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ドコモオンラインショップで携帯電話の新規登録を行ったり、機種変更の手続きを行う人は増えてきています。ドコモオンラインショップで手続きを行うと、ドコモの店頭で手続きをするよりも時間の短縮になったり、手数料が掛からなかったりと様々なメリットがあります。
一方で、ドコモの店頭で機種変更をする時にはドコモの店員さんがやってくれますが、ドコモオンラインショップで手続きした場合に絶対に自分でやらなければいけない作業が「開通手続き」です。
この開通手続きは、初めてやる人は少しハードルの高い作業でもあり、さらに開通手続きには期限があるので放置はできません。
今回は、この開通手続きと期限について、そして期限内に開通手続きができなかった場合について、ご紹介します。
ドコモオンラインショップでの機種変更はとても便利
ドコモオンラインショップ、使っていますか?ドコモオンラインショップは、その名の通り、インターネット上で携帯電話の契約や機種変更の手続きを行うことができるドコモのサービスとなります。ドコモオンラインショップを使うと、5つのメリットがあります。
1.頭金が不要
2.事務手数料が特別割引
3.送料無料
4.dポイント利用が可能
5.受け取り方法が選べる
この他にも、ドコモの店頭で機種変更や新規契約を行うと、どんなに少なく見積もっても1時間はかかってしまいますが、ドコモオンライショップを使えば待ち時間は無いので、貴重な時間を犠牲にしなくても済むこともメリットに挙げられるでしょう。
特に、iPhoneやAndroidでも、新機種が発売されたり、年末などはドコモの店頭はどこもかしこも人で溢れており、半日待つなんてことも当たり前にあります。
ドコモオンラインショップを利用すれば、そのようなストレスとは無縁で新しい機種を手に入れることができます。当然オンラインなので手続きしたその日のうちに新しいものを受け取ることはできませんが、待ち時間を短縮できることに比べたら、大したデメリットにはならないでしょう。
そのくらい、ドコモで機種変更や新規契約をするのであれば、ドコモオンラインショップは便利なのです。
ドコモオンラインショップは他にもたくさんのメリットや特典があります。こちらの記事では、ドコモオンラインショップで機種変更するメリットと手順について紹介しています。ドコモオンラインショップで新規契約・機種変更するメリットと手順
ドコモオンラインショップを利用すると「開通手続き」が必要
しかし、ドコモオンラインショップで機種変更や新規の手続きをした場合、「開通手続き」というものが必要になります。
この開通手続きとは、ドコモのUIMカード(SIMカード)を入れたり、入れ替えたりして、新しい機種を使えるようにしたら、電話やメールで機種変更の切り替え手続きを行うものです。
いざやってみればなんともない作業なのですが、開通手続きという、なんとなく難しそうなワードで尻込みしてしまう人も多いのではないでしょうか。しかしこの開通手続き、実はドコモの店頭でも行っている作業なのです。
手続きする際はドコモの店員さんがやってくれているので気づきませんが、新規契約にしろ、機種変更にしろ、MNPでの転入にしろ、必ずやらなければいけないものなのです。数分で終わるので、新しい機種が届いたら、すぐに開通手続きを行うようにしましょう。
ドコモオンラインショップの開通手続きには期限がある
すぐに開通手続きをすることをおすすめするのには理由があります。それは、開通手続きには、期限があるからです。この期限を超えてしまった場合、ケースによってはとっても面倒なことになりかねません。
ドコモオンラインショップで機種変更やMNPを行った場合、機種が届いても前の携帯電話はSIMカードを差し替えたりしない限り、使用できる状態になっています。
そのため、ついつい設定やデータ引き継ぎの作業が面倒にあり、結果として開通手続きが後回しになってしまい、期限をオーバーしてしまう…。なんていうケースも多いようです。
