スペースマリーン(ウォーハンマー40K)

登録日:2019/05/19 (日) 15:49:55
更新日:2019/05/29 Wed 12:29:41
所要時間:約 105分で読めます



本作は国内における情報量が少ないので、ご協力いただける余力のある方々は追記、修正をしていただけると幸いです。

注意:スマホでampサイトをご覧の皆様へ。只今atwiki側の仕様でampサイトでの折り畳み機能が使用できないために折りたたまれてる内容が見れない状況となっております。
そのような場合はお手数ですが、以下の対策を行っていただけると正常に作動いたしますのでお願いいたします。

「For the Emperor !!」(皇帝陛下の為に!!)

画像出典:ウォーハンマー40Kボックスセット「ダーク・インペリウム」(DARK IMPERIUM)ボックスアートより


概要


ようこそ同胞(ブラザー)!! 我らスペースマリーンの記事へ!!

スペースマリーンとはウォーハンマー40Kに登場する超人兵士のことである。「戦闘者」(アスタルテス)、「死の天使」とも呼ばれ、ウォーハンマー40000を代表するキャラで主人公ポジ。
スペースマリーンは数多くある帝国の戦闘部隊のうち、もっともポピュラーな部隊で帝国の主力部隊として配備されている。
遺伝子改造を施され、数十年にわたる訓練を積み重ねた彼らの能力は高く、射撃から格闘までそつなくこなす万能の兵士として数多くの伝説を残してきた。
万能の能力を持つ「皇帝陛下」の遺伝子が体に組み込まれており、その身の丈は2mを超え、帝国内でも上級クラスの武器と「パワーアーマー」と呼ばれる機動装甲服を身に纏い、皇帝陛下のために今日も闘う。
通常の人間の兵士よりも圧倒的な力を持って戦うため、一般人兵士や民衆から畏怖の念を持って崇拝されている。

ゲーム上の特徴

高性能で万能だが高コスト」のヒーローキャラ。それゆえ少数精鋭編成になってしまいやすい。
しかし、強力なビークルやウォーギア等の戦術の幅を手広く取り揃えている。
初心者から上級者までお勧めのアーミー。
スペースマリーンには有名なチャプターも多く、それらの持つ特徴を再現するために個別のチャプターを扱ったコデックスも存在する。

スペースマリーンの起源

かの「大征戦」の前の時代、皇帝は地球を平定するための「統一戦争」を行った際に遺伝子改造を受けた兵士「サンダーウォーリア」を率いて地球を皇帝の名の下に統一した。
しかし、サンダーウォーリアには数多くの欠陥があった。そこでそれらの欠陥を治すために、古の遺伝子工学を使って作り上げた人造の超人将帥を作ることにした。それが「総主長」(プライマーク)だった。
皇帝自らの遺伝子(遺伝種子)が組み込まれており、皇帝の補佐を行う最高の将帥になるだろうと期待されていたが、赤子の総主長が入った育児カプセルが〈渾沌の神々〉によって銀河中に散ってしまった。

不幸中の幸いながら総主長の遺伝種子記録だけは無事に残っており、これを基にして作られたのが超人兵士である「スペースマリーン」である。

総主長(プライマーク)

皇帝が大征戦を行う際に自分の補佐を行うために作られた人造の超人将帥。皇帝の息子とも呼ばれ、その数は20人。
皇帝自らの遺伝子が組み込まれており、それぞれ違った性格や皇帝と同じく超人的な身体能力と才能を持っている。
総主長たちは「大征戦」時代及び「ホルスの大逆」時代での主人公でもあり、彼らが中心となって物語が進む。

彼らの出自はそれぞれ違ったものとなっている。プライマークが赤子の頃に自分たちが入っていたカプセルが〈渾沌の神々〉によって銀河中に散ってしまった。
散っていったカプセルは、それぞれ別々の惑星に降り立っていき、幼きプライマーク達を惑星の住民が温かく迎えてくれる者もいれば、過酷な環境で抑圧された者などそれぞれ違う人生を歩んでいく。
そして、自らの超人的な身体能力と才能を駆使して、彼らは波乱に満ちた人生を歩んでいき大きな活躍を見せていった。

後に彼らは父たる皇帝と再会し、20個存在する原初のスペースマリーンのレギオン(兵団)を率いて熾烈で過酷な運命に身を投じることとなる。

総主長(プライマーク)と兵団(レギオン)の一覧

【概要】
総主長と兵団は全員で20あり、それぞれ違った特徴を持っている。各兵団は総主長によって率いられ、スペースマリーンの数も約1万人配備されている。
各兵団は総主長の得意な分野や能力、思想が反映されており、それらを体現したスペースマリーンの軍団となっている。

