10歳の澄んだ言葉が沁みた１冊

ものぐさで面倒くさがりな自分のことは
よく知っているつもり
そんな私でもたくさんの方から
たくさんの刺激をいただいたおかげで
今のような暮らしができるようになりました



でもこういう写真を撮ろうとしたときに
落ちてる靴下を見つけて
シャーッと横によけてから
カメラを向ける…なんてことは
今でも多々あります(^^;



やっぱり根っこには面倒くさがりが
残っていて
しかもひとり暮らしだしで気は緩みやすく…

例えばグリルで食パンを焼いたあと
入れた水を放置してそのまま翌日使う…
なんてこともするわけです…

そしてこれまでの経験上
こうなることは分かっていたはずなのに
ついつい…を続けていたら
やっぱり水垢がついてしまいました

普通のスポンジではもちろん取れず
メラミンスポンジでもダメで



こんな時のクエン酸登場
これを振り入れて一度火をつけ
水温が高くなった頃に火を止め
そのまま一晩放置しておいたら
翌朝にはすっかり取れてピッカピカになりました

頑張らない方がきれいになる！
これを知っているから
ナチュラルクリーニング洗剤軍から
私は離れることはできないのです
＊
＊
あれほど頑固にこびりついていた水垢が
一晩ですっかり取り去られたように

私はこの１冊に綴られた言葉の
あまりのクリアさに
落としたい小さな感情のひとつひとつが
分解されたような気持ちになりました



この表現力が心底うらやましいと
思ってしまったけれど
その感情すら彼の言葉を借りると

『羨ましいは、
尊敬にも変わるし、妬みにも変わる。
尊敬したら、そのひとが自分の予告編になるし、
自分のものになる。
妬んでも、持っていないことには変わらないし
手に入らない。』

となるわけです

2016年に発刊されている
この本を読むきっかけになったのは
インスタグラムのフォロワーさんが
紹介されているのを拝見したから

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『大切な人は生きていて
笑っていてくれれば良い』

そんな言葉で表現してくれる少年に
そこそこいい大人の私は
元気をもらえました

フォロワーさんのキャプションを読まなければ
手に取ることはなかったかもしれない１冊

人も本も一期一会
出会えたことに大きな意味を感じます


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