トップ > 中日スポーツ > 芸能・社会 > 紙面から一覧 > 記事

ここから本文

【芸能・社会】

田口被告保釈、土下座20秒 頭こすりつけ… 「違法薬物や犯罪に手を染めないことを誓います」

2019年6月7日 20時9分

東京湾岸警察署から保釈され、地面に額をつけ謝罪するKAT―TUNの元メンバー田口淳之介被告=東京都江東区で

写真

 大麻取締法違反(所持)の罪で起訴された「KAT―TUN(カトゥーン)」の元メンバー田口淳之介被告(33)が7日、東京地裁が保釈を認める決定をしたのを受け保証金300万円を納付、午後7時30分頃に勾留先の東京湾岸署から保釈。待ち構えた報道陣の前で土下座した。同罪で起訴された元女優小嶺麗奈被告(38)は、その30分ほど前に保釈された。

 東京湾岸署正面玄関に現れた田口被告は濃紺のスーツ姿。大勢の報道陣の前で深々と頭を下げた後、「このたびは私が起こしました件でみなさまに多大なご迷惑をおかけし、誠に申し訳ありませんでした。わたくしを応援してくれたファン、関係者の皆さまにご迷惑をおかけしたことを心より、深くおわび申し上げます。金輪際、大麻などの違法薬物や犯罪に手を染めないことを誓います。しばらくは芸能活動を休止させていただきますが、しっかり罪を償い、1日も早く更生しご信頼を取り戻せるように必死に生きてまいります。これからもご指導、ご鞭撻(べんたつ)を何とぞよろしくお願い申し上げます。本当に申し訳ありませんでした!」と神妙な表情で一気にあいさつ。

続いてその場で土下座すると、約20秒、頭を地面にこすり付けた。しかし「なぜ薬物に手を染めたのか」などの報道陣の質問には答えることなく、迎えの車に足早に乗り込んだ。

 小嶺被告は田口被告に先駆けて午後7時5分ごろ保釈された。地下駐車場からそのまま迎えのワゴン車に乗り込んだとみられ、報道陣に姿を見せることなく湾岸署を後にした。

 起訴状によると、2人は5月22日、一緒に住んでいた東京都世田谷区のマンションで乾燥大麻約2・2グラムを所持したとしている。関東信越厚生局麻薬取締部が現行犯逮捕。小嶺被告は逮捕当初の調べに「大麻は自分だけのもの」と説明していたが、その後、田口被告と同様に「2人のものだった」と供述した。

 

この記事を印刷する

閉じる
中日スポーツ 東京中日スポーツ 中日スポーツ 東京中日スポーツ 中日スポーツ購読案内 東京中日スポーツ購読案内 中日スポーツ購読案内 東京中日スポーツ購読案内 中日新聞フォトサービス 東京中日スポーツ