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Ultra HD Blu-ray特集

Blu-rayソフトも続々登場

Ultra HD Blu-ray特集

新時代の映像を体験しよう

「4K」テレビが普及しつつあるなか、最近にわかに脚光を浴びている規格が「Ultra HD Blu-ray(UHD BD)」。高い解像度に加え、これまで以上にリアルで美しい映像表現が魅力です。対応プレーヤーやソフトなどをひと足先に手に入れ、新時代の映像体験を楽しみましょう!

Ultra HD Blu-rayの魅力

「4K画質」「HDR」「広色域」への対応によって、従来のBlu-rayに比べ映像が総合的に大幅グレードアップするという「Ultra HD Blu-ray」。具体的に映像がどう変わるのか、そしてそれを存分に楽しむにはどんな機器が必要なのかをチェックしましょう。

Ultra HD Blu-rayは何がスゴいの?

フルハイビジョンの4倍の画素数に加え、色の鮮やかさと映像のメリハリも大幅にアップ!

Ultra HD Blu-rayは、これまでのBlu-rayで記録可能だったフルハイビジョン(1920×1080px)の4倍にあたる解像度(3840×2160px)で映像を収録。また、輝度のピーク幅を大きくしたHDR(ハイダイナミックレンジ)に対応し、黒つぶれや白とびで見えなかった部分を改善しています。さらに、色域も広くなるため、これまで切り捨てられていた色みも再現することができるようになり、映像のメリハリや色の鮮やかさが段違いに良くなっています!

Ultra HD Blu-rayを楽しむのに必要な機器はこちら

  • プレーヤー/レコーダー/ドライブ

    まず、Ultra HD Blu-rayソフトが再生できるBlu-rayプレーヤー/レコーダー/ドライブが必要です。対応機種が最初に市場に登場した2015年から1年ほどは、ほとんど選択肢がありませんでしたが、2017年にシャープやソニーなどの大手家電メーカーが参入するなど、徐々にラインアップが充実してきています。

    プレーヤー/レコーダーをチェック

  • 薄型テレビ

    Ultra HD Blu-rayに記録された映像をきちんと出力するには、HDRに対応した4Kテレビが必要です。HDRに対応していない場合、視聴はできますが従来の色域(SDR)での表示になり本来の映像を楽しめないため、各社のラインアップから対応モデルを選びましょう。

    薄型テレビをチェック

  • Blu-rayソフト

    Ultra HD Blu-ray対応のプレーヤーが出てきたことで、20世紀フォックスやワーナー・ブラザース、ソニー・ピクチャーズ エンタテインメントなどの大手からも、大作タイトルが続々登場。また、映像美を体感しやすい風景映像を収録したソフトも発売されています。

    Blu-rayソフトをチェック

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プレーヤー/レコーダー/ドライブ

Ultra HD Blu-rayソフトの再生に必要なプレーヤー/レコーダーは、パナソニックが2015年11月に世界で初めて発売した「DMR-UBZ1」を皮切りに、現在では20機種以上にまで増加。価格帯も最安3万円以下から選べるようになりました。ちなみに、「Xbox One X」と「Xbox One S」の2機種はゲーム機ですが、どちらもUltra HD Blu-rayの再生に対応しています。

プレーヤー:3万円以下で購入できる低価格モデルあり!

Ultra HD Blu-ray対応のブルーレイプレーヤーは7モデルとまだ少ないものの、パナソニック、SONY、LGエレクトロニクスの3メーカーから選べるのがポイント。また、レコーダーよりも機能を絞っている分、比較的低価格なモデルが多く、最も安いものは3万円を切る価格で購入可能です。なお、マイクロソフトの家庭用ゲーム機「Xbox One X」と「Xbox One S」もUltra HD Blu-rayに対応しており、プレーヤーとして活用することができます。

