瀧被告の薬物治療を担当した精神科の医師が証人として出廷した。医師によると全24回のプログラムのうち4回を受けた。グループで行うのが通常だが、著名人であることから個別面談だという。また、薬物依存を判断する全11項目中、該当したのは1項目だけで「確率論として言えば、やめられる可能性は高いと思います。薬物依存度は低い」と証言した。
また、弁護側は薬物の入手ルートとなった女性と、その夫の連絡先をスマートフォンから削除、コカインの使用現場となった世田谷区内のマンションも今月で解約する書類を提出した。離婚せず家族からの支援もあることを強調。瀧被告は「友人や近所の方もサポートしてくれています。声も掛けてくれ、夕食も差し入れしてくれ愛情に囲まれている」と話し、「30人くらい」支援者がいると明かした。
4月4日の保釈後は、「外に出ることはできないので。本当は関係者の方に謝罪に行かなければいけないのですが今はできないのが現状です。家で料理や家事をしたり、できることをやっている」と近況も報告した。