中日スポーツ / 東京中日スポーツ
トップ > 中日スポーツ > ドラゴンズ > ドラニュース一覧 > 6月の記事一覧 > 記事
2019年6月10日 紙面から
中日-楽天 連敗し、がっくりと引き揚げるドラゴンズナインら。ビシエド(手前右端)が初黒星の清水(同2人目)の肩を抱いて慰めた=ナゴヤドームで(谷沢昇司撮影)
またしても大観衆の期待を裏切った。中日は9日、日本生命セ・パ交流戦の楽天戦(ナゴヤドーム)で完敗。打線はチャンスを生かせず、守備にもほころびが出た。与田竜は4カード連続の負け越しで借金は今季ワーストの10。2013年から7年連続で2桁に到達してしまうとともに、最下位のヤクルトと0.5ゲーム差となった。
必死に戦っても、聞こえてくるのはため息ばかり。3万5087人もの大観衆の前で、また負けた。投打ともにかみ合わず、1度もリードすることなく完敗。借金が2桁の10になった与田監督は試合後、悔しそうに振り返るしかなかった。
「(2回は)先制のチャンスだったので、そこで何とか取りたかった」
最初の分岐点は2回だった。先頭・高橋、ビシエドの連打で無死一、二塁。だが、直後の堂上は初球にバントの構えを見せるも、2球目から強攻に切り替え、最後はボール球に手を出して空振り三振。そして続く京田が一直、加藤が三ゴロに倒れて、走者を進めることすらできなかった。
拙攻の次は拙守だ。直後の3回に3点を失ったが、最初の失点は2死二、三塁から浅村の場面。中前へ抜けそうなゴロを堂上が追いつくも一塁へ悪送球。正確な送球なら無失点の可能性もあったところでタイムリーエラー(記録は安打と失策)だ。守備力の高い堂上だが、実は直前1死一、二塁から渡辺佳の二ゴロを1度は一塁走者をタッチしようとするも、ボールを持っていないグラブで“空タッチ”して一塁に送球。1つのアウトは奪ったが、二、三塁にピンチを拡大していた。
打線には故障による離脱で平田もいなければ福田もいない。外国人枠の問題でアルモンテも不在だ。だが、この日の安打数(9)でいえば、楽天(7)よりも上回っている。それでも得点は2。2回も拙攻だったが、高橋が適時二塁打を放った直後の4回無死二塁からも、三塁に進められず追加点を奪えなかった。チーム打率は高くても得点できない。今年を象徴するような試合で、昨年の87試合目より早い58試合目で借金2桁となった。
>>「ドラゴンズ情報」に登録して、もっと読む >>
この記事を印刷する
PR情報
中日新聞直営のグッズショップですここにしかないオリジナル商品も
06月09日17時45分現在
山崎静代 「どうも、蒼井優です」
佐々木希 大政絢と家族ぐるみの付き合い
6月9日18時54分現在
写真部のカメラマンが撮影した数々のカットから、お薦めのもう1枚を紹介します
小、中学生を中心に草の根スポーツを独自取材。熱戦の模様や結果を掲載しています
< 前へ | 次へ >
7月27日~9月1日 アクトシティ浜松展示イベントホール
6月15日めぐろパーシモンホールで開催。全国舞踊コンクール上位入賞者出演
6月16日めぐろパーシモンホールで開催。15の児童舞踊団体が出演
シドニー五輪・金メダリストの高橋尚子さんによるランニング教室
7月20日(土)日本プレスセンター10階ホールにて開催。参加者募集中
中ス記者の展開予想、狙い目を公開<開催前日の17時頃更新予定>
新聞記事と写真で振り返る平成。読者からの思い出作文も読める。
豊橋競輪で開催されるミッドナイト競輪の記者予想サイト
暮らしの小さなお悩みや疑問に、その道の専門家が無料でお答えします