【芸能・社会】「EXILE」AKIRA結婚、 台湾の人気モデルのリン・チーリンと2019年6月6日 20時0分
ダンス&ボーカルグループ「EXILE」のパフォーマー、AKIRA(37)と、日本でも活躍する台湾出身の人気モデルで女優のリン・チーリン(44)が6日に結婚した。同日、双方の事務所が発表した。2011年の舞台「レッドクリフ~愛~」での共演がきっかけで絆を深め、昨年から結婚を前提とした交際を続けてきた。AKIRAは現在、米国を拠点に活動中。世界が注目する国際派同士のビッグカップルが誕生した。 三国志の赤壁の戦いを描く舞台「レッド・クリフ―愛―」で、AKIRAは呉の軍師・周瑜を演じ、リンは絶世の美女とされる妻・小喬役を演じた。あれから8年。刺激を与えあいながら役者として成長を続けた2人はリアルな夫婦となった。 「台湾一有名なモデル」と評されてきたリンは2010年、木村拓哉が主演するフジテレビ系“月9”ドラマ「月の恋人~Moon Lovers~」でヒロインを務めるなど、日本のみならずアジア圏で多くのファンを持つ。 AKIRAは所属事務所を通じ「多忙な日々の中、チーリンさんはいつも自分のことよりも家族や仲間を大切にし、それ以上に自分の活動を通してファンの皆様やアジアの多くの方々を大切にし、たくさんの愛情や勇気を届けている姿を近くで見てきて、その責任感の強さと愛にあふれる人柄に心惹(ひ)かれました。そして、どんな時もありのままの僕を笑顔で受け入れてくれる大きな優しさに、感謝の気持ちと共にチーリンさんを心から幸せにしたいと真摯(しんし)に思いました」と結婚を決めた理由を明かした。 一方のリンも「どんな時もAKIRAさんの『仲間を大切に常に夢を抱き強く前進する姿』『いつも積極的で地道に努力する姿』『自分は未熟者だからこそ、得るものがたくさんあると言いいながら、毎回未知なる挑戦に怖がらずに強く挑んでいく姿勢』に勇気をもらい、何より爽やかで温かく、男らしさの中に子どもらしさがある人柄に私は惹かれました」と明かした。 その上で「『愛は瞬間のギフト』とも言いますが、私たちには、勇気と包容力、無私、天真があるからこそ、その“瞬間”を“一生”の付き合いに変えられたんだなと思っております」と幸せをかみしめた。 関係者によると、この日に台湾と日本それぞれに婚姻届を提出。活動拠点が異なるため、現在は同居していない。普段は日本語と中国語、英語を交えてコミュニケーションしているという。 AKIRAは「まだまだ未熟者ではございますが、これからはチーリンさんと家族を大切にしながらこれまで皆様が与えてくださった全てに感謝し、表現者としてこれまで以上に自覚と責任を持って、芸道に精進してまいります」と決意を新たにした。 ◆AKIRA 1981(昭和56)年8月23日生まれ、静岡県出身。06年6月にパフォーマーとしてEXILEに加入。16年9月からは派生ユニット「EXILE THE SECOND」にも加入した。09年の初主演映画「ちゃんと伝える」(園子温監督)で、日本映画批評家大賞新人賞を受賞。12年にはフジテレビ系「GTO」で連続ドラマに初主演。17年「沈黙―サイレンス―」(マーティン・スコセッシ監督)に出演し、ハリウッドデビューした。 ◆リン・チーリン(林志玲)1974年11月29日生まれ、台湾・台北出身。学生時代にはカナダ・トロント大学で西洋美術史と経済学の学士号を取得。2000年に日本に約3カ月間短期留学した。02年にモデルとしてデビューし、中国でも活躍。「台湾第一名模」(台湾一有名なモデル)と評された。中国語と英語、日本語を操り、08年に映画「レッドクリフ」(ジョン・ウー監督)で女優デビュー。09年から日本でも活動を始め、モデルやテレビドラマ、CMで人気を博した。
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