こういう作品をこれからも描いていって頂きたい方ですね。
まだまだ紹介続きます。
アニメ2期『エンドレスエイト』のループ8回は、
12話ループに気づかず
13話15498回
14話15499回=15498+1
15話15513回=15499+14
16話15521回=15513+8
17話15524回=15521+3
18話15527回=15524+3
19話15532回=15527+5
ということで、
18話予想15531回=15524+7
実際 15527回=15524+『3』
19話予想ループ無し
実際 15532回=15527+『5』
と、私の甘い期待は大外れだったのですが、
ボーリングのスコアボードの数字、
1投目→『1』
ハルヒ『14』点→『14』
キョン『8』点→『8』
ユキ『3』点→『3』
コイズミ『7』点→『7』
みくる『0』点→『0』
と比較して、相違していた数字『3』『5』が、
大本教の聖数
『5=厳(イツ)=大本教開祖・出口なお』
『3=瑞(ミツ)=出口王仁三郎』
と対応してる偶然が面白かったのでネタに。
出口王仁三郎は
『型の大本』
といって、
『霊界』に起こること=未来に世界に起こること
が、先ず『大本教』に現れると信じていた様ですが、
原田実先生によれば、
人間が『現界』で『神のコスプレ』して、芝居すると、
『霊界』の神が芝居通りに動かされて、
未来が人間の期待通りに左右できる、
とも解釈されていたようです。
『涼宮ハルヒの陰謀』で、『未来は変えられる』と言っていた『古泉』の箇所で、
スコアボードとアニメ本放送の相違が起きてるという偶然も。妄想を刺激しますね。
というか、
スコアボードとアニメ本放送が一致しちゃってた場合、
相違点が、大本の聖数に一致してる上に、出口王仁三郎の仮説と一致してるという偶然は起きないので、
私も、大本教や王仁三郎をコジツケることも出来なかったでしょうから、
『黒幕』のメッセージかなあ?とか、不思議に思っているところです。
原作者の谷川先生も2期には脚本でも関わっておられますから、
京アニスタッフに大本教の教義をハルヒに仕込んでやろうという黒幕がいると決まったわけじゃないんですけど。
まあ、関係者に、
古泉VSみくる
を、大本教の『型の思考』で解釈しよう、という宗教オタク、トンデモ好きな方がおられるということでしょうか?
日本人は、クリスマスも初詣もやる、宗教的に寛容な多神教徒だと、
白人、キリスト教徒は不寛容で劣っていると考える排外主義者は
よく比較しますが、
こういう、宗教ネタを遊びに使えるという寛容な国に生まれたのが幸せだということだろうと思いますね。
面白いのは、スコアボードと本放送のループの数字上の一致点が
『1+14+8+3=26』
で、
原子番号26:Fe=鉄→古語で『えびすがね』
で、ハルヒの舞台『西宮市』にある『西宮のえびす』と繋がるということで、
これに『7+0=7』足すと予想させるのがスコアボードの数字列で、
『3+5=8』を足したのが実際の本放送だったという…
『舞台』を左右すると言うことは、物語を抜本的に転換する付け足しが起きたのがエンドレスエイトだった?
スコアボードから、ループ『7』回?と、勘違いして無いと、実際のループ『8』回との対、『7/8』が、
長門の部屋番号『708』
エンドレスエイトで長門がかぶっていた面『ウルトラマン』→『ウルトラの星=M78星雲』
とコジツケ可能だという偶然も、黒幕が、
エンドレスエイトはハルヒに振り回される話と見せかけて、実は『長門有希』にとって重要な回なのだ
ということを暗示したかったんじゃないかと思いますね。
エンドレスエイトのループが終了した9月1日に、長門は学校を休んだのですが、
原子番号78=Pt(プラチナ)
は、化学反応の優れた『触媒』として知られていて、
黒幕は、ループを通じて長門にダメージを与えることで、
ハルヒの『情報爆発』の反応過程の『触媒』
に長門を仕立てたんじゃないか?
その結果が、
『涼宮ハルヒの消失』
じゃないのか?とか勝手に妄想しちゃいますね。
やはり、物語の転換を期する付け足しが起きたのが『エンドレスエイト』だと黒幕が強調したかったんじゃなかったかなあ?
