こんにちわ
なんでぇ～～～
お外寒いやんかぁー
コートとかクリーニング
出したから
着たくないのに
どーするん
今日はお家に引きこもろ笑
この時期
ガン宣告を受けて
子宮頸がんの手術のために
検査に明け暮れていたなぁ
手術の前日に
入院したんだけど
4人部屋だった
隣のベットは20代の
未婚のお嬢さんだった
彼女は私に
どこがお悪いですか？と
聞いてくれた
子宮頸がんなんです
私もなんですよ
あら
お若いのにお辛いですね
もう肺や頭に
転移しちゃってて
毎月抗がん剤で入院してます
私は明るく笑いながら
話す彼女にドン引きした
彼女の母親は朝から来て
夜まで付き添っていた
カーテン越しに
会話が聞こえてくる
お母さんごめんね
アイスしか食べられないわ
アイスでも良いから食べよ
吐き気と40℃のお熱に
苦しんでいたようだった
抗がん剤が終わり
熱も下がった４日後
彼女は退院していった
私は毎月来るので
また会えると思います
手術出来て良かったですね
私はもうこの抗がん剤が
ダメだったら治療法が
無くなるんです
私は手術が
終わったばかりで
痛いのと衝撃的な内容に
お大事にとしか
返せなかった
2週間程の入院で
そんな方々がたくさん
入院して来ては
2～3日で退院して行かれた
そしてみんな
明るく自分の状況を
話していた
私はみんな頭が
おかしいんじゃないかと
思ってしまった
笑い事じゃないのに
恐過ぎる
私は絶対に
再発転移なんかしないし
したとしても
貴女達みたいに
笑いながら話すことなんて
出来ないと思った
彼女が退院してすぐに
やって来た女性は
40代の子宮体ガンの方だった
ガン熱が下がらずに
入院されたそうだ
夜遅くに女性の主治医が
彼女のベットに来て
〇〇さんにする治療法が
もう無くなりましたと
告げるとその場で泣き出した
私は驚愕したと共に
腹ただしさでいっぱいになった
彼女は
先生長い間ありがとう
先生のせいじゃないからね
私のために泣かないで
彼女は必死に主治医を
慰めていた
？？？
そして主治医が帰ったあと
彼女は声を殺して泣いていた
私は
先生さぁー
あんたなにやってんの？
胸ぐらを掴んで
言ってやりたい心境だった
医者が泣いたら
患者はどうすれば良いのか
そんな簡単な事分かんない
技術ばかりで
医者の根本的なところは
未熟そのものだ
あれから５年が経ち
(￣▽￣;)
同じ笑顔で転移のお話
しちゃってまーす
たくさんの
絶望を味わったら
人間は何故か
開き直っちゃうんだよね
転移するまでは
人の経過観察が良かったら
チッとか思ったり
悪かったりしても
関わったりしたら
自分も負のスパイラルに
巻き込まれるんじゃないか
とか思っちゃったりして
たいがいな根性悪に
転移して
人としての厚みを
手に入れたような
そんな気持ちかな
笑うしか無いからね
だからね
いつも思うよ
良くても悪くても
病人はみんな同じ気持ち
オレも今日はコタツの中やで
みんなも風邪引かんときや
みなさんが今日も
幸せでありますように
頑張る人が動物が
報われる今日で
ありますように
