いちごの人気品種はこれ!種類によって何が違うの?選び方や食べ方は?
いちごはお好きですか?
きれいな赤い色にかわいい形をしたいちごは見た目だけでもおいしそうですね。
そんないちごにもさまざまな品種が存在します。
そこでスーパーで売られているいちごの代表的な人気品種を紹介したいと思います。
店頭で並んでいるいちごの種類の違いを知っていれば、選ぶときに迷うこともなくなるのではないでしょうか。
いちごの人気品種はこれ!
いちごはバラ科オランダイチゴ属の植物の果実になります。
植物なので野生のものも存在しますが主流は栽培品になります。
栽培されている品種はとても多いですが、そのなかでも「あまおう」「紅ほっぺ」「とちおとめ」「あきひめ」「さがほのか」が人気の品種となっています。
あまおう
あまおうは福岡県を代表するいちごの王様として知られています。
「あかい」「まるい」「おおきい」「うまい」の頭文字をとって「あまおう」と名付けられました。
名前の通り、美しい赤色の大きな果実に甘さと酸味のバランスがとれたいちごです。
特に果実の大きさはかなり大きめで1個あたり40gを超えるものも多いそうで、かなり食べ応えがあります。
保存性に優れ見た目も可愛らしい形のあまおうは、そのまま飾りつけに使用するのに最適ないちごです。
紅ほっぺ
紅ほっぺという名前にはほっぺが落ちるほどの美味しさという意味合いが込められています。
粒は大きめで鮮やかな赤色をしていますが中まできれいな赤色をしているという特徴があげられます。
旨味がしっかりと凝縮されておりかなり濃厚な味わいでとてもおいしいです。
カットした断面まできれいなため、ケーキなどの飾りに使うのにもおすすめです。
とちおとめ
東日本でシェアNO.1を誇るいちごですが全国的にみても現在最も多く作られている品種です。
糖度が高く適度な酸味もあり果汁もたっぷりでジューシーな味わいです。
比較的日持ちがするのも特徴のひとつになっています。
あきひめ
あきひめは長年愛されている品種のひとつです。
外見は少し細長い形をしているため食べやすく、果肉は柔らかめとなっています。
酸味が少なく質感はかなりジューシー。
そんなあきひめをおいしくいただくためには、スーパーなどで買った後、柔らかい果肉がつぶされないように気をつけましょう。
さがほのか
「さが」という名前がついているように佐賀県で現在最も主流となっている品種で、西日本で特に人気のいちごです。
中の果肉が白いという特徴があり、比較的リーズナブルなお値段で流通しているので、お求めやすい品種です。
糖度が高く酸味は少なめで香りはやさしく、上品な風味のいちごとなっていますのでお子様にもおすすめです。
いちごミニ情報
いちごの産地は東日本なら栃木や静岡、西日本では福岡や熊本というように全国各地にわたります。
東日本では「とちおとめ」西日本では「あまおう」が絶大なシェアを誇っていますが、いちごは品種改良が盛んで新しい品種が次々と生まれる傾向にあります。
有名どころの「紅ほっぺ」も今では少なくなってきて「ゆうべに」という品種に変わってきているそうです。
直子は西日本在住ですが「とちおとめ」は西日本には入ってきません。配送に弱いため、関東のみで販売されているようです。
いちごの選び方
いちごは、ぱっと見ただけで鮮度がわかる果物です。
一番わかりやすいカビているもの、もうこれは論外になります。
もしパックの中にひとつでもカビているものが入っていたら、そのパックを買うのはやめましょう。
カビている物だけをよければいいいいと思われるかもしれませんが、カビが正常なものにまで伝染してしまっていることもあります。
美味しいいちごを選ぶポイントは、まず十分にヘタ近くまで色付いてムラがないものを選ぶようにしましょう。
表面につやがあり産毛の様なものが残っているものも鮮度がいい証拠です。
ヘタもチェックポイントになります。摘みたてのいちごのヘタは緑が鮮やかで先がピンとしています。
鮮度が落ちるとともにヘタはしなびていきますのでこちらも要チェックポイントになります。
また、パックに詰めて売られているものは、表面のよく見えるところにはきれいなもの、下の見えにくいところにはそこまで気遣われていない場合が多々あります。
ですので、下の段のいちごまでしっかりとチェックしましょう。あたって柔らかくなっていたり溶けかかっている状態のものがあったりします。
いちごの美味しい食べ方
いちごを食べる時、水洗いをすると思いますが洗う時は食べる直前にヘタをつけたまま洗うようにしましょう。
いちごは買ってすぐに食べたい食材ですが、保存をする場合はヘタを取らずそのまま乾燥しないようにラップをして冷蔵庫で保存します。
水洗いをすると、水っぽくなったり傷みかけのものはずるけたようになってしまうので、美味しく食べるには、食べる直前にヘタを取らずに洗うようにしましょう。
また、いちごはヘタ側からとがった先に向けてだんだん甘みが強くなります。
ヘタに近いほど酸味を強く感じますので、ヘタを取る際にナイフの刃先等で果肉の軸の部分を少しえぐるように切り取ると硬くて味が薄い部分が少なくなり美味しく食べられます。
まとめ
いちごの人気品種、選び方、食べ方について紹介しました。
ぱっと見た感じではどれも同じように見えるいちごも品種が違うと特性も味も違ってきます。
自分が食べる分にはいろいろと食べ比べてみて自分好みのものを見つけるといいですね。
ケーキなどの飾りに使用するなら形がよくて大きなものにするといいですし、日持ちをさせたいなら果肉が硬めのものを選ぶなど、用途によって選んでみてはいかがでしょうか。
それでは、
今日もスーパーマーケットでのお買い物をお楽しみくださいませ。