と、勝手にコジツケしておきます。
12話ループに気づかず
13話15498回
14話15499回=15498+1
15話15513回=15499+14
16話15521回=15513+8
17話15524回=15521+3
18話15527回=15524+3
19話15532回=15527+5
ということで、
18話予想15531回=15524+7
実際 15527回=15524+『3』
19話予想ループ無し
実際 15532回=15527+『5』
と、私の甘い期待は大外れだったのですが、
ボーリングのスコアボードの数字、
1投目→『1』
ハルヒ『14』点→『14』
キョン『8』点→『8』
ユキ『3』点→『3』
コイズミ『7』点→『7』
みくる『0』点→『0』
と比較して、相違していた数字『3』『5』が、
大本教の聖数
『5=厳(イツ)=大本教開祖・出口なお』
『3=瑞(ミツ)=出口王仁三郎』
と対応してる偶然が面白かったのでネタに。
出口王仁三郎は
『型の大本』
といって、
『霊界』に起こること=未来に世界に起こること
が、先ず『大本教』に現れると信じていた様ですが、
原田実先生によれば、
人間が『現界』で『神のコスプレ』して、芝居すると、
『霊界』の神が芝居通りに動かされて、
未来が人間の期待通りに左右できる、
とも解釈されていたようです。
『涼宮ハルヒの陰謀』で、『未来は変えられる』と言っていた『古泉』の箇所で、
スコアボードとアニメ本放送の相違が起きてるという偶然も。妄想を刺激しますね。
というか、
スコアボードとアニメ本放送が一致しちゃってた場合、
相違点が、大本の聖数に一致してる上に、出口王仁三郎の仮説と一致してるという偶然は起きないので、
私も、大本教や王仁三郎をコジツケることも出来なかったでしょうから、
『黒幕』のメッセージかなあ?とか、不思議に思っているところです。
原作者の谷川先生も2期には脚本でも関わっておられますから、
京アニスタッフに大本教の教義をハルヒに仕込んでやろうという黒幕がいると決まったわけじゃないんですけど。
まあ、関係者に、
古泉VSみくる
を、大本教の『型の思考』で解釈しよう、という宗教オタク、トンデモ好きな方がおられるということでしょうか?
日本人は、クリスマスも初詣もやる、宗教的に寛容な多神教徒だと、
白人、キリスト教徒は不寛容で劣っていると考える排外主義者は
よく比較しますが、
こういう、宗教ネタを遊びに使えるという寛容な国に生まれたのが幸せだということだろうと思いますね。
面白いのは、スコアボードと本放送のループの数字上の一致点が
『1+14+8+3=26』
で、
原子番号26:Fe=鉄→古語で『えびすがね』
で、ハルヒの舞台『西宮市』にある『西宮のえびす』と繋がるということで、
これに『7+0=7』足すと予想させるのがスコアボードの数字列で、
『3+5=8』を足したのが実際の本放送だったという…
『舞台』を左右すると言うことは、物語を抜本的に転換する付け足しが起きたのがエンドレスエイトだった?
スコアボードから、ループ『7』回?と、勘違いして無いと、実際のループ『8』回との対、『7/8』が、
長門の部屋番号『708』
エンドレスエイトで長門がかぶっていた面『ウルトラマン』→『ウルトラの星=M78星雲』
とコジツケ可能だという偶然も、黒幕が、
エンドレスエイトはハルヒに振り回される話と見せかけて、実は『長門有希』にとって重要な回なのだ
ということを暗示したかったんじゃないかと思いますね。
エンドレスエイトのループが終了した9月1日に、長門は学校を休んだのですが、
原子番号78=Pt(プラチナ)
は、化学反応の優れた『触媒』として知られていて、
黒幕は、ループを通じて長門にダメージを与えることで、
ハルヒの『情報爆発』の反応過程の『触媒』
に長門を仕立てたんじゃないか?
その結果が、
『涼宮ハルヒの消失』
じゃないのか?とか勝手に妄想しちゃいますね。
やはり、物語の転換を期する付け足しが起きたのが『エンドレスエイト』だと黒幕が強調したかったんじゃなかったかなあ?