プレーヤーを探す

  • パナソニックDMP-UB90

    最安価格¥ -

    4K Ultra HD映像の質感やきらめき感を最大限に引き出せる映像処理エンジン「4Kリアルクロマプロセッサ」を搭載。右の「DMP-UB900」よりも機能面が抑えられており、低価格で購入が可能です。

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  • パナソニックDMP-UB900

    最安価格¥88,700

    左の「DMP-UB90」の上位モデルとなるプレーヤー。「DMP-UB90」が搭載している映像処理エンジンよりも色輪郭の再現処理を高めた「4Kリアルクロマプロセッサplus」を搭載しています。

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  • パナソニックDMP-UB30

    最安価格¥33,291

    「DMP-UB90」よりも後発のエントリーモデル。「DMP-UB90」にはHDMI出力が2系統あるのに対し、1系統にしたことで価格は抑えられていますが、映像を表示するまでの時間などは高速化しています。

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  • SONYUBP-X800

    最安価格¥32,799

    SONYでは初めてUltra HD Blu-rayの再生に対応したほか、HDR非対応の4Kテレビでも、HDRコンテンツの諧調や色彩を楽しめる独自のアルゴリズムも搭載。ハイレゾ音源に対応しているのもポイントです。

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  • SONYUBP-X700

    最安価格¥25,776

    HDR規格は「HDR10」に加え「Dolby Vision」に、音声フォーマットは「Dolby Atmos」や「DTS:X」に対応。多様な規格の美しい映像と臨場感あふれる音を再生できます。

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  • マイクロソフトXbox One S 500GB (Minecraft 同梱版)

    最安価格¥25,482

    「Xbox One S」は、家庭用ゲーム機で初めてUltra HD Blu-ray再生に対応。容量500GB版は再生対応機として最安クラスです。容量1TB版ではForza Horizon 3など各種ソフト同梱版があります。

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  • マイクロソフトXbox One X

    最安価格¥44,500

    2017年後半に発売された「Xbox One」シリーズの最新機種。処理性能が向上したほか、初代Xboxシリーズまでの後方互換も実現。Xbox One Sと同様、Ultra HD Blu-rayのプレーヤーとしても使えます。

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  • LGエレクトロニクスUP970

    最安価格¥25,114

    現在販売されているUltra HD Blu-ray対応のプレーヤーとしては最安クラスながら、「Dolby Vision」(ソフトウェアアップデート)に対応。また、YouTubeやNETFLIXの4K動画再生も可能です。

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  • Ultra HD Blu-ray対応のプレーヤーを探す

レコーダー:テレビ番組を録画・保存できる!

Ultra HD Blu-rayプレーヤーとしての機能に加え、テレビ番組の録画や保存もできるのが特徴です。このカテゴリで製品を発売しているメーカーはパナソニックとシャープのみですが、現在16機種が販売中。モデルの新旧や内蔵HDDの容量などで値段が変わってきますが、一番安いモデルは4万円台から購入可能です。録画も再生も1台にまとめたいという人は、選択肢の一つとして検討してみましょう。

レコーダーを探す

パナソニック

Ultra HD Blu-rayの先駆者であるパナソニックは、これまで9機種(販売チャネルが違うだけのモデルも含む)のUltra HD Blu-ray対応レコーダーを「ディーガ」ブランドで発売しています。現在ラインアップされているモデルは、フラッグシップモデルの「プレミアムディーガ」と、全録機能を持つ「全自動ディーガ」、動画だけでなく音楽や写真をスマホで楽しめる「おうちクラウドディーガ」の3系統に分類されているので、用途に応じて最適なものを選びましょう。

  • パナソニックDMR-UBZ1

    最安価格¥302,935

    同社初のUltra HD Blu-ray対応レコーダーにして、いまだフラッグシップの座に君臨するモデル。独自の4K対応エンジン「4Kリアルクロマプロセッサplus」を搭載するなど、高画質化技術を備えています。

