相手をゴクリと飲み込み、勝負に勝つ。栄養補給のため練習後の選手に用意されるのが、果物や野菜がたっぷり入ったスムージー。管理栄養士の河村さんは、敵のチームカラーに合わせてこのスムージーを作り、験担ぎしているという。
前節・仙台戦の前は黄色。りんごをベースに、マンゴー、桃なども取り入れ、仙台イエローを作り出した。その前の松本戦は、ほうれん草を使った緑色。スムージーにすることで飲みやすく、野菜や果物が持つビタミンや抗酸化作用が選手のコンディション作りに役立っている。
素材の都合上、青色など難しい場合もあるが、作れる色に関しては濃淡などの細かな風合いまでできるだけ再現しているそう。験担ぎの方法は、人それぞれ。勝利を願うスタッフの思いを胸に、選手にはピッチで躍動してほしい。