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世界最高の暗殺者、異世界貴族に転生する 作者:月夜 涙(るい)

第五章:暗殺者は刃を研ぐ

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第一話:暗殺者は改良魔法を試す

 帰宅後、早速狩りに出る。

 例によって、領民の狩場を荒らさないよう、山の奥深くで狩りをする。


「にしても、俺に妹か」


 一般的に、魔力持ちの女性からはなかなか子供ができない。

 一人目は苦労なく生まれるのだが、二人目以降が急にできにくくなる。医学的には理由は判明しておらず、神の意思だと言われている。


 もし、そうでなければ今頃もっと魔力持ちが溢れていただろう。

 なにせ、魔力持ちの数はそのまま国力に繋がり、国も貴族たちも意識して子孫を多く残そうとしているのだから。

 どれだけ頑張っても、せいぜい子供は二、三人だ。それだと病死や事故死、戦死などの分を差し引くと魔力持ちの人口は減っていく計算だが、稀に非魔力持ちからも魔力持ちが生まれるため、ここ数十年、魔力持ちの数に大きな変化はない。


 そういうふうに子供ができにくいのに三人目が出来るなんて、若作りの母はともかく、父のほうは頑張りすぎだとも思う。

 あの二人は今でもラブラブだ。


「……家族が増えるのは悪くないな」


 最初は驚いたが、今は楽しみになってきた。

 同時に死ねなくなってしまった。

 俺がトウアハーデである限り、妹は普通の貴族として生きていけるだろう。

 しかし、俺が死ねば次のトウアハーデとなる。

 それは避けたい。

 父の性格上、俺の保険として幼い頃から暗殺術を叩き込むだろうが、説得して止めさせるつもりだ。

 父には言えないことだが、俺が死ねば誰もエポナを止められず世界が滅びる。俺が死んだ後の保険なんて必要ない。


「さて、見つけた。アルヴァン兎、今年は森が豊かでよく肥えているな……ディアが喜ぶ」


 狩りを行いながら、改良版の風属性探索魔法を試していた。

 風に意識を溶け込ませ、知覚範囲を広げるお気に入りの魔法、風が存在する空間にいる限り誰も俺からは逃れられない。

 それをヴァージョンアップした。


 従来は、自身を中心にして円を広げるイメージだった。

 そのため、効果範囲を広げるほど負担は指数関数的に増大した。

 円をイメージしてもらえばわかる。仮に半径一メートルの円の場合は面積はおおよそ三平方メートル、二メートルにすれば十二平方メートル。九平方メートル増えただけ。

 しかし、半径百メートルを半径百一メートルにしようとすれば、六百三十一平方メートルもの探索面積が増えてしまう。


 つまるところ、円を広げる方式である限り探索範囲を広げるのはひどく難しい。

 だから、改良版では方式を変えた。

 円ではなく、まっすぐな線を伸ばす。その線を自身を中心に回転させる。そうすれば、探索し続ける範囲は限定され、魔力負担は従来の何十分かの一済み、その上で探索範囲を広げる事が可能。