20人中の2人に関しては今でも情報が消されており、兵団に関する情報も全くない。
一体だれが意図的に情報を抹消したのかいまだに明らかにされていない。全ては皇帝を含むごく一部の者しか真実を知らない・・。


スペースマリーンの製造過程

スペースマリーンは誰でもすぐになれる訳ではない。様々な試練を乗り越え、肉体を強化し、数十年にわたる過酷な訓練を乗り越えてきたものだけが「スペースマリーン」としての資格を持つことができるのだ。
採用や製造過程は戦団によって異なるが、今回はもっともポピュラーなウルトラマリーン戦団を例にとって解説を行う。

リクルート(募集)と〈入団の儀式〉

【概要】
スペースマリーン戦団を存続させるには、新規入団者を募らなくてはならない。新規入団者の募集は伝統的に、戦団の〈拠点惑星〉(ホームワールド)で行われる。
集められたスペースマリーンの候補者は、若くなくてはならない。心身が成長しすぎた人間は、遺伝種子(ジーンシード)を移植した際、例外なく体に拒否反応が起こるためだ。
女性はマリーンにはなれない。何故なら遺伝種子による肉体強化は男性の方が向いているためだからだ。

【肉体強化】
帝国の諸惑星から、体力的にも精神的にも選び抜かれたエリートを「ジーンシード」(遺伝種子)によって肉体強化、人造器官を移植する。
スペースマリーンに移植されている主な人造器官は以下の通り。


【入団の秘儀】
その後は〈入団の儀式〉と呼ばれる精神試験を行う。精神調律(サイコ・コンディショニング)を施し、長期瞑想訓練や精神高揚試験などを行う。
しかしこの試験に失敗してえば候補者は、〈奉仕者〉(詳しくはリンク先のさ行「サーヴァイター」を参照)と呼ばれるサイボーグの奴隷にされてしまう。
つまり、スペースマリーンの候補者はマリーンになるか奴隷になるかの二択しかないのである。
入団の秘儀を通過すれば、晴れて候補者はスペースマリーンとなる。ただし、まだ半人前だが。

スペースマリーンの育成

新人の社員が入社した際に研修があるように、スペースマリーンにもそれにふさわしき訓練や育成がある。
新人のスペースマリーンは各戦団の本拠地である要塞院で数十年にも及ぶ長きにわたる過酷な訓練を積むこととなる。
長きにわたる訓練に耐えた者だけが、「死の天使」であるスペースマリーンとして戦う資格を得ることができるのだ。


戦術

【概要】
スペースマリーンはまんべんなく戦闘能力が高いが、育成に数十年も時間がかかるためその分人数が入らない。
射撃戦から白兵戦までこなし、各種ビークル(乗り物)やウォーギア(武器)を幅広く使いこなす。

基本、各戦団は部隊を運用するための軍法書、「コデックス」(戦いの聖典)に基づいて行動している。
しかし、戦団によってはコデックスに従わない場合もある。
主な有名な例として「ダークエンジェル」戦団の一部や、「スペースウルフ」戦団、「ブラッドエンジェル」戦団、「ホワイトスカー」戦団があげられる。
戦団によっては独自の文化や役割を持っている場合があり、独自性を保つためにコデックスを採用しないという例も少なくない。

戦団(チャプター)の組織編制

スペースマリーンはチャプター(戦団)と呼ばれる1000人前後の部隊に分割されており、それぞれの戦団は独自の文化を持つ。
戦団は10個の中隊(カンパニー)と戦団司令部(チャプターコマンド)からなりたっている。
基本的にスペースマリーンは各戦団1000人前後所属しており、これらの編成ルールは「コデックス」(戦いの聖典)に基づいたものとなっている。

中隊(カンパニー)

【概要】
スペースマリーンは100人前後のカンパニー(中隊)で編成され、各中隊は中隊長(キャプテン)によって統率。戦団内には10の中隊が編成されている。
中隊はそれぞれ違った特徴や担当を持っており、異なる装飾が施されている。時と場合によっては待機中の中隊も存在する。

10個の中隊の中でも特に第一中隊(ファースト・カンパニー)は戦団で最も長い経験を積んだベテランのマリーンで構成されている。
ありとあらゆる戦場で、ありとあらゆる任務を遂行できる、真なる戦士たちだ。
それゆえ彼らは、後守古参分隊として、あるいは尖撃古参分隊として機能しうるだけの装備と能力を持つ。
第一中隊には至宝である小型恐無装甲服(タクティカル・ドレッドノート・アーマー)をまとった滅殺者分隊(ターミネイター・スカッド)として出撃する名誉すら与えられている。
第一中隊が中隊規模で一つの戦場に投入されることは珍しく、通常は他中隊を支援するため、分隊単位で投入されることが多い。


分隊(スカッド)

