【アナハイム小林信行】大リーグは7日、各地で行われ、エンゼルスの大谷翔平選手(24)は本拠地でのマリナーズ戦に「3番・指名打者」でフル出場し、4打数無安打、1三振で3試合連続安打で止まった。チームは2-6で敗れた。
大谷は8日午後7時7分(日本時間9日午前11時7分)にプレーボールのマリナーズ戦で、岩手・花巻東高の先輩・菊池とのメジャー初対決が見込まれる。弾みをつけたかったところだが、4点を追う8回1死二塁の反撃機で一ゴロに倒れるなど、沈黙。徹底した外角攻めに対応できなかった。
試合前には、史上2人目の日本人NBA選手、グリズリーズの渡辺雄太が本拠地を訪問。2人にとって共通の知人、競泳の瀬戸大也を通じて知り合い、実際に会うのはこの日が初めてだった。206センチの渡辺と193センチの大谷というビッグなツーショット。同じ1994年生まれの24歳で、渡辺は「こんなにすごい世界でこれだけ活躍してる姿を見ると、自分ももっと頑張らなきゃいけないと思っています」と、大きな刺激を受けていることを明かした。
大谷は昨年10月の右肘手術からメジャー復帰後、1カ月が過ぎた。グラウンドで談笑した渡辺も観戦する中だったが、快音は聞かれなかった。