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第96回 | 大人のための最新自動車事情

レースクイーンはオープンカーに乗るこだわり派が好き

セクシーなコスチュームを身に纏い、サーキットを華やかに彩る麗しきレースクイーンたち。男なら、その笑顔と見事なスタイルに心を奪われたことがあるはずである。そんな彼女たちは、私服に着替えたとき、どんなクルマの助手席に乗り、どんなドライブデートに行くのだろうか? 今回から5回に渡ってお届けする「レースクイーンが教える“私が乗りたいクルマ”」。第1回は、「SUPER GT 2017」GT300のレースクイーンとして活躍中の葵井えりかさんの登場だ。

スポーツカーの助手席に乗りたい、「ドライブに行くならアウディR8かコルベット」

キュートな笑顔に加え、黒のミニスカートから伸びる美脚がなんとも刺激的なえりかさん。こんな素敵女子なのに、好きなクルマは意外にもマッチョでワイルドなアメリカンスポーツカー、シボレー『コルベット』だという。さすがは爆音が轟くサーキットを職場とするレースクイーンである。

「今日の『A5カブリオレ』もいいけど、アウディだったら『R8』もかっこいいなって思います。でも、助手席に座ってドライブに行くとしたら、やっぱり『コルベット』かなあ。あのV8エンジンの重低音が好き」

スポーツカーが奏でるエンジン音は女性の興奮を呼び起こす──という研究結果があるけれど、やっぱりこれはウソではなかったようだ。

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オープンカーに乗っているような、クルマにこだわりのあるアラフォー男性がタイプ

スポーツカーでドライブに行く以上、やっぱり運転が上手であってほしいのが助手席に座る女性の心理。えりかさんが好きな男性のタイプもズバリ、「クルマに詳しくて、運転が上手い人」だ。

「オープンのスポーツカーに乗っているような、クルマにこだわりを持つ男性が好きなので、運転は上手じゃないと嫌かも…。できればバックモニターは見ないでほしいし、スムーズじゃないと冷めますね。けっこう厳しめかも。もし運転があまりうまくなかったら『がんばろうね』って。『特訓だ!』みたいな(笑)」

年齢は「30代後半から40代前半までの男性が理想」。まさにエディトゥール読者と同性代なので、スポーツカーに乗っていて運転が上手ければ、もしかするとチャンスがあるかも!?

関連記事:1シーターのオープンカー、Vanderhall「Venice Speedster」-助手席を取り外した理由って、なんだろう?

その日の気分で行き先を決め、ふらっと海辺や埠頭をドライブするのが理想のデート

えりかさんの理想のドライブデートは、オープンのスポーツカーに乗って海辺や埠頭へ行くこと。ただし、これらのスポットにただ行けばいいというわけではないのだ。

「まず起きて…そこから始まるんですけど(笑)。スタバに寄ってコーヒーを買って、それからその日の気分で『江ノ島に行きたい』という風に決めたい。それで海辺までドライブし、帰りにご飯食べて、大黒埠頭や辰巳埠頭に寄って帰る。埠頭っていろんなクルマが停まっているから、見ていて楽しいんですよ」

あくまでもクルマにこだわる、根っからの“クルマ好き女子”のえりかさん。こんな女性とスポーツカーで海辺をドライブしたら、きっと愉しいに違いない。

関連リンク:カーセンサーでアウディ A5カブリオレの中古車をチェック関連リンク:カーセンサーでオープンカーの中古車情報をチェック
           

Model by Erika Aoi×Audi A5 Cabriolet

Photo by Takao Okazaki

Text by Kenzo Maya

Edit by Takeshi Sogabe(Seidansha)

Series:レースクイーンが教える「私が乗りたいクルマ」

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葵井えりか
【プロフィール】
1992年2月5日生まれ T166cm B84W58H89 血液型0型
SUPER GT 2017 GT300レースクイーン、第8回ミスヤングチャンピオンファイナリスト、サンテレビ『ぷるるん!トラベラー』準レギュラー。趣味は買い物と散歩、お酒を飲むこと。自分で乗りたいクルマは少し古めの日産『フェアレディZ』。
商品情報
Audi A5 Cabriolet
伝統的な欧州のクーペスタイルに80年代のモータースポーツで活躍した名車、Audi quattroのイメージを重ねて生まれたAudi A5をベースとするカブリオレ。欧州におけるカブリオレは、貴族が自身で操って遠乗りを楽しんだ2人乗りの馬車にルーツを持つ格式の高いパーソナルカーだ。撮影に使用したA5 Cabriolet 2.0 TFSI Quattro Sportは、2.0L 直列4気筒「TFSI」エンジンを搭載し、185kW(252ps)/5000-6000rpmを発揮する。車両本体価格は757万円〜(税込み)