と、勝手にコジツケしておきます。
夏コミ合わせ新刊は『憂鬱』~『分裂』の謎解きと『驚愕』の展開予想ネタの本。
引越し後の初の新刊ということになりますね。
あいかわらずのコジツケ連鎖と、傍系説話謎解き、『憂鬱』~『分裂』が『驚愕』以降でドンデン返しされるという思い込み。
これまたあいかわらず筋肉がキモイ表紙絵ですが、10年後、2020年ごろに、2007年以前の私のまま停滞して薄っぺらい絵を描いてるのが怖いので、今は我慢して土台作りですね。
刃物は、分厚ければ研ぎ澄ませますが、薄いと、研いだら無くなってしまいますので、今のうちに分厚くしておくのが準備。
前の更新で、アニメ版エンドレスエイトのループが7回で終わるのではないかと口から出任せ、勝手なことを書いておりましたが、青木さんの情報では8回目に突入したそうで、
早く終わって『消失』等の映像化を見たいという単なる希望から、個人的願望でその時の最短を期待したのでしたが、『結論先にありき』の短絡だけに大はずれ。
結城浩『数学ガール』の『ミルカ』さんの忠告、『数列クイズに正解なし』を実体験ですよ。
改めて、賀東さんか谷川さんが『数学ガール』読んでそうな気がしますね。
単純な当てはめでは失敗しましたが、ボーリングのスコアの数字に関しては、折角、途中までは偶然の一致があるので、前は考慮しなかった要素を入れてコジツケ連鎖、偶然の一致を再検討してみたいと思っております。
たとえば、長門のスコアの1234…321の反復を、1、14,8…と組み合わせていなかったので、改めてこの2つの数列を組み合わせて、『黒幕の意図』に迫ってみようかと思います。
夜空に星座を見つけてしまうのが人間の脳の欠陥ですが、娯楽としては、そういう『錯覚』は大歓迎ですので、また『邪馬台国探し』のごとき『コジツケ』で『予想』をしてみようかと思います。
西宮北口駅前の広場が再開発だそうで、今年の初夏にイベントのついでに立ち寄ったのが見納めでしたね。
その時の聖地巡礼
1日目:北口駅→両度町→芦原町→神祇官町→津門稲荷町(津門神社)→松原町→津門大塚町→深津町→高畑町→中島町→天道町→二見町→熊野町(熊野神社)→松山町→日野町→大森町→高木東町→北口町、
甲風園→北昭和町→大畑町→広田町→高座町→上ヶ原八番町→九番町→一ヶ谷町→大社町(関西スーパー)→六軒町→甲陽園本庄町→甲陽園若江町→神園町→獅子ヶ口町→甑岩町→毘沙門町→角石町→甲陽園二番町(北高)→…→神原→奥畑(震災記念公園)→北名次町(苦楽園口駅)、
2日目:北口駅→甲風園→北昭和町→大畑町→広田町→高座町→一ヶ谷町→六軒町→甲陽園本庄町→甲陽園若江町→神園町→獅子ヶ口町→甑岩町→毘沙門町→角石町→苦楽園二番町(北高)→…→上ヶ原八番町→高座町→…→北口駅
3日目:北口駅→甲風園→南昭和町→両度町→森下町(八幡神社)→神明町→西福町→津田町→池田町→六湛寺町→染殿町→用海町→石在町→久保町→鞍掛町→浜町→建石町→川添町(図書館)→川西町→松下町→御茶家所町→羽衣町→相生町→松生町→南越木岩町→石刎町→北名次町(エンドレスエイト登場の鉄橋)→獅子ヶ口町→甑岩町→毘沙門町→角石町→苦楽園二番町(北高)→…→甲陽園駅→…→北口駅
アニメ版エンドレスエイト見た限りは、まだまだ歩いていない場所が一杯ありますね。
今回も。震災記念公園に御参りしてきました。地元でもオタネタで町おこしするという動きがあるようですが、こういう「聖地」をどう調和するのかが面白い思考実験ですね。
面白いハルヒ同人誌紹介
モロみ屋『長門とバックアップの朝倉さん』:前回予告したちび朝倉さん虐待が面白い(こういう要約でよいのか…?)モロやんさんの個人サークル。
久しぶりの同人活動だそうです。白いと反省なさっておりますが、オーソドックスな4コマの保守的コマ割でありながら、奥行きのある構図の工夫が光ります。こういう達者な方が参戦して下さって有り難い事です。
普通の頭身キャラも、ミニキャラも、すっきりと洗練されていて、かわいらしいですし、漫画的誇張表現向きな動かせるキャラに仕上がってます。
今はキモイ私の絵柄ですが、こういう感じで輪郭中心でデフォルメしてゆきたいですね。
朝倉さん、ペナルティでダウングレードして、ナイフが朝マックのパンケーキ用プラスチックナイフ、というのが笑いました。
無線通信からUSBにダウングレード→コード持って振り回す折檻、という展開、回されてる朝倉さんが可愛いですね。怒る長門も可愛い。
