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第97回 | 大人のための最新自動車事情

女子大生レースクイーンはMT車に乗れる男性が好き

セクシーなコスチュームを身に纏い、サーキットを華やかに彩る麗しきレースクイーンたち。男の視線をくぎ付けにする彼女たちは、私服に着替えたとき、どんなクルマの助手席に座りたいのだろう? 「レースクイーンが教える“私が乗りたいクルマ”」の第2回は、現役女子大生のレースクイーンで、国内Aライセンスも所持する榎本聖奈さんの登場だ。

AT限定免許は「なんか頼りない…」、デート相手の条件はMT免許を持っていること

現役女子大生でレースクイーン。これだけでエディトゥール読者の心を鷲掴みしそうだが、聖奈さんとドライブデートに行くのは簡単ではない。なにしろ、彼女は国内Aライセンスまで所持する“最強クルマ好き女子”なのだ。

「父がクルマ関係の仕事をしていて、スーパー耐久とかにも出場していたんです。レースクイーンになったのも、子どもころにサーキットに遊びに行くと、父の近くにいつもレースクイーンがいたから。そのうちに自分でもサーキットを走りたくなって…」

それだけに、ドライブ相手の条件もかなり高そうだ。たとえば、国際Aライセンスを持ち、プロのレーシングドライバー並みに運転が上手い男性とか。

「そこまで贅沢なこと言わないです(笑)。でも、ひとつ譲れないのはMT(マニュアル)免許を持っていること。私自身もMT免許なので、AT(オートマ)限定だと、『男の人なのにATなんだ?』『なんか頼りないな』って思っちゃうかも」

関連リンク:男ならMT車を乗りこなせ!カーセンサーでMT車をチェック

「無骨なオフローダーが好き」、四駆で山道を駆け抜けるのが理想のドライブデート

当然、聖奈さんが乗りたいクルマも、日産『GT-R』などのサーキットでこそ真価を発揮するハイパフォーマンスカーだ。

ただし、これは彼女自身が乗りたいクルマで、ドライブデートに行くなら「スポーツカーでなくても全然OKです」という。

「ジープ『ラングラー』や『レンジローバー』、メルセデス・ベンツ『Gクラス』とかの無骨なオフローダーも大好き。そういう四駆に乗って、峠や山道を走りたい。ガタガタ揺れて頭を打つぐらいは平気です。そのほうが運転する男性もスリルあると思うし、楽しそう」

未舗装の山道を走るのにもテクニックが必要だが、サーキットを異次元のスピードで走ることに比べればハードルは下がる。この線で誘えばチャンスがありそうだ。

聖奈さんも乗りたいクルマ GT-Rの価格と評価は?カーセンサーでチェック

40歳弱ならチャンスあり!「ドライブやご飯なら一回り以上年上の人とも行きたい」

ちなみに、聖奈さんは現在20歳。おそらく、彼女のお父さんの年齢はエディトゥール読者と同世代の40代ではないだろうか。

となるとドライブに誘うのを躊躇してしまいそうだが、その点は心配いらない。聖奈さんによると「ドライブやご飯なら年上の方とも行きたい」そうだ。

「父と同世代の人は二回り以上になっちゃうので厳しいですけど、15歳ぐらい上の男性なら大丈夫です。現時点で35歳まではOKなので、きっと3年後には40歳ぐらいまでOKになっているはず(笑)」

40歳前後でAT限定しか持っていない男性は、今のうちにMT免許を取得したほうが良さそうだ。そうすれば、もしかすると彼女とドライブデートができるかもしれない!?

           

Model by Sena Enomoto×Audi A5 Cabriolet

Photo by Takao Okazaki

Text by Kenzo Maya

Edit by Takeshi Sogabe(Seidansha)

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榎本聖奈
【プロフィール】
1997年8月14日生まれ T163cm B86W58H87 血液型0型
2017 SGT GAINER TonerS、スーパー耐久シリーズ J'S RACINGレースクイーン。国内Aライセンスを所持するレース好きの現役女子大生。自分で乗りたいクルマは日産『GT-R』.
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アウディ ジャパン
【製品情報】
Audi A5 Cabriolet
伝統的な欧州のクーペスタイルに80年代のモータースポーツで活躍した名車、Audi quattroのイメージを重ねて生まれたAudi A5をベースとするカブリオレ。欧州におけるカブリオレは、貴族が自身で操って遠乗りを楽しんだ2人乗りの馬車にルーツを持つ格式の高いパーソナルカーだ。撮影に使用したA5 Cabriolet 2.0 TFSI Quattro Sportは、2.0L 直列4気筒「TFSI」エンジンを搭載し、185kW(252ps)/5000-6000rpmを発揮する。車両本体価格は757万円〜(税込み)

