あなたは、ベガショートポジションのリバースカレンダースプレッドは、IVの低下を狙うことしかできない戦略だと思っていませんか?
実はIVの上昇を狙うためにも使える戦略です。
私はGW前にリバースカレンダースプレッドを建てました。

期近の5P22000を155円で買い、期先の6P22000を405円で売るリバースカレンダースプレッドです。
GWの相場観としては、令和へのご祝儀相場で上昇するか、アメリカの市況によって暴落もあり得るのではないかと思って、どちらにしろIVが上がるのではないかと予想していました。
この投資の結果としては負けでした。

155円で買ったオプションを150円で返済したので5円のマイナス、405円で買ったオプションを455円で返済したので50円のマイナス、合計55円のマイナスでした。
エントリー時の日経平均株価は22250円付近で、本日の寄りつきは170円ほど下げた22080円ほどでしたので、リバースカレンダースプレッドのリスクカーブ通りに損失が出たように見えますが、私の狙いは期近のボラティリティがもっと上昇すると予想していました。
結果としてはボラティリティがさほど上昇せずに負けましたが、通常のセオリーであるボラティリティ低下局面ではなく、なぜこの予想でリバースカレンダースプレッドを組成したのか解説します。
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