いきなり「長門のどこにUSBを繋ぐのか?」でサービス(?)展開、という脱線も良かったです。これだけでも引っ張れそう。
頭を鷲摑みにされてぶら下げられるのも可愛いです。虐待シーンなのに。キャラがかわいらしい造形で、仕草がかわいらしいと、微笑ましく思えてしまいます。長門の頭に乗って移動して「らくちん」の表情がかわいらしい。
画力がある人は、色々なシーンを読んで楽しいように描けるので、得です。
後書きカットの眠る二人のシーンも名場面ですし、長門のお腹が見えてるのも良い味出してます。
舟橋一夫は、「絵になるシーン=名場面」を描け、と言いますが、確かに名場面思いつくと、ネタの作画が効果的になると思います。
絵が良い絵になりますし、ストーリーも見せ場があるおかげで引き締まります。読んで楽しいですし。
優先席『涼宮ハルヒの掲題』:金子ねコさんの個人サークルの様です。「そろそろ「彼」という存在について皆で話し合ってみる事も必要ではないでしょうか」というサブタイトルの通りの表題作、爆笑。
古泉と朝比奈さんのハルヒ奴隷っぷりが特に笑えます。よくよく考えると原作でもこうなんですよね…
長門がいつものキョンラブ長門で良かったです。ストレートな好意の発露がドキドキさせられますね。
強制的に入手した「驚愕」が凄く面白い、というネタも爆笑。現実が侵食されてます!
オチのデレハルヒ(バカップル…か?)展開が読後感を良くしています。口撃しておいて、本当に嫌われるのは嫌、という屈折が可愛らしい、ホッとさせられます。
先日、青木さんとローゼンメイデンを見たのですが、「好き」が行動原理だと、かなり凄い対立でも、憎めないところがありますね。そういう感じで。
キョンコネタも「分裂」ネタ絡みで地味に佐々木さん登場してて(男ですが)良い感じです。
不思議なことに、「ハルヒコの嫉妬」ということになると、「もっと冷静になれ」と言いたくなりますね。
表題作の「キョンの団への貢献度」も、性転換ネタの「佐々木が気になるハルヒ」も、「分裂」ネタの思考実験なのが巧いですね。原作を巧妙に踏まえておられます。これでキャラも可愛いのだから、うらやましい。
4コマの朝倉姉弟が好きですね。空回りしていて。枕元で短パン男が子守唄、爆笑。これは長門でなくてもウザい。
朝倉さん、男になると、神秘的オーラが消えて、急にウザくなるのが不思議です。
弟さんは「うどん」なんですね。「カレー」主張する長門が沈む表情含めて笑えます。
画力があるのでアップに耐えますし、表情の変化を描けてますし、そういう変化をつけられることで漫画が盛り上がります。勉強になりますね。
次はオヤジのリクエストで、お色気シーンにその才能を転用です!
9682『ハル晴レハロー』:ハルヒジャンルはオフィシャルも同人も、似たような色合いの表紙のことが多いのですが、コタツみかんカラーの暖色系(?)SOS団が珍しいかも。
ヒロセさんとみうらさんの合同サークル、三度目の紹介の9682。引越し荷物の梱包の中から逐次的に現れる作品。本来は一度に紹介すべきところ、申し訳ないです。
ヒロセさん「おにいちゃんといっしょ」、ハルヒパワーでちび化+家族化(?)ネタ。古泉の隣のお兄さん化の力技が爆笑。長門のマイペースがらしくてほほえましいですね。
人間関係の妙に生々しい面が描かれるのが面白いと思っているのですが、妹たちに邪魔されながら、結構真剣に勉強する、キョン・古泉が妙にリアルですね。「きた…!」が笑いました。
中継ぎ「キョンと妹」漫画の「全部食べない」兄の気配りもリアルです。…私小説?ホッとさせられる良い作品。
古泉の疎外感が面白い。確かに、改めて原作通読すると、学園祭あたりから、古泉が疎外感を感じてるようで、キョンにどうにかして欲しそうで、キョンは全然どうにかしてあげてなくて(放置プレイ!?)…まあ、ヒロセさん、原作をよく踏まえてらっしゃると思います。
「消失」を古泉視点で再構成して、オリジナルストーリーの形でまとめた、というところでしょうか。
「キョンに頭を撫でられて、古泉の疎外感が解消される」という展開が男の考えつかない超常現象で凄いですが、ハルヒ世界で起こるいかなる事件も「キョン」が全て解決できる、という最終兵器キョン設定は、凄い真実を言い当てていると思います。鋭い。
しかし、全て知った上で、妹ハルヒをポニテにするキョンの「業」が凄かったですね。パワハラ…?天然かもしれませんが。「けっこうサイアク」はそこまで含めてですか?
