韓国、北部10省・市の一部地域からの労働者受け入れを停止

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　労働傷病兵社会省はこのほど、韓国政府が2019年の雇用許可(EPS)プログラムによるベトナム人労働者の受け入れを一時停止する地域のリストを発表した。

　受け入れ停止の対象となるのは北部10省・市に属する40の地域(郡・市・町)で、いずれも各地域から韓国に派遣された後、不法滞在しているベトナム人労働者数が60人以上となっている。

　対象の10省・市は、◇北中部地方ゲアン省、◇同タインホア省、◇同ハティン省、◇同クアンビン省、◇紅河デルタ地方ハイズオン省、◇同タイビン省、◇同ナムディン省、◇同バクニン省、◇同フンイエン省、◇東北部地方バクザン省。

　このうち、ゲアン省ビン市、ハイズオン省チーリン市、同省ハイズオン市、ナムディン省ナムディン市なども受け入れ停止対象地域となっている。

　労働傷病兵社会省によると、韓国が発表する2019年末時点の不法滞在のベトナム人労働者数に関する統計データに基づき、2020年にも不法滞在者の数が改善されない地域は引き続き受け入れ停止の対象となり、改善された地域に対しては受け入れ停止措置を解除するという。