中日のドラフト1位ルーキー・根尾が10日、ファームのオフを返上し、ナゴヤ球場の屋内練習場で打ち込んだ。立石巡回野手コーチにお願いし、午前9時過ぎから打撃練習を開始。同コーチが約10メートルの距離から投げる緩い球を、汗だくになりながら打ち続けた。最後はマシン相手に打撃練習。約1時間20分もバットを振り続け「もともと休みなんかない。今は(打撃を)体で覚えるしかない」と汗をぬぐった。同コーチは「バットの出し方の訓練。ひとつのバットスイングしかない。どうやったらバットの面にぶつけられるかの訓練」と狙いを説明した。