更に各中隊は10人の部隊「スカッド」(分隊)によって構成され、その数は10前後。各分隊は「サージェント」(軍曹)によって率いられる。
分隊の定員は10名だが、負傷や戦死による欠員が発生し、定員割れが起きる場合が多い。
指揮官として高い位階にあるスペースマリーンらの分隊は特に、「コマンド・スカッド」と呼ばれている。



兵科

【概要】
スペースマリーン戦団には兵科が存在し、それぞれ違った特徴や役割を持つ。
新人のスペースマリーンは最初は斥候(スカウト)として参加し、そこから専門の兵科、撃滅分隊(ディヴァステイター・スカッド)、軍曹(サージェント)、中隊長(キャプテン)、
そして、選ばれたごくわずかな者が栄誉ある戦団長(チャプターマスター)の任を授かることができるのだ。
各戦団によっては名前こそ違うが、必ず同じ役割の兵科が存在する。




スペースマリーンの兵器

スペースマリーンのウォーギア(武器)と防具

【概要】
スペースマリーン戦団には数多くのウォーギア(武器)が用意されている。
射撃武器から白兵戦用の近接武器、身を鎧うパワーアーマーや大型兵器や乗り物まで幅広く用意されている。
それらは帝国内でも上位の品質と性能を誇り、皇帝陛下のために戦うスペースマリーン達の剣となり、盾となるのだ。

近接武器

【概要】
射撃兵器が発達した遠未来の第41千年紀においては、それに対する防御用の装備やテクノロジーも発達している。
それら射撃兵器が有効でない場合は、防御用の装備や敵装甲に威力を発揮するのが近接武器だ。
近接武器も多種多様なものが用意され、自分が得意とする武器で白兵戦を仕掛けてゆく。


射撃武器

【概要】
スペースマリーン戦団には豊富なバリエーションの武器が用意されている。強力な「ボルト弾」を発射する「ボルター」やレーザー兵器、熱線兵器まで種類は幅広い。


投てき、爆発兵器

【概要】
ミサイルランチャーや投てき用のグレネードまで用途に応じた爆発物がそろっている。


防具

【概要】
遠未来の第41千年紀においては、防御用の装備やテクノロジーも発達しており、敵からの射撃や近接攻撃から身を守ることができる。盾形のエネルギー障壁発生装置などが用意されている。


その他

【概要】
スペースマリーンにはその他にも戦闘を補助する様々なウォーギアが用意されており、より柔軟な対応ができる。


パワーアーマー(機動装甲服)

【概要】
スペースマリーンが着装する強化パワードスーツ。人類の守護者たるスペースマリーンのシンボルでもある。
高温極寒、宇宙空間等のあらゆる過酷な環境での行動に対応しており、「セラマイト」と呼ばれる合金で出来ている。耐久力も高く、通常の弾丸を弾き飛ばす。
パワーアーマーは戦団内の職人たちによって作られる。機能美的なメカニックデザインと宗教的な意味合いを持たせた甲冑デザインの融合は、まさに一つの芸術作品といっても過言ではない。


【パワーアーマーのバリエーション】
パワーアーマーははるか昔から昨今に至るまでマークIからマークXまで改良を重ねており、多種多彩な種類やバリエーションが存在する。

【ナンバリングされているシリーズ】

【その他のパワーアーマーシリーズ】


スペースマリーンの大型兵器とビークル

【概要】
スペースマリーンに支給された数々の大型ビークルや大型兵器はどれも強力で、帝国内でも上位クラスを誇る性能だ。
地上を駆ける戦車やバイク、空を切り裂く戦闘機、そして、星を渡る巨大な戦艦までどれも〈戦闘者〉(アスタルテス)が扱うにふさわしき物がそろっている。

輸送機

【概要】
スペースマリーンを迅速にかつ安全に輸送するためのビークルが用意されている。
空を切り裂いて落下してくる降下艇や地上でマリーンを安全に運ぶ装甲兵員輸送車両(APC)等がある。


地上兵器

【概要】
戦場で轟音を挙げながら進軍する数かすのスペースマリーン用の地上兵器はどれも帝国内でも高性能なものが用意されている。
スペースマリーンたちの馬となり、盾となり、剣となる数々の攻撃車両や戦車はどれも雄々しくかつ激しい火力を持つ。


航空兵器

【概要】
惑星内の重力圏及び大気圏内でも高速で移動できる航空機も数多く用意されている。
特に、制空権を確保する際に大きな活躍を見せる。


宇宙艦隊

【概要】
惑星間を移動して戦場に赴くスペースマリーンの足となる戦闘用の宇宙戦艦。
宇宙での敵艦との戦いにも対応しており、艦内にはマリーン以外にも多くの乗組員が戦艦の運用に携わっている。
荘厳なゴシック様式のデザインが施された戦艦は正に"戦う大聖堂"といっても過言ではない。



