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【芸能・社会】

山田涼介、セミになる テレ朝系ドラマ「セミオトコ」7月スタート

2019年6月4日 紙面から

公園の木にしがみついてセミになりきるHey!Say!JUMPの山田涼介

写真

 アイドルグループ「Hey!Say!JUMP」の山田涼介(26)が、7月スタートのテレビ朝日系連続ドラマ「セミオトコ」(金曜午後11時15分)に主演することが決まった。山田は同局のドラマ初出演。

 「今回、テレビ朝日さんのドラマに初めて出演させていただくことになりました! しかも演じるのは“セミ”です! 『ミーン、ミーン』って鳴くあのセミです(笑)」。冗談を言っているわけではない。役名も「セミ」だが、イケメンアイドルが演じるとあって、とっても美しい姿のセミの王子様のようだ。

 地中から羽化しようとした瞬間、頭上から落下してきた30代の女性・由香の下敷きになりかけるが、由香が間一髪で避けたため一命を取り留める。どこか寂しそうな由香のことが気になったセミは、命を救ってくれたお礼として人間の姿に。命が尽きるまでの7日間だけ由香と一緒に暮らし、望みをかなえるというラブストーリーだ。

 人間界のことをよく知らず、突拍子もない言動で由香を驚かすが、「何て、素晴らしい世界なんだ!」を口ぐせに、わずらわしい出来事も輝くような笑顔で解決する。

 このほど、セミ役として東京都内の公園で写真と映像撮影に臨んだ山田は「真顔で木にしがみついたり、飛んでみようとしたりと、いろんなことをしていたのですが、それを見ていた小さいお子さんが『あのお兄ちゃん何してるの?』って言っていたらしく、非常に恥ずかしかったです(笑)。でも、そういうシュールな部分から、心を揺さぶる熱い部分まで、ドラマでもしっかりと演じきれたらと思っています」と体当たりの演技を予告。

 その上で「人生においてこれまでに『セミの気持ちを理解しよう』なんて思ったこともありませんでしたが、この夏はしっかりと生態なども勉強しなきゃいけないですね。きっちりと準備をして挑みたいと思います!」と気を引き締めた。ヒロイン・由香役は後日発表される。

◆脚本は「ひよっこ」の岡田惠和さん

 脚本はNHK連続テレビ小説「ひよっこ」(17年)や映画「雪の華」(今年公開)など、数々の大ヒット作を手掛けてきた岡田惠和さん。

 「今回、最初から山田涼介さんを勝手に希望してオリジナル企画を考えました。面白がってくださり、出演オファーを受けていただけてうれしかったです。これは、かなり野心作であると同時に自信作です」と手応え十分。

 内容については「思いきり笑って、せつなくて、胸がキュンとして、ほっとして、泣けるけど悲しい涙ではない。そんなドラマです。山田さんのセミオトコは、きっと金曜の夜に疲れた心を浄化してくれるでしょう。“とびきりキュート”間違いなし、です」とアピールしている。

 

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