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【芸能・社会】

嵐・大野15年ぶり単独デザイン 24時間テレビのチャリTシャツに5人の絆表現

2019年6月9日 紙面から

リーダーがデザインしたチャリTシャツに袖を通した嵐のメンバー。左から櫻井翔、二宮和也、大野智、相葉雅紀、松本潤

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 日本テレビ系チャリティー番組「24時間テレビ42」(8月24、25日)のメインパーソナリティーを務める人気アイドルグループ「嵐」の大野智(38)が、「チャリTシャツ」のデザインを担当することが決まった。通算4回目となる。2012年は奈良美智さん、13年は草間彌生さんと共同で製作しており、単独デザインは初めて挑戦した04年以来15年ぶりとなる。

 完成したTシャツの色は黄色、白、ピンク、水色、ミントの5色。今年の番組テーマ「人と人~ともに新たな時代へ~」から着想をへて、大野は「手と手を握り合って次の新たな時代につながっていく」というイメージをふくらませた。メンバー全員でそでを通すと、「デザイン画で見るより、Tシャツになったほうがいい!!」と大野は大満足の様子で笑顔を見せた。

 固く握り合う手と手の中には、さまざまな景色や表情がちりばめられている。「ハッピーなことばかりじゃなくて、悲しい顔だったり、泣いたり叫んだり、いろいろな感情がある。そんな中でも、みんなで助け合っていこうという思いを込めました」

 握り合った手の上で咲き誇るハスの花にも深いメッセージが隠されている。「ハスって泥の中から一本生えていく。それがめちゃくちゃキレイ。まるで人生みたいだから」と大野は説明。「あらゆる苦しみや悲しみを乗り越え、一輪の花を咲かせる人の人生」を表現した。

 最大の注目のポイントは、描かれた手の爪の部分だ。親指に「M」、人差し指に「A」、中指に「S]、薬指に「N」、小指に「O」のネイルアート。これらはメンバーの松本、相葉、櫻井、二宮、大野のイニシャルとなっており、5人の絆の深さがにじみ出ている。

 櫻井翔(37)は「一文字も(自分は)書いてないけど、(製作に)参加させてもらった気分になる」と喜びながら、二宮和也(35)とともに「(リーダー大野の)思いを感じる」と感激を伝えた。

 チャリTシャツは15日から、全国のイオングループ各店で取り扱いを開始する。

大野が手掛けたチャリTシャツのデザイン。指先にメンバー5人のイニシャルが入っている

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