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  • パナソニックDMR-UBZ2020

    最安価格¥ -

    「DMR-UBZ1」よりも大幅な値下げを実現したレコーダー。映像処理エンジンは「DMP-UB90」相当の「4Kリアルクロマプロセッサ」ですが、独自の高画質化技術も搭載。

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  • パナソニックDMR-UBZ2030

    最安価格¥56,786

    「DMR-UBZ2020」の後継機種。ブルーレイレコーダーとしての基本性能はほぼ同じですが、「おうちクラウドディーガ」としてスマートフォンとの連携機能を大幅強化した点が大きく異なります。

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  • パナソニックDMR-UBX7030

    最安価格¥167,539

    11チューナー+7TBの大容量HDDで、最大10chを28日分自動録画できる「全自動ディーガ」に属するレコーダー。高画質技術については「DMR-UBZ2030」と同等の実力を備えています。

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  • パナソニックのUltra HD Blu-ray対応レコーダーを探す

SONY

2018年5月に6機種を発売し、Ultra HD Blu-ray再生対応レコーダー市場に参入。すでに発売していた対応プレーヤーに加え、対応レコーダーもラインアップに加わります。同社が展開する「ブラビア」の4Kテレビと組み合わせることにより、ブラビアの性能を存分に引き出し高画質を実現する「4Kブラビアモード(4K BRAVIA専用高画質)」を搭載しています。ブルーレイディスクや録画/放送中番組のハイビジョン映像を4Kにアップコンバートできるほか、動きがなめらかな60p出力にも対応しており、他社製4Kテレビでも美しい映像を楽しめます。

  • SONYBDZ-FT3000

    最安価格¥68,459

    3チューナー+HDD容量3TBのレコーダー。新作の連続ドラマとアニメを最長で1か月前から先行予約できる独自の新機能「新作ドラマ・アニメガイド」を備えています。

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  • SONYBDZ-FT1000

    最安価格¥47,924

    「BDZ-FT3000」と同じ3チューナーモデルでHDD容量が1TBの製品。同性能で容量が2TBの「BDZ-FT2000」も展開します。3番組を同時に長時間モードで録画することができます。

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  • SONYBDZ-FW2000

    最安価格¥50,757

    BDZ-FT3000/2000/1000と同時期に発売した2チューナーモデルのうちHDD容量2TBの製品。基本性能は同等で、チューナー数が少なくなっている点が異なります。HDD容量が1TBと500GBの製品もあります。

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  • SONYBDZ-FW500

    最安価格¥38,352

    2チューナーモデルのうち、HDD容量が500GBの製品。SONYのUltra HD Blu-ray再生対応レコーダーのうち最も安価な製品。SeeQVaultに対応する外付けハードディスクへ直接録画できる機能を備えています。

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  • SONYのUltra HD Blu-ray対応レコーダーを探す

シャープ

シャープのUltra HD Blu-ray対応レコーダーは、旧型モデルも含め、現在7機種が販売中。従来のブルーレイよりディスクが高回転になるUltra HD Blu-rayのために、防振スタビライザーを採用した新開発ドライブを備えるほか、4Kテレビの表示サイズに合わせたテレビ番組表をいち早く導入しています。また、「AQUOS」の4Kテレビと接続したときに、最も自然な高画質を表示する「AQUOS 4K 純 モード」も搭載しています。

  • シャープBD-UT1100

    最安価格¥49,800

    3チューナー+HDD容量1TBのレコーダー。Ultra HD Blu-rayの再生を実現し、自動でノイズを抑える「4KマスターエンジンBD-PRO」を搭載。旧型モデルのため、約4万円の低価格で購入可能です。

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  • シャープBD-UT2200

    最安価格¥48,947

    左で紹介した「BD-UT1100」の後継シリーズの容量2TB版。新開発の「ホコリシールドBDドライブ」の採用や再生速度を細かく設定できる「可変速早見・早聞き」機能を搭載しています。

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  • シャープBD-UT3200

    最安価格¥54,989

    「BD-UT2200」と同時発売のブルーレイレコーダー。基本性能は同じですが、HDD容量が3TB(BD-UT2200は2TB)と多くなっています。ほかに容量1TBのモデルもあり。

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  • シャープBD-UW2200

    最安価格¥42,200

    「BD-UT2200」と基本性能は同等で、搭載するHDD容量も2TBで同じですが、チューナーが2基(BD-UT2200は3基)で少なくなっている点が異なります。

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  • シャープのUltra HD Blu-ray対応レコーダーを探す

ドライブ:パソコンでもUltra HD Blu-rayを楽しめる!

