[2000年]メイ、和田に“危険球”も…阪神ベンチ抗議なし
阪神は7日、巨人(東京ドーム)に1-6で敗れた。その試合の七回、元トラ戦士のダリル・メイから和田が顔面付近への“危険球”を投げられたが、阪神ベンチは一切、抗議しなかった。今季、5度目の3連敗で借金は「8」に増えたが、それよりも牙を抜かれた集団にファンは愛想を尽かした。先頭・和田はツーナッシングから打席を外して、審判がタイムをかけた。しかし投球動作に入っていたメイは、投球をやめるどころか力を入れて和田の顔面めがけて投球した。何度も打席を外す和田にイラついたメイの暴挙である。当然、和田はこれに抗議をしたのだが、ベンチは「…」。試合後、野村監督は「(抗議を)すべきなんでしょうけど…」と口を濁した。デイリースポーツの本社にはファンから「なぜベンチは抗議しないんだ」とFAXが殺到した。