コデックス(戦いの聖典)

【概要】
ウルトラマリーンの総主長「ロブート・グィリマン」ががホルスの大逆後に書いたスペースマリーン戦団の効率の良い運用や戦団の反逆防止のために作成された軍法書。
正式名称は「コデックス・アスタルテス」。ほとんどの戦団で採用され、今現在でもスペースマリーン戦団の運用の基礎となっている。
数多くの戦団の中でもコデックスを採用している戦団は聖典戦団(コデックス・チャプター)と呼ばれている。
中にはコデックスの一部のみ採用している「ダークエンジェル」のような戦団や、コデックスを全く採用しない「スペースウルフ」や「ブラックテンプラー」のような独自色の強い戦団までコデックスの採用は各戦団に一任されている。



創設時期

スペースマリーンには複数の創設時期が存在する。スペースマリーンは創設された時期にナンバリングがつけられる。
以下に主な創設時期を挙げる。

  • ファーストファウンディングチャプターズ(創始戦団)
最初の時期に生まれた戦団。〈大征戦〉を進めるうえで総主長によって創設された兵団が、大逆戦争後に戦団として解体されて今でも残っている。
  • セカンドファウンディングチャプターズ(第二期創設戦団)
〈ホルスの大逆〉の内戦後に創設された戦団。その多くは、忠臣派(ロイヤリスト)の兵団が解体されて創設された戦団となっている。

主な戦団(チャプター)一覧


画像出典:ゲーム「Warhammer 40,000: Eternal Crusade」より

スペースマリーンのチャプターは数多く存在し、ここで取り上げるのはその中でも有名なものである。
元居た戦団から独立して新たな戦団が創設されたり、戦団の文化を引き継いで創設された「後継戦団」など、帝国内には1000を超える戦団が存在している。

【主な有名戦団(チャプター)】

数多くの伝説と功績を打ち立てた有名な戦団が以下の4戦団である。
各戦団は大征戦時代に総主長によって創設されたファーストファウンディングチャプターズ(創始戦団)で、第41千年紀まで1万年もの古い歴史を持つ。

「ウルトラマリーン」

「皇帝陛下の御名において突撃!勇気と栄光を!」


プライマーク(総主長):ロブート・グィリマン
現チャプターマスター(戦団長):マルネウス・カルガー
ホームワールド(拠点惑星):マクラーグ
コデックスの採用:あり
基本カラー:ブルー
【概要】
惑星マクラーグを拠点とするコデックスマリーンとも呼ばれるもっとも一般的な戦団。
数あるスペースマリーン戦団の中でも代表される戦団でありで主役枠。
スペースマリーンのなんたるかを体現した存在で、典型的な戦士でかつ巧みな戦略家であり、高潔な戦士でもある。
彼らは均等さやバランスを保つことに美を見出す「均整美」を美徳とし、戦団員一人一人が様々な戦技をそつとなくこなす。
全体的に高い能力とバランスを持ち、手広い戦術を駆使した順応力の高い戦闘を得意とする。
全マリーンの3/5はウルトラマリーンから分化している。
画像出典:ウォーハンマー40Kスタートセット「ブラックリーチ強襲」(Assault on Black Reach)ボックスアートより
【主要キャラクター】


「ブラッドエンジェル」



プライマーク(総主長):サングィヌス
現チャプターマスター(戦団長):ダンテ
ホームワールド(拠点惑星):バール
コデックスの採用:一部あり
基本カラー:レッド
【概要】
血のように赤いアーマーを纏い、接近戦と空からの強襲を得意とする戦団。ムキムキながらも顔はハンサムな美丈夫。

改造遺伝子である「遺伝種子」に障害があり、突如として<傷>と呼ばれる恐るべき狂気に突き動かされ、狂化することがある。
更に、吸血鬼のように血を求めてしまう<紅き飢え>と、敵味方問わずに殺戮を行う<黒き怒り>の呪いに苦しんでいる。
上記二つの精神疾患はサングィヌスの死の直後に起こったショックによって遺伝子に刻まれた。
このことは他の部隊からは秘匿されており、帝国内でも<傷>や呪いによる犠牲者が出ているため命を落としやすい最前線に常に送り込まれる。
ヒロイックかつ悲劇を運命付けられた強い厨二病的人気のある戦団。

【ゲーム上の特徴】
ジャンプパックによる高機動な移動力と、白兵戦と強襲を得意とする。
画像出典:ウォーハンマー40K「コデックス:ブラッドエンジェル第8版」(codex:Blood Angels)P41 イラストより
【主要キャラクター】