みうら「シャミセンの消失」、異世界にうっかりシャミセンが迷い込む、という原作でもやりそうな思考実験。原作を超えているかもしれません。
コタツシーン、表紙の題材でもありますか。吉田戦車も、女子と一緒のコタツのドキドキを描いてましたが、結構生々しいですね。女子と一緒に入ってるコタツの中を男子が覗くのはNGという「掟」がこれまた妙にリアルですね。
(アマゾン遅配ネタも生々しいですね。笑いました。)
宇宙に「遠ざかる汽車」を描いたのはナイスです。異常が強調されて効果的。笑いました。
新川さんの差し入れは「まつとしきかば」の歌だと思いますが、こういう民俗の折込は好みですね。谷川さんも「和歌ネタ」振っておられますが、原作者への「返歌」になってると思います。
「接近だけが正解ではない」、というテーマが凄い。
「我々が、別々の身体の中に分断された形で心を持った上で、改めて結びつきたくなる」という「心」の原理的困難を、たった1ページで平明に、説得的に展開してるのが感動的。原作を超えてるかも。
「根源的切断を前提とした、架橋の徒労」を悲劇ではなく、肯定的に捉えてるみたいなのが、驚きです。
長くなったので、次の紹介は又の機会に。
引越し後の初の新刊ということになりますね。
あいかわらずのコジツケ連鎖と、傍系説話謎解き、『憂鬱』~『分裂』が『驚愕』以降でドンデン返しされるという思い込み。
これまたあいかわらず筋肉がキモイ表紙絵ですが、10年後、2020年ごろに、2007年以前の私のまま停滞して薄っぺらい絵を描いてるのが怖いので、今は我慢して土台作りですね。
刃物は、分厚ければ研ぎ澄ませますが、薄いと、研いだら無くなってしまいますので、今のうちに分厚くしておくのが準備。
前の更新で、アニメ版エンドレスエイトのループが7回で終わるのではないかと口から出任せ、勝手なことを書いておりましたが、青木さんの情報では8回目に突入したそうで、
早く終わって『消失』等の映像化を見たいという単なる希望から、個人的願望でその時の最短を期待したのでしたが、『結論先にありき』の短絡だけに大はずれ。
結城浩『数学ガール』の『ミルカ』さんの忠告、『数列クイズに正解なし』を実体験ですよ。
改めて、賀東さんか谷川さんが『数学ガール』読んでそうな気がしますね。
単純な当てはめでは失敗しましたが、ボーリングのスコアの数字に関しては、折角、途中までは偶然の一致があるので、前は考慮しなかった要素を入れてコジツケ連鎖、偶然の一致を再検討してみたいと思っております。
たとえば、長門のスコアの1234…321の反復を、1、14,8…と組み合わせていなかったので、改めてこの2つの数列を組み合わせて、『黒幕の意図』に迫ってみようかと思います。
夜空に星座を見つけてしまうのが人間の脳の欠陥ですが、娯楽としては、そういう『錯覚』は大歓迎ですので、また『邪馬台国探し』のごとき『コジツケ』で『予想』をしてみようかと思います。
西宮北口駅前の広場が再開発だそうで、今年の初夏にイベントのついでに立ち寄ったのが見納めでしたね。
その時の聖地巡礼
1日目:北口駅→両度町→芦原町→神祇官町→津門稲荷町(津門神社)→松原町→津門大塚町→深津町→高畑町→中島町→天道町→二見町→熊野町(熊野神社)→松山町→日野町→大森町→高木東町→北口町、