AV家電として徐々に浸透しつつあるUltra HD Blu-rayですが、実はパソコンのブルーレイドライブにもUltra HD Blu-ray対応製品が出始めています。パソコンでUltra HD Blu-rayメディアを再生するには、パソコン本体の動作環境のハードルが高めなだけでなく、ディスプレイも4K・HDRに対応している必要がありますが、近々パソコンやディスプレイを買い替える予定があるなら、ドライブから揃えていくのも手です。なお、現状(2018年2月時点)Macで視聴環境を整えるのは難しい(ドライブがMacでの動作に対応していても、Ultra HD Blu-rayの再生に対応するソフトがない)ので要注意。

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  • ロジテックLBD-PVA6U3VWH [ホワイト]

    最安価格¥10,559

    Ultra HD Blu-ray対応の外付け型ドライブとしては最小・最軽量クラスですが、再生には別途有料ソフトが必要。JVCケンウッド製ビデオカメラ「Everio」とのダイレクト接続機能あり。WindowsとMac OSに対応。

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  • バッファローBRUHD-PU3-BK [ブラック]

    最安価格¥12,698

    本製品にバンドルされているCyberLink社製の「PowerDVD 14」によりUltra HD Blu-rayの再生が可能なほか、「PowerDirector」によりSD解像度の映像をHD化して観られます。Windows、Mac OSに対応。

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  • パイオニアBDR-XD07J-UHD [ブラック]

    最安価格¥14,380

    Ultra HD Blu-rayの再生に対応する外付け型ブルーレイドライブ。再生用ソフトとしてCyberLink社製の「PowerDVD 14」がバンドルされています。なお、対応OSはWindowsのみ。

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  • パイオニアBDR-211JBK [ブラック]

    最安価格¥14,190

    パイオニアの内蔵型ブルーレイドライブは3モデルがUltra HD Blu-ray再生に対応していますが、本製品では再生機能を重視。記録面での機能を削り低価格化を実現しています。対応OSはWindowsのみ。

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薄型テレビ

Ultra HD Blu-rayの映像を余すことなく楽しむには、テレビが4K解像度とHDRに対応していることが必要です。最新は4Kテレビの多くがHDR対応になってきていますが、一部のエントリーモデルでは非対応の場合もありますので買い替えの際は要注意です。

新たに発売された4KテレビはほとんどがHDR対応!

4KとHDRに対応したテレビは、主だったテレビメーカー各社から多くの製品がラインアップされており、安いモデルなら10万円を切る価格でも探せるようになってきました。ちなみにHDRには、最初から対応しているモデルと、ソフトウェアのアップデートで対応する2タイプが存在します。

  • SONYBRAVIA

    4K・HDRに対応しているのは全部で6シリーズ。上位モデルほど映像処理エンジンが強力になっているほか、トリルミナスディスプレイを採用して広色域を実現しています。また、バックライトの部分駆動などで高コントラスト化が図られています。

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  • 東芝REGZA

    全5シリーズある4Kテレビのうち、最安のシリーズを除く4シリーズがHDRに対応しています。全面直下LEDバックライトの性能を引き出す映像処理エンジン「4KレグザエンジンHDR」の搭載に加え、上位モデルではさらに高輝度・広色域が得られるエンジンも搭載。

