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ラボジョfile vol.1 高本采実さん/近畿大学大学院農学研究科水産学専攻

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ラボで輝く理系女性、略して「ラボジョ」。こだわりや志を持って研究に邁進し、さらに、研究以外の活動にも力を入れるパワフルなラボジョたちは数多く存在する。 研究とライフワークを両立し、日々一歩ずつ前へと歩みを進める――そんな彼女たちの強く美しい生きざまを追ってみよう。

今回のラボジョ:高本采実(たかもとあやみ)さん


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大阪府出身。ミスオブミス2018ファイナリスト。近畿大学農学部を卒業後、同大学大学院農学研究科水産学専攻へ進学。現在は大学院を休学し、タレント活動をメインに行っている。水産学科を選んだ理由は「海が好きだったから」。


ラボジョのON


学部時代からの研究テーマは「サメの行動生態」です。


修士1年目である現在は、サメの繁殖や生殖様式に興味をもっています。サメの出産方法は、卵で生まれる卵生、胎児で生まれる胎生、おなかの中で卵を産み孵化させる卵胎生の3タイプ。出産方法がサメの種類ごとに異なる理由や、その仕組みを解明するべく研究しています。


また、最近はタレント活動のひとつとして、「ルアルアチャンネル」という釣り番組に出演。視聴者に魚の情報をより多く伝えたいという思いで、魚に関する豆知識なども番組内で話しています。


私の専門はサメですが、番組ではさまざまな魚の正しい知識が求められるため、記事や論文を読むなどして日々勉強しています。タレント活動によって勉強量は以前よりも増えましたね(笑)。最近は、「面白かった」「もっと聞きたい」といううれしい反応もいただいています。


ラボジョのVISION


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今後は、タレント業と海に携わる事業を両立していきたいです。


具体的には、研究者と一般の方をつなぐトランスレータ―のような立場として、釣りの楽しさや魚食をさらに広めつつ、魚や海に興味を持つ人を増やせたらと考えています。魚のさばき方や調理方法をレクチャーするイベントができたら面白そうですね。いつか「さかなクン」さんと共演もしてみたいです!


また、私は釣りと同じくらいファッションも好きなのですが、今は釣り専用のかわいい服が少なくて……。自分でファッションブランドを立ち上げて、おしゃれと釣りなどのアウトドア、両方楽しめるようなウェアを作ってみたいです。自分が本当にしたいと思ったことを、常に実践していきたいですね。


ラボジョのOFF


休日は趣味に費やすタイプです。釣りやバイク、旅行などのアウトドアが多く、ほとんど家にはいません。


旅行は国内外を問わず、1人で行ってはその土地の人と交流しています。そこで仲良くなった人に、現地を案内してもらうことも多いですね。先日は初めてマレーシアに行ったのですが、特に観光はせず、ボートをチャーターしてボートフィッシングをしたり、釣り堀や水族館へ行ったりするのを楽しみました(笑)。


昔から体を動かすことが好きで、中学のときは野球部唯一の女子部員として活動したことも。女の子でも、男性部員並みに動けることで自信をつけて、自然と今のようなアウトドアの趣味を楽しむようになりました。


就活生へのメッセージ


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就活と研究を同時に進めるのであれば、限られた時間で研究に没頭するための集中力がよりいっそう必要になります。だからこそ、研究に向かうエネルギーを充電するような、趣味の時間も大切になるのでは、と考えています。


それに、休日の趣味に関する活動から受けた刺激が、研究との向き合い方を変えたり、自分の成長につながったりすることもありますよね。息抜きの時間を大事にしつつ、お互い頑張りましょう!


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清水 樹

ライター

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