富士錦「パワー森林香」 ※専用ケースは歯ががっちりと線香を固定してくれる。
※予備の線香が1つだけケース本体内に装備できるようになっている。夏の低山、最終兵器。夏場の低山の最大の敵は虫。
それも特にブヨである。
オデコに刺されるとたんこぶのようになったりしていたが、
最近は免疫がついたのかそこまでひどくはならなくなった。
それでもひとたび刺されるとその箇所は一週間くらいは盛り上がって痒みをともなう。
ハッカ油は昨年は満を持して実線投入してみたが、
少しでも薄めると効果がなさそう。
かといって原液ではニオイがキツイのだ。
特にじっとしている昼食時に虫が寄ってこようもんなら落ち着いて食事もできない。
まぁ夏場くらいは食事を楽しめなくても歩きながらパンでもくわえれば良いという考え方もある。
そんなお、ブログ「
低山徘徊者の徒然日記」ののぶさんの
記事で発見したこの蚊取り線香。
一般の蚊取り線香とどう違うのかまず軽く調べてみた。
まず、一般のどこの家にでもありそうな緑色の「
金鳥渦巻」。
なんとなく除虫菊の天然成分のピレトリンで作られていると思っていたら、
最近のものはピレスロイド(dl・d-T80-アレスリン)という化学物質が使われているみたい。
これらは蚊やハエのみに効くという感じ。
今でもこだわってネットで探せば天然成分で作られた健康志向の蚊取り線香は売られている。

じゃあ本題の「
パワー森林香」はどうなのか?というと、
さぞかしパワーがありそうなのでカラダに悪いのではないか?と思うのがふつうだ。
まず、
金鳥渦巻と違って巻きは短めであるが、太さが1.5倍くらいある。
煙の量がハンパ無いという謳い文句であるが、前回の大峰の山で使ったときは
そんなに大量の煙が出てるとは思わなかった。
ちなみにさきほど家の中にどういうわけか蚊が侵入しているみたいで
いきなり5ヶ所くらい刺されたのでパワー森林香を焚いてみたら
窓を開けているにもかかわらず、ほんの数分で部屋中にニオイが充満したのでただちに消火した。
そういえば蚊が居なくなった。
話が逸れたが、
パワー森林香にはピレスロイド系ではなく、メトフルトリンという化学物質が使われている。
メトフルトリンとはなんなのか?と調べてみたら、よくあるベープマット?(って言わないか)
ベープとか言う電気式の蚊取り器で使われている成分で、
金鳥渦巻同様のピレスロイド系薬剤の1種だとか。
ピレスロイド系(=非有機リン系薬剤)はいちおう人体への安全性が高いとされている。
じゃあなんでピレストリンではなくてメトフルトリンを使っているのかはわからないが、
メトフルトリンは、ピレストリンの蚊やハエだけでなく、より広範囲なものに効くのではないだろうか。
先日の大峰の山中での昼食時、やはり虫がどんどこ飛来襲来してきた。
待ってましたとばかりに
パワー森林香を焚いてみたが、
そよ風があって煙が流されまくる。。
自分のカラダに対して風下に置くと煙が来ないので効果なし。(アタリマエ)
だからと言って風上に置くと自爆するよね。
無風状態でなんとなくぽわ~んとイヤミ無い程度に漂ってくれるのがベストであるが。
しかもそよ風は時に風向が変化するもんだからしょっちゅう場所を変更しなければならない。
そうこうしているうちに涼しい風が吹いてきて、
けっきょく虫たちは風に逆らえずにどこかに消えてしまったように思う。
そんなこんなで効果があるのか無いのかよくわからなかったが、
蝶がひらひらとやってきた時にたまたま煙がヒットしたみたいで、
今まで見たこともない狂ったようなスピードで遠くへ逃げてしまったのをこの目は見逃さなかった。
さてパワー森林香、煙もヤニもでる蚊取り線香なわけであるが、これからも持って行こうかどうしようか。。
それにしても高かった。。(> <)
聞くところによると、スズメバチや熊に対しても効果があるとかないとか。。
これって日本独自?他の国はどう対応してるんだろう。。。
ヨーロッパには害虫が居ないと聞いたような聞かなかったような。。。^_^;
標高3000mでは防虫スプレー不要でした(笑)
夏場は暑いし、高いところへ行きましょう:-)