トップ > 中日スポーツ > ゴルフ > 紙面から一覧 > 記事

ここから本文

【ゴルフ】

福嶋晃子、シニアツアーデビュー ほろ苦の52位発進

2019年6月6日 紙面から

シニアデビューの福嶋晃(左)は同組の鬼沢(中)、白戸(右)と和気あいあい=福岡雷山GCで(月橋文美撮影)

写真

◇ふくやカップマダムOP<第1日>

 ▽国内女子シニアツアー▽5日、福岡県糸島市・福岡雷山GC(5844ヤード、パー72)▽晴れ、29・5度、西南西1・9メートル▽賞金総額1000万円、優勝150万円▽84選手(うちアマ7人)▽観衆53人

 福嶋晃子(45)がシニアツアーに初参戦したが、初日は3パット5回を記録するなど3バーディー、4ボギー、1ダブルボギーの75、首位と8打差3オーバー52位とほろ苦の内容だった。大会は6日までの2日間で、5アンダー首位には山本薫里(45)ら3人が並んでいる。女子シニアは「レジェンズツアー」の名称で45歳以上に出場資格があり、今季は4大会を開催予定。

 29日に46歳になる福嶋晃。スコア、順位こそ出遅れたが、そのゴルフの迫力は今なおレギュラーツアーの飛ばし屋たちをしのぐ。1番(346ヤード、パー4)では5番ウッドでティーショットしてピンまでの残りは93ヤード。最終18番(482ヤード、パー5)では、この日3度目のドライバーを握り、第2打は残り202ヤードで6番アイアン。いずれもパーだったが、その飛距離、恐るべしだった。

 同組の鬼沢信子が「アッコ(福嶋晃の愛称)、(飛びすぎて)球が見えないよ! ティーショットが着地するまでに時差がある」と冷やかしたほどだった。

 長男・和樹君はまだ5歳。「家を出てくる時に泣かれるのがつらい」と母親の顔ものぞかせるが「でも、こうやってもう一度ゴルフへの意欲を駆り立ててくれる舞台があるのは幸せ。今朝はコンタクトレンズを入れ忘れて来るほど緊張したけど、明日こそいいプレーをしたい」と巻き返しに向け気合を入れ直した。 (月橋文美)

 

この記事を印刷する

閉じる
中日スポーツ 東京中日スポーツ 中日スポーツ 東京中日スポーツ 中日スポーツ購読案内 東京中日スポーツ購読案内 中日スポーツ購読案内 東京中日スポーツ購読案内 中日新聞フォトサービス 東京中日スポーツ