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  • パナソニックVIERA

    4K・HDRに対応しているテレビは8シリーズ。微妙な色の違いを見極めて忠実に再現する「ヘキサマクロドライブ」や鮮やかな“赤”を再現できるLEDバックライトを採用しているのが特徴。新構造のLEDバックライトを採用した最上位モデルでは黒の再現性も高めています。

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  • シャープAQUOS

    現在ラインアップされる4Kテレビ10シリーズすべてがHDRに対応。映像処理エンジンは、ミドルクラスまでは「AQUOS 4K-Master Engine PROⅡ」を採用していますが、上位モデルには8K相当の映像を作り出す「X8-Master Engine PRO」を採用。明暗の表現力を高めるメガコントラスト技術も搭載。

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  • 日立Wooo

    4Kテレビは2017年末に発表された2シリーズのみで、両方がHDRに対応しています。倍速120コマに対応し、残像感のないくっきりとした映像が見られるほか、独自の超解像技術により精細な映像を実現。また、従来モデルより色域を拡張しており、よりリアルな映像が楽しめます。

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  • 三菱電機REAL

    三菱電機唯一の4Kテレビ「LS3」シリーズは、独自のレーザーバックライトによる広色域が最大の特徴。HDRにも対応しており、色彩や明暗を豊かに再現します。さらに、高い臨場感を生み出す左右独立型のスピーカーや、録画用の2TBハードディスクも搭載しています。

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  •  LGエレクトロニクス

    有機ELテレビ市場をリードするメーカーで、液晶テレビだけでなく有機ELテレビも4K・HDR対応の製品が多いのは魅力。また、ほとんどのサイズで最安クラスの価格を実現している点も見逃せません。2018年に発売するテレビはすべて独自AI機能を搭載するとの発表もあり、今後の製品にも要注目です。

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  •  ハイセンス

    3シリーズの4Kテレビのうち、エントリークラス以外の2シリーズがHDRに対応。幅広い映像配信サービスに対応し、豊かなサウンドが特徴のドルビーオーディオを採用しています。最新のフラッグシップシリーズでは、カラーとコントラストの表現力を高めた独自の液晶パネルを採用しているのもポイント。

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  • 4K・HDR対応の薄型テレビを探す

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Blu-rayソフト

Ultra HD Blu-ray規格で楽しめる作品が増えています。新規格による映像の進化は、鮮やかさや迫力、暗部の再現力など、さまざまな面で体感できるため、新しい感動が得られるでしょう。ここでは高画質で楽しみたい注目作品を一挙紹介します!

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Ultra HD Blu-rayについてもっと知りたい!

Ultra HD Blu-rayとは何なのか、映像性能は具体的にどのくらいアップしたのか、などUltra HD Blu-rayについて詳しい情報をまとめました。新規格の映像をもっと楽しむためのアイテムなども紹介。Ultra HD Blu-rayについてもっとよく理解し、もっと楽しみたい人は必見!

Ultra HD Blu-rayとは?

Ultra HD Blu-rayは、企業団体のBlu-ray Disc Association(BDA)が策定した規格で、基準となるのは4K解像度への対応とHDRの採用、広色域など。このほか、高フレームレートへの対応も必要とされています。また、サウンド面ではオブジェクトベースのサラウンド技術へ対応。オプションの「Digital Bridge」という機能で購入したコンテンツをモバイル機器でも楽しめるようにする、といったことも含まれています。「UHD BD」や「UHD Blu-ray」などと略して表記されることもあります。なお、Ultra HD(UHD)とは、超高精細を意味する「Ultra High Definition」の略で、高解像度の映像規格のことです。画素数が3840×2160の4K画質だけでなく、7680×4320の8K画質もUHDに含まれます。

Ultra HD Blu-rayがスゴい3つのポイント

  • 4K解像度

    従来のBlu-rayで収録できた映像はフルハイビジョン(=2K、1920×1080px)まで。これを4倍(=4K、3840×2160px)に引き上げることで、より高精細な映像が見られるようになっています。また、フレームレートは60p(1秒間に60コマを表示)を実現し、動きも滑らかに表現できます。

