障害の絶対王者、オジュウチョウサン(牡8歳、美浦・和田正厩舎)が2日、平地で出走を目指す宝塚記念・G1(23日、阪神)へ向けて調教を再開した。
5月24日の帰厩後、夏負けの兆候が見られたため、同29日の追い切りは控えていたが、この日は美浦・Wコースで軽めながら帰厩後初の追い切りを消化。和田正調教師は「3ハロンからの時計で15―15(1ハロン15秒前後)くらい。あまり感触がいいとは言えない。中途半端な仕上がりでは出せませんし、水曜日(5日)にある程度できるような状態に持っていければ」と、出否に関しては明言しなかった。
宝塚記念のファン投票では先月30日の第2回中間発表で8位につけているオジュウチョウサン。6日にファン投票の最終発表、9日には登録が迫る。和田正師は「この後の様子次第です」と慎重な姿勢を崩さなかった。