『もっとも弱点はあるが』


 線を回転させるという性質上、従来と違い常に探索範囲を見ているわけじゃない。

 線を360°回転させるのにかかる時間はおおよそ0.1秒。0.1秒未満ではあるが見落としができる。

 とはいえ、普通はそのような超短時間の見落としは問題にはなるケースは少ない。

 そして、いざとなれば使い分ければいい。

 近接戦闘の補助にするのであれば、0.1秒は致命的だが、その場合は従来の円型に展開すればいい。近接戦闘であれば、展開範囲をさほど大きくしないでいいのだから。


『さて、狩るか』


 クロスボウを【鶴革の袋】から取り出す。

 銃のほうが射程も威力も上だ。しかし、銃では威力が高すぎて肉が痛む。少しでもいい肉を手に入れたければこちらのほうがいい。

 クロスボウに装填されていた矢を外し、新たな矢を装填。

 クロスボウは暗殺に用いることを前提に考え、毒を塗った矢を装填した状態で収納袋に入れてあるからだ。

 こんなもので仕留めたのでは、訓練で毒耐性を獲得している俺と父以外は食あたりしてしまうだろう。


 クロスボウは何かと便利なので、こうして用意してあった。音がない。暗殺にはむしろ銃より向いているとすら思う。

 構え、矢を放つ。

 木々の隙間を飛翔した矢は狙いどおりアルヴァン兎の首に突き刺さった。


「まずは兎一羽」


 アルヴァン兎は大型の兎で中型犬ぐらいはあり、食べごたえがある。

 だが、みんなよく食べるし、もう一羽はほしいところだ。


 ◇


 狩りを終えて、山を降りる。

 今日の成果はアルヴァン兎二羽に、猪だ。それに籠いっぱいにキノコと山菜を集めた。【鶴革の袋】に感謝しないと。 

 さすがにこの大荷物を背負って山を降りるのは面倒だ。

 解体を終えたら、領民たちにおすそ分けをしよう。

 アルヴァン兎はともかく、猪を一頭食べきるのはきつい。

 いつの間にか、秋になっていた。

 そろそろ冬越を意識しないといけない頃合いだ。


 ◇


 解体を終えて、村の顔役にイノシシのあまりと兎の毛皮を渡し、みんなに振る舞ってくれと頼む。

 脂が乗ってうまいイノシシ肉は民にとってごちそうで、アルヴァン兎の毛皮はふわふわで温かく、冬が近くなると高値で売れるので喜んでもらえた。

 お礼にと瑞々しい野菜をもらう。これも明日のごちそうに使わせてもらおう。


 そして、今はキッチンだ。

 ごちそうを作るのは明日とはいえ仕込みが必要なものもある。

 一部のスパイスなどは揉み込んで、一晩寝かしたほうがいい。とくにイノシシ肉などと相性のいい匂い消しのスパイスはそうだ。

 こういう下ごしらえで料理はいっそう美味くなる。


「ただいま、母さんもタルトも気合が入っているな。意外だな、ディアもいるのか」

「意外なんて心外だよ。私だって料理覚えたいって思ってるんだから」


 ディアが頬を膨らませる。

 ネヴァンとディアは食べる専門だと思っていたが、めずらしくディアも手伝っていたのだ。

 ただ、現状では戦力になっているとは言い難いようだが。

 ディアに続いて、母さんとタルトも俺のほうを向く。


「あっ、お帰りなさい。さすがルーグちゃんですね。こんな短時間で、美味しそうな獲物をこんなに」

「アルヴァン兎とイノシシ。どっちも美味しそうです」

「えっ、そのお肉アルヴァン兎なんだ!? シチューにしてよ、あとグラタン! あれ、昔ルーグに作ってもらってから大好物なんだ」

「アルヴァン兎はシチューとグラタンにするつもりだ。イノシシのほうは叩きにしようと思っているよ」


 アルヴァン兎を狙ったのはディアに好物のクリームシチューとグラタンを食べて欲しかったからなので、もとよりそのつもり。

 そして、イノシシを叩きにするのはこれもまた新しい魔法の実験を兼ねてのものだ。


「ルーグちゃん、叩きってなんですか? 知らない調理法ですね」

「それは明日のお楽しみ。……そっちが仕込んでいるのはルナンマスの麦糠漬けか」

「そうですよ。ルーグちゃんもキアンも好きですからね」


 二人が作っているのは魚料理だ。

