リザーブ価格とはいつから生まれた言葉なのか。
恐らく、セレクトセールの開催とともに生まれ、そして他のセールへも普及したと考えるのが妥当だろう。
さて、今回はそのせり方法について考えてみる。(ってこのブログの趣旨とちと違うけど)

プロ(バイト含む)のコラム書きがよくネタにするのはこんな感じ↓
>時間がかかってしまった原因は、紛れもなく「全馬が落札されたように見える」進行のあり方によるところが大きい。
(http://www.netkeiba.com/breed/column/index.html?param%5Bno%5D=6912)より抜粋(当然セレクションセールネタ)
要は、「売れたか売れないかわからない」ってことだ。
これは馬のせりが終了すると「○○番のお客様ご購買ありがとうございました」と必ず言うことからも明らかだ。
基本的にセレクトもセレクションもせりを開始する価格と(スタート価格)、売りたい価格(リザーブ価格)の2つの価格を持ち合わせている。
ただ、相違点もある。
セレクト:リザーブ価格までは絶対に売らない。
セレクション:リザーブ手前でも売れる。
この違いは大きい。(どちらがいいのかはわからんが)
どちらも主取りの場合は、「○○番のお客様ご購買ありがとうございました」と販売者のNOを告げることに変わりは無い。
つまりどちらのセールも「売れたか売れないかわからない」のだ。
しかし、某コラムや一般人のblogを読み漁ると、99%はセレクションセールに対してだけの「売れたか売れないかわからない」になってしまっている。
そもそも「売れたか売れないかわかる」必要があるのだろうか?
俺自身よく思うのだが、「売れたか売れないか=結果」は後ほどわかればいいことだ。北海道市場もセレクトもその仕組みは用意しているんだし。
少なくともプロであれば「売れたか売れないかわからない」ということをネタにするくらいなら、もっと冷静な分析でもして、画期的なせり方法を考え出すくらいの記事が読んでみたいものだ・・。
でなけりゃ最新の記事だか去年同時期の記事だかわかんないようなコラムになりかねない。
(俺のブログは趣味だからそんな面倒なことは考えません)