「スペースウルフ」


「ラスとオールファーザーの御名のもとに!」


プライマーク(総主長):レマン=ラス
現チャプターマスター(戦団長):ローガン・グリムナー
ホームワールド(拠点惑星):フェンリス
コデックスの採用:コデックス?ねぇよンなもん。
基本カラー:ブルーグレー
【概要】
「コデックス」や帝国の各種組織にはに全く従わないが、皇帝や仲間に対する忠義は厚い蛮族のような戦団。
彼らが従うのは母星「フェンリス」の伝統と皇帝の指示のみ。
仲間の為なら、無慈悲なる上位組織の「インクイジター」(異端審問官)にも喧嘩を売るアツい奴ら。

【ゲーム上の特徴】
通常のマリーンに比べて接近戦と強襲、奇襲が得意で白兵寄りの調整が行われている。
即死効果がある冷気を発射するウォーギアを装備可能。更にはフェンリスに生息する「サンダーウルフ」を同行することもできる。
可愛いわんこが大好きな愛犬家には是非お勧めしたいアーミである。(U^ω^)わんわんお!
画像出典:ウォーハンマー40K「コデックス:スペースウルフ第8版」(codex:Space Wolves)P23,P24 イラストより
【主要キャラクター】


「ダークエンジェル」


「悔悟せよ!貴様が死す明日のために!」


プライマーク(総主長):ライオン・エル=ジョンソン
現チャプターマスター(戦団長):総大守首座(シュープリム・グランドマスター)アズラエル
ホームワールド(拠点惑星):キャリバン(消滅)、〈岩牢〉(ザ・ロック)
コデックスの採用:一部のみ
基本カラー:ダークグリーン、骨色(死翼)、ブラック(鴉翼)
【概要】
戦団番号Ⅰ。すなわち最初に設立された戦団。戦闘よりも礼拝に時間をかけている。修道士のようなフードを被り、強力なプラズマ兵器を愛用する。
元々は緑豊かな惑星「キャリバン」を拠点にしていたがとある理由で惑星は消滅し、現在では超巨大母艦〈岩牢〉(ザ・ロック)を拠点として活動している。

彼らは自らの戦団に関しての情報を外部の者に流出させないようにしており、戦団独自の判断による不可解な行動を行っている。
しかしその正体は、自らを〈許されざる者〉(アンフォギヴン)と自称し反逆者である〈堕ちし天使〉を捕まえることを目的としている贖罪の戦団なのである。
【ゲーム上の特徴】
強襲が得意なデスウイング隊と機動力の高いレイウンウイング隊とその他の部隊を組み合わせてアーミーを編成する変わった特徴を持つ。

他のマリーンには見られない特殊なルールや能力を持ったユニットも居る。

画像出典:ウォーハンマー40K「コデックス:ダークエンジェル第8版」(codex:Dark Angels) 表紙イラストより
【主要キャラクター】


【準有名戦団(チャプター)】

上記の4戦団同様、大征戦時代に総主長によって生み出された戦団。
第41千年紀まで1万年もの古い歴史を持っているファーストファウンディングチャプターズ(創始戦団)の一つである。
彼らもまた数多くの伝説と功績を残しつつ今でも戦い続けている。

「インペリアルフィスト」



プライマーク(総主長):ローガル・ドルン
現チャプターマスター(戦団長):ヴォーン・ハーゲン
ホームワールド(拠点惑星):テラ(地球)
コデックスの採用:あり
基本カラー:イエロー
【概要】
戦線を維持することを信念とする戦団。防御や築城、包囲戦に長けており、戦線を維持するためなら玉砕することもいとわない。
数ある戦団の中でも厳格な気風で忠義に厚い戦団だが、その反面融通が利かない部分もある。
防衛や耐久に長けた装備や、ボルト弾を発射する銃火器「ボルター」を好んで使用する。
彼らの戦団の下となった兵団を生み、育て、率いた総主長「ローガル・ドルン」の生き様は、まさに壮絶なる自己犠牲を体現した英雄で、
彼の生き様と死に様が今日生きる戦団の模範となっている。
逆に言えば、この戦団は{玉砕こそが美徳と考え、後退や撤退を忌避する傾向が強い。

総主長ドルンは高い築城の才を示し、帝国の本拠地である地球の防衛網と皇帝の宮殿を作り上げた。

画像出典:雑誌「ホワイトドワーフ 312号」(White Dwarf No.312) イラストより

「ホワイト・スカー」


「太祖ハーンと皇帝陛下の御為に!」


プライマーク(総主長):ジャガタイ・ハーン
現チャプターマスター(戦団長):ジュバル・ハーン
ホームワールド(拠点惑星):ムンドゥス・プラヌス
コデックスの採用:なし
基本カラー:ホワイト
【概要】
バイクなどの高機動力を用いた一撃離脱戦法に通じるSF騎馬民族戦団。電光石火の如き高い機動力を誇る。
戦闘二輪車や反重力車輌「ランドスピーダー」等の高速車両を好んで使う。