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Tel 0120-598-106
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第130回 | 大人のための最新自動車事情

エモーションEV──バタフライドアの電動スポーツカー

ポルシェ初の量産EVスポーツカーとして話題の『タイカン』は今年生産を開始し、驚異的なスペックを誇るテスラのスーパースポーツカー『ロードスター』も2020年の発売を予定している。EVスポーツカーは、いま旬を迎えつつあるカテゴリだ。そうしたなか、アメリカのフィスカーがCES 2019で初公開した『エモーションEV』が予約受付を開始した。バタフライ4ドアが特徴の高級フルEVスポーツは、いったいどんなクルマなのか。

BMW『Z8』やアストンマーチン『DB9』のデザイナーが手がけた高級スポーツEV

フィスカー『エモーションEV』は、ヘンリック・フィスカー氏の手によるエレガントなデザインの高級EVスポーツカーだ。フィスカー氏はデンマーク出身の著名なカーデザイナー。BMWに在籍していた当時に『Z8』、EVコンセプトモデルの『E1』などを手がけ、アストンマーチンでは『DB9』『DBS』『ヴァンテージ』のデザインを担当した。

その後、独立してメルセデス・ベンツやBMWをベースにしたコンプリートカーやハイブリッドエンジン搭載のオリジナルモデルを製作するが、じつは、テスラで『ロードスター』『モデルS』の2モデルの開発に参加したこともあるようだ。そのせいというわけではないだろうが、『エモーションEV』のデザインはどこかテスラに似た雰囲気もある。

ともあれ、スタイリングは「美しい」のひと言に尽きる。とりわけ特徴的なのは、開くとドア側面が蝶の羽のような形に見える「バタフライ4ドア」だ。同じ上部に向かって開くドアでも、縦方向に開くシザースドアと違い、バタフライドアは外側が斜め前方に、内側が下向きに開く。駐車スペースに苦労する日本ではなかなかお目にかかれないドアだ。

バッテリーはリチウムイオンではなく炭素素材コンデンサ。多くの先端技術を搭載

面白いのは、バッテリーに多くのEVに採用されるリチウムイオンではなく、炭素素材コンデンサのグラフェンスーパーキャパシタを採用したことだ(全個体充電池搭載モデルもラインナップ)。1回の充電あたりの最大走行距離は約640km。急速充電の「UltraCharger」に対応しており、9分間の充電で約205km分の容量までチャージ可能という。

EVパワートレインは最高出力700psを発生し、最高速度は260km/h。このスペックを見ると、テスラ『ロードスター』のようなEVスーパースポーツではなく、あくまでスポーティカーという位置づけなのだろう。全長5085×全幅2015×全高1465mmのボディは軽量のカーボンファイバーとアルミニウムで構成され、駆動方式は四輪駆動だ。

このほか、ADAS(先進運転支援システム)としてクアナジー製LIDARセンサーを5個搭載し、コネクテッドなどのEVスポーツカーらしいさまざまな先端技術を装備する。

『エモーションEV』の価格は1440万円。予約も開始され今年中にデリバリー予定

前述の通り、『エモーションEV』はグラフェンスーパーキャパシタ搭載モデルと全個体充電池搭載モデルの2モデルを設定。価格はグラフェンスーパーキャパシタ搭載モデルが1440万円(税別)、全個体充電池搭載モデルの価格は未定だ。すでに日本でもデロリアン・モーター・カンパニーを正規代理店に予約受付を開始しており、グラフェンスーパーキャパシタは今年中の納車を予定している。ただし、予約金として約24万円が必要だ。

最近では東京都心部などでテスラをよく見かけるようになり、もはやEVは現実的な乗り物になりつつある。たしかに価格は1000万円オーバーと高価。しかし、この美しいルックスなら、他人と違うクルマに乗りたいという欲求を満たすことができるのではないか。

Text by Kenzo Maya
Photo by (C) Fisker, Inc.
Edit by Takeshi Sogabe(Seidansha)

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