【ゴルフ】元大リーガー長谷川、大たたき81 「すごく楽しい」2019年6月8日 紙面から
◇マスターカードジャパン選手権<第1日>米シニアツアー▽3日間競技▽7日、千葉県成田市、成田GC(7151ヤード、パー72)▽雨、気温20度、東2・9メートル▽賞金総額250万ドル(約2億7000万円)、優勝40万ドル(約4320万円)▽68選手▽観衆1150人 元メジャーリーガーの長谷川滋利(50)が、1バーディー、5ボギー、1ダブルボギー、1トリプルボギーの81をたたき、9オーバー、67位と大きく出遅れた。7アンダー、65で回ったケン・タニガワ(51)=米国=が単独首位。日本勢の上位は伊沢利光(51)が3アンダー、9位タイ。米山剛(54)=ヨネックス=が1アンダーの18位だった。 出だしの1番でボギー発進。ズルズル後退劇でアウトは44。インでは37にとどめた長谷川は「(1番の)ティーショットは良かったけど、何か地に足が付いてない感じだった。前半はバタバタしてしまった。後半は立て直しできた」と、たんたんと振り返った。 この日は同組の選手と会話も弾んだ。「ラリー・ネルソンも23歳まで野球をしていて、それからゴルフを始めたと言っていた。それでメジャーに勝てるんだから(全米プロなど3勝)。『ちょっと自信になります』と言っておいた」そうだ。 「プロの資格がないとなにもできないので」と今大会後には日本のプロテストに挑戦する。「ゴルフはすごく楽しい。恥をかいてもいいから勝負はしたい」。2日目から反撃に転じる。 (櫛谷和夫)
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