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【社会】地上イージス説明会で職員居眠り 調査誤りに批判の中、防衛省謝罪 秋田
防衛省が陸上自衛隊新屋(あらや)演習場(秋田市)への配備を検討している地上配備型迎撃システム「イージス・アショア」を巡り、秋田市内で開いた住民説明会で、伊藤茂樹東北防衛局長が、同席した職員が居眠りしていたとして謝罪していたことが十日、分かった。菅義偉官房長官は十日の記者会見で「防衛省はより一層緊張感を持ってしっかり対応してほしい」と述べた。 防衛省関係者によると、職員は東北防衛局の男性。「うとうとしてしまった」と話しているという。 秋田県内では、新屋演習場を「適地」とした防衛省調査に誤りが見つかった問題で批判が上がっており、防衛省の姿勢に地元の不信感が増す可能性がある。 防衛省は八、九両日説明会を実施。八日の説明会中、住民側が「職員の一人が居眠りしている」と指摘。「われわれは人生が懸かっているんだぞ」などの怒号が飛ぶ一幕があった。 九日の説明会で冒頭、伊藤局長は「非常に重要な場で、このような行為を行ったことに本人は深く反省しており、私からも深くおわび申し上げる」と陳謝した。会場からは「本人に謝罪させろ」との声が上がった。
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