坂上&指原のつぶれない店

6 16 日曜日 よる 6 30 放送!!

放送内容

6月2日放送 第2問 【アンテナショップで見つけたスンゴイお店!】
リピーター続出!露天商が作る!何にでも使える万能しょうがシロップ!

実は高知はしょうがの生産量日本一!
それゆえアンテナショップにもしょうが製品が実に100種類以上!
そんな中、一際リピーターが多い商品があった!

その商品がこちら!
吉平(きっぺい)商店の「あわせしょうが」1650円。
少々お高いが、それもそのはず!
これ一本に500グラムものしょうがが凝縮されているシロップなのだ!

その用途はまさに万能。
このシロップを炭酸水で割れば、生姜が効いた自家製ジンジャエールに。
さらに醤油に混ぜてタレを作り、豚肉に絡めてからサッと炒めれば超簡単!
生姜焼きにさらには煮魚までとお手軽にしょうがを使える優れもの!

そんな魅惑のシロップの秘密を求め高知に飛んだ…。

高知城から伸びる大通り・追手筋(おうてすじ)。

ここで毎週日曜開かれるのが300年以上の歴史を持つ伝統の日曜市。
およそ1キロメートルに500軒もの店がひしめき合い、街路市としては日本一の規模を誇る。

吉本さんご夫婦が営む「吉平(きっぺい)商店」。

この場所で30年、毎週日曜日にほぼ休まず夫婦で店に立ち続けている。
店頭にはあの「あわせしょうが」がずらり!
日曜市ではアンテナショップよりちょっとお買い得。

その魅力は口コミで徐々に広がり、今では年間3万本を売り上げるまでに!

しょうがのガツンとした辛味を生み出すにはある3つのこだわりがあるという!そこで!

翌日、高知市から車で40分程離れたご主人の地元、須崎(すさき)市へ。

主人「これからうちが使ってるしょうがをお見せしようと思う」
と言うご主人に着いていくと…。

武田 「またさらにすごく山の中に」
主人 「ちょっと足もと危ないですよ」
武田 「こっ、ここに行くんですか?」

しょうがを保管してある意外な場所とはどこ?

武田の目の前に現れたのは…

武田「なんですか?このドア」
主人「ちょっと危ないですからヘルメット着けて下さい」
武田「ヘルメット?」

言われるがままにヘルメットを被ると

主人「このドアの中へ入ります」
武田「ドアの中に?」

答えを見る

武田「何でここに?」
主人「昔は機械的な冷蔵庫とか無かったので、しょうが農家さんは自分の所の裏山をくりぬいてこういうしょうが貯蔵庫をこしらえた」

湿度が高く、気温は常に14℃。
生姜が乾燥せず、かつ発芽しない環境なのだ。

主人 「これは土佐一という品種の親しょうがです」
武田 「親しょうが?」

一般的に食卓に上っているのはほとんど香りの弱い新しょうが。
一方、親しょうがは
主人 「皮も身もしっかりしているということはしょうがの香り効能とかも凝縮されている」

そう、シロップがガツンと辛いこだわりの1つ目が香りと辛味が凝縮されている親しょうがを使うこと!

ガツンと来る辛味を生む続いてのこだわりは、工場での作り方にあった。
まず水洗いで土を落としたら最も香りの強い皮は剥かずそのままカット。
そしてミキサーにかけていくが、ミキサーを回すために加えたのは水ではなく…ストックしておいたしょうがの絞り汁!!
水を一切加えず、あくまでしょうがの水分のみを徹底的に絞ることで、しょうがの辛みと香りを凝縮するのだ。

主人「この釜で炊き上げます」

ここでも、原料は砂糖としょうがの絞り汁のたった2つだけ。

砂糖が焦げ付かないよう火をつける前に混ぜ合わせる。
砂糖が溶けたら ようやく火をつけ煮つめていくがここがガツンとした辛味を生む最大のポイント!

主人「アクも全部取り切ってはダメ。しょうがらしさを残して苦味・エグ味も適度に残して後味の悪くない程度に残す。そこの塩梅が難しい」

アクを取りつつ、さらに1時間ほど煮詰めれば、しょうがの魅力が凝縮した「あわせしょうが」が完成!

しょうがを保管してある意外な場所とは
『山をくりぬいた洞窟!』
でした!

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