お問い合わせ
アウディ コミュニケーションセンター
Tel 0120-598-106

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エモーションEV──バタフライドアの電動スポーツカー

ポルシェ初の量産EVスポーツカーとして話題の『タイカン』は今年生産を開始し、驚異的なスペックを誇るテスラのスーパースポーツカー『ロードスター』も2020年の発売を予定している。EVスポーツカーは、いま旬を迎えつつあるカテゴリだ。そうしたなか、アメリカのフィスカーがCES 2019で初公開した『エモーションEV』が予約受付を開始した。バタフライ4ドアが特徴の高級フルEVスポーツは、いったいどんなクルマなのか。

BMW『Z8』やアストンマーチン『DB9』のデザイナーが手がけた高級スポーツEV

フィスカー『エモーションEV』は、ヘンリック・フィスカー氏の手によるエレガントなデザインの高級EVスポーツカーだ。フィスカー氏はデンマーク出身の著名なカーデザイナー。BMWに在籍していた当時に『Z8』、EVコンセプトモデルの『E1』などを手がけ、アストンマーチンでは『DB9』『DBS』『ヴァンテージ』のデザインを担当した。

その後、独立してメルセデス・ベンツやBMWをベースにしたコンプリートカーやハイブリッドエンジン搭載のオリジナルモデルを製作するが、じつは、テスラで『ロードスター』『モデルS』の2モデルの開発に参加したこともあるようだ。そのせいというわけではないだろうが、『エモーションEV』のデザインはどこかテスラに似た雰囲気もある。

ともあれ、スタイリングは「美しい」のひと言に尽きる。とりわけ特徴的なのは、開くとドア側面が蝶の羽のような形に見える「バタフライ4ドア」だ。同じ上部に向かって開くドアでも、縦方向に開くシザースドアと違い、バタフライドアは外側が斜め前方に、内側が下向きに開く。駐車スペースに苦労する日本ではなかなかお目にかかれないドアだ。

バッテリーはリチウムイオンではなく炭素素材コンデンサ。多くの先端技術を搭載

面白いのは、バッテリーに多くのEVに採用されるリチウムイオンではなく、炭素素材コンデンサのグラフェンスーパーキャパシタを採用したことだ(全個体充電池搭載モデルもラインナップ)。1回の充電あたりの最大走行距離は約640km。急速充電の「UltraCharger」に対応しており、9分間の充電で約205km分の容量までチャージ可能という。

EVパワートレインは最高出力700psを発生し、最高速度は260km/h。このスペックを見ると、テスラ『ロードスター』のようなEVスーパースポーツではなく、あくまでスポーティカーという位置づけなのだろう。全長5085×全幅2015×全高1465mmのボディは軽量のカーボンファイバーとアルミニウムで構成され、駆動方式は四輪駆動だ。

このほか、ADAS(先進運転支援システム)としてクアナジー製LIDARセンサーを5個搭載し、コネクテッドなどのEVスポーツカーらしいさまざまな先端技術を装備する。

『エモーションEV』の価格は1440万円。予約も開始され今年中にデリバリー予定

前述の通り、『エモーションEV』はグラフェンスーパーキャパシタ搭載モデルと全個体充電池搭載モデルの2モデルを設定。価格はグラフェンスーパーキャパシタ搭載モデルが1440万円(税別)、全個体充電池搭載モデルの価格は未定だ。すでに日本でもデロリアン・モーター・カンパニーを正規代理店に予約受付を開始しており、グラフェンスーパーキャパシタは今年中の納車を予定している。ただし、予約金として約24万円が必要だ。

最近では東京都心部などでテスラをよく見かけるようになり、もはやEVは現実的な乗り物になりつつある。たしかに価格は1000万円オーバーと高価。しかし、この美しいルックスなら、他人と違うクルマに乗りたいという欲求を満たすことができるのではないか。

Text by Kenzo Maya
Photo by (C) Fisker, Inc.
Edit by Takeshi Sogabe(Seidansha)

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