中国人4人は受け取り役 覚せい剤1トン密輸
静岡・伊豆半島の海岸で、覚せい剤およそ1トンが見つかった事件で、逮捕された中国人のうち4人が、国内での受け取り役だったことがわかった。
陳浩文容疑者(40)ら7人は、4日、南伊豆町の海岸で覚せい剤を所持した疑いが持たれていて、密輸に使われたとみられる不審船からは、覚せい剤およそ1トン、末端価格およそ600億円相当が見つかった。
陳容疑者らは、海岸で覚せい剤を船から運び出しているところを発見されたが、7人のうち4人が、国内で覚せい剤を受け取る、受け取り役だったという。
警視庁は、ほかの3人が、船に乗って洋上で荷物を受け取る「瀬取り」という手法で覚せい剤を受け取っていたとみて、7人の役割分担を調べている。