母星である惑星「ムンドゥス・プラヌス」の部族的文化が色濃くでており、独自の戦団文化を持つ。

戦団の掟により死者をサイボーグとして改造する「ドレッドノート」改造は行わない。
彼らにとって戦士の魂を鋼鉄の棺の中へ閉じ込めることは忌むべきことであるからだ。

ちなみに元ネタはモンゴル帝国を築いた「チンギス・ハーン」一族である。

画像出典:小説「The Hunt for Voldorius」表紙イラストより

「アイアンハンド」


「肉体は脆弱なり!!」


プライマーク(総主長):ファーラス・マヌス
現チャプターマスター(戦団長):不在
ホームワールド(拠点惑星):メデューサ
コデックスの採用:あり
基本カラー:ブラック
【概要】
機械のごとく判断を下し、無慈悲にしてあらゆる脆弱性を排した戦いを繰り広げる機械化戦団。
冷徹なる論理と計算された憤怒をもって戦う。その姿は正に機械の如く。
生身の体を軽視し、全てのものに対して脆弱であることを憎悪しておりその肉体すら機械化してしまう。
帝国技術局とも親密な関係にあることも堂々と公言するぐらいの機械大好き戦団。
その態度は他戦団の同胞(ブラザー)に苦言を呈されるほどである。
画像出典:ウォーハンマー40K「コデックス:スペースマリーン第7版」(codex:Space Marines)P48 イラストより

「サラマンダー」


「いざ、戦いの業火の中へ!いざ、戦争の金床の上へ!!」


プライマーク(総主長):ヴァルカン
現チャプターマスター(戦団長):トゥシャン
ホームワールド(拠点惑星):ノクターン
コデックスの採用:あり
基本カラー:グリーン
【概要】
竜のマークと緑のアーマーが特徴のスペースマリーン。
戦団員は戦闘を自らの技量と意志と忍苦を試すための試練ととらえ、強大なる戦士を鍛え上げるための坩堝と考えている。
サラマンダー(火蜥蜴)の名前通り、フレイマー(火炎放射器)やメルタガン(高温レーザー)等の高熱兵器を好んで使用する。汚物は消毒だ~!!
彼らの使用する兵器やパワーアーマーには竜の意匠や炎の装飾が施され、拠点惑星の文化が反映されたデザインで装飾されている。
画像出典:ウォーハンマー40K「コデックス:スペースマリーン第7版」(codex:Space Marines)P44 イラストより


「レイヴンガード」


「奢ることなかれ。暗闇において兵に優劣などない。それを知る者だけが生き残るのだ。」
レイヴンガード戦団長 ケイヴァーン・シュライク


プライマーク(総主長):コラックス
現チャプターマスター(戦団長):ケイヴァーン・シュライク
ホームワールド(拠点惑星):デリヴェランス
コデックスの採用:あり
基本カラー:ブラック
【概要】
奇襲・隠密作戦を得意とする。普段は目に見えないように行動しており、他の選択肢が存在しないときにのみ正面攻撃を仕掛ける。
装備も軽量でかつ空中を短時間飛行できるジャンプパックを好んで使用する。
ホルスの大逆後、総主長コラックスは失った兵力を補うためにレイヴンガード戦団の団員を大量生産しようとするが失敗し、
その結果世代を経るごとに遺伝種子に劣化が表れてきている。中にはおぞましき怪物に変異する者もいるという・・。

画像出典:ウォーハンマー40K「キルチーム コア・マニュアル」(KILL TEAM:Core Manual) 表紙イラストより

【主な有名な後継戦団(サクセッサー・チャプター)】

銀河には数多くの後継戦団が存在するが、その中でも有名なものが以下の戦団となる。

「クリムゾンフィスト」


「オルクどもよ。何千何万という数で来るがよい。貴様らに対する備えは既に済んでおる。この惑星は皇帝陛下の領土にして、貴様ら如きの餌場にあらず。我ら、かの獣らの血をもってこの惑星を洗い清めん。」
戦団長ペドロ・カンドール


プライマーク(総主長):ローガル・ドルン
現チャプターマスター(戦団長):ペドロ・カンドール
ホームワールド(拠点惑星):リィンワールド
コデックスの採用:あり
基本カラー:ブルー、レッド(拳)
【概要】
インペリアルフィストの後継戦団。名の通り拳が紅く塗られている。
断固たる決断力と敗北を認めぬ頑強さを原初戦団から受け継いだ。
異端審問局とも密接な関係を持っており、「純血の団」所属の部隊「デスウォッチ」の、
キルチーム(1小隊の部隊)として選ばれることが多い。

