パソコンを起動させ、利用してるとすごく重くなることがあります。
原因を調べる為タスクマネージャを開いて見てみたらプロセスのところにdllhost.exeがあり、CPU使用率やメモリが大量消費してました。
で、dllhost.exeのプロセスを終了させると普通にパソコンが動くようはなるけど、再起動して利用し始めるとまたdllhost.exeが悪さを始める。
これが1つ目の問題です。
次は分かりやすくdllhostと表示され、メモリーのエラー表示されます。
こちらは直接害はありませんけど、ただ問題のあるフォルダ内のファイル起動以外に移動やリネームでも表示されるのでうっとおしいです。
2つ目の問題です
こちらは分かりづらく、COM Surrogateは動作を停止しました
と表示されますが原因はdllhost.exeです。
3つ目の問題です。
最初に結論から述べますとウィルスである確率は相当低いはずです。
理由はウィルスとして蔓延したのは2003年の話だからです。
XP以前のOSの場合、C:\WINDOWS\system32のフォルダ内にdllhost.exeがあれば正常で、それ以外の箇所にあるとウィルス感染の恐れがあるらしいですけど、Microsoftのパッチを当てていればまず防げます。
一応ウィルスのサイズは10,240バイトなので参考に・・・
Vista、Windows7は感染するはずもなく(ウィルスチェックしましたが未検出でした)、Windows7の64bitSP1の場合dllhost.exeは4箇所にあります。
新しいウィルスが出てるか確認してみて存在しなければ古いウィルスことでしょう~
新種の可能性もあるので一応検索して調べてみるとよいです。
1つ目と2つ目の問題は共通しています。
dllhost.exeが画像や動画のサムネイルを作成するのですがちゃんと無事完了したらdllhost.exeのプロセスも終了します。
ようはdllhost.exeのサムネイルが無事に終わらないとずっとdllhost.exeが働き、CPUとメモリに負担かけているのです。
ちなみにサムネイルとは親指の爪って意味ですが、パソコンでは多数の画像や動画を一覧表示する時に縮小された画像で表示すること指します。
一番疑わしいのはWMVの動画です。私の場合は原因2はMP4でした。
1、削除
サムネイルで問題があるフォルダー内の画像・動画が分かっているのなら削除すればOKです
2、サムネイル出来ない画像・動画を修復
WMVConcatやDivFix++といったソフトを利用してインデックスを修復&再構築すれば直ります。
3、圧縮
ようはサムネイルで画像表示がうまくいかないことが原因なので圧縮することでサムネイルを回避します。
画像・動画を捨てるのは勿体無いけど、直すのは面倒って方にオススメ
4、サムネイルで画像表示できないようにする
サムネイルの画像表示を最初から出来なくする方法です。
手順はフォルダーオプションを開きます、表示を選択して[常にアイコンを表示し、縮小版は表示しない]にチェックをすればOKです。
サムネイルがうまくいかない画像・動画を探すのが大変・面倒って方やサムネイルを利用したくない方にオススメです。
3つ目の問題COM Surrogateエラー
COM Surrogateエラーで動画コーデックが足りない、うまく認識しないことが原因。
Vista,2000ではDivXをインストールしてるとdllhost.exeが干渉して誤動作を引き起こすらしいです。
この場合の対処法はDivXをアンインストールことです。
Windows7ならWin7codecsとffdshowをインストールすればほとんどの動画・音声ファイルに対応します。
Windows2000以降から対応してるWindows Essentials Codec Packはこのひとつだけでほとんどのコーデックに対応してますけど、ただCOM Surrogateエラー対策になるかは試したことないです。
コーデックパックを知りたい方はこちらへ⇒コーデック