現在中国が行っている政策は30数年前経済危機に不満が高まり政権を維持する為にフォークランド諸島に侵攻したアルゼンチンと同じである。 共産党独裁による貧富の格差拡大や環境汚染等国内政治の失政による人民の不満を逸らす為 尖閣諸島や南沙諸島・西沙諸島で領土問題を引き起こしている。さらに中国は国内のチベットや東トルキスタンでも民族弾圧を繰り返し、国境を接するインドとカシミールで国境紛争をしており第二次世界大戦後の国境を引き直そうとする正真正銘のトラブルメーカーだ。 中国軍用機が40機超飛来することは異常であり日本にとっても脅威である。 しかし、日本を侮ってはいけない、日本が研究している先進兵器システムは中国の脅威に対抗できる兵器を開発しています。TRDI 防衛省技術本部のホームページのうち防衛技術シンポジウムの資料にいくつか注目の画像がありましたので紹介します。 高出力レーザシステムは、高出力で集光性に優れたレーザ発生装置、移動目標にビーム照射可能な追尾照準装置及びビーム指向装置等で構成されます。迎撃フローに示す様に、赤外線カメラで高速目標を追尾し、高出力レーザ光を集光させ、撃破するまで追尾・照準・照射します。 飛来するミサイル等に対して艦船、地上重要防護施設等の近接防空用等、将来の装備品への適用を見据え、小型高出力ヨウ素レーザ技術に関する「高出力レーザ技術の研究」は平成28年度まで続けられる。 北朝鮮による弾道ミサイルや尖閣列島を狙う中国の軍事的脅威の切り札が高エネルギーレーザー兵器ではないかとおもう。 北朝鮮がミサイルを発射する危機が高まった四月某日元防衛庁技術研究本部第×研究所長と電話でお話する機会があった。 現在SM3やPAC3が配備されているが、北がミサイルを一斉に発射した飽和攻撃を行った場合高い命中率を誇っているが対処しきれないことをお話していました。 またかつて航空自衛隊に配備していたナイキJミサイルを撃つ場合1段目のミサイル本体が市街地に落ちる危険性があって使えない兵器であったこと、湾岸戦争でイラクのスカッドミサイル迎撃のために発射されたパトリオットミサイルが市街地に落ち被害を与えたこと、PAC-3も同じく市街地で使用するとその副次的危険性がある構造的欠陥を抱えていることをお話していました。 ところが、高出力レーザーシステムであればその危険はなく、また1発20億円もするSM-3よりも遥かにコストも低く、瞬時に多数の目標を攻撃することが可能となる。 現在護衛艦と陸上配備型の研究が進められています。 日本はモンスターのYAL-1に搭載される3メガワット(3000Kw)のALTBレーザーを除けば、世界に先駆け50kw級のレーザーを手掛けている。 理論的にはレーザービームの束を増やしていけば更なる高出力化に向かうと思われます。 巡航ミサイルや、弾道ミサイルを撃墜するにはYAL-1のメガワットレーザーALTB級が必要だが、ガスタービンで発電した電気エネルギーをキャパシターや一時蓄電装置に充填する方式が実用化した場合より実戦向きではないかと思う。 ガスタービンで発電したエネルギーであれば、電磁砲や高出力マイクロ波(HPM:High Power Microwave)にも使えるし、航行する推進力にも使えるので効率がいい。日本も次世代の護衛艦がガスタービン電気モーター駆動のハイブリッド推進機関COGLAG方式を採用を採用すると思われる。 とりあえず2014年ATD-X心神は初飛行します。 高出力マイクロ波(HPM:High Power Microwave)兵器ではマイクロ波帯で高出力を発生する増幅器として、ガリウムヒ素や窒化ガリウム等の化合物半導体の開発が近年活発に行われているものの、HPMによる攻撃用途には、空中での電力が不足している。その為、低出力時増幅器として進行波管(TWT:Traveling Wave Tube)を、フェーズドアレイレーダとして使い、高出力モード時には指向性兵器として相手の電子機器を無効化する兵器として有効です。 撃てば必ず当たる上、弾数の制限もなく、レーダーや ECM: ( Electronic Counter Measures電波妨害装置)として併用して使用できる。航空機、艦船、車両等のように搭載容量、電源容量及び冷却容量の制限があるシステムへの適用が期待されています。 また、さらに低出力レーザーシステムで実用化しつつあるのが光波自己防御システムだ。 個人携行型の赤外線ミサイル防護用に輸送機などに搭載するレーザー兵器で、赤外線シーカーに向けレーザーを照射することによりミサイルを逸らすことを目的とします。 光波自己防御システム ネットワークへの Plug & Fight (P&F)能力により、ミサイル、ステルス戦闘機等の先進脅威から国土を防空する将来の地対空誘導弾システムである。 概要 P&F能力は、「ネットワークにP&F アイテム(射撃管制系、射撃用センサ、ラン NSAM構想は、第六世代戦闘機や第五世代戦車と考え方は同じで、ネットワークによってあらゆる情報とミサイルと目標照射を統一し日本の国土をステルス機や弾道ミサイルから防御するシステムを構築することを目指すシステムだ。 新開発されるであろう地対空誘導段はPAC-3と新中SAMの後続となり対弾道弾能力を持ち合わせると思う。 自衛隊基地や都心政府施設や原子力発電所は高出力レーザーシステムで防御することになると思う。 ロッキード・マーチン陸上レーザー照射機(Ground based Laser Weapon System)納入。/ 日本のレーザー兵器開発の現状と展望 2017/3/25(土) 午後 3:56 由々しき特亜の兵器〈極超音速滑空飛翔体/宇宙配備レーザー/マイクロ波砲/量子技術〉と我が国の防衛技術 2017/4/9(日) 午後 4:15 2017/9/4(月) 午後 10:40 |
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コメント(5)
望む! 早期開発&装備!!
子供達のためにも 安心して暮らして行きたいです
2013/4/28(日) 午後 7:05 返信する
早期の開発配備も重要かもしれませんが、中国のスパイやハッキングから日本の技術を守ることから始めなくてはならないと思います。
2013/4/29(月) 午後 10:45 返信する
昔懐かしき怪獣映画に登場した「殺獣メーサー光線車」が、いよいよ現実世界でも登場w
地上設置のレーザー砲で弾道ミサイルを迎撃するのは疑問の声も上がるでしょうが、PACよりは頼りになるでしょうね。
2013/7/26(金) 午前 0:44 [ 通りすがりの者 ] 返信する
米国イスラエルは既にレーザー兵器の開発に成功し実験的配備に至ってる。中国も早期開発を目指し取り組んでる。米国はあてにならないし中国はイスラエルと協力関係にある 日本は遅すぎる技術があっても作らないのでは勝てない 急ぐ事望む。
2014/4/14(月) 午前 2:41 [ roo*an1*4* ] 返信する
自衛隊のレーザ兵器は平成26年今年開発修了となります。
日本も米国やイスラエルにさほど遅れることなく実用化されると思います。
ただ、来年度予算がつくかは不明です。
2014/4/14(月) 午後 7:30 返信する