画像出典:雑誌「ホワイトドワーフ 2017年9月号」(White Dwarf) 表紙イラストより

「ブラックテンペラー」


「この銀河はあまねく皇帝陛下の支配する領域なり。これに異議を為さんとするものは必ずや討ち滅ぼさなねばならぬ。」
当代大将帥ヘルブレヒト


プライマーク(総主長):ローガル・ドルン
現チャプターマスター(戦団長):当代大将帥 ヘルブレヒト
ホームワールド(拠点惑星):ブラックテンペラー艦隊
コデックスの採用:なし
基本カラー:ブラック、ホワイト、レッド
【概要】
インペリアルフィストの後継戦団。拠点惑星を持たず、常に戦場となる惑星を渡り歩く。
その様は正に黒い十字軍として恐れられている。コデックスには従わずに、戦団独自の戦術やルールを持っている。
当時のインペリアルフィスト兵団の名誉の護り手「テンペラーブレザレン」中隊長「ジギスムント」によって戦団が創設され、
片時も休むことなく皇帝陛下の敵を滅ぼす義務を全うする制約を立てる。
この誓約はその後の歴代の大将帥(ブラックテンペラーでの戦団長)によって受け継がれ、創設一万年を得た今日に至るまで、この誓いは破られていない。

総主長グィリマンが著したコデックスを否定した彼らは、他の<戦闘者>と異なり人類の皇帝を神とみなし、
この上ない崇拝を捧げ続けている。そのひたむきな信仰心によって帝国聖教会との強いつながりを有している。

画像出典:ウォーハンマー40K キャンペーンブック「ギャザリングストーム フォール オブ ケイディア」(Gathering Storm_- Fall of Cadia) P7より

「フレッシュティアラー」


プライマーク(総主長):サングィヌス
現チャプターマスター(戦団長):ガブリエル・セス
ホームワールド(拠点惑星):クレタシア
コデックスの採用:なし
基本カラー:レッド
【概要】
ブラッドエンジェルの後継戦団。元戦団で問題になった遺伝種子の欠陥である<紅き飢え>、<黒き怒り>による影響が際立っており、その狂気と残虐性で悪名高い。
それ故に「異端審問庁」と「帝国聖教会」は、彼らが渾沌の魔の手に堕したのではないかと厳しい視線を向けている。
しかし戦団内ではその特徴を元戦団の総主長「サングィヌス」からの贈り物として肯定的にとらえている。
味方への被害を最小限にしつつ戦団員の獰猛性を生かす為に、四方八方敵に囲まれた戦場で大群に切り込みをかける。

画像出典:小説「A Son's Burden」表紙イラストより


【その他の戦団(チャプター)】

特殊な文化と特徴を持つ戦団も数多くあり、下記の戦団はその有名な戦団の一つといえよう。

「グレイナイト」



現騎士団長:ヴォルドゥス
ホームワールド(拠点惑星):衛星タイタン
コデックスの採用:なし
基本カラー:グレー
【概要】
対ケイオス(渾沌)専門に創設されたインクイジターの一部門「鉄槌の団」(オルド・マレウス)直属のスペースマリーン戦団。通称ディーモンハンター。
創設には重大な秘密があり、それゆえに人類に対しても存在を知られてはならない第666番目の戦団番号を持つ鈍色の騎士。ディーモン狩りに特化しており、帝国内でも秘密裏にケイオスディーモンを狩り続けている。

【ゲーム上の特徴】
一言で言えばコストの高いスペースマリーン。対ディーモン用のボーナスやルールを持つ。
サイキック能力に優れた資質を持ち、なおかつ敵兵の装甲を無効化する攻撃に優れる
画像出典:Erasmus Brosdau氏によるファンアートムービ「The Lord Inquisitor - Prologue」公式Facebookより


【主要キャラクター】

「レギオン・オヴ・ダムド」


「我ら、業火を以って敵を清めん」


現チャプターマスター(戦団長):不在
ホームワールド(拠点惑星):ゾロス(破壊)
コデックスの採用:不明
基本カラー:ブラック
【概要】
骨と炎の装飾が描かれた漆黒のパワーアーマーを身にまとった静寂の戦士。その出自を知るものは殆ど居ない謎の戦団。
人類が窮地の時に<歪み>の中から何の前触れもなく現れ、寒気を覚えるほど冷酷無比な精密さをもって戦い続け、絶望的戦況を勝利へと変えるロム兄さん的立場。
そして戦闘が終了すると、雲散霧消してしまうのだ。それ故に彼らのことを詳しく知るものがほとんどいないのである。

画像出典:ウォーハンマー40K「コデックス:スペースマリーン第7版」(codex:Space Marines)P120 イラストより


「ブラッドレイブン」


「知識は力なり、よく守らしめよ」


現チャプターマスター(戦団長):ガブリエル・アンジェロス
ホームワールド(拠点惑星):アウレリア(消滅)、戦団のフリートベース
コデックスの採用:あり
基本カラー:レッド
【概要】
知識の番人にして戦士であり、秘密主義的で謎が多い戦団。知識は力である信じており、儀式、歴史、そして知識の習得に力を入れている。
自らの戦団の出自を誰も知らず、戦団員は出自を知るために銀河中から戦団のルーツに関する情報をかき集めている。
実は戦団の出自には大きな秘密が隠されているという。