  • HDR対応

    Blu-rayでは輝度が最大100nitでしたが、HDRになることで最大1000~10000nitと大幅に拡大し、表現できる範囲が広くなりました。これまでは黒つぶれや白とびして、何が映っているのかわからなかった部分を、緻密に再現することが可能になっています。

  • 広色域

    Ultra HD Blu-rayでは、広色域も大きな魅力。HDRによってダイナミックレンジが100倍になったことで、世界にある物体色の99.9%をカバーできるように。色域の規格も、従来のPT.709から4K/8K放送向けに策定されたBT.2020という広色域規格になっています。

新拡張規格「HDR10+」でさらなる映像美に期待

Ultra HD Blu-rayのコンテンツや再生機器に採用されるHDR技術でデファクトスタンダードとなっているのが、「HDR10」という規格です。しかし、この規格では、コンテンツに含まれる最大輝度の情報をもとに映像を表示しているため、最大輝度が1000nitに満たない普及価格帯のテレビにおいて、必要以上に暗く見えるシーンがあるといった欠点がありました。これを改善しようとするのが、HDR10を発展させた「HDR10+」という新規格。この規格では、シーン単位で輝度を設定できる仕様にしており、最大輝度のスペックが低いテレビであっても、HDRの映像美を実感しやすくなっています。なお、HDR10+を採用した機種については、すでにパナソニックが2018年のテレビやUltra HD Blu-rayプレーヤーで対応することを発表しています。

テレビ、プレーヤー、ソフト以外に必要なもの/あったら便利なアイテム

Ultra HD Blu-rayを視聴するために、テレビ・プレーヤー・ソフトを揃えたら、最後にHDMIケーブルも必要です。HDMIケーブルの中には、18Gbpsの高速伝送、4K映像伝送、HDR信号の伝送に対応した「プレミアムHDMIケーブル」があり、このケーブルで接続する必要があります。認証済み製品にはロゴが付いているので、それを参考にするのがよいでしょう。また、サウンドバーやホームシアターシステムなど、音響面を強化すれば、映像がより臨場感のあるものとして楽しめるようになります。

専用のプレーヤーは必須ではない?

Ultra HDの映像を視聴するためのわかりやすい手段として、対応Blu-rayプレーヤー/レコーダーの導入がありますが、オンデマンド配信サービスの「ひかりTV」や「Netflix」などが徐々にコンテンツを増やしていく動きがあるため、今後は専用プレーヤーがなくてもUltra HDの映像を存分に楽しめるようになる可能性も大いにあります。また、2016年11月に発売される新型ゲーム機「Xbox One S」でもUltra HD Blu-rayの再生が可能です。

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関連アイテム

  • HDMIケーブル

    各機器の接続に必要となるのが4K / Ultra HDの伝送に対応したHDMIケーブル。HDMI Licensingによって認証済みの製品には「プレミアムHDMIケーブル」のロゴが付きます。エレコムなどの大手PC周辺機器メーカーなどからも発売されています。

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  • プロジェクタ

    テレビと同じように、プロジェクタでも4K・HDR対応モデルが増えています。テレビではサイズに限界がありますが、プロジェクタを使えば、映画館のような大画面で迫力のある映像を楽しめます。ホームシアターを構築しようと考えている人は検討してみては。

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  • ホームシアター スピーカー

    映画などを見るときに映像と同じくらい重要なのが音です。最近のテレビは、搭載しているスピーカーの音質もかなり向上していますが、臨場感のあるサラウンドを楽しむなら、やっぱり本格的なサウンドバーやホームシアターシステムを揃えたほうがよいでしょう。

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  • ヘッドホン

    「大音量で映画を楽しみたい!」と思っても、夜間や集合住宅などではなかなかそうもいかないのが現状です。そんなときにあると便利なのがヘッドホン。最近はBluetooth接続でケーブルレスのものも増えていて、視聴する位置が限定されないのもポイントです。

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