中日のドラフト1位・根尾が8日、岐阜県可児市のKYBスタジアムで行われたウエスタン・リーグのオリックス戦に「7番・遊撃」で先発出場。7回先頭の第3打席で左腕・斎藤の初球、高めの123キロのスライダーにタイミングを合わせ中前へ運んだ。さらに9回1死一塁の第4打席は右腕・漆原から右前打。自身2度目のマルチ安打をマークした。
この日は開門時間の午前11時30分から多数のファンが来場し、3592人観衆でスタンドは埋まった。チケットは前売り段階で完売。また三塁側スタンドには、根尾が中学時代に所属していた「飛騨高山ボーイズ」の後輩、中学1年の14選手ら約30人が岐阜県高山市から応援に駆けつけおり、先輩の活躍に沸いた。3回の第1打席は右腕・鈴木優の変化球にタイミングが合わず、ボテボテの一ゴロ。5回の第2打席は1死一塁で1ボールからの2球目直球を捉えたが、二塁手の正面を突くゴロとなった。