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【ゴルフ】

腰痛から復帰の石川遼、62位発進にも手応え

2019年6月7日 紙面から

第1日、1番でショットを放つ石川遼。2オーバーで62位=宍戸ヒルズCCで

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◇日本ツアー選手権 森ビル杯<第1日>

 ▽6日、茨城県笠間市、宍戸ヒルズCC西C(7387ヤード、パー71)▽晴れ、29・6度、南1・3メートル▽賞金総額1億5000万円、優勝3000万円▽129選手▽観衆3031人

 腰痛で休養していた石川遼(27)=カシオ=が約1カ月ぶりの実戦に臨んだが、後半にスコアを崩し、73で62位と出遅れた。ドライバーに頼らない新たな試合運びに手応えを感じたものの、予選突破は微妙な状況だ。1番から6連続バーディーで飛び出した堀川未来夢(26)=ウエーブエナジー=が66をマークし、単独首位に立った。

 前半の2バーディー、ノーボギーから一転、後半はノーバーディー、4ボギー。それでも石川の表情に暗さはなかった。

 「このコースはティーショットが打ちにくいと感じていたので、無理やりドライバーで打つことをやめた。今までの無理やり感に比べたら、良くなっていると思う」

 第1打は、半分近くのホールで2番アイアンを握った。6番パー5ではピンを刺さずに「直ドラ」でティーショット。2打目以降を含めた戦略を重視し、飛距離へのこだわりを捨てた。

 2オンした6番でバーディーを奪うなど、前半は作戦が成功した。ただ、後半の12番は3パット、14番はアプローチのミスでともにボギー。17、18番もパーセーブできなかった。

 60位タイまでが可能な予選突破は微妙な状況だ。飛距離を抑えた成果で、フェアウエーキープ率は6位タイの64・29%。ただ、パーオン率が86位タイの50%、平均パットが100位タイの2・0と2打目以降に課題を残した。

 「晴れて地面が硬いことが幸いした。雨が降ったら万事休すですね」と苦笑いを浮かべたが、第2日は午後から降雨の予報。午前11時35分とスタートが遅い第2日は、荒れたコースへの対応力も問われる。 (堤誠人)

 

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