甲風園→北昭和町→大畑町→広田町→高座町→上ヶ原八番町→九番町→一ヶ谷町→大社町(関西スーパー)→六軒町→甲陽園本庄町→甲陽園若江町→神園町→獅子ヶ口町→甑岩町→毘沙門町→角石町→甲陽園二番町(北高)→…→神原→奥畑(震災記念公園)→北名次町(苦楽園口駅)、
2日目:北口駅→甲風園→北昭和町→大畑町→広田町→高座町→一ヶ谷町→六軒町→甲陽園本庄町→甲陽園若江町→神園町→獅子ヶ口町→甑岩町→毘沙門町→角石町→苦楽園二番町(北高)→…→上ヶ原八番町→高座町→…→北口駅
3日目:北口駅→甲風園→南昭和町→両度町→森下町(八幡神社)→神明町→西福町→津田町→池田町→六湛寺町→染殿町→用海町→石在町→久保町→鞍掛町→浜町→建石町→川添町(図書館)→川西町→松下町→御茶家所町→羽衣町→相生町→松生町→南越木岩町→石刎町→北名次町(エンドレスエイト登場の鉄橋)→獅子ヶ口町→甑岩町→毘沙門町→角石町→苦楽園二番町(北高)→…→甲陽園駅→…→北口駅
アニメ版エンドレスエイト見た限りは、まだまだ歩いていない場所が一杯ありますね。
今回も。震災記念公園に御参りしてきました。地元でもオタネタで町おこしするという動きがあるようですが、こういう「聖地」をどう調和するのかが面白い思考実験ですね。
面白いハルヒ同人誌紹介
モロみ屋『長門とバックアップの朝倉さん』:前回予告したちび朝倉さん虐待が面白い(こういう要約でよいのか…?)モロやんさんの個人サークル。
久しぶりの同人活動だそうです。白いと反省なさっておりますが、オーソドックスな4コマの保守的コマ割でありながら、奥行きのある構図の工夫が光ります。こういう達者な方が参戦して下さって有り難い事です。
普通の頭身キャラも、ミニキャラも、すっきりと洗練されていて、かわいらしいですし、漫画的誇張表現向きな動かせるキャラに仕上がってます。
今はキモイ私の絵柄ですが、こういう感じで輪郭中心でデフォルメしてゆきたいですね。
朝倉さん、ペナルティでダウングレードして、ナイフが朝マックのパンケーキ用プラスチックナイフ、というのが笑いました。
無線通信からUSBにダウングレード→コード持って振り回す折檻、という展開、回されてる朝倉さんが可愛いですね。怒る長門も可愛い。
いきなり「長門のどこにUSBを繋ぐのか?」でサービス(?)展開、という脱線も良かったです。これだけでも引っ張れそう。
頭を鷲摑みにされてぶら下げられるのも可愛いです。虐待シーンなのに。キャラがかわいらしい造形で、仕草がかわいらしいと、微笑ましく思えてしまいます。長門の頭に乗って移動して「らくちん」の表情がかわいらしい。
画力がある人は、色々なシーンを読んで楽しいように描けるので、得です。
後書きカットの眠る二人のシーンも名場面ですし、長門のお腹が見えてるのも良い味出してます。
舟橋一夫は、「絵になるシーン=名場面」を描け、と言いますが、確かに名場面思いつくと、ネタの作画が効果的になると思います。
絵が良い絵になりますし、ストーリーも見せ場があるおかげで引き締まります。読んで楽しいですし。
優先席『涼宮ハルヒの掲題』:金子ねコさんの個人サークルの様です。「そろそろ「彼」という存在について皆で話し合ってみる事も必要ではないでしょうか」というサブタイトルの通りの表題作、爆笑。
古泉と朝比奈さんのハルヒ奴隷っぷりが特に笑えます。よくよく考えると原作でもこうなんですよね…
長門がいつものキョンラブ長門で良かったです。ストレートな好意の発露がドキドキさせられますね。
強制的に入手した「驚愕」が凄く面白い、というネタも爆笑。現実が侵食されてます!