それぞれのケースで、開通手続きの期限は異なるので、新しい機種が届いたら、まず開通手続きの期限を確認するようにしましょう。一般的なケースとして、新規契約、MNP、機種変更が考えられるので、その3つのケースの場合の開通手続きの期限をおさらいしておきましょう。
新規契約の開通手続きの場合
ドコモオンラインショップから、新しくドコモの携帯を契約した場合、開通手続きの期限は「ドコモオンラインショップから出荷された日から15日以内」と定められています。
ポイントは、ドコモオンラインショップ出荷からという点です。基本的な発送スケジュールは、注文受付の翌日発送となっています。
ドコモオンラインショップから出荷されてから自宅に着くまで、最短1日、なかなか受け取れないなんて人は3日、4日経ってしまうなんていうこともあるでしょう。自宅についた時点では、15日を切っているので、必ず開通手続きの期限はいつなのか、確認するようにしましょう。
MNPの開通手続きの場合
MNPの場合は、「商品を受け取ってから1ヶ月以内」が開通手続きの期間となっています。1ヶ月も猶予があると、逆に忘れてしまいがちなので、早めに対応することをおすすめします。特にMNPの場合、契約が取り消されてしまう場合があります。
MNPの転出にも期限があり、この期限内にしっかりと開通手続きをしなければ、MNP自体が無効となってしまい、1からMNPの手続きをやり直す必要がありますが、うまくいかないと色々面倒なことになりかねません。MNPの場合は、細心の注意を払うようにしましょう。
機種変更の開通手続きの場合
機種変更の場合は、「ドコモオンラインショップから出荷された日から20日以内」が開通手続きの期限となっています。
新規契約よりも多少期間は長いですが、機種変更の場合も新しい機種が届いたら、早めに開通手続きを行うようにしましょう。ただし、機種変更の場合は、以下で紹介する3つのケースの場合、開通手続きが不要となっています。
開通手続きが不要なケースもある
機種変更の場合に限り、開通手続きが不要なケースが存在します。開通手続きが不要なケースは、以下の3つのパターンです。
1.Xi→Xiへの機種変更の場合
ドコモのXi(スマートフォン)からXiに機種変更をする場合は、基本的に開通手続きは必要ありません。Xiとは、LTE回線を使ったドコモの料金プランとなっています。
最新のスマートフォンを使っている人は、ほぼXiでの契約をしているはずなので、ずっとドコモを利用していて、最新のスマートフォンを使用している人ならば、このケースに該当するでしょう。
そのため、機種変更の場合は、開通手続きが必要な人の方は少ないと考えられるので、あまり開通手続きを気にしなくても良いと言えるでしょう。
2.FOMA→FOMAへの機種変更の場合
FOMAは、ドコモのガラケーもしくは3G時代のスマートフォンを利用している場合の契約となります。さすがに3Gから3Gに機種変更をする人はいないでしょうから、ガラケーユーザーがこのケースに該当します。
3.SIMカードの形状が変わらない場合
これは少し説明が必要なケースで、ものすごく稀なケースです。SIMカードというのは、基本的にスマートフォンにしか存在しないものです。SIMカードの形状が変わらないというのは、FOMAのスマートフォンを使っている人が、Xiのスマートフォンに変えた場合のことを指しているのです。
FOMA→Xiの場合、原則として開通手続きが必要となりますが、SIMカードの形状が変わらないのであれば、開通手続きは不要なのです。近年では、ものすごく稀なケースですが、一応頭に入れておきましょう。
ドコモオンラインショップの開通手続きを行うための手順と方法は?
それでは、開通手続きを行うためには、一体どのような手順が必要なのでしょうか?開通手続きを実際に行う方法は、大きく分けると2つになります。1つは、ウェブサイトを使って開通手続きを行う方法です。自宅にインターネットの環境があれば、この方法が早いでしょう。
もう1つが、電話で開通手続きを行う方法です。どちらの方法も、実際に手続きを行えば数分で終わるものとなっています。ウェブサイトと電話、それぞれの手続き方法をご紹介します。