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ラボジョfile vol.3 清水彩花さん/慶應義塾大学理工学部応用化学科

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ラボで輝く理系女性、略して「ラボジョ」。こだわりや志を持って研究に邁進し、さらに、研究以外の活動にも力を入れるパワフルなラボジョたちは数多く存在する。 研究とライフワークを両立し、日々一歩ずつ前へと歩みを進める――そんな彼女たちの強く美しい生きざまを追ってみよう。

今回のラボジョ:清水彩花(しみずあやか)さん


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神奈川県出身。慶應義塾大学理工学部応用化学科専攻。2019年春より同学部環境科学研究室に所属予定。原動力は「人々の支えになりたい」。理系美人コンテスト2016グランプリ受賞。


美ラボジョのON


今年の春から「環境化学研究室」に入り、「粒子状物質の生化学的有害性評価」を研究テーマにしています。具体的には、PM2.5や花粉などの大気中微粒子のうち、健康に悪影響のある物質の成分を検査・解析する予定です。


この研究室を選んだのは、指導教官である奥田知明准教授の「今、誰がどのような課題を抱えているのか」に徹底的にこだわる研究姿勢に強く共感したからです。研究のための研究でなく、人の課題解決に貢献するための研究をしたいという自分のスタンスを追求できそうだと感じました。人の生活の質に直接関わる「健康」をテーマにできるのも魅力のひとつでした。  


ラボジョのVISION


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技術は役に立ってこそ真価を発揮すると考えています。そのためには、よりよい技術に基づくものを広く普及させていくということも必要。だから、卒業後は、すぐれた技術を価値に変え、多くの人に届けていく営業やマーケティングに挑戦したいですね。

志望しているのは化粧品業界。化粧品も研究開発が欠かせないものですし、「美しくあること」は人に自信を与えてくれますよね。自信を持つことができれば、気持ちも前向きになりポジティブな行動を起こせる。そうすると、人生はとても豊かで楽しいものになる。そういった思いから、「美」というキーワードを通して、多くの人の幸せに貢献したいと考えています。


ラボジョのOFF


スキンケアやメイクが趣味です。パックは毎日しているほど(笑)。ちゃおっ娘世代にはなじみ深い『極上!!めちゃモテ委員長』という漫画をきっかけに「努力したらかわいくなれるんだ!」という原体験を得て、ビューティーケアにハマっていきました。


でも、好きな化粧品を買うにはお金がかかるんです・・・。そのため、ポイントをためてお得に買い物をする「ポイ活」に励んでます(笑)。バイトで稼げるお金には限りがあるし、なるべく無駄な支出は抑えたいので。なかでも一番のおすすめは「大戸屋」。ポイントがたまりやすいので、フル活用させてもらっています。


就活生へのメッセージ


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研究はさまざまなスキルを育てることができます。理論や技術はもちろん、問題解決力に仮説検証力まで本当に多様な力が身につきますよね。それなのに、専門性しかアピールできなかったらもったいない。私を含め就活生は、「理系ならではの良さ」がもっと社会に認知されるようアピールできると良いのではないかと思います。

私は研究側ではなく、研究の価値や成果としてのプロダクトを伝えたり、広めたりする側のキャリアを築きたいと思っていますが、「伝えられる価値」があるのは、価値の源を生み出せる研究者がいるからこそ。研究する人と届ける人、それぞれの役割を全うできるよう、共に頑張っていきましょう!


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LabBase Media 編集部

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