オチのデレハルヒ(バカップル…か?)展開が読後感を良くしています。口撃しておいて、本当に嫌われるのは嫌、という屈折が可愛らしい、ホッとさせられます。
先日、青木さんとローゼンメイデンを見たのですが、「好き」が行動原理だと、かなり凄い対立でも、憎めないところがありますね。そういう感じで。
キョンコネタも「分裂」ネタ絡みで地味に佐々木さん登場してて(男ですが)良い感じです。
不思議なことに、「ハルヒコの嫉妬」ということになると、「もっと冷静になれ」と言いたくなりますね。
表題作の「キョンの団への貢献度」も、性転換ネタの「佐々木が気になるハルヒ」も、「分裂」ネタの思考実験なのが巧いですね。原作を巧妙に踏まえておられます。これでキャラも可愛いのだから、うらやましい。
4コマの朝倉姉弟が好きですね。空回りしていて。枕元で短パン男が子守唄、爆笑。これは長門でなくてもウザい。
朝倉さん、男になると、神秘的オーラが消えて、急にウザくなるのが不思議です。
弟さんは「うどん」なんですね。「カレー」主張する長門が沈む表情含めて笑えます。
画力があるのでアップに耐えますし、表情の変化を描けてますし、そういう変化をつけられることで漫画が盛り上がります。勉強になりますね。
次はオヤジのリクエストで、お色気シーンにその才能を転用です!
9682『ハル晴レハロー』:ハルヒジャンルはオフィシャルも同人も、似たような色合いの表紙のことが多いのですが、コタツみかんカラーの暖色系(?)SOS団が珍しいかも。
ヒロセさんとみうらさんの合同サークル、三度目の紹介の9682。引越し荷物の梱包の中から逐次的に現れる作品。本来は一度に紹介すべきところ、申し訳ないです。
ヒロセさん「おにいちゃんといっしょ」、ハルヒパワーでちび化+家族化(?)ネタ。古泉の隣のお兄さん化の力技が爆笑。長門のマイペースがらしくてほほえましいですね。
人間関係の妙に生々しい面が描かれるのが面白いと思っているのですが、妹たちに邪魔されながら、結構真剣に勉強する、キョン・古泉が妙にリアルですね。「きた…!」が笑いました。
中継ぎ「キョンと妹」漫画の「全部食べない」兄の気配りもリアルです。…私小説?ホッとさせられる良い作品。
古泉の疎外感が面白い。確かに、改めて原作通読すると、学園祭あたりから、古泉が疎外感を感じてるようで、キョンにどうにかして欲しそうで、キョンは全然どうにかしてあげてなくて(放置プレイ!?)…まあ、ヒロセさん、原作をよく踏まえてらっしゃると思います。
「消失」を古泉視点で再構成して、オリジナルストーリーの形でまとめた、というところでしょうか。
「キョンに頭を撫でられて、古泉の疎外感が解消される」という展開が男の考えつかない超常現象で凄いですが、ハルヒ世界で起こるいかなる事件も「キョン」が全て解決できる、という最終兵器キョン設定は、凄い真実を言い当てていると思います。鋭い。
しかし、全て知った上で、妹ハルヒをポニテにするキョンの「業」が凄かったですね。パワハラ…?天然かもしれませんが。「けっこうサイアク」はそこまで含めてですか?
みうら「シャミセンの消失」、異世界にうっかりシャミセンが迷い込む、という原作でもやりそうな思考実験。原作を超えているかもしれません。
コタツシーン、表紙の題材でもありますか。吉田戦車も、女子と一緒のコタツのドキドキを描いてましたが、結構生々しいですね。女子と一緒に入ってるコタツの中を男子が覗くのはNGという「掟」がこれまた妙にリアルですね。
(アマゾン遅配ネタも生々しいですね。笑いました。)
宇宙に「遠ざかる汽車」を描いたのはナイスです。異常が強調されて効果的。笑いました。
新川さんの差し入れは「まつとしきかば」の歌だと思いますが、こういう民俗の折込は好みですね。谷川さんも「和歌ネタ」振っておられますが、原作者への「返歌」になってると思います。
「接近だけが正解ではない」、というテーマが凄い。
「我々が、別々の身体の中に分断された形で心を持った上で、改めて結びつきたくなる」という「心」の原理的困難を、たった1ページで平明に、説得的に展開してるのが感動的。原作を超えてるかも。
「根源的切断を前提とした、架橋の徒労」を悲劇ではなく、肯定的に捉えてるみたいなのが、驚きです。
長くなったので、次の紹介は又の機会に。