私事ですが
6月末をもって中辻金型工業を卒業させて頂きました。
本来であればもっと早くに皆様にご挨拶を
させて頂かないといけませんでしたが
仕事の都合上、本日となってしまいました。
このような形でのお知らせとなってしまい
ました事、お許しください。
関係各位には改めまして書面をもってご挨拶
いたします。

2001年に入社し17年間、両親が立ち上げた
金型屋で、ものづくりに出会い、
たくさんの方々とご縁になり、
紆余曲折、様々な経験を積ませて頂きました。
まさか、自分の両親の会社でここまでやらせて
もらうとは夢にも思っていませんでした。
生まれた時から工場で育ちましたが
こんなとこでは働きたくないと思っていたので。
しかし、現場のお仕事を始めた時にその思いは
一掃されました。
こんなにすごい事してるんだと感じてから
金型を通じていろんな事にチャレンジさせて
もらってきました。

後継するんですね。

そう言われる事が何度もありましたが
私は1.5代目です。
いつもそうお答えしていました。
5歳離れた弟が2代目やるための繋ぎ役として。
17年、振り返るとほんとに大変な事続きでした。
だけどその分、取引先の方々にも育てて頂き、
たくさんの方々に助けて頂き、今となっては
大変ではなく得る事の多い貴重な17年でした。
皆様には心から感謝申し上げます。

5人しかいなかった会社も今ではスタッフが
20人になりました。
皆、それぞれの強みを活かしお客様のニーズに
お答えしています。
社内でもいろんな事がありましたが
最高のスタッフが揃い、頑張ってくれてます。
今、このタイミングだからこそ二代目候補となる
弟にバトンタッチし、次のステージへ
進ませて頂くことにしました。

入社した当時、10000社あった東大阪の
ものづくり中小企業も今では約6400社となりました。
日本の産業を支えてきた工場が減る一方、
その工場の技術を必要とする人がいるのが現状です。
7月より新たな会社を起業し、17年間の経験、
そして得たものを活かしものづくり町工場の
活性化の一助となれるよう新たな
取り組みをスタートします。

これまでお世話になりました皆様、
心より感謝申し上げます。
本当にありがとうございました。 

そして何よりも、寛大な経営者である両親。
いろんな事にチャレンジさせて頂き、
時におもいきりぶつかり、わがまま言い放題して
きましたが経営者として大切な事をたくさん
学ばせて頂きました。
感謝という言葉だけでは言い尽くせないほど
たくさんのありがとうを伝えたいと思います。

新たなステージでは一からのスタートとなります。
足りない事だらけではありますが
精一杯、日本のものづくりに貢献できるよう
取り組んで参りますので引き続き、
よろしくお願いいたします。

最高のスタッフに
最高の技術者に
最高の経営者に
最高の笑顔で送り出してもらいました。
ほんとに嬉しかった(๑>◡<๑)

ほんとにほんとにお世話になりました。
心の底からありがとうございました。





なお、在職中にお受けしておりますお仕事に
つきましては完了まで責任持って引き継ぎます。





 日本経済新聞でゆらり1/fが紹介されました。
予想外の大きな記事にびっくりしています。
掲載されたことでオーダーも頂き、 嬉しい限りです。
町工場から皆さんの生活を豊かにする商品、
これからも生み出していきたいと考えています。

第1弾のお香たて、ゆらり1/f。
お香の香りと煙の揺らぎで皆さんに癒しを
お届けします。
ぜひ、手にとって体感してみてください。

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO32307220X20C18A6LKA000/



人の優しさにその温かさに感動して涙。。。

出世払いな。あんたやったらやるやろから
かけるわ。はよ成長したとこ見せてや。

そう言って手をかしてくれた社長に
心底感謝しました。
電話で話す中で今までに感じたことない
感情が出てきてほんとに泣きました。
きっと今のこの状況になったから感じられた
感動だと思います。
そうじゃなかったら、、、
大事な事が自分の中で風化していたかもしれません。
社長のご厚意は長年のお付き合いあってのこと。
そのお付き合いは私ではなくうち社長であり
そのおかげでご尽力いただけたこと。

関わる方々がいろんな形で応援してくれて
ご指導くださって、後押ししてくれて
ほんとにありがたい。
あとはやるだけ。
その応援に応えて結果に繋げるだけ。
不安も心配もたくさんあるけど
言い訳無用。自己責任。精一杯やるだけ。
かけてくれた人たちに恩返しするためにも
自分の選んだ道、突っ走ります。

7月からよーいどん。
大きな変化の波に溺れず
乗り切っていきたいと思います。