◆日本生命セ・パ交流戦 ロッテ―阪神(4日・ZOZOマリン)
阪神・原口文仁捕手(27)が、9回1死三塁の場面で代打出場。大腸がんから復活し、初打席でレイビンの141キロスライダーを左翼フェンス直撃の適時二塁打とした。二塁には気迫のヘッドスライディング。阪神ファンだけでなく、ロッテファンも総立ちで拍手を送った。
試合後は決勝弾の梅野とともに、ヒーローインタビューに登場した。一問一答は以下の通り。
―1軍に帰ってきた気持ちは?
「本当、1軍は素晴らしい舞台だと改めて思いました」
―ここまでの道のりは。
「たくさんの方々に支えられてここまで来れたので、本当にたくさんの人に感謝の気持ちしかないです」
―代打で登場した。
「自分の中ではあまり緊張してないと思ってたんですけど、終わってみたら胃がキリキリ痛いですね」
―ヘッドスライディングも出た。
「ヘッドスライディングするのも2、3年ぶりなんで。ちょっと勢いに任せていってしまいました」
―ファンに一言。
「チームもすごくいい雰囲気でやっているので、何とかその輪に戦力として加わっていけるように頑張りたいと思います」