 トウアハーデには大きな湖があり、魚料理を食べることが多く、マスの一種、ルナンマスなどは俺にとって故郷の味。


 トウアハーデでは古くから自然の恵みを絶やさぬよう漁獲制限を儲けているし、産卵の時期などは漁を禁止していた。

 そのため、漁ができない時期に食べるものを確保するため魚の保存技術が発達した。

 初めは保存することだけを考えていたらしいが、祖父の代ぐらいにはトウアハーデは豊かになり、いかに旨くするかにこだわるようになってきた。

 トウアハーデで作られるルナンマスの干物などは理にかなった手法で手をかけており、そこらのものとは一線を画す。

 どこに出しても恥ずかしくない品で商業都市ムルテウでも人気商品になると俺は思っている。


 そして、二人が作っているのはルナンマスの麦糠漬けというべきもの。麦で作った糠に魚を漬けるトウアハーデ独自の郷土料理。

 こうしておくと保存が効く上に、味が深まる。ぬか漬けしたルナンマスを蒸すと絶品で、民たちは特別な日に食べるのが習わしだ。

 魚を糠漬けにするというのは変に思えるだろうが、転生前の世界でも肉や魚を糠漬けにするのはさほど珍しくない。原理的には塩麹漬けとさほど変らないのだから。


「ほう、とびっきりのルナンマスだな。サイズもいいし、脂のノリもすごい」


 特上品だ。これほどのルナンマスは滅多にでない。


「ハンスさんがお祝いにくれたんです。これだけものがいいと蒸し一択です! 蒸すなら一夜漬けなのでタルトちゃんと一緒に仕込んでいるんですよ。楽しみですね」

「ああ、きっとすごく美味い。ただな、……わりと他領の客には評判が悪いんだよな。麦糠漬けルナンマス蒸し」


 間違いなく、生で食べるよりずっと旨味成分が増している。味はいいのだ。

 ただ、どうしたって発酵食品の宿命で独特の匂いがして、それが駄目だと言う人間が多い。というか、トウアハーデの民ですら苦手なものはいる。

 ネヴァンは間違いなく初めてだし、ディアも食べたことがないだろう。

 彼女たちが拒否反応を起こさないか心配だ。


 蒸すのではなく、例えば香辛料を大量にぶち込んで炒めたりすると糠くささも消えるのだが、これだけ見事なルナンマスだとそういう味付けはもったいない。シンプルに素材の良さを味わいたいと思ってしまう。


「ふふふ、駄目ですよ。蒸し魚にするのは決定です。この味がわからなければトウアハーデの女にはなれません! だいたい、ルーグちゃんとキアンの大好物を別の料理にするなんてめっ、ですよ!」


 ビシッ! っと効果音がつきそうなぐらいのキレで麦糠漬けにされているルナンマスを指差す。

 一理ある。

 だが、同時にワンクッション置いて慣れさせるほうがいいとも思う。

 なら……。


「母さん、蒸し魚、俺に任せてもらっていいかな?」

「……絶対何か企んでいますよね」

「そんなことないさ、ムルテウでとても美味しい魚の蒸し方を学んだから母さんにも食べてほしいと思ってね。すごいよ、魚の旨味を完全に閉じ込めて、しっとりして。今まで食べた蒸し魚がなんなんだって言いたくなる。それをこのルナンマスの麦糠漬けで作ったら、とんでもないごちそうになると思うんだ」

「うっ、そう言われると興味が出てきました。ごくりっ。でも、約束ですよ。絶対に蒸し魚にすること」

「ああ、任せてくれ」


 俺は微笑む。

 実はムルテウで知ったというのは嘘であり、本当のところは前世で習得した技術。

 俺が知る限り、最高の蒸し技法。

 あれなら、母さんも喜ぶし、ディアとネヴァンも美味しく食べられる出来になるだろう。

 もともと料理人に身分を偽装して、暗殺対象の懐に入るために身につけた料理人技能。

 それがこうして、母や恋人、友人を喜ばせるために振る舞われるのだから不思議なものだ。

 一度目の人生は道具として生きてきた。

 だけど、その人生は無駄じゃなかったと胸を張って言える。

 一度目の人生があったからこそ様々な技能を身に着け、彼女たちを笑顔にできるのだから。

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