ゲーム「Dawn of War」シリーズで初登場し、シリーズを通してキャンペーンモード内の主役として活躍する。

画像出典:ゲーム 「Warhammer 40,000: Dawn of War3」 Space Marines Key Artより


「レッドスコーピオン」

「皇帝の意思を裏切るよりも重い罪はない」


現チャプターマスター(戦団長):至高指揮官カラブ・カルン
ホームワールド(拠点惑星):ザエバス・ミノリス(正確な場所は不明)
コデックスの採用:あり
基本カラー:チャコールグレー、ブラック、イエロー
【概要】
帝国の教義への完全かつ完璧なる傾倒で有名な帝国純粋主義者からなることで知られている戦団。つまりスーパー潔癖戦団である。
その潔癖っぷりは極端な劣化や堕落がないことで有名であり、帝国内でも信頼に値する伝統主義者として確固たる信頼と実績を持っている。

彼らはあらゆる種類の変異によって汚染されたと考えているゼノ(異種族)やアブヒューマン(亜人間)、サイカー(超能力者)と共同戦線を行う事を拒否し、あくまでも純粋な人類のみしか受け入れない。
コデックスの教えに忠実で、コデックスを神聖なる聖書として妄信しており、その傾倒ぶりはコデックスの教えに忠実で知られる「ウルトラマリーン」戦団すら超える。
更には、スペースマリーン戦団の中でも珍しく、皇帝陛下を神として捉える熱狂的な忠誠っぷりを持っている。

しかし、彼らの長年の献身的な奉仕の記録にもかかわらず、戦闘者内には依然として、彼らが所属する創設者のアイデンティティーと同様に、彼らの遺伝子種子を採取した原初戦団や戦団としての起源が完全に謎に包まれている。

画像出典:ウォーハンマー40K「エキスパンション:インペリアル アーマー ボリューム9 バダブ戦役 パート1」(Imperial Armour 9 - The Badab War - Part 1)P48 イラストより





プライマリススペースマリーン


画像出典:ウォーハンマー40Kボックスセット「ダーク・インペリウム」(DARK IMPERIUM)ボックスアートより

【概要】
復活した総主長の「グィリマン」の指示で作られた新しいタイプのスペースマリーン。帝国技術局局長「ベリサリウス・カウル」の一万年間にも渡る研究にて実現した。
主な特徴としては通常のスペースマリーンよりも背も高く、身体能力も強化されてた。「プライマリス」の名前の通りかつての総主長に近い能力や特性を持てるようになっている。
更にケイオススペースマリーン化の対策として、ケイオスの堕落に耐性を強化している。
ウルトラマリーンはじめとした戦団では大いに歓迎され採用例が増えたが、一部の伝統を重んずる戦団では独自性が危ぶまれる可能性が高くて採用を見送っているところもある。
【ゲーム上の特徴】
第8版で登場。一言で言えば少しコストが上がって少し強くなったスペースマリーンといったところ。全体的に能力が上がっている。
今までのスペースマリーンに混ぜて使用することも可能。

画像出典:ウォーハンマー40K「コデックス:スペースマリーン第8版」(codex:Space Marines)P4,P5 イラストより

ケイオススペースマリーン(ヘレティック・アスタルテス)



【概要】
銀河の西側にあるアイ・オブ・テラー(恐怖の目)に拠点を構え、帝国にブラッククルセイド(黒き征戦)と呼ばれる渾沌勢力による大攻勢を幾度となく仕掛ける。
帝国の過剰に厳格な体制に耐えられなくなったものが裏切るものが多く、今でもケイオスに墜ちるスペースマリーンが後を絶たない。
皇帝を「偽りの皇帝」と呼び、暗黒の4大神の代理戦士として今日も人類の帝国を覆す恐るべき戦いに身を投じる。
他にも変異生命体や狂信者たちを配下に迎え入れている。


画像出典:小説「Horus Heresy: Slaves To Darkness」表紙イラストより





「我らの体がアダマンチウムに鎧われる時、
我らの魂は忠誠によって護られる。

我らのボルターが皇帝陛下の怨敵にもたらす死を装填する時、
我らの思考には知恵が満たされる。

我らの隊列が前進し、聖務を果たす時、
我らこそがスペースマリーンなり。

皇帝陛下に選ばれたる者にして
死する時まで忠実なる従僕であり続ける。」




追記・修正を行いたい同胞(ブラザー)は戦団の各ライブラリアン(司書官)に申し出よ!

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