オタク

登録日:2011/10/28(金) 00:22:05
更新日:2019/05/18 Sat 09:44:43
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オタクとは、今この項目を見ているあなたのことです。
















『オタク(ヲタク)』
現在では主にアニメゲーム、(主に女性)アイドル*1などのサブカルチャー系文化を好む人々の総称。
広義では、それぞれの分野の事物に並々ならぬ興味や関心、含蓄、そして好意を持つ人々を指す。
略称は『オタ(ヲタ)』。
英語では『geek(ギーク)』『nerd(ナード)』『otaku』等と訳される*2

概要

一昔前はSFやアニメのファンを指していたが、今ではより広いジャンルを包括しており明確なオタクの定義はない。

が、今現在世間一般でオタクと言えば、いわゆる「アキバ系」を連想する人が多い。

同じオタクでもずいぶんと印象が違い、オタクと呼ばれて誇りに思ったり、落ち込んだりオタクと呼ばれるのを嫌っていたり、人によって様々である。

1980年代後半から1990年代に出没しはじめ恐らくセーラームーンが発端となり、ステレオタイプのオタク像が輪郭を見始める。

ヤマトガンダムエヴァデジキャラットCCさくら等、
アニメの多彩化によりその人口は加速度的に上昇した。
近年では深夜アニメ等によりその門を大幅に広げている。

そのため、ネガティブなイメージで語られやすかったオタクも少しずつ市民権を得てきており、「オタク」という言葉が内包するマイナス要素は薄れてきた。

焼け石に水?聞こえんなぁ~。真面目な話をすると、年代によって反応が異なることに注意。

そもそも現代日本ではゲーム機やPC、スマホの普及などもあり、(特に若い世代ならば)サブカルチャーに全く触れていない人の方が珍しい時代である。
むしろオタク文化に一切触れたこと無いと言う人の方が少ないかもしれない


他にも電車オタクやら、ベース音オタクやら、B級映画オタクなど、様々な分野に強い関心を持ち、それ相当の知識量を持つ人間も多い。

その様な人と出会ったとき、そっと彼らの話に耳を傾けて欲しい。

それは、彼らとの人生のアイデンティティ共有へと繋がるだろう。


語源

「おたく(御宅)」とは、もともとは山の手言葉の二人称であったが、初対面の同好の士との距離感を図りかねたオタクたちが、適度に距離感のある二人称として使い始めた。
これに目を付けた評論家の中森明夫が「彼らをオタクと呼ぼう」と提唱。1983年のことである。

当時は竹の子族カミナリ族など、サブカルチャーに耽溺する若者を「〇〇族」と呼称してくくる風潮があったため、最初は「おたく族」と呼ばれていた。

余談

2013年頃からSNSを中心に「イキリオタク」という言葉がよく使われるようになっているが、これは意気がるオタクに対する 蔑称 である。
具体的には、自分はステレタイプなオタク像とは違う*3と自慢したり、DQNのような言動*4が目立つオタクを指す。
ただし、イキリオタクに感じるかは主観による面も大きい為、安易なイキリオタク認定や晒しは控えた方が良いだろう。


人間は誰しも何かのオタクである。
相手を全否定していては何も始まらない。
相互理解の努力を怠らないでほしい。

例)〇〇研究の第一人者→〇〇オタク
野球ファン→野球オタク


追記・修正はオタクのみが行えます。

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