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【ベルモントS】マスターフェンサーにルパルー騎手も手応え「ケンタッキーダービー時より力強くなり、スピードも感じる」

ルパルーを背にしたマスターフェンサーはスピードに乗った動きを披露
ルパルーを背にしたマスターフェンサーはスピードに乗った動きを披露

◆ベルモントS追い切り(米国時間5日・ベルモントパーク競馬場)

 JRA海外馬券発売対象となる米国3冠競走最終戦、ベルモントS・G1に日本から出走するマスターフェンサー(牡3歳、栗東・角田厩舎)が現地時間5日、ベルモントパーク競馬場のダートコースで追い切った。

 手綱越しに確かな手応えが伝わった。ケンタッキーダービーに続いてコンビを組むジュリアン・ルパルー騎手(35)を背に、5ハロンからスタート。直線は軸脚を替えず左手前のままだったが、馬なりで61秒28をマークした。「もともと手前を替えるのが苦手。手応え良く走っていたし、無理やり替えるとやる気をそがれる馬もいるのでそのままでいった」とルパルーは不安を一蹴。「ケンタッキーダービー時より力強くなり、スピードも感じる」。1か月ぶりにまたがって感じ取った上積みに、表情を緩めた。

 「正直、間に合ったという感じだった」(角田調教師)というケンタッキーダービーが、日本馬最高着順となる6着と健闘。遠征2戦目、距離延長など好転する条件に鞍上も期待を隠さない。「アメリカの馬は2400メートルを走るようにつくられていない。この馬は一日中走っていられるような感じで、かかるタイプでもないからこの距離はいい」と、スピードより持久力が問われる舞台を歓迎した。

 伏兵から有力候補へと浮上して挑むラスト1冠。「ビッグチャンスだと思う。4コーナーまでにいかに脚をためられるか。日本のファンのために勝ちたい」とルパルーは声に力を込めた。勝てば、自身も米クラシック初制覇。日本の夢を乗せ、新たな歴史の扉を開くか。

競馬

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