なんだか少し謎がとけてきた。
PMSや生理不順などで「豆乳がいいですよー」という声がよく聞かれるが、自分には合わなかった。それはたぶん、エストロゲンがすでに足りているところに、エストロゲンそっくりさんのイソフラボンが投入され、エストロゲン多すぎ状態になったのだろうと思う。
1つ前のポスト「PMSのタイプにはいろいろある」でまとめたように、PMSのタイプにはいろいろあり、もし私が高エストロゲン+低プロゲステロンという状態だとしたら、すべきことはエストロゲンを下げ、プロゲステロンをあげること、だ。
そう思うと、「ホルモンバランスが乱れているから豆乳のむ」というのは、問題の本質を見ていない対応ということになる。ちなみに、私が実際自分の体で実験したときには、豆乳を飲むと生理周期がものすごくずれ、さらに排卵日には起き上がれないほどの吐き気に襲われ、そのあとのPMSもひどかった。
そう思って調べてみると、こんなのをみつけた。
PMSは普通ならプロゲステロンの高くなる黄体期に発生する場合が多いため、プロゲステロンが引き金になると説明されていたりしますが、これは単純な相関関係と因果関係の区別を知らない人が言うたわごとです。しかもPMSが悪化する段階では上図のように黄体期でもプロゲステロンが高くならず、エストロゲンのみが高くなります。
ドクター・リーは生理があるのはエストロゲンが十分分泌されている証拠だから、決してエストロゲンの補充をしてはいけないと言っています。この時期にエストロゲンを補充すると、エストロゲン優勢/過多がいっそう悪化します。プロゲステロン不足という正しい診断を下した医者でも、擬似プロゲステロンを処方する、高量の経口プロゲステロンを処方するなど、間違ったホルモン補充を処方するのが「標準治療」として認められているので、患者は十分注意する必要があります。
via ホルモンバランス:崩れのパターン
まさに私はこれをやってしまったのかもしれない。エストロゲンが十分にあるのに豆乳でさらに追加してしまい、バランスがさらに崩れたのかも。
じゃぁ、エストロゲンを下げてプロゲステロンをあげるものって何だろう? と思って調べてみるとでてきた。チェストツリー。
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まだ勉強不足だが、このチェストツリーは「ホルモン調整作用」があるのであって、イソフラボンのような女性ホルモンそっくりさんが入っているわけではないらしい。エストロゲン値を下げ、プロゲステロン値をあげる作用だそうだ。チェストツリーのサプリはけっこういろいろあるみたい。
現在モラセスでほとんどイライラの症状は消えたとはいえ、これも一緒にとったら最強かもしれない。
海外ではプロゲステロンクリームなるものがけっこう出回っているらしい。日本でも輸入されてアマゾンで売られている。
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しかし豆乳があわなかったこともあって、ホルモンに直接影響するものはちょっと怖いなぁ、という気持ちも拭えない。本当に自分が低プロゲステロンのAタイプなのかどうか調べてみたいなぁ。
ちなみに上のほうで引用したホルモンバランスの話は、ドクター・リーなる産婦人科医が言っていることらしい。ホルモンバランスについて興味深い本を出しているのでぜひ読んでみたい。
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追記
この記事を書いたあともいろいろと試行錯誤を繰り返すうち、外部から摂取するエストロゲン様物質を減らす努力をすると、怒り方面のPMS症状が出なくなり、経血量もぐっと減りました。具体的には成長ホルモンの含まれている食肉、乳製品を避け、できればパラベンなどの含まれている化粧品も避ける。結局、何も気にせずに暮らしているといかに各種ホルモンを摂取してしまっているのか、ということなのだと思います。
詳しくはこのブログ内の新しいほうの記事、この辺とかを読んでみてください。
- エストロゲン過剰対策をとったらPMS期のイライラが消えて生理周期がPMS発症前にもどった
- 栄養補給と過剰エストロゲン対策で怒りのPMDD症状が消えました
- PMSのイライラと鬱と肉
- 肉食を止めたら生理前に鬱っぽくなった
- PMSが鬱方向に振れたかもしれない
- PMSが鬱方向へ行ったので慌てて